道の駅として、(数少ない)成功例「道の駅ひたちおおた」を、産業建設常任委員会で視察しました。2016年夏にオープンしたばかりの、国土交通省に重点道の駅にも選定された施設です。機能としては、24時間利用可能なトイレや駐車場,情報発信のほか,農産物直売所,フードコート,レストラン,体験交流室,イベント広場,子ども広場,トマトハウス等です。役割は一般的な道の駅と同じく、地域の情報発信・交流拠点ですが、特徴は、ここでしか買えない野菜や果物があることと、販売価格が割安なので地元の買い物客が多いことです。ちなみに、ここの外観はグッドデザイン賞を受賞しているそうです。
また地元のものを使ったオリジナルのスイーツも充実。 市内の老舗醤油蔵による「雛菊とキャラメルのケイク」をはじめとする、和洋それぞれのお土産が並んでいました。茨城県名産の干し芋も。
また地元のものを使ったオリジナルのスイーツも充実。 市内の老舗醤油蔵による「雛菊とキャラメルのケイク」をはじめとする、和洋それぞれのお土産が並んでいました。茨城県名産の干し芋も。
公設の道の駅の経営の多くが失敗している中、この道の駅ひたちおおたが成功している大きな要因は、駅長(管理者)を民間公募し、妙齢の女性を任用したことだと思います。主婦目線でのデザインや品揃え、接客等が、総合的に顧客に受け入れられているのでしょう。
道の駅ひたちおおたのHPより転載
茨城県内で13番目、ひたちおおた市内では、主要幹線道路国道349号沿いにもう一店舗あり、2つ目の道の駅だそうです。感覚的にはとても多い。
野菜には、価格とともの生産者の名前のシールが貼られています。ほうれん草一束130円、長ネギ3本一束150円と、それぞれ安い。
ここでしか買えないイチゴ「ひたち姫」。「とちおとめ」と「章姫」を交配して茨城県農業総合センターで開発した茨城県オリジナルです。
生産者・生産物情報が、液晶TVやパネルで紹介されていました。特に動画は、インパクトがあっていいですね。生産物の特徴が
常陸太田の名産は、蕎麦。山間部は蕎麦の生産が盛んに行われていて、蕎麦の名店も数多い。名店のひとつ「夢玄」がテナントで入っていました。茨城の蕎麦の特徴は、つけ汁の代わりに、けんちん汁が提供される「けんちんざる蕎麦」が一般的にメニューにあることです。市内でも「蕎麦さくらい」さんの出身が茨城県ということもあり、けんちんざる蕎麦を食べることができます。
<蕎麦さくらいは、コチラ>
http://www.mikito.biz/archives/46690385.html
「道の駅ひたちおおた」の敷地内にトマトハウスがあり、曜日限定で入場料200円で摘み取り体験&試食ができます。 追加料金を払えば、お持ち帰りもできるとのこと。当日は休園だったので、収穫体験はできませんでした。残念。