いわき市へ医学部を誘致する会(会長 高野達也、顧問 志賀由直)の臨時総会に参加しました。多数の市民が参加し、福島民報、福島民友、いわき民報の3社も取材に来て頂けました。医大誘致の経緯や、進捗等を会長からお話いただき、現在、市民の声を公に届けるという意味で「請願」を議会に提出している経過報告がありました。また、当方からは「請願」が常任委員会で僅差で採決された旨、3/12の本会議での多数決を得るには、さらなるハードルがある旨を報告させて頂きました。

市民からは、医大誘致が医師不足解消に役立つという点だけでなく、いわき市が医療に取り組む姿勢を市民、及び市外に見せることが重要だという意見が出ました。これにより市民の健康に対する不安に対して真剣に取り組む姿勢を明確にすることができます。また消防団員の立場から、消防本部職員は毎日必死の活動をしているにもかかわらず、受入搬送先の病院が医師不足で受け入れできず、救命救急医療がうまく機能していない点について、現場の生の声がでました。また将来世代にわれわれ大人が何を残せるかという視点では、短期的な課題にとらわれるのではなく、長期的な視点に立って、最高学府を誘致するということをやらねばならないという意見もでました。

次第
1. 会長挨拶
2. 顧問挨拶
3. 議員紹介
4. 誘致の会 経過報告
5. いわき市議会 状況報告
6. みなさまの声
現役消防団員の声
小さな子供さんを抱える方の声
7. 臨時総会決議案
8. 閉会

最後には、臨時総会の決議として、 下記3点を決議して閉会としました。
1、 医学部および大学病院の東北地方への新設場所は、その認可目的、その場所の現状から、原子力最前線のいわき市がオンリーワンの候補地である。
2、 市長は、「医職住」を掲げ、医療問題を喫緊の課題として当選された。国が認めた東北地方への医学部1校新設について、千載一遇のチャンスととらえ、いわき市への医学部と大学病院誘致を、必ず成し遂げてほしい。
3、 市議会は、いわき市への医学部誘致に関する請願について、新設構想の受付締切は5月なので、スピード感をもって取り組んでほしい。市民の命は最優先の問題なので、党派・会派を超えて、いわきの安全安心そして光輝く未来のため、医学部誘致の議決をしてほしい。
 
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詳細は「いわき市に医学部を誘致する会」のホームページをご覧下さい。
http://www.k-mikuniya.co.jp/iwaki-igaku/

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