加賀料理の店「大志満」は、東京等に6店舗展開している、名店。そしてその出色の料理が、「治部煮(じぶに)」です。その名店が、期間限定で、エキュート上野に出店中です。
2015年02月
憲政記念館は、永田町の国会議事堂に隣接する国会前庭内に建つ、議会政治の展示施設です。1960年に、憲政の功労者である尾崎行雄氏を記念して、尾崎記念会館が建設されました。その後議会開設80年を迎えたのを記念し、尾崎記念会館を吸収して1972年に現在の憲政記念館が完成したとのこと。こちらの施設を今回、はじめて訪れる機会がありました。
尾崎行雄(号は咢堂)は、日本の議会政治の黎明期から戦後に至るまで東京市長や衆議院議員を務め、当選回数25回・議員勤続年数63年・最高齢議員記録94才と複数の日本記録!を有することから「憲政の神様」「議会政治の父」と呼ばれる方です。首相を経験していないのが不思議なくらい、尋常ではない経歴の方です。
国会の組織や運営などを資料や映像によって紹介するとともに、憲政の歴史や憲政功労者に関係のある資料を収集して常時展示するほか、特別展などが開催されています。一般庶民にとって、とても心理的な敷居は高いのですが、実はどなたでも入館料は無料、平日だけでなく土日も開いている、きわめて開放的な施設でした。江戸時代の初めには加藤清正が屋敷を建て、江戸時代末期には彦根藩の上屋敷となりました。明治以降には陸軍省、参謀本部、陸地測量部(国土地理院の前身)があった場所だそうです。大老職を務めた井伊直弼はこの地から籠に乗って江戸城へ登城し、現在の警視庁の前の桜田門外で暗殺されました。太平洋戦争中は、この陸軍参謀本部から前線へ指令が出されたいたとは感慨深いです。
第6回いわきサンシャインマラソンでは、撮影のプロが沿道の各地点で写真を撮って下さいました。フォトクリエイトという会社で、「オールスポーツコミュニティ」という名前で、お祭りやスポーツイベントで写真撮影・ネット販売をしています。2002年の会社設立ながら、すでに東証マザーズ市場に上場しています。
国内で開催される大きなスポーツイベントには、ほとんど参加しているのでは?と思うくらい、全国展開でイベントの撮影をしています。その実績だけに、写真の腕もスゴイ。下の写真は、私のゴール瞬間のものですが、まるで、何かに勝利したかのよう(実際は、超スローペースでなんとかゴールにたどり着いた・・・しかもずぶ濡れ・・・)。
まるで激走しているかのような遠近感のある写真で、素晴らしい。実際には、ほとんど歩いている?くらいのスピードなんですが、躍動感がある写真に仕上げて下さいました。このようなレベルの写真が1枚2,000円弱で提供されます(写真の大きさによる)。あの場所で、あの瞬間にしかないショットを、高レベルで切り取って撮影、保存、写真データ提供してくれるサービスは、諸手を挙げて歓迎したい。
国内で開催される大きなスポーツイベントには、ほとんど参加しているのでは?と思うくらい、全国展開でイベントの撮影をしています。その実績だけに、写真の腕もスゴイ。下の写真は、私のゴール瞬間のものですが、まるで、何かに勝利したかのよう(実際は、超スローペースでなんとかゴールにたどり着いた・・・しかもずぶ濡れ・・・)。
まるで激走しているかのような遠近感のある写真で、素晴らしい。実際には、ほとんど歩いている?くらいのスピードなんですが、躍動感がある写真に仕上げて下さいました。このようなレベルの写真が1枚2,000円弱で提供されます(写真の大きさによる)。あの場所で、あの瞬間にしかないショットを、高レベルで切り取って撮影、保存、写真データ提供してくれるサービスは、諸手を挙げて歓迎したい。
報徳社とは、二宮尊徳の指導のもと小田原に設立された農民扶助のための相互融資機関だったそうです。尊徳の死後も門弟により各地に相次いで設立されました。独立自営農民を主体とする結社として明治維新以降も発展し、大日本報徳社の結成に至ったとのこと。
いわきでも、二宮尊徳の報徳主義を実践するための結社として、福島県報徳社が設立されました。その設立にあたったのが、内郷の野木稔弥氏(故人)で、その銅像が内郷御台境町鶴巻にある、新川の川岸に設置されていました。かつての報徳観光・報徳バス(現在はいわきタクシーグループ)・報徳結婚式場(現在のヨークベニマル内郷店)等のグループ企業を率いていた創始者です。
