高校生向けサマープログラムExpress Yourselfの練習に合わせて、イエール大学生4名が、はるばるニューヨークから磐城高校に来てくれました。

<サマープログラムExpress Yourselfについては、コチラ>
http://www.mikito.biz/archives/30124621.html

これは、この4月に磐城高校生がイエール大学を訪問し、震災の記憶というプレゼンテーションをした、そのお礼?として、来てくれたものです。そのときのプレゼンの内容が非常に良かったのです。震災時に辛かったこと、様々な方に助けられ感謝していること、震災を機に自分の進む人生を考え直したこと等、現地のその場で聞いた私自身も心を動かされました。同様に、彼らイエール大学生の心も打ったことが、今回のいわき来訪につながったと思います。

<イエール大学訪問については、コチラ>
http://www.mikito.biz/archives/26214494.html

磐城高校の箱崎校長(中央)の右から時計回りに、ルチェさん、ケビンさん、コーシーさん、アンドリューさんです。それぞれ、医学、経済、歴史、外交の道を進むべく勉強中とのこと。
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休憩時間中は、磐城高校生の輪の中に入って、話してくれました。スカイプ通話の話相手だった大学生が、目の前に現れたことで、ビデオ通話というバーチャルの世界から、Face to Faceのリアルの世界につながりました。高校先生の周知がよかったせいか、生徒自ら積極的に会話の輪に入っていたので、よかったです。
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スウェーデン系でワシントンDC出身のケビンさんは会話を盛り上げるの上手で、女子高生から引っ張りだこでした。うらやましい。イエール大学2年生の長い夏休み期間を利用して、2ヶ月近くにわたり東京、金沢、仙台等で文化の相違等を学んで帰国する予定で、いわきにも立ち寄ってくれたわけです。特にケビンさんは、磐城高校とのスカイプ通話の協力をずっと引受けてくれている学生で、スカイプ通話の相手(磐城高校生のひとり)と直接会えることを楽しみにしていました。

<スカイプ通話については、コチラ>
http://www.mikito.biz/archives/20559115.html
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インド系で、カリフォルニア出身のルチェさんの輪では、なぜか爆笑していることが多かったです。
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アンドリューさんも、落ち着いたトーンで話していました。そうこうしているうちに休憩時間は終了。サマープログラムの練習も一緒に参加してもらいました。
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プログラム終了後は、豊間地区在住の高校生の案内で、豊間地区に行き一緒に現状を見てもらいました。あっという間の一日でしたが、(2-3才しか違わない)全米トップの大学生がどんな生活をし、どんなことを考えているか、どんな夢を持っているかに触れることができたのではないかと思います。この経験を糧として、新しいことにどんどんチャレンジする若者に育っていってほしいと願っています。
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※なお、写真掲載はそれぞれの許可を得ております。