亀田総合病院は、亀田メディカルセンターの中核として機能する施設です。千葉県南部の基幹病院として、急性期医療を担っています。また、医療サービス全般にわたるISO9001の認証や、国際的な医療機能評価であるJoint Commission International(JCI)から日本初の認証を取得しています。診療科は33 科、病床数は、一般 865床 (うち開放病床 30床)/精神 60床です。所属する勤務医は400名以上、出身大学のかたよりはほとんどないそうです。
 
医療法人鉄蕉会が経営を行い、亀田総合病院の院長は、亀田信介氏ですが、医療福祉関係施設を運営する社会福祉法人、太陽会や亀田産業株式会社の代表でもあります。亀田信介院長は4人兄弟の3男で、4兄弟全員が亀田の経営に携わっています。亀田クリニック院長は、弟の亀田省吾氏(産婦人科医)だそうです。
 
亀田総合病院の中心は、Kタワーと呼ばれる13階建て、2005年竣工の新病棟で、350床のすべてが外房の海を望むオーシャンビューの個室だそうです。A棟、B棟、D棟、Kタワーの4つの病棟に、個室、共同室の病室があります。
 
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隣接したヘリポートの稼働は、年間400回以上とのこと。ほとんどが緊急搬送だそうです。いわき市の2013年のドクターヘリ飛来回数は、年間3回。100倍以上の差があります。第3次救命救急医療施設として指定され、ヘリポートは、離島救急や洋上救急にも使用されます。ICU(内科的集中治療室)、NCU(脳外科集中治療室)、CCU(心臓集中治療室)、NICU(新生児集中治療室)、ECU(外傷集中治療室)などの各集中治療室と連携しているそうです。

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Kタワーの看護師の休憩室は広い。ここは休憩目的だけでなく、書類作成や打合せ、簡単な執務もできるそうです。訪問したときは、たまたま全員出払っていました。

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手術室横の看護師待機室。年間1万件の手術、一日約50件の手術があります。10台以上の壁掛けモニターで、どの手術室で何の手術が行われているかわかります。その意味で、看護師が詰めるこの部屋がコントロールタワーになっています。

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各フロアにある、いわゆるナースステーション。防犯上や法的理由で、ナースステーションはガラス越しである必要があると勘違いしていました。こちらは、完全にオープンスペースです。

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各フロアエンドにある、休憩所。面会に来られた方との談話スペースにもなりますし、普段は、入院患者の憩いの場所としてつかわれているそうです。

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必見の差額ベッド代54,000円の広さ60㎡の個室です。ジャグジーが備え付けられており、ロールカーテンを開ければ、外房の海が一望。リゾートホテルの高層フロアにいるかと錯覚します。専属のコンシェルジュが、入院中の様々な手伝いをしてくれるそう。当初5万円の差額ベッドは搾取だと思っていましたが、これを見たら納得の価格設定です。

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5万円個室には、ダイニングルームも備え付けられていて、家族が宿泊し、患者と一緒に生活できるようになっています。食器やグラスも備え付けで、なんといっても全体に流れる木の温かい雰囲気がいいです。

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ソファベッドや家具類も充実しています。

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Kタワーで最もスタンダードな部屋が、21㎡の個室(室料14,000円)です。ソファベッドが変形し、ベッドになり、家族がそこで寝泊まりできます。亀田院長自らが、ソファベッドをベッドできることを実践して下さいました。このベッドを選定し発注したのも亀田院長自らだそうです。病院の設備の隅から隅まで本当によくご存じでした。経営企画室の小松氏いわく、院長ほど、施設見学の案内役として適役はいない!とのこと。それだけ、設備導入に当って深く検討し、コンセプトを考え抜いた上で、発注し据え付けてあることが感じられます。

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病室には、3つの名前が掲示されます。担当医師名・担当看護師名・補助者名です。患者の名前はプライバシーの観点から、パブリックな場所には掲示されません。

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