報徳とは論語における「以徳報徳」に由来し、天・地・人の三才の徳に報い、実践的徳行をもってすることだそうです。野木稔弥の銅像の隣には、二宮尊徳の石像も設置され、「以徳報徳」の大事さを強調されているようでした。いわきのまちなかには、先人達の体温や歩みを感じることができる、さまざまな証跡が残されています。
報徳とは論語における「以徳報徳」に由来し、天・地・人の三才の徳に報い、実践的徳行をもってすることだそうです。野木稔弥の銅像の隣には、二宮尊徳の石像も設置され、「以徳報徳」の大事さを強調されているようでした。いわきのまちなかには、先人達の体温や歩みを感じることができる、さまざまな証跡が残されています。
いわき市役所の市長応接室に、磐城平城の復元ジオラマ模型が設置されています。磐城平城は戊辰戦争で、本丸や櫓等が焼け落ちてしまった後に、民間に払い下げられて、宅地化されてしまったので、当時の面影が残っているところで、一般の方が見れるのは「塗師櫓」(ぬしやぐら)くらいです。しかし非公開ながら、本丸部分や内堀は宅地化・分譲化を逃れて、そのまま残されています。その本丸・内堀部分に、当時の磐城平城の、本丸の建物、櫓を復元ジオラマ模型という形で再現されています。この模型は、清水市長がポケットマネーで(市の予算からではなく)、市内の川島工房さんに依頼して作っていただいたとのこと。
<磐城平城 塗師櫓(ぬしやぐら)をきちんと復元したいは、コチラ>
http://www.mikito.biz/archives/36494798.html
江戸時代には天守閣はなく、平屋建ての本丸がありました。そしてその周りを櫓・塀・石垣で囲っていました。戊辰戦争で焼け落ちた本丸跡地には、明治に入り、最後の藩主であり、磐城平藩知事であった安藤信勇(のぶたけ)が建てたと推測される、旧安藤家居宅が現存しています。
<磐城平藩 安藤信勇(のぶたけ) 最後の藩主は、コチラ>
http://www.mikito.biz/archives/36153045.html
磐城平城の外堀を埋立てて完成した常磐線の線路は、いわきの交通の要となって現代社会に役立っています。先人達の残してくれた資産に感謝します。線路を電車が自走するしくみになっていて、市長の「夢」の常磐新幹線がジオラマで実現?していました。
<磐城平城 本丸跡地を市民開放したいは、コチラ>
http://www.mikito.biz/archives/42425422.html
磐城平城の模型は、これまでにも何人かの方が制作されています。これまでは散発的な活動でしたが、歴史・文化を大切にするまち、になっていって欲しいと思います。
<磐城平城と小名浜代官所の模型>
http://www.mikito.biz/archives/23576167.html
<磐城平城 塗師櫓(ぬしやぐら)をきちんと復元したいは、コチラ>
http://www.mikito.biz/archives/36494798.html
江戸時代には天守閣はなく、平屋建ての本丸がありました。そしてその周りを櫓・塀・石垣で囲っていました。戊辰戦争で焼け落ちた本丸跡地には、明治に入り、最後の藩主であり、磐城平藩知事であった安藤信勇(のぶたけ)が建てたと推測される、旧安藤家居宅が現存しています。
<磐城平藩 安藤信勇(のぶたけ) 最後の藩主は、コチラ>
http://www.mikito.biz/archives/36153045.html
磐城平城の外堀を埋立てて完成した常磐線の線路は、いわきの交通の要となって現代社会に役立っています。先人達の残してくれた資産に感謝します。線路を電車が自走するしくみになっていて、市長の「夢」の常磐新幹線がジオラマで実現?していました。
<磐城平城 本丸跡地を市民開放したいは、コチラ>
http://www.mikito.biz/archives/42425422.html
磐城平城の模型は、これまでにも何人かの方が制作されています。これまでは散発的な活動でしたが、歴史・文化を大切にするまち、になっていって欲しいと思います。
<磐城平城と小名浜代官所の模型>
http://www.mikito.biz/archives/23576167.html
セブンイレブンの店舗で、ドーナツを売っています!名前は、「SEVEN CAFE Donut(セブンカフェ ドーナツ)」。
温度を一定に保つレジ横の専用ケースで販売されています。「オールドファッション」や「ダブルチョコレート」、「クロワッサンドーナツ」など数種類のドーナツが1個100円程度です。
<セブンカフェは、コチラ>
