森まさこ遊説隊の先導車に乗り込みました。主な役割は、現地支援者との連絡調整や、当日遊説会場の臨機応変のヘルプ、そして運行中の車上からの手振りです。通常、国政選挙のような、いわゆる大きな選挙においては、選挙カー(選挙用語では、選車(せんしゃ、と呼びます))だけ単独で行動することは少なく、同伴車数台がつきます。その理由は、いくつかあります。

・先導車:選車の前を走ることにより、適切な走行ルートと走行スピードを管理します。数分単位で選車の運行スケジュールは組み立てられますので、適切な走行ルートと時間管理は重要です(本当に、細かく時間管理されているんです)。ただし、それには地元のルートを熟視した方が乗車していること、そしてスケジュール管理を行い、先に待っている支援者等と連絡を取り合えることが条件です。車の中から手振りも行い、先に待っていた支援者に、もうちょっとで選車本体が来ることも伝えたりします。遊説隊全体の旗艦ともいえる車です。
・ビデオ撮影車:インターネット選挙解禁により、候補者及び選車をビデオ撮影するスタッフが乗り込みます。流石にリアルタイムでの中継まではしませんが、適時にホームページやツイッター、FB等に写真、動画をアップします。本当であれば選車に乗れれば一番良いのですが、下記のとおり選車は乗車定員一杯になりますので、他の車に乗ることになります。
・選車:候補者が乗り込む、本丸です。大きなスピーカーを積込み、候補者名を連呼します。候補者もしゃべりますが、候補者名の連呼が中心なので、主にウグイス嬢が担当します。ウグイス嬢も疲れるので、通常3名のウグイス嬢が乗り込みます。森候補は、自らマイクを握ることをまったく厭わない方なので、10数日に及ぶ選挙戦の疲労が心配です。乗車定員は5名ですから、候補者、ドライバー、ウグイス嬢3名で定員一杯になります。
・後続車:選車があっという間に通り過ぎてしまい、支援者が選車に乗っている候補者を見ることができないこともあります。後続車のウグイス嬢が手を振ることにより、それをカバーします。またウグイス嬢のリーダーが乗り、ウグイス嬢全体のパフォーマンスをチェックします。例えば、支援者が手振りしているのに御礼を言わなかったり、スピーチの内容が悪かったりすると、一日の最後にウグイス嬢の総括をして翌日には改善させます。これは人によっては非常に印象に影響を与えるところなので、気を使う点です。
・予備の車:支援者が一緒にボランティアでくっついてくれたりします。(まれにですが)選車がルートを外れることもあるので、それを伝えてくれたりする役割もあります。

さて、朝7:10に勿来に集合です(私は平の自宅を6:15に出発)。まず地元支援者と待ち合わせ、市内各地の遊説をスタートです。地元支援者は、現地の人達に声がけし、選車が止まる指定場所に集まってもらったりするので、とても重要です。
IMG_2630

双葉町町長様も遊説隊に同行して、双葉町の仮設住宅前で応援演説していただきました。
IMG_2637

吉野正芳衆議院議員は、小雨が降りしきる中、常磐共同火力発電所前で応援演説していただきました。吉野議員も勿来出身、森候補と同じ小中学校出身だそうで、応援に熱が入ります。
IMG_2633

坂本剛二衆議院議員も駆けつけていただき、応援演説していただきました。事前に応援演説をしていただくことを話していない突然の振りだったのですが、流石、100人近く集まって頂いた常磐共同火力の方々の前で、うまくまとめていただきました。
IMG_2635

森候補本人も限られた時間の中で演説します。私も同行しているので分るのですが、本当に分単位で各地区を回ります。次の場所に行く時間を決めている(それに併せて、現地で待っている支援者がいる)ので、それぞれの場所に数分しかいられないのです。スタッフは、スケジュール管理に冷や汗ものです。遊説ルートを間違えようものなら、その後のスケジュール変更を余儀なくされてしまうので、選車の運行も真剣です。
IMG_2640

昼前に、勿来、九面、錦、窪田、関本、山玉、川部、南台、佐糠のいわき南部地域を走り回って、最後は田人です。田人ふれあい館前のイチゴビニールハウス前で、支援者と握手しました。
IMG_2641

自分の選挙のときは無我夢中で走りきった感がありますが、森候補の場合、二週間以上にもわたって福島県内全域を駆け巡る、範囲の広い活動です。6年前の選挙時には頑張りすぎて、脱水症状になりかけたとも伺っています。健康に留意して、勝利を勝ち取って頂けるよう、祈念しています。私もいわき市民のひとりとして、全力で応援しています。