谷中銀座商店街は日暮里駅から歩いて数分の所にあります。「夕やけだんだん」とよばれる夕日の名所です。そして眼下には商店街が広がります。東京の下町の典型。良い味、出してます。

谷中ぎんざ商店街には昔ながらの個人商店を中心に、様々な業種約70店舗が全長170メートルほどの短い通りに密度濃く立ち並びます。そこでは濃密な地元のコミュニケ-ションがあり、それが外部の方にとっても魅力となっている。谷根千は寺町でもあるので法事のに訪れる顧客も取り込んでいます。その内部の方と外部の方、両方を取り込めていることが、ドラマやバラエティー番組などで取り上げられている由縁だと思います。巣鴨の商店街と一致しています。

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歴史を遡ると、谷中銀座商店街は昭和20年頃に自然発生的に生まれました。ただ大きな危機がが3回あったそうです。1度目は昭和43年の千代田線の千駄木駅開通による通行量の激変、2度目は昭和52年の近隣への大型スーパーの進出、3度目は昭和60年代のコンビニエンスストアーの続々の開店です。危機が訪れる度に商店街が一丸となり、アイデアと工夫で乗り越えてきたとのこと。

谷中・根津・千駄木の界隈が「谷根千」と呼ばれ注目されたのは、ここ20年くらいのことです。平成26年調査では、金曜に約7千人、土曜には約1万4千人の方が訪れているそうです。雑貨やスイーツ等の新店舗が開店しています。商店街では地域に根差した商店街を維持しつつ、同時に観光客にも愛される商店街となること、異なる2つのタイプの訪問客に対応するということが実現できていると思います。
 
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魅力的な商店がたくさんありますが、個人的に私の一押しは「和栗や」さんです。ここのモンブランは世界一美味しい。値段以上の価値があることは保証します。

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和栗やさんは、平日でもいっつも混雑していて店内に入ることが難しい。そういうときは、テイクアウト。和栗ソフトクリームは、店内に入るための行列に並ばなくても、買うことができます。このソフトクリーム、和栗の香りがスゴイ。これも和栗やさんの一押しメニューです。

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和栗やさん以外にも、行列の店がたくさんあります。その一つが肉屋さんの「すずき」。そのメンチコロッケを購入するためだけに、異常な行列があります。確かに揚げたては美味しいのだろうけれど、そのために20フン近くも行列に並ぶのは、どうでしょう?

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ハンコヤさんも独自性があります。邪悪なハンコ屋「しにものぐるい」。そのネーミングからして異常です。実際、その提供商品はオリジナリティあふれるもので、価格はともかく、ぜひ作ってみたいと思わせる何かがあります。

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商店街の入口では、昔ながらのコマ回しのパフォーマンスが行なわれていました。単体では儲からないし、意味もないかもしれないけれど、こういった雰囲気作りが商店街の魅力につながっています。またしても巣鴨の地蔵通り商店街と共通しています。

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これが、谷中ぎんざの名物、日暮らしだんだん。ただの階段なのですが、それを街の名物にした、ストーリー性に敬服します。

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