東京駅・日本橋周辺の、都道府県アンテナショップめぐりをしました。福島県には、ミデッテ福島と福島県観光交流館の2つがあります。

<日本橋ふくしま館 MIDETTEは、コチラ>
http://www.mikito.biz/archives/42332948.html
<福島県八重洲観光交流館は、コチラ>
http://www.mikito.biz/archives/42333337.html

1.京都府の京都館
東京駅前という好立地にあります。規模も大きくゆったりとしています。他のアンテナショップと違い、食料品の販売はなし。高級な伝統工芸品の展示が中心です。訪問当日は、焼き物の絵付けの実演・体験をやっていました。

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2.和歌山県アンテナショップ
県が運営している一般的なアンテナショップの印象。

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3.奈良県まほろば館
奈良で朝取れた地場野菜を毎日、直送で銀座のアンテナショップに送って、訪問者に販売しています。京野菜をはじめとする珍しい野菜が銀座で、安く!帰るとあって、集客効果は抜群。単に取れたて野菜の即売会でなくで、地場の品種に特化していることは、非常に参考になります。

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奈良のアンテナショップは、古都奈良を強く意識した見せ方になっています。独自性を出すという点で、かなり有利に働いていると思います。

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4.島根県 にほんばし島根館
個人的には、この島根館の集客力には驚いた!店内は、押すな押すなの大盛況です。そのポイントは、1.島根料理の店を隣接で出店しており、島根料理とは何か、特産の農産物は何かを視覚で一般消費者(ほとんどの銀座の通行人が島根の特産を知らない)にわからせること。2.立地 日本橋といってもピンキリ。島根館は大手百貨店に近接していて、用もない通行人が多く、ふらりと立ち寄らせている。考えてみれば、アンテナショップを目指して日本橋に来る消費者はかなり少ない。あくまで何かの買い物のついでに、アンテナショップをみかけて、おもしろそうだから寄ってみたという層の圧倒的に多いはず。その点で立地は、なによりも重要。

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さて、われわれの日本橋ふくしま館 MIDETTEと福島県八重洲観光交流館はどうか。立地に関しては、正直、前者は日本橋の一等地とはいえないし、後者も東京駅近接とはいえ、人通りが多い場所ではない。また店舗の特徴も必ずしも、他の都道府県に比べて「突き抜けている」とはいえない。そういう意味では、仮に風評被害払拭という役割があるのなら、思い切った出店戦略の変更もありではないか。