セブンカフェが美味しい。セブン-イレブン店舗内のオリジナル専用機器で提供するセルフ式のドリップコーヒー「SEVEN CAFE(セブンカフェ)」の味が本格的です。前回のチルド配送のアイスコーヒーを上回る衝撃です。缶コーヒーだけでなく、そこらにある普通の喫茶店の味をも優ると思います。
<7-11のアイスコーヒーは、コチラ>
http://www.mikito.biz/archives/19898939.html
面白いのは、セブンカフェのリピート購入率は55%以上で、かつ、購入者の約半数を女性のお客様が占めていること(7-11広報による)。通常、コーヒーというカテゴリで女性客が男性客を上回ることは、ありえません。その意味でエポックメイキングな商品であることは間違いありません。ホットコーヒーがRサイズ100円、アイスコーヒーがアイスコーヒーはRサイズ100円で、缶コーヒーに比べて圧倒的なコストパフォーマンスの良さ、かつその味から、女性に限らず、私も含めた男性からも確かな支持を受けていると思います。
<7-11のアイスコーヒーは、コチラ>
http://www.mikito.biz/archives/19898939.html
面白いのは、セブンカフェのリピート購入率は55%以上で、かつ、購入者の約半数を女性のお客様が占めていること(7-11広報による)。通常、コーヒーというカテゴリで女性客が男性客を上回ることは、ありえません。その意味でエポックメイキングな商品であることは間違いありません。ホットコーヒーがRサイズ100円、アイスコーヒーがアイスコーヒーはRサイズ100円で、缶コーヒーに比べて圧倒的なコストパフォーマンスの良さ、かつその味から、女性に限らず、私も含めた男性からも確かな支持を受けていると思います。
セブンカフェは、以下のようなこだわりをもって企画されています。
・クリエイティブディレクター佐藤可士和氏のプロデュース
・ウォッシュド・ハイグレード・アラビカ豆100%
・1杯ごとのペーパードリップ
・チルド配送
・軟水抽出
商品が世に出て、成功してからその成功要因を挙げることは容易です。例えば個人的には、この中では佐藤可士和氏のプロデュースというのが隠し味になっていると思います。機器のデザインだけでなく、シンプルなカップ、店舗内の見せ方等、ぱっとの思いつきで企画されたものでないことを感じます。またセブンプレミアムで培った、プライベートブランドのためのそれぞれの専門会社の力の結集が奏功したのでしょう。
コーヒーの原価率は非常に低いという特徴があり(店舗にもよりますが10%程度)、その戦略的な販売方法については、たくさんの経営指導本・分析本が出版されてきました。MBAに通学していたとき、コーヒー販売戦略に関する複数の本を読ませられました。大きく分けると、1. コーヒーは原価率が低いのだから、他の商品のおまけとしてセット販売することでお得感を出す(例:マックのセット販売)。2. コーヒーの通常価格を維持し、粗利を稼ぐ(通常のコーヒー店)、3. コーヒーに付加価値をつけて、通常のカテゴリでなく高価格の別のものとして販売する(スターバックスのキャラメルマキアートやフラペチーノ)
7-11は、自らの強みであるセブンプレミアムの企業ネットワークをベースとして、第4の道を模索しているように見えますし、おそらくそれが確立しそうな勢いです。MBAのケーススタディに取り上げられる日も遠くないかもしれません。それにしてもここまで成功すると、運営・企画する方は仕事冥利につきるでしょうね。
<マチカフェ MACHI café ローソンは、コチラ>
http://www.mikito.biz/archives/37069155.html