今週号の朝日中学生ウィークリー新聞の表紙は、OECD東北スクールの最終合同リハーサルでした。東北の高校生達が自らの企画で、今年8月末にパリでイベントを開催する予定だそうです。

<OECD東北スクールは、コチラ>
http://oecdtohokuschool.sub.jp/

その中で秀逸な読者投稿欄がありました。そのお題は、「もしもあなたが、消滅の危機にある自治体の首長なら、具体的にどんな取組みをするか、書きましょう」です。先週、このお題が出題され、中学生読者から、答えを募集していました。

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中学生に考えさせるテーマとしては、ちょっと難しいんじゃないかと思いきや、回答がふるっていたので紹介したくなりました。まだ社会に出たことのない中学生だからこその、シンプルな発想もあると感じました。

・保育園と小児科の病院に隣接した会社を作る
・学校をたくさん建設する
・児童養護施設を作り、子供達と大人で村おこしする 
・その町の生活や仕事を体験してもらう
・働き口に行くまでの交通手段を充実させる
・自治体にテレビ局を設け、都会にない自然や人のふれあいを発信する

やはりもっとも多かったのは、 女性や若者の働きやすい環境を作ろうという提案でした。また子どもを大切にすることで大人も住みやすくなるという考えもありました。朝日小学生・中学生新聞は私の愛読紙です。