地方自治経営学会研究大会1日目に参加しました。これは地方政治・財政の方向や社会保障、生活保護制度の方向性等について、総務省の役人等を講師にお呼びして2日間の研修をするものです。

日時:平成25年度5月21日、5月22日
場所:お茶の水 明治大学アカデミーコモン棟 アカデミーホール
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話された内容は、以下のとおり(1日目)です。
震災復興 東北大震災―進む復興への取組み―地方現場からみる
坪井ゆづる 朝日新聞東北復興取材センター 仙台総局長
地方経済・地域再生 超高齢化、世界的不況も続く中、これからの地方地域の経済、地域再生―その行方は
増田寛也 野村総合研究所顧問
地方税財政
今年度の地方税財政の改正の方向、地方税財源の偏在是正問題、一括交付金、消費税改正で一部地方税化という意見について
社会保障制度・超高齢者社会 服部万里子 服部メディカル研究所所長
社会保障制度を支え、維持する少子化対策、保育・児童問題、年々増加する定年退職後の高齢者問題、人生最後の住まいと生活は施設か在宅か
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テーマがかなり幅広いため、ひとつひとつのテーマに与えられた1時間強の中では説明しきれない部分もあったと思います。大きくは講師のご意見は同意したものの、私の見立てとで大きく異なる点もありました(これについては、きちんとフォローします)。主な論点はわかりましたので、私自身も完全に理解・咀嚼してから自分の調査テーマとして考えていきたいと思います。