第142回開成祭(開成学園の文化祭)に参加してきました。私立中学受験の御三家といわれる、開成・麻布・武蔵(or 駒場東邦)の中でも、群を抜いて東大進学者数が多い、中高一貫の中学300名、高校400名のマンモス私立男子学校ですので、どんな出し物をしているか非常に興味を持っていました。場所は中高ともに、JR山手線「西日暮里」駅から徒歩2分のところにあり、通学至便な場所にあります。
卒業生には、マネックスグループ代表の松本大氏や、ライフネット生命の副社長の岩瀬大輔氏がおり、独創的なビジネスセンスとバイタリティのOBがいる学校です。私が直前まで勤務していたプライスウォーターハウスクーパースにも、開成出身者が複数在籍し、先輩後輩とも(それぞれ個性はありましたが)地頭が良く、臨機応変に対応できる即応力が高いな、という印象がありました。
文化祭自体は、142回目を迎え、校風は質実剛健、初代校長は元総理大臣・大蔵大臣の高橋是清です。安倍首相の経済政策アベノミクスは、高橋是清の政策を大きく参考にしているといわれています。高橋是清については、「天佑なり」という幸田真音氏が書いている本(上下巻)があって、私はちょうど上巻を読み終わったところです。是清の波瀾万丈な人生と、その経験に基づいた経済政策について、私なりに考えているところでしたので、たまさかここの初代校長であったことは何かの縁かもしれません。
<高橋是清 天佑なりは、コチラ>
http://www.mikito.biz/archives/32311575.html
私が卒業式で彼らに言うのは、「君たちは18歳の集団としては世界一の能力を持っている」ということ。私はハーバード大学で教鞭を取っていました。その経験から感じるのは、ハーバード大学、マサチューセッツ工科大学の新入生と開成生を比べたら、開成生の方が遙かに優秀である、ということです。もちろん、生徒個人の能力の高さもありますが、開成で過ごす6年間で彼らの「世界一の能力」が培われると感じています。
<東洋経済onlineより、転載>

非常に素晴らしい実験と活動であることに拍手を惜しみません。あえて惜しい点を述べるとすれば、発表型の参団が多かったのが少しだけ気になりました。確かに素晴らしいのだけれど、観客の視点に欠けているということです。観客参加型でなければ、文化祭というせっかくの外部交流の機会を逸しているような気がします。もっともそれを分った上で、実施し、大混雑を引き起こすほどの人気を得ているのかもしれませんが・・・

