平谷川瀬にある、iwakiヘアメイクアカデミーに伺いました。こちらは理容師・美容師になるための、厚生労働大臣指定の理容師・美容師養成施設です。学校で2年間を学び、国家試験を受験し、実技・筆記両方合格すると、晴れて理容師免許、美容師免許が取得ができます。

入学者の多くは、市内の高校を卒業したての18-20才が多く、必ずしも床屋やパーマ屋さんの跡取り娘・息子というわけではないそうです。就職先としては市内の理容・美容店が多く、卒業後の市外流出はそれほど多くないとのこと。

※国家試験は在学中の2年次2月に実技試験、3月に筆記試験があります。ちょうど先日、今年度の合格発表があり、いわきヘアメイクアカデミー様では、理容部門で100%、美容部門で95%の合格率だったそうです。
 
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理容と美容の違いは、根拠となる法律(理容師法・美容師法)の違いです。理容師になるには、理容科に入学し、理容師国家資格を取得し、理容師の勤務地は理容店(いわゆる、床屋さん)だけです。美容師になるには、美容科に入学し、美容師国家資格を取得し、美容師の勤務地は美容店(いわゆる、パーマ屋さん・カットハウス等)だけです。入学希望者は、入学時点でどちらかを選択することになりますが、昨今は美容科の割合が圧倒的で、理容科は人気薄とのこと。「おじさんが経営している、古くさい床屋」のイメージが敬遠されているようです。つきつめると理容と美容の施術内容の大きな違いは、理容の顔そりと、美容のメイクだけともいえます。
 
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理容は頭髪の刈り込み、顔そり等の方法により容姿を整えるもので、男性が中心。美容は結髪、化粧等の方法により容姿を美しくするもので、女性が中心。といわれています。ただ、女性のエステシェービングや、男性のネイル、エステ等、性別を超えたニーズがありますから、業際はきわめて低いと思います。
 
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学生のネイルアード作品が展示されていました。ネイルアートに国家資格があるわけではなく(ネイリストやジェルネイル等の民間資格はありますが)、誰でも参入可能な市場ですが、一定の技術を学んだほうに一日の長があることは否めません。プロとして新しい美の創造や、顧客の幅広いニーズに対応するために、普遍的な技術とともに、幅広い技術・ 知識が習得できることは利点なのではないかと思います。

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