一般質問

7番 吉田実貴人

 

先日、第6回いわきサンシャインマラソンが開催されました。昨年は大雪で中止となってしまった同大会ですが、今年は無事開催され、1万人近くの方がランニングを楽しみました。私も一念発起し、約1ヶ月前から体を絞り練習に励んだ結果、歩くことなく無事時間内に完走することができました。沿道の応援や、江名の大漁旗、いわき海星高校野球部のハイタッチ、チアリーディングや太鼓隊の応援、給水所でのイチゴ・トマト提供、温かいシチュー提供等等、すべてを紹介しきれませんが、それぞれに心がこもっていて素晴らしかったと思います。運営に携わったスタッフの方々、ボランティアの方々、協賛いただいた企業の方々らに心から感謝いたします。市民スポーツイベントは楽しさだけでなく、市民の日頃からの健康意識にも良い影響を与えると思います。同大会はいわきの2月の風物詩にしっかりと根付きつつあるとの感想を持ちました。それでは通告順にしたがいまして一般質問をいたします。

第6回いわきサンシャインマラソン フル完走!は、コチラ

http://www.mikito.biz/archives/42688489.html 

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  黒字:吉田の発言・質問、青字:執行部からの答弁 


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サイリングロード・海岸線ルートの整備について
(1)  防潮堤建設工事の進捗状況について

市には約60キロの海岸線がありますが、現在、その海岸線沿いに約31kmにわたって高さ7.2mの防潮堤の建設工事が進められています。防潮堤は津波発生時の被害の減災を目的として作られますが、一方で何のデザイン性もない「コンクリートの塊」ともいえます。日常生活でのデメリットは、白砂青松の景観が損なわれる、また海を見ながらの散歩やドライブが困難になってしまう、海を身近に感じられなくなってしまうということです。

実は、海岸堤防の上面は舗装されており、人が歩けるようになっています。信号もなく交差点もない、この舗装路面は、市民のサイクリング・ジョギングロード・遊歩道に最適です。そこで防潮堤を市民が海を見ながらてくてく散歩できる遊歩道、海を見ながらぶらぶら自転車で走れるサイクリングロードとして整備していただきたい旨を昨年9月の議会で一般質問し、提案させていただきました。
平成26年9月議会 一般質問は、コチラ

http://www.mikito.biz/archives/40131729.html

その後、清水市長から正式にサイクリングロード・遊歩道として整備する方針である旨、発表いただき、大変ありがとうございました。ご理解・ご協力・ご英断いただきました市長そして、いわき市土木部、県土木管理事務所、県港湾管理事務所、国土交通省らの担当の方々に大きく感謝の意を表したいと思います。また今後とも引き続きよろしくお願いいたします。
31kmの防潮堤のうち、16kmを使ってサイクリングロード・遊歩道を計画されていると伺っております。そこでまず、防潮堤建設工事の進捗状況をお示し下さい。

 

(土木部長答弁)サイクリングロード・海岸線ルートにおける防潮堤の延長は約16kmであり、このうち、国が久之浜町田之網地内で整備を進めている国道6号併設区間訳1kmは、平成20年度より整備に着手し、早期の完成を目指して整備が進められております。また残りの区間約15kmは、県が平成24年度より整備に着手し、これまでに、全区間の工事が発注され、2月末時点で13%に当たる約2kmの整備を終え、平成28年度までの完成を目指すとのことであります。

 
(2)  防潮堤を利用したサイクリングロードの設置目的について

太平洋が太陽に照らされて輝く姿を見ながら、散策、ジョギング、サイクリング等するのは、気持ちが良いです。まさにサンシャインいわきを体現できる場所になります。約60キロ近くの海岸線を信号待ちなしのノンストップで走れれば、これは全国に誇れる、復興のシンボルとなる可能性を秘めています。そして、なんといっても特徴は、震災を受けて新設する高さ7.2mの防潮堤の上を海を見ながら走れることです。太平洋の水際のすぐそばを、海風を受けながら10km以上のほぼ直線の防潮堤の上を走れるコースは全国にもありません。太平洋を見ながらのシニアの散歩や、若者のデート、子どもの自転車冒険旅行にも最適になるはずです。