とにもかくにも参団の出し物の質・量ともに素晴らしい学園祭でした。これは他を寄せ付けないと思います。ただし、またもや難癖をつけるとすれば、どうみても来訪者女子が、異常に少ないということはいえるでしょう。男子校なので女子は存在しないことは当然なのですが、来客に同級生の女子中学生や女子高生が、少ない。来客の層を分析すると、①将来の中学受験を控え、その下見を兼ねた母子、②毎年、楽しみにしている近隣の住民、③その他に分類できると思うのですが、①が多い、③が少ない。新御三家といわれる駒場東邦の方は、女子が一定程度、見られただけに開成の校風というか、女子から見た評価が、来場者の顔ぶれに現れたということでしょうか。
<開成学園 運動会は、コチラ>
http://www.mikito.biz/archives/38048344.html
卒業生には、マネックスグループ代表の松本大氏や、ライフネット生命の副社長の岩瀬大輔氏がおり、独創的なビジネスセンスとバイタリティのOBがいる学校です。私が直前まで勤務していたプライスウォーターハウスクーパースにも、開成出身者が複数在籍し、先輩後輩とも(それぞれ個性はありましたが)地頭が良く、臨機応変に対応できる即応力が高いな、という印象がありました。
文化祭自体は、142回目を迎え、校風は質実剛健、初代校長は元総理大臣・大蔵大臣の高橋是清です。安倍首相の経済政策アベノミクスは、高橋是清の政策を大きく参考にしているといわれています。高橋是清については、「天佑なり」という幸田真音氏が書いている本(上下巻)があって、私はちょうど上巻を読み終わったところです。是清の波瀾万丈な人生と、その経験に基づいた経済政策について、私なりに考えているところでしたので、たまさかここの初代校長であったことは何かの縁かもしれません。
開成学園は、共立学校(きょうりゅう がっこう)として創立され、東京大学予備門への進学者のための受験予備校の地位を確立していました。その後、東京府開成尋常中学校、東京府開成中学校、私立東京開成中学校、新制中学校(開成中学校)、新制高等学校(開成高等学校)を経て、現在の中高一貫の開成中学校・高等学校になりました。
<高橋是清 天佑なりは、コチラ>
http://www.mikito.biz/archives/32311575.html
文化祭の運営・管理は生徒に任せられるそうで、生徒運営による「文化祭準備委員会」の下、文化系の各部や同好会・サークル、有志などが参加し、日頃の研究成果の発表やパフォーマンスなどが行われるそうです。入場制限はありませんが、それゆえに大混雑は常態化しているようです。開催期間中の2日間に約3万人の来場者が訪れる大イベントです。
現在の校長先生は、自ら開成中高のOBで、ハーバード大教授の理系出身者です。以下、校長先生のお言葉です(引用:東洋経済ONLINEより)。嫌みのようにも聞こえますが、自ら海外で教壇に立ち、客観的に日本の教育制度を見てきた方だけに、説得力があります。私が卒業式で彼らに言うのは、「君たちは18歳の集団としては世界一の能力を持っている」ということ。私はハーバード大学で教鞭を取っていました。その経験から感じるのは、ハーバード大学、マサチューセッツ工科大学の新入生と開成生を比べたら、開成生の方が遙かに優秀である、ということです。もちろん、生徒個人の能力の高さもありますが、開成で過ごす6年間で彼らの「世界一の能力」が培われると感じています。
――「世界一」はどのように培われるのでしょうか
世間一般で「開成」というと、とにかく高い偏差値と東大合格者数ばかりが先行し、「ガリ勉」というイメージを抱かれがちです。しかし、実際には、学校として、大学への進学実績は考えたことはありません。6年間の開成での過ごし方の結果の一つとして大学合格実績があるという認識を持っています。
「ガリ勉ではない」というとなかなか信じてもらえないのですが、学力面で特別な指導はしていません。教員には「生徒が面白いと感じるようなエキサイティングな授業をして欲しい」というだけです。
授業で使う教材もほとんどが教員のオリジナルです。学力に応じたクラス分けもなければ、文系、理系の区別もありません。教員も基本的には中1の時の担任が高3まで持ち上がり、受験指導に特化した教員はいない。すべて生徒の自主性に任せっきりなんです。
唯一と言っていいかもしれませんが、開成生の弱点がそこでしょう。開成から、東京大学に進学する生徒は約半数。東大生全体の生徒数からしても約7%を開成生が占めています。これはどういうことかというと、中高から大学へ「ステージが変わった」という実感が湧きにくいんです。東大の銀杏並木を歩いていると、開成生としょっちゅう顔を合わせる。
――これからの開成生はどうなっていくのでしょうか
――ところが東大を卒業してみると、米国エリート大学と渡り合うほどの人材育成が行われていないように思えます。
唯一と言っていいかもしれませんが、開成生の弱点がそこでしょう。開成から、東京大学に進学する生徒は約半数。東大生全体の生徒数からしても約7%を開成生が占めています。これはどういうことかというと、中高から大学へ「ステージが変わった」という実感が湧きにくいんです。東大の銀杏並木を歩いていると、開成生としょっちゅう顔を合わせる。
――これからの開成生はどうなっていくのでしょうか
ここにきて、開成生の目は海外に向き始めています。やはり、開成から東大に進学してみて、高校時代と大きく環境が変わらず「物足りない」と感じている生徒もいます。彼らは、ハーバード大学などの一流大学のサマースクールを受講して「海外で勝負したい」と感じているようです。
<東洋経済onlineより、転載>
開成祭には、伝統的に人気の出し物(参加団体、参団(さんだん)といいます。)があり、トップのひとつが物理部です。展示のみならず、自作の電子工作の説明、物理や化学の実験のプレゼンテーション等があります。
実験内容のレベルが高い!教科書に出ているような化学反応はすでに超えていて、独自の化学反応等を調べて試したりしているようです。生徒に聞いてみると、過去の先輩達のやってきた実験ノートが連綿と受け継がれてきていて、それをさらにこの代で検証、レベルアップしていくというスタイルだそうです。なるほど、これならレベルが高いことに納得しました。
実験内容のレベルが高い!教科書に出ているような化学反応はすでに超えていて、独自の化学反応等を調べて試したりしているようです。生徒に聞いてみると、過去の先輩達のやってきた実験ノートが連綿と受け継がれてきていて、それをさらにこの代で検証、レベルアップしていくというスタイルだそうです。なるほど、これならレベルが高いことに納得しました。

非常に素晴らしい実験と活動であることに拍手を惜しみません。あえて惜しい点を述べるとすれば、発表型の参団が多かったのが少しだけ気になりました。確かに素晴らしいのだけれど、観客の視点に欠けているということです。観客参加型でなければ、文化祭というせっかくの外部交流の機会を逸しているような気がします。もっともそれを分った上で、実施し、大混雑を引き起こすほどの人気を得ているのかもしれませんが・・・

<開成学園 運動会は、コチラ>
http://www.mikito.biz/archives/38048344.html




























































































