いわき市役所の市長応接室に、磐城平城の復元ジオラマ模型が設置されています。磐城平城は戊辰戦争で、本丸や櫓等が焼け落ちてしまった後に、民間に払い下げられて、宅地化されてしまったので、当時の面影が残っているところで、一般の方が見れるのは「塗師櫓」(ぬしやぐら)くらいです。しかし非公開ながら、本丸部分や内堀は宅地化・分譲化を逃れて、そのまま残されています。その本丸・内堀部分に、当時の磐城平城の、本丸の建物、櫓を復元ジオラマ模型という形で再現されています。この模型は、清水市長がポケットマネーで(市の予算からではなく)、市内の川島工房さんに依頼して作っていただいたとのこと。

<磐城平城 塗師櫓(ぬしやぐら)をきちんと復元したいは、コチラ>
http://www.mikito.biz/archives/36494798.html

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江戸時代には天守閣はなく、平屋建ての本丸がありました。そしてその周りを櫓・塀・石垣で囲っていました。戊辰戦争で焼け落ちた本丸跡地には、明治に入り、最後の藩主であり、磐城平藩知事であった安藤信勇(のぶたけ)が建てたと推測される、旧安藤家居宅が現存しています。

<磐城平藩 安藤信勇(のぶたけ) 最後の藩主は、コチラ>
http://www.mikito.biz/archives/36153045.html
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磐城平城の外堀を埋立てて完成した常磐線の線路は、いわきの交通の要となって現代社会に役立っています。先人達の残してくれた資産に感謝します。線路を電車が自走するしくみになっていて、市長の「夢」の常磐新幹線がジオラマで実現?していました。

<磐城平城 本丸跡地を市民開放したいは、コチラ>
http://www.mikito.biz/archives/42425422.html
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磐城平城の模型は、これまでにも何人かの方が制作されています。これまでは散発的な活動でしたが、歴史・文化を大切にするまち、になっていって欲しいと思います。

<磐城平城と小名浜代官所の模型>
http://www.mikito.biz/archives/23576167.html