日本最古の三輪車、「三元車」に乗せて頂きました。足踏み前輪二輪式で、バックもできます。当初、回転式でないペダルに戸惑いましたが、慣れると快適に進めます。これに乗って、3日間で東京まで行ったという伝説もあるくらい、実用性があったらしい。
 
三輪車だから三元車と呼ぶわけではなく、三元車の名前の由来は、開発車・発明家の鈴木三元氏から。福島県桑折町出身で、明治初頭に既に交通機関が国民生活、文化発展に重要かつ不可欠であると痛感し、自走車の製作に取り組み始めたそうです。明治の時代の進取の気性とその実行力には、改めて驚かされます。現代でそんな発想と行動をしている人がどれだけいるでしょうか。
 
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桑折町では、このような地元の先人を紹介し、当時の桑折郡役所を修理・保存する取組みを続けています。私達の現代の便利な生活は、先人達の歩みの上に成り立っていることを認識しながら、活動していくことは大事なことだと思います。

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桑折町は、福島県の中でもマイナー(失礼しました)な存在ですが、天皇陛下に献上している福島産の桃は、桑折町産です。日本銀行に福島支店があるのも、当時桑折町が桑の葉の一大生産地で、地域内で多大な利益を上げていたからだそうです。そんな経緯を感じさせる、郡役所でした。

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