いわき平字一町目の坂本紙店が、平成26年1月にリニューアルオープンしていました。震災後、本店ビルは取り壊され、ラトブ内のテナント「ふみの処さかもと」として移転営業していましたが、新店舗オープンにより、元の創業地に戻ったことになります。

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明治15年 現在地で平活版所(印刷業)を創業
大正7年 坂本紙店(和洋紙・文房具販売)を開業
昭和33年 現在地に鉄筋コンクリート4階建ての坂本ビルを新築
震災後、上記ビルは取り壊し
ラトブ内のテナント「ふみの処さかもと」として移転営業していましたが、新店舗オープンにより、元の創業地に戻ったことになります。「ふみの処さかもと」は、便利な場所にあり、営業好調のようなのでそのまま支店として営業が続けられています(私も、しばしば利用してます)。

建物は2F建てですが、文房具・紙店としての営業は1F部分のみ。段差がなく全体が見通せます。以前の店舗のような暗い照明でなく、今風の暖色照明です。

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「紙店」の矜持のとおり、紙材のラインアップは市内随一かもしれません。紙を使った製品等が展示されています。

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書画用品・香の老舗専門店の「鳩居堂」コーナーも置かれています。和の文房具フェチには、たまらない。

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2Fは将来的にはオープンスペースになると聞いていますが、まだ改装のようでした。

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入口付近には巨大が地球儀が置かれており、高校生カップルが興味深そうになで回していました。知的好奇心をくすぐる、このような仕組みはいいですね。本屋・文房具店の存在は、街の文化度を測るひとつの象徴といわれています。いわきには、ヤマニ書房・鹿島ブックセンター等の書店がありますが、大人や高校生が、頻繁に利用できるような文房具店が身近にできたことは、(自分も含めて)文化度・教養度向上のために、ありがたいです。今後、待ち合わせや、ふらっと立ち寄りに利用していきたいです。

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