http://www.mikito.biz/archives/32096076.html ドーナツといえば、業界の雄、「ミスタードーナツ」が立ちはだかります。生鮮食料品ではないドーナツは、それほど作りたてにポイントはないため、味比べでは、そんなに遜色ないモノができることは想像に難くない(逆に、ミスドの味を越えることも。これもまた、ない)。ドーナツの見た目や食感は、ドーナツフリークでない一般消費者にとっては、それほど違わない。
7-11では、2013年からセルフ式ドリップコーヒーマシン「セブンカフェ」を本格導入しています。年間約5億杯を売り上げる大ヒット商品らしい。私も、愛飲する消費者のひとりです。ドーナツは、この「セブンカフェ」に併せて、柳の下のドジョウにしたい意図が見えます。
<セブンカフェは、コチラ>
http://www.mikito.biz/archives/32096076.html ドーナツといえば、業界の雄、「ミスタードーナツ」が立ちはだかります。生鮮食料品ではないドーナツは、それほど作りたてにポイントはないため、味比べでは、そんなに遜色ないモノができることは想像に難くない(逆に、ミスドの味を越えることも。これもまた、ない)。ドーナツの見た目や食感は、ドーナツフリークでない一般消費者にとっては、それほど違わない。
ポイントは、コーヒーと合わせて手軽に楽しめる商品ということでしょう。ミスドは店舗数も少なく、営業時間も短い。これまでは、その時間にその場所に行かないと、それなりに美味しいドーナツを買えなかった。セブンカフェ ドーナツは、いつでもどこでも、淹れたてコーヒーと一緒に購入することができるようになります。これは、ミスドと重ならない、新しい市場の開拓かもしれないということ。
ドーナツ自体は日本人の食生活にないものなので、全国的に大当たりするとは考えにくいでしょう。しかしながら、既存の商品の組み合わせで、新たな市場を創り出すことにチャレンジしているというセブンイレブンの企業姿勢を賞賛したい。
シンガポール国立大学(National University of Singapore)ビジネススクールの卒業生のOB会に参加しました。NUS Business SchoolのOBは全世界に散っていますが、日本人OB会です。所属業界は、証券等の金融機関が多いものの、製薬やバイオ、メーカー等、さまざまです。
近況報告から、直近の業界の情報交換、進学・キャリア相談等、さまざまな話題で活況でした。年齢も背景もさまざまな方々ですが、共通しているのはNUSに高額の学費を払った上で、きっつい学習をしてきたこと。そしてそれに伴い失ったモノと得たモノがあるという点です。それをべースに、異なる業界から、正直な(これが最も重要)コメントをもらえることは、本当に貴重です。密度濃く、的確な会話は、ビリビリきます。年に数回の集まりだからこそ、これができるのだと思います。
近況報告から、直近の業界の情報交換、進学・キャリア相談等、さまざまな話題で活況でした。年齢も背景もさまざまな方々ですが、共通しているのはNUSに高額の学費を払った上で、きっつい学習をしてきたこと。そしてそれに伴い失ったモノと得たモノがあるという点です。それをべースに、異なる業界から、正直な(これが最も重要)コメントをもらえることは、本当に貴重です。密度濃く、的確な会話は、ビリビリきます。年に数回の集まりだからこそ、これができるのだと思います。
正直、礼儀、責任、友情、公益、勇気。これらの美徳は戦後に日本人があえて目を背けてきた面があると思います。これらの美徳を100以上も精選したのが本著です。あえていえば、時代を生き抜く知恵であって、子々孫々に伝えたい物語です。
そもそもどうして、「美徳」であるならば、戦後にGHQにより修身の教育は中止になったのか?しばしば聞かれる、「教育勅語は軍国主義だから、ダメ」は本当なのか?もういちど「修身」が、軍国教育の教科書なのかどうか、マスコミ等の二次、三次情報によらずに自分で確かめる必要があります。実際自分の目で読んでみたら、現代の日本人の常識と異なる部分もあれば、重なる内容もたくさんあることが確認できます。その時代の人は、日本人の先人の足跡に関して、現代人の何倍も詳しかった。ろくに高等な教育を受けていなかった老人世代まで含めて、ほとんどの例外なく日本人の共通認識として持っていたことは、驚異の一言です。よくよく考えてみれば、日本人としてのアイデンティティは、そういう認識や価値観を共有してきたことです。
そんな「修身」が失敗したと結論づけられたのは、①子どもたちから自ら考える力を奪い、押し着せられる徳目にひたすら従順であることのみを求めたこと、②その従順さにつけこんで、権威主義を助長させてしまったことでしょう。
