地方公共団体の外部監査制度 勉強会に参加しました。大枠としては、以下の項目です。
1. 現在の地方公共団体の監査制度
2. 地方公共団体の監査制度の見直しについての議論
3. 外部監査を実施するにあたっての地方公共団体に関する基礎知識

現在の地方公共団体の監査制度は、制度疲労があり、問題は明らかです。改善しなくてはならないのは当然ですが、どの形にもっていくかで議論が続いています。個人的には、パーフェクトな形でなくともまずは試行し、さらなる改善の余地を残しておくことがあってもよいのではないかと思っています。

監査にあたって必要なのは、根拠となる会計基準と監査基準です。企業においては、それが会社法、企業会計基準、監査基準であり、整備・改正がなされています。一方、地方公共団体においては、それが公会計基準、公監査基準等の形で、一般に公正妥当と認められる現状にありません。一刻も早く、学者同士の神学論争に終止符を打ち、公会計基準、公監査基準の制定を進め、可及的速やかに、現場でのその実施を図って欲しいものです。

<公会計の問題については、コチラ>
http://www.mikito.biz/archives/29616608.html

会場が東京駅近くだったので、しばし散策しました。八重洲口は工事が続いていますが、南北の高層棟は完成し、デパートの大丸も営業を始めています。後は、それらをつなぐ歩行者通路とロータリー広場の完成が待たれます。2020年のオリンピック東京開催が決まりましたが、玄関口としての風格は十分です。

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すでに完成している丸の内口は、行幸通りを境にしてシンメトリーが美しい。海外アパレルショップが立ち並ぶ丸の内仲通りは、三菱地所によるまちづくりが奏功し、街の長期的な魅力と、企業の経済合理性がうまくマッチしています。
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