ワールドドクターズオーケストラ(WDO:World Doctors Orchestra)の、いわき公演がアリオス大ホールで開催されました。世界中から、100名近いドクター奏者が集結するこのイベントは、日本初です。東京芸劇公演(3/24)の直前に、いわきで開催いただくことができました。これを誘致した事務局メンバーの一人としてお手伝いしました。

<ワールド・ドクターズ・オーケストラは、コチラ>
http://www.mikito.biz/archives/34818564.html 
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WDOの創設者であり、指揮者でもあるステファン・ヴィリッチ氏も来日されました。氏は、シャリテ大学の医学部教授、疫学・医療経済学研究所の所長で、かつ、ベルリン音楽アカデミーの学長でもあります。今回コンサートマスターを務められた金森圭司氏は、東京の産科クリニックの院長先生で、かつ、東京芸術大学卒で全日本医科管弦楽団の常任指揮者でもあります。演奏者として、申し分ない方々ばかりです。

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公演はチャリティで行われ、無料チケットが配布されたのですが、予定枚数を終了し、当日はほぼ満席で迎えることができました。開演2時間前から、良い席を求めて行列ができました。実は、入場時にはまだリハーサルが完全には終わっていなくて、冷や汗ものでした。案内ボランティアに、現役の磐城高校吹奏楽部生にお手伝い頂き、大変助かりました。

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湯本一小、湯本二小の合唱部のメンバーも、3曲だけ楽団に加わり、「Believe」「故郷」「花は咲く」を協演しました。前日にWDOメンバーと常磐市民会館で音合わせをしたのですが、(理由はわかりませんが)WDOのメンバーが感無量で涙したそうです。フィナーレでは、全員が舞台上に出て挨拶をし、拍手が鳴り止みませんでした。
<演奏動画はコチラ>
http://goo.gl/G6vXsO
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公演終了後は、T1ビルで場所を移し、レセプションが行われました。といっても震災時のドクターとしてどのようなことができたか、その教訓を次の災害時にドクターとしてどのように行動すべきかという視点から、福島医大 放射線医学県民健康管理センターの橋本教授、元宮古市長でドクターの熊坂義裕氏、そして石井脳神経外科の石井正三先生が、2時間近くにわたり英語でプレゼンテーションを行いました。

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代表のステファン・ヴィリッチ氏へ、いわき医師会の長谷川会長が、記念品を贈呈しました。ステファン氏と少しだけ話せたのですが、WDO活動を一生懸命やっているけれど、やはり本業はドクターとして医学部教授、研究所の所長業務とのこと。きちんと本業をやりきることで、はじめてWDO活動ができるとおっしゃっていました。同様のことを台湾から参加されたドクターも、WDO活動をするために、通常業務をやっているんだと冗談交じりに、言っていました。フィンランドから初参加された女性ドクターは、ヨーロッパ内でもWDO活動の認知度はさまざまなレベルがあり、今後日本もWDO活動に参加するドクターが増えるだろうと言っていました。自費で渡航費を出してまで、他国に出向いて演奏活動するのは、それに自ら意義を感じているからです。

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レセプションでは、サプライズでWDO有志メンバーによるファゴット四重奏が披露されました。ファゴット自体、非常に珍しい楽器なのですが、それが四つも同時に聞けるとは、貴重な経験でした。音量は控えめで上品な音色でした。

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WDO東京事務局、いわき事務局の方々と、レセプション終了後に、記念撮影しました。世界医師会のメンバーでもある、石井脳神経外科の石井正三先生には、全体のアドバイスをいただき、感謝してもしきれません。昨年10月にいわき公演のお話しをいただいて、私もアリオスの会場予約から関わったのがきっかけで一緒に活動させていただきました。きっかけはひょんなことですが、人との出会いは一期一会。大切にしてきたいです。

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