沸騰!図書館に次ぐ、武雄市の樋渡市長の著書です。講演DVD付。2時間くらいで読んでしまいました。7割くらい既知の内容だったのですが、さらに新たなキーワードを考案していらっしゃいました。今回は「すぐやる、攻める、そして組む」です。普段から「スピードが第一」と主張されているキーワードの発展系なのですが、具体的に、
・CCC TSUTAYA書店 × 公共図書館 = 武雄市図書館
・無印良品 × 公共ネット販売 = JAPAN SG
・花まる学習会 × 公教育 = 武雄市教育改革 のようにイメージできるから、このサブタイトルにはなるほど、です。

<沸騰!図書館は、コチラ>
http://www.mikito.biz/archives/38410663.html

<世界最先端のリーダーシップ ~沸騰!武雄市図書館の事例から~は、コチラ>
http://www.mikito.biz/archives/38410743.html

そして、樋渡市長の定型フレーズ「TTP(徹底的にパクル)」。さらには「完成力より修正力(間違ったら、すぐ軌道修正する)」。成功した武雄市図書館や楼門市場、花まる学習会との提携など、華やかな話題ばかり注目されますが、それまでの死屍累々たる失敗プロジェクトもあえて、公開しています。
・職員が市民を訪問する「動く市役所」は、利用者10人未満で中止
・子育て掲示板も利用者が少なく、中止
・アイスクリーム開発も失敗
・議場の勉強室貸出も利用者少なく、中止
・ベンチャー企業向けの100億円ファンド構想は、議会の反対で中止
・電子図書館MY図書館は、完全に失敗

公務員は無謬性神話がまだあるという人は多い。しかし樋渡市長いわく、「失敗は変革の必要経費」「反省しないし、分析もしない」という。それはうまくいっていない部分を嘆くより、うまくいっている部分を伸ばした方がいいということ。失敗を反省しない=短所を嘆かない=過去は死体。だそうです。

また「自分が欲しいサービスを作る」(これはスティーブ・ジョブズの受け売り)。まだDVDは見ていませんが、楽しめそうです。

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