本日6/27で、会期15日間の6月議会が終了しました。今日各種の議決を行いました。(正確に書くと読みづらいので、誤解をおそれずに)簡単に記述します。

1. 常任委員会委員長の報告
まず、執行部から出された各種の原案を、5つの常任委員会内で審議を行います(今週頭にやりました)。その常任委員会内での審議の内容と、原案を可決すべきかどうかの意見を、常任委員長が議場で報告します。なお、常任委員会には、総務常任委員会・市民福祉常任委員会・文教経済常任委員会・建設水道常任委員会があります。なお、私は総務常任委員会(主に予算関連を担当)に所属しています。

2. 討論
上記の報告を受けて、議員から賛成の立場と反対の立場で討論が行われます。議員個人が、なぜこの議案等に賛成(反対)するのか、登壇して理由・根拠を述べます。この常任委員会報告と討論を聞いた上で、各議員は賛成・反対の立場を決めます。

3. 一括採決
議案ごとに議員37名の起立採決(賛成の場合に起立、反対の場合に着席)し、多数決で決します。結論が見えているときは一括採決として、数10本の議案をまとめて採決することもあります。今回は執行部提出のすべての議案・補正予算案が原案通り可決されました。

4. 意見書案の提案・採決
地方自治法第99条の規程により、地方自治体は国等に対し、政策に関する意見書を提出することができます。今回は、以下の内容の意見書を可決しました
>空き家・廃屋対策の法整備を求める
>原発の損害賠償請求権の3年消滅時効の時効中断を求める
>温泉街の耐震化について、財政的支援を求める
>原発事故子ども・被災者法の具体的施策を求める
>ブラッドパッチ療法という脳脊髄液の病気の保険適用を求める

5. 決議案の提案・採決
東京電力に対して、福島第一原発の発生事故の早期情報公開を求める決議案も可決しました。

以上で6月議会の予定を全て終了です。100人以上が収容できる議事室も、しばらく無人になります。 
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