そこで改めまして防潮堤を利用したサイクリングロードの設置の目的を伺います。
 

(市長答弁)防潮堤を利用したサイクリングロードの設置目的につきましては、自転車を活用した健康増進やレクリエーション活動の場等を提供するとともに、復興事業により整備が行なわれている防潮堤が、本市の誇る長大かつ優れた景観を持つ海岸線に立地していることから、新たな観光資源として、市内外の多くの方々に利用されることを通し、復興のシンボルとなるよう設置したものであります。

 

(3)  関連利便施設等の整備について

    サイクリングロードの整備に際して、どのように駐車場やトイレ等を整備していくのか伺います。

いわき市の海岸線沿いの地区では、復旧・復興事業で防災緑地なども併せて整備されつつあります。あわせて駐車場やトイレなども設置し、利用者の利便性を図っていただきたいと思います。なぜならいわきは広い。駐車場やトイレがあることによって、海岸線近隣の方だけでなく、市内各地から自動車等で来て、海岸線でいろいろなスタイルで遊んだり、楽しめるようになります。そしてまずは市民が自ら楽しむことが第一ですが、それができたら市外からもいわきに来て、見て、学んで、遊んでもらえるようなものになればと思います。まず、サイクリングロードの整備に際して、どのように駐車場やトイレを整備するのか伺います。
 

(土木部長答弁)サイクリングロード・海岸線ルートに付随する駐車場やトイレにつきましては、整備の必要性について検討を行なって参りましたが、ルート沿線に利用可能な既存の駐車場やトイレが、それぞれ計21カ所設置されており、その間隔が、最長でも約8kmであることから、既存施設を有効活用し、新たな整備は行なわない方針としております。

 

  利便施設として休憩場所や飲みものを購入することができる自動販売機があります。サイクリングロード・遊歩道の整備に際して、どのように自動販売機を整備する方針か伺います。
 

(土木部長答弁)サイクリングロード・海岸線ルート沿線には、既に自動販売機が多数設置されているほか、道の駅よつくら港やいわき・ら・ら・ミュウ、更にはコンビニエンスストア等も立地していることから、これらの有効活用により対応が可能と考えております。

 

ウ 昨年11月に「ツールドいわき」という自転車イベントが開催されました。これは小名浜マリンパークを起点に、湯本や平のまちなか、豊間・薄磯等の市内各地を自転車で巡る会で、市内外から800人もの方が参加され、一日かけて遊びました。市内には、自転車愛好家だけでなく、日常から通勤・通学で自転車を利用する方も多く、潜在的な自転車人口は相当なものと思います。サイクリングロード・遊歩道の整備にあたっては、ぜひそのような自転車を日常的に使われる方々の利用者目線の声を反映した上で、進めて頂きたいと思います。

そこで今後、海岸線ルートの整備に当たり、利用者等の意見を反映させる考えはあるか伺います。
ツールドいわきは、コチラ

http://www.mikito.biz/archives/41087435.html
 
(土木部長答弁)海岸線ルートの整備につきましては、ルートとなる防潮堤や防災緑地などを、安全で快適に活用して頂くため、利用者目線の意見も必要であると認識しておりますことから、今後、反映させられるよう検討して参ります

 

サイクリングロードは、ハードとしての整備もさりながら、それにあわせてソフトの整備、すなわち楽しめる仕掛けに知恵を絞り、また市民に使いやすい工夫をしていただきたいと思います。具体的にはワクワクするようなマップや、わかりやすい愛称・ネーミング・ピクトグラム等、ぜひ利用者目線を取り入れるべく、市民にも参画してもらえるよう要望します。またいわき市市制施行50周年記念事業に、このサイクリングロードを活用して頂くことを要望して、次の質問に移ります。