サイクルトレイン(バイシクルトレイン)に参加しました。JR東日本さんが、いわき駅から40km先の磐越東線の神俣駅まで自転車を運んでくれるというものです。自転車を(そのまま折りたたまずに)列車に持ちこんで、後は、木々の緑の中を線路沿いにのんびり自転車でいわきまで帰ってきました。いわき駅では、駅長さんや駅員に見送っていただきました!

<サイクルトレインのチラシは、コチラ>
http://www.mikito.biz/archives/45156710.html
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普通の車両に自転車を搭載するため、車両の揺れから自転車を固定するための器具。自転車2台を固定することができます。

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固定器具に自転車の前輪をかけ、さらにベルクロテープを巻き付けて固定。そこまでしてガッチリと固定しなくても・・・とは思いますが、安全確保のためだそうです。

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いわき駅長さんをはじめとして、駅員さんがBicycle Train専用の旗を持って見送ってくれました。

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天候は小雨。自転車にとっては悪条件ですが、それでもやります!ルートとしては神俣駅を出発し、まず小野森町を目指します。そこから、磐越東線に寄り添うように県道41号線(小野四倉線)でいわき市小川まで来ます。そこからは赤井を通って、いわき駅まで帰ってきました。

途中の小野町では、100年続いているという「仙台屋食堂」で、定番のラーメンを補給。懐かしくなるような醤油味の中華麺でした。

<仙台屋食堂のラーメンは、コチラ>
http://www.mikito.biz/archives/45245954.html
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いわきの山間部の魅力を、自動車では感じられない自然の風・香り・音を体感したいというのが目的です。自転車ならではの体験をしたいと思っていました。ゆっくり走ることでいろいろなものが見えてきます。こちらは石組?で作られた水道橋。水道の送水のために作られたもののようです。こんな山間部にこんなモノが?という驚きと、相当古いものとおもいますが、こんな山間部によく作ったな!と思います。

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美しい滝を発見しました。特に名もないようですが、落差もあり、激流です。夏場にここで水浴びしたら楽しそうです。

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記念物モノの吊り橋を発見。試しに渡ってみたら歩みに従って、縦にウェーブのように揺れる揺れる。木製の板の隙間からは、川面が見え、ここで落ちたら誰にも気付かれずに流されるな・・・とおもいました。その先をみると、タイヤの跡が。この木製の橋を自動車が通るのでしょうか。いや恐ろしい。

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記念物モノの老朽化している木橋を発見。増水していることもあり、ちょっと危険。こちらは通行禁止となっていましたので、渡るのは止めておきましたが、対岸には電力会社の建物があります。ということは、関係者は利用しているのでしょうか。

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いろいろな発見がある小さな旅でした。そういえば小野新町を出てから、小川のローソンまで、まったくコンビニがなかったし、飲み物の自販機も数えるほどしかありませんでした。また自動車の通行も数えるほどしかありませんでした。

線路と寄り添うように走るので、何度も踏切を渡りますが、トンネルを間近で見ることができるポイントがいくつか有りました。自転車の旅は簡単に停車して、眺めたり、写真を撮ったりすることができるのが強みですね。これも自転車を列車で運んで頂いたから体験できたことです。これを列車を使わずに自転車のみでやろうとすると、標高が低いところ(いわき駅)から高いところ(神俣駅)まで、ほとんどの道のりを登らなければならず、一般人にはとても不可能です。小野新町を12:30に出て、いわきに到着したのは16:00を回っていました。休み休みとはいえ、3時間以上かかるのは、「小さな旅」のレベルを超えていたかもしれません。高校生~大人向けのいわき再発見プログラムではないかと思います。ぜひ体験してほしい。

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雨の中でしたが、楽しく走れました。JR 東日本の皆様、大変お世話になりました。ありがとうございました!
 
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