いわき市保健所 生活衛生課動物愛護係 赤津係長の案内で、赤井にある野犬抑留所(いわき市平赤井字浅口66-2)を視察しました。6月議会でペット関連の一般質問を予定しており、その事前準備の一環です。抑留所の建物は昭和43年に福島県により建築され、平成11年のいわき市の中核市の移行に伴い、市に譲渡されたものです。
土地面積846.29㎡、建物面積89.26㎡の非木造平屋建て(いわき市公有財産調書による)の施設です。
犬保護用の大きなゲージが6部屋あり、それぞれ複数頭を収容可能です。法的には最低3日以上抑留し、その後は殺処分可能であるものの、実際には最低7日以上保護を継続し、ホームページで飼い主(元もしくは新しい飼い主)を募集しているそうです。飼い主は、市のホームページで特徴を見て、抑留所に足を運んで、引き取ることになります。
http://www.city.iwaki.fukushima.jp/13501/10392/011465.html
なお、当日見せて頂いた犬の1頭(プードル)は、1月から継続して保護されており、この施設に5ヶ月近くいることになります。
最大30頭が収容できる施設に、現在は7頭の犬が保護されていました。多くは近隣からの野良犬の通報により、職員が捕獲し収容している犬です。本来であれば動物愛護法により、すべての飼い犬は登録され、飼い主がわかるよう金属製の鑑札プレートが首輪に付けられているはずです。しかし現実には1年間に保護される犬300頭に対し10頭程度しか鑑札が付けられておらず、ほとんどの犬が無主物の状態で保護されます(鑑札ありの10頭の飼い主に対しては、すぐに保護している旨を連絡)。
引き取る手順は、以下の通りです。最低でも6,300円の手数料がかかります。
保護された犬は特徴が記載され、ゲージ内で管理・飼育されます。獣医師の資格を持ったスタッフ1名により、平日は常駐(土日はえさやりだけ)で飼育されます。
年間では約300頭の犬が収容され、1/3は元の飼い主に戻され、1/3は新しい飼い主の元に行き、病気や老衰、しつけができない等、その他の事情で引き取り手がない残りの1/3が殺処分されるとのこと。炭酸ガスを用いて、睡眠させた上で、窒息死の手順をとります。
外には卒塔婆が立てられ、焼却のたびにお線香を上げるそうです。また半年に一度、読経してもらうとのこと。
今回の視察は、同僚の西山議員、木村議員にも同行してもらいました。野犬抑留所は赤井の山奥の道路の突き当たりにあり、非常にわかりにくい場所にあります。うがった見方をすれば、迷惑施設なので人目につきにくい場所に設置したのではないかとも思えます。しかしながら、年間300頭の犬が保護され、そのうち100頭が引き取り手がなく、殺処分されているのは事実です。嫌なことに目をそらすことなく、向き合っていくことが必要です。
ペットを飼うことの効用については、個人によって意見が異なります。愛好家からは、ペットの愛情や生と死を身近に感じることにより、精神の安定や子どもの情操教育に大きく役立つとの意見も聞かれます。
<提案>
・野犬300頭が発生
・鑑札を付けていない犬がいる
・ペットを捨てている飼い主がいる
→上記の問題については、飼い主のモラルの問題と考えます。同時に動物愛護法による罰則規定を周知し、ペットを飼う以上、社会に対して一定の責任・義務を負うことを認知することが必要でしょう。
・新飼い主のマッチングが完全でない
・殺処分に対するスタッフの精神的ストレス
→上記の問題については、抑留所の機能を、旧飼い主への返還・新飼い主マッチングの機能と、殺処分の機能とに分けるべきかと考えています。前者についてアクセスのよい場所で、市民に開かれた環境の清潔な状態で行なう。後者については、哀悼の意を持ちつつも、人の手を直接介さずに(ある意味、機械化して)清潔な状態で処分していくことが必要かと思います。
土地面積846.29㎡、建物面積89.26㎡の非木造平屋建て(いわき市公有財産調書による)の施設です。
