東京電力 福島第一原子力発電所の免震重要棟を視察しました。核物質防護の観点からセキュリティは、非常に厳重です。震災後では累計約1万人の視察が来ているそうですが、一般の視察は限定的です。チェック体制を十分する必要があることから、身元が保証された団体に限り、かつ一日数十人に制限しているとのこと。事前登録し、本人確認をした上で、1F用の「一時立入証」を発行して頂きました。今回視察させていただき、非常に重要な施設であり、国家安全上の観点からも、一般人が軽い気持ちで視察するようなものではないということを改めて認識しました。
<一時立入証は、コチラ>
http://www.mikito.biz/archives/42233572.html
<一時立入証は、コチラ>
http://www.mikito.biz/archives/42233572.html
重要免震棟は、吉田所長が現地の指揮を執った、あの緊急時対策室が置かれている建物です。30人近くが会議できる大テーブルのそばの壁には、200インチの大型TVが備え付けられ、画面は9分割されて東電本社・2F・柏崎原発・福島復興本社等と同時にTV会議ができるようになっていました。柏崎刈羽原子力発電所の免震重要棟のHPを見ましたが、そのままほとんど同じもののようです。
<柏崎刈羽原子力発電所の免震重要棟は、コチラ>
非常用自家発電機(ガスタービン発電機)も設置され、万が一外部からの電源が喪失しても、緊急時対策室をはじめとする建物内の重要設備に、少なくとも72時間以上、電源を供給できるそうです。