放射線量スクリーニング検査を受けました。スクリーニング検査とは、表面汚染検査とも呼ばれ、衣服や靴等に付着した放射線量を測定し、基準値以上であれば、何らかの処置をするものです。本来は緊急時や、福島第一原子力発電所近くで作業する方向けのものですが、たまたま保健所に所要があって立ち寄った際に、担当の方のお勧めもあって、生まれてはじめてスクリーニング体験をさせていただきました。検査しているところを許可を得て、撮影していただきました。
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保健所のスクリーニング担当者によると、衣類や靴等の表面からどれだけの放射線が出ているかを調べるもので、単位はkcpm(カウント・パー・ミニッツ)だそうです。基準値が13,000cpmで、それ以下ならば問題なく、それ以上ならば、拭き取りや衣類を破棄するなどの対応をするようです。
 
私の計測結果は、身体から放射されている放射線量は50cpmでした。つまり、50cpmのベータ線を発している放射性物質が衣類や身体に付着していることになります。50cpmは基準値に対して0.4%で、全く問題はないとのことです。靴の裏もしっかりと機器をあててもらいましたが、数値は動きませんでした。
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検査終了すると、スクリーニング測定結果として問題がなかった旨の証明書を発行して頂けます。全部の時間をあわせても約1-2分で結果が出ます。警戒区域に行くようなことがあり、心配だったら検査を受けることをお勧めします。平日の10:00-17:00が受付時間で、内郷の総合保健福祉センターでやっています。
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