犬保護用の大きなゲージが6部屋あり、それぞれ複数頭を収容可能です。法的には最低3日以上抑留し、その後は殺処分可能であるものの、実際には最低7日以上保護を継続し、ホームページで飼い主(元もしくは新しい飼い主)を募集しているそうです。飼い主は、市のホームページで特徴を見て、抑留所に足を運んで、引き取ることになります。
http://www.city.iwaki.fukushima.jp/13501/10392/011465.html
なお、当日見せて頂いた犬の1頭(プードル)は、1月から継続して保護されており、この施設に5ヶ月近くいることになります。
最大30頭が収容できる施設に、現在は7頭の犬が保護されていました。多くは近隣からの野良犬の通報により、職員が捕獲し収容している犬です。本来であれば動物愛護法により、すべての飼い犬は登録され、飼い主がわかるよう金属製の鑑札プレートが首輪に付けられているはずです。しかし現実には1年間に保護される犬300頭に対し10頭程度しか鑑札が付けられておらず、ほとんどの犬が無主物の状態で保護されます(鑑札ありの10頭の飼い主に対しては、すぐに保護している旨を連絡)。
引き取る手順は、以下の通りです。最低でも6,300円の手数料がかかります。
1 保健所に連絡し、特徴に合う犬が抑留所にいるかを確認
2 犬抑留所にて、実際に犬を見て確認
3 保健所にて、返還手続き
(1)犬の登録が確認できるもの
(2)狂犬病予防注射済票
(3)返還手数料5,700円
(4)飼養管理費 1日につき600円
4 犬抑留所にて犬を返還します。
保護された犬は特徴が記載され、ゲージ内で管理・飼育されます。獣医師の資格を持ったスタッフ1名により、平日は常駐(土日はえさやりだけ)で飼育されます。
年間では約300頭の犬が収容され、1/3は元の飼い主に戻され、1/3は新しい飼い主の元に行き、病気や老衰、しつけができない等、その他の事情で引き取り手がない残りの1/3が殺処分されるとのこと。炭酸ガスを用いて、睡眠させた上で、窒息死の手順をとります。
死亡を確認した上で、そばに据え付けれた焼却場で火葬されます。担当するスタッフにとっても、それまで保護・飼育を続けてきた犬を殺処分・焼却させる手続きに、葛藤が発生することは想像に難くありません。特に死体を焼却炉に投入する作業のは、人手によらざるをえないため、相当なストレスかと思います。
外には卒塔婆が立てられ、焼却のたびにお線香を上げるそうです。また半年に一度、読経してもらうとのこと。
今回の視察は、同僚の西山議員、木村議員にも同行してもらいました。野犬抑留所は赤井の山奥の道路の突き当たりにあり、非常にわかりにくい場所にあります。うがった見方をすれば、迷惑施設なので人目につきにくい場所に設置したのではないかとも思えます。しかしながら、年間300頭の犬が保護され、そのうち100頭が引き取り手がなく、殺処分されているのは事実です。嫌なことに目をそらすことなく、向き合っていくことが必要です。
ペットを飼うことの効用については、個人によって意見が異なります。愛好家からは、ペットの愛情や生と死を身近に感じることにより、精神の安定や子どもの情操教育に大きく役立つとの意見も聞かれます。
<提案>
・野犬300頭が発生
・鑑札を付けていない犬がいる
・ペットを捨てている飼い主がいる
→上記の問題については、飼い主のモラルの問題と考えます。同時に動物愛護法による罰則規定を周知し、ペットを飼う以上、社会に対して一定の責任・義務を負うことを認知することが必要でしょう。
・新飼い主のマッチングが完全でない
・殺処分に対するスタッフの精神的ストレス
→上記の問題については、抑留所の機能を、旧飼い主への返還・新飼い主マッチングの機能と、殺処分の機能とに分けるべきかと考えています。前者についてアクセスのよい場所で、市民に開かれた環境の清潔な状態で行なう。後者については、哀悼の意を持ちつつも、人の手を直接介さずに(ある意味、機械化して)清潔な状態で処分していくことが必要かと思います。
































































































