いわき市は炭鉱の発展を契機に明治時代以来、大きな発展とそれに関わって幾たびもの合併を繰り返してきました。
これに伴い、身近な存在である「地名」は、これまでいくたびも改称や消失、新設が行われてきました。その過程をつぶさに紹介したのが本書です。
下の図は、昭和35年ごろの平市街図です。ちょうど国道6号線の主要部分が開通したことだと思います。町名ごとに色分けされているので、とても見やすい。当時の市街区域が一目でわかります。私の生家(北白土)は、図の右下あたり、田んぼのど真ん中、地名もまだなかったころです。

下の図は、昭和35年ごろの平市街図です。ちょうど国道6号線の主要部分が開通したことだと思います。町名ごとに色分けされているので、とても見やすい。当時の市街区域が一目でわかります。私の生家(北白土)は、図の右下あたり、田んぼのど真ん中、地名もまだなかったころです。
今はない、城東の平発電所が見えます(常磐興産の施設です。平のまちなかで火力発電が行なわれていたかと思うと、誇らしいですね)。市役所は、現在の文化センターの場所にありました。公会堂が、大黒屋の場所にありました。まだ平商と平工がそれぞれ、現市役所・アリオスの場所にありました。まだ旧新川が緑地帯として埋め立てられていませんでした。 平まちなかの、移り変わり等がよくわかる資料で、とても興味深いです。