福島県の防災ヘリとして、平成10年から消防防災ヘリコプター「ふくしま」が導入・運航開始しています。通常は、福島空港に待機しています。県立医大に待機しているドクターヘリ1機とあわせて、2機のヘリが福島県にあることになります。いずれも年間出動回数は約200-300回、ほぼ毎日に近く稼働している計算になります。
<福島県のドクターヘリは、コチラ>
http://www.mikito.biz/archives/33676704.html
本来の運行目的は、地震・津波、風水害等の大規模災害に対して上空からの消火、救急・救助等の消防防災活動です。2トンを超える荷物を積むことができ、時速250km近くの早さで搬送できます。福島空港からいわき市中心部までは、ものの12分。これをドクターヘリのように、急病者の搬送に利用できないでしょうか。ドクターヘリのように医師による医療行為は行えませんが、重篤な急病人等の救助者の搬送には、素晴らしくその機動力を発揮できるはず。
現在の出動割合は、訓練(自隊訓練・防災訓練)の出動回数は半分を占めており、実際に救助活動(救急活動・救助活動)の割合は3割に満たない現状です。訓練も大事ですが、さらに本物の救助活動回数を増やすことも可能です。防災ヘリの運行は、市町村又は各消防本部からの要請で行います。救急搬送は、緊急性があり、かつ消防防災ヘリコプターによる活動が最も有効な場合に出動となります。いわき市には、ドクターヘリは離発着できる場所が57カ所あります。これをさらに増やすことで、ドクターヘリ、防災ヘリが有効活用できるようになります。
出典:福島県災害対策課ホームページ、運行実績(平成10年~)を集計・加工
防災ヘリのスペックです。
<福島県のドクターヘリは、コチラ>
http://www.mikito.biz/archives/33676704.html
本来の運行目的は、地震・津波、風水害等の大規模災害に対して上空からの消火、救急・救助等の消防防災活動です。2トンを超える荷物を積むことができ、時速250km近くの早さで搬送できます。福島空港からいわき市中心部までは、ものの12分。これをドクターヘリのように、急病者の搬送に利用できないでしょうか。ドクターヘリのように医師による医療行為は行えませんが、重篤な急病人等の救助者の搬送には、素晴らしくその機動力を発揮できるはず。
現在の出動割合は、訓練(自隊訓練・防災訓練)の出動回数は半分を占めており、実際に救助活動(救急活動・救助活動)の割合は3割に満たない現状です。訓練も大事ですが、さらに本物の救助活動回数を増やすことも可能です。防災ヘリの運行は、市町村又は各消防本部からの要請で行います。救急搬送は、緊急性があり、かつ消防防災ヘリコプターによる活動が最も有効な場合に出動となります。いわき市には、ドクターヘリは離発着できる場所が57カ所あります。これをさらに増やすことで、ドクターヘリ、防災ヘリが有効活用できるようになります。
出典:福島県災害対策課ホームページ、運行実績(平成10年~)を集計・加工
防災ヘリのスペックです。
型 式 | ベル式412EP型(アメリカ製) |
登録番号 | JA821F |
定 員 | 15名 |
全 長 | 17.1m |
最大全備重量 | 5,398kg(離陸時の最大重量) |
有効搭載量 | 2,318kg |
最高巡航速度 | 243km/h |
航続距離 | 783km |
限界高度 | 6,096m |
エンジン | 双発タービンエンジン(最大出力1,800SHP) |
主な装備品 | ・救助用ホイスト(吊り上げ能力 272.2kg) ・消火用ドロップタンク(容量 約1,400l) ・救急医療用ベッド(患者監視モニター等を搭載) など |