しばしば話題にのぼる市議会議員の議員定数。現在、いわき市の定数は37議席です。年別に議員数の推移を取ってみました。9市5町村合併時には333人いた市議会議員(1966年)ですが、次の改選時に48名まで一気に削減しています(それでも現在の37名と比べると多いですが)。そのときの激震はいかばかりであったか、想像を絶します。
当時は、いわき市内は13選挙区(9市5町村の名残り)に分かれていて、中選挙区制(1選挙区から3-5名程度の議員を選出する制度)でした。複数政党があることを考えると、それぞれの地区から数名の議員を出すことにより、50名弱の定員にはそれなりの意義があったと思います。しかしながら1992年にいわき市全部でひとつの選挙区となり、(形式的には)地区ごとの地域代表を選出する形はなくなりました(現実的には、今でもいわき全体の問題を考え得るのでなく、地元密着型の選挙運動が残っている部分があるのですが・・・)。
合併当時は異常状態ですので、1967年以降のいわき市人口(左軸、単位:万人)と、議員数(右軸、単位:人)の推移を抜き出してみました。人口ピークは1998年の36.2万ですが、その後継続して人口減少が続いています。一方、議員数もそれを見越して、定数見直しを継続的に行ない、2-3名ずつの定数削減を実施してきました。
しばしば聞かれる声として、「議員数を削減せよ」「議員報酬・活動費を削減せよ」等があります。よくよく聞いてみると、(絶対数が問題というよりも)より根源的な理由は、「議員が普段どんな仕事をしているか分らない」、「議員個人の資質・見識が低い」、「市政の役に立っていない」等だということが分りました。要は付加価値をつけた活動をしていないということですね。また不満が発生する理由のひとつとして、活動が役に立っている(いない)ことが市民からはわからないということもあると思います。
議員の年齢層別のグラフを作ってみました(縦軸:人数、横軸:年齢層)。現在の37名定数のうち、もっとも多かったのは50-59才の年齢層で13人です。次は40-49才の10人(私もここにカウントされています)。60才以上も12名と、全体の32%を占めています。
私見ですが普段、議員の側から活動状況等をいろいろな形(紙媒体や、ネット、セミナー等)で情報発信してくことにより、市民が議員活動を(選挙のときだけでなく)継続的に評価していく仕組みが必要ではないかと思っています。それが市民の声を市政に反映するということではないかと思うのです。そうでなければ議員の活動費等をいくら削減したとても、「議員数削減」「議員報酬・活動費削減」等のテーマは、永遠になくならないでしょう。私個人としては「職業議員」と呼ばれないよう、身を律して活動していきたいと思っています。
当時は、いわき市内は13選挙区(9市5町村の名残り)に分かれていて、中選挙区制(1選挙区から3-5名程度の議員を選出する制度)でした。複数政党があることを考えると、それぞれの地区から数名の議員を出すことにより、50名弱の定員にはそれなりの意義があったと思います。しかしながら1992年にいわき市全部でひとつの選挙区となり、(形式的には)地区ごとの地域代表を選出する形はなくなりました(現実的には、今でもいわき全体の問題を考え得るのでなく、地元密着型の選挙運動が残っている部分があるのですが・・・)。
合併当時は異常状態ですので、1967年以降のいわき市人口(左軸、単位:万人)と、議員数(右軸、単位:人)の推移を抜き出してみました。人口ピークは1998年の36.2万ですが、その後継続して人口減少が続いています。一方、議員数もそれを見越して、定数見直しを継続的に行ない、2-3名ずつの定数削減を実施してきました。
しばしば聞かれる声として、「議員数を削減せよ」「議員報酬・活動費を削減せよ」等があります。よくよく聞いてみると、(絶対数が問題というよりも)より根源的な理由は、「議員が普段どんな仕事をしているか分らない」、「議員個人の資質・見識が低い」、「市政の役に立っていない」等だということが分りました。要は付加価値をつけた活動をしていないということですね。また不満が発生する理由のひとつとして、活動が役に立っている(いない)ことが市民からはわからないということもあると思います。
議員の年齢層別のグラフを作ってみました(縦軸:人数、横軸:年齢層)。現在の37名定数のうち、もっとも多かったのは50-59才の年齢層で13人です。次は40-49才の10人(私もここにカウントされています)。60才以上も12名と、全体の32%を占めています。
私見ですが普段、議員の側から活動状況等をいろいろな形(紙媒体や、ネット、セミナー等)で情報発信してくことにより、市民が議員活動を(選挙のときだけでなく)継続的に評価していく仕組みが必要ではないかと思っています。それが市民の声を市政に反映するということではないかと思うのです。そうでなければ議員の活動費等をいくら削減したとても、「議員数削減」「議員報酬・活動費削減」等のテーマは、永遠になくならないでしょう。私個人としては「職業議員」と呼ばれないよう、身を律して活動していきたいと思っています。