医師不足の解消は、福島県・県立医大には頼れないことは、議会で、昨年私が発言しました。それを裏付ける統計調査が、厚生労働省から、昨年末に発表になりました。

平成24年医師・歯科医師・薬剤師調査によれば、本県の医療施設に従事する医師数は、178.7人/10万人で全国第44位となっています。すなわち下から数えて、全国第4位!です。惨い。いわき地区だけでみると、162.0人/10万人とさらに惨い状況です。医療の質は比較が難しいですが、医療の量は比較できます。全国第1位の京都府で296.7人/10万人に比べて、ざっくりといって半分の水準です。

福島県内の小児科、産科及び麻酔科については、医師数が前回調査と比較して、いずれの診療科も減少しています。また、10万人あたりの医師数も全国平均を大きく下回っており、医師不足が深刻な状況にあります。

1

平成25年度福島県内の臨床研修病院における採用者数77人のうち、福島県立医科大学卒業生は13人だけだそうです。県立医大生も卒業してしまうと、県外で研修する方も一定程度いらっしゃるようです。

このような現状を見るに付け、いわき市の医師不足解消にあたって、福島県や県立医大に頼ることには無理があります。認可ベッド数を決めたりする地域医療計画を策定者は県ですが、上のデータから、県の医療政策が100%完璧だと自信を持って言える方はいないはずです。これまでうまくいっていなかったことを県に責任転嫁することは容易ですが、それでは将来の建設的な政策に結びつきません。いわきはいわきのスタンスで、(県を過度に頼ることなく)医療政策を考えなければ、市民の健康管理について「未必の故意」といわざるを得ません。
  
<いわき市に医学部を誘致したいは、コチラ>
http://www.mikito.biz/archives/35884943.html