現在、底引き網での試験操業は週に一回だけ行なわれています。久之浜漁港等で水揚げされたいわき産の子持ちヤナギガレイが出荷されてます。早朝6:00amからのいわき中央卸売市場のセリでは、新鮮なニクモチ・赤ムツも見られます。全米オープンテニスで準優勝の錦織圭選手が食べたいと言ったノドグロもオススメ。

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昨日行なわれたのは底曳漁の試験操業です。いわきでの底曳漁の拠点は、久之浜漁港と沼之内漁港。そこにいったん水揚げされたお魚は、地方卸売市場小名浜魚市場に陸送されます。そこで仲卸会社さん経由でいわき市中央卸売市場を含む消費地市場に送られます。その間わずか1日。 

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こちらは赤ムツ。3年以上の休漁期間があるだけに、十分に個体は大きくなっています。こんな長い休漁期間によって、戦後、全国どこにも見られない豊かな漁場になっています。

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通常、アジは中層にいるので底曳漁では獲れませんが、底に溜まっていて獲れる「アジ」もいるんだそうです。はじめて知った。なお、発泡スチロールには「いわき仲買組合」の名前が。震災後に、いわきの魚を支えるために仲買人達が集まって新たに作った組織です。

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こちらは相馬の「原釜漁港」から来たと思われるヒラメ。すごくでかい。

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セリが終わった直後に、品物はトラックで市中の魚屋さん・スーパーに運ばれ、午前中には店頭に並びます。いわき産のお魚を食べたい方は、善は急げ!です。

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