ひとことでいうと、「自転車バカ」のマンガです。いかにしてロードバイクの世界にハマっていくか、いかに「自己満足」の世界に没頭できることが幸せかを描いてます。刺激的な表紙ですが、ぴっちぴちのレーサーパンツとインナーを着ていると、街中の人にはとってロードバイク乗りはこのように見えるのかもしれません。

100gの軽量化=1万円の相場や、冬用のインナーの重要性など、まさに自転車乗り(正確にはロードバイク乗り)にしか理解できないマンガとなっています。そのニッチさが、おもしろい!

 著者は、ツールドフランス出場を描いた「かもめ☆チャンス」も描いており、自転車道まっしぐらの漫画家のようです。好きな自転車のことを、自らの仕事(マンガ)に活かしているという、素晴らしい取り合わせです(笑)。
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