共立病院の平均待ち時間が、87分だそうです。共立病院の地域医療連携室だより(平成25年11月号 Vol.26)によれば、24科平均で最大147分、最小40分と公表されています。この待ち時間は、外来再来時において受付カードを機械に挿入した瞬間から、診療室へ入室するまでの時間です。この87分をどう解釈するか。

通院にかかる時間には、上記87分に加えて、医師の診察時間・投薬指示書をいただく時間、医療費支払の時間が加わります。駐車場渋滞があればその時間も必要です。患者も限られた時間をやりくりして通院しています。共立病院によれば、昨年に比較して待ち時間を12分短縮できたとのことで、努力が数字に表れてきているのかもしれません。一方、社会的経済損失(時間の機会損失)のみならず、すべての患者が(さまざまな家庭の事情で)通院に半日をあてられるわけではありません。長い待ち時間を嫌って、通院をためらう潜在的な患者がいることを慮ると、さらなる時間短縮が望まれます。

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待ち時間短縮の工夫のひとつとして、「診療時間を事前予約しておく」という手段があります。予約時間通りに来院すれば、(理論的には)待ち時間が解消されるはずです。しかしこれにも限界があり、予約しておいた時刻から、診察室入室までに、平均で67分を要しているとのこと。たしかに前述の87分からは、20分以上も短縮されており、大きな時間短縮効果があります。その一方、それであっても1時間以上を、待合室で待機するというのは、それなりの改善の余地があるという見方もあります。

地域医療を担って下さっている医療現場の方々の献身的な努力に感謝するとともに、その大きな役割の故にさらに、期待してしまうのです。一市民として何らか役に立てることがあればと思っています。