<引用>男子の務と女子の務
男子も女子も人として国民として行ふべき道に違いはありません。男子が世の繁栄をはからねばならぬと同じ様に、女子もそれをはからねばなりません。また女子が身もちを慎まねばならぬと同じ様に、男子もそれを慎まねばなりません。 かように、人として国民としては違いはありませんが、男子と女子とによって、それぞれ実際の務めはおのづから別れて居ます。 男子と女子とは生まれながらにして身体も違い性質も違っています。それで見ても、その務めがおのづから違うことは明らかであります。強いことは男子のもちまえで、やさいいことは女子のもちまえです。国・社会・家を安全に保護していくようなことは男子の務めで、家庭に和楽を与え、また子供を養育するようなことは女子の務めであります。 我等の父母が家庭で実際に行っている事は、すなわちこの男子の務めと女子の務めとの主なものであります。父は一家の長として家族を率い、家計を支え、また外へ出ていろいろな仕事をして働いています。母は主婦として内にいて父を助け、家をととのえ、我等の世話をしています。 男子と女子とがよく調和して各その務めを全うしていけば、家も栄え国も栄えます。
かっこいい言葉が流行っています。「つめこみ教育ではなく情操を育む」「個々の良い所を伸ばす」「心の充実」等等・・・。その延長線上で、新たに設けられる「道徳の時間」も薄っぺらなものになってしまうことを危惧しています。道徳を教える前提として、日本人の足跡を知らなければ、あまりにも薄っぺらいモノになってしまうのではなか。道徳の前提として、教えるべき事をきちんと教えていなければ、砂上の楼閣となりかねません。なぜなら、そんな言葉遊びは、子どもの心に響かないからです。筋道として、まずわれわれ日本人のの歩んできた道、すなわち先人達が徳をもって実践された歴史から学ぶのが近道です。そうしないかぎり、道徳の教科は方向性を見失った、切れた凧になってしまうのではないか。
かっこいい言葉が流行っています。「つめこみ教育ではなく情操を育む」「個々の良い所を伸ばす」「心の充実」等等・・・。その延長線上で、新たに設けられる「道徳の時間」も薄っぺらなものになってしまうことを危惧しています。道徳を教える前提として、日本人の足跡を知らなければ、あまりにも薄っぺらいモノになってしまうのではなか。道徳の前提として、教えるべき事をきちんと教えていなければ、砂上の楼閣となりかねません。なぜなら、そんな言葉遊びは、子どもの心に響かないからです。筋道として、まずわれわれ日本人のの歩んできた道、すなわち先人達が徳をもって実践された歴史から学ぶのが近道です。そうしないかぎり、道徳の教科は方向性を見失った、切れた凧になってしまうのではないか。
幕末・明治初期の志士たちの志に学ぼうとする、「G1東松龍盛塾」があります。そちらでは、東:藤田東湖、松:吉田松陰、龍:坂本龍馬、盛:西郷隆盛、の4人の志とその行動に学ぼうとするグループで、私も参画させていただいています。東松龍盛塾のメンバーのひとりが、その志を、「大和魂に火をつけよう 日本のスイッチを入れる」で著作しました。現在大阪守口市の市議会議員である竹内太司朗氏で、その処女作がこの「日本を救うための教育」です。
<大和魂に火をつけよう 日本のスイッチを入れる、はコチラ>
http://www.mikito.biz/archives/41734494.html
竹内氏は、もともと元早稲田アカデミーの英語講師出身です。浪人生に教育をしているうちに、このままでは日本はどうなってしまうかと、漠然とした不安を覚えます。将来の夢がない高校生、選挙に行かない若者たち、不祥事だらけの政治家、日本のことを説明できない日本人、本当にこれでいいのか?熱き思いに駆り立てられて東京の塾講師から、出身地に戻り、市議に当選しました。そこで見たのは「選挙」という嘘と誠の入り交じった世界。現実的にそれとの折り合いをつけるべきか、あるべき姿を追究すべく決別すべきか?誰も正解を持ち合わせていません。今の日本に必要なものは何か。教育はこれでよいのか。政治はこれでよいのか。地に足を付けた疑問とその筆者なりの解答が載せられています。
ご批判を覚悟の上でまとめるとすると、その答えは、戦前教育の中にあった。すなわち、修身、教育勅語、武士道、古事記の世界にこそ、、現代の日本に必要な「教育」と「政治」のあり方があると筆者は訴えます。
修身教育は、(一部の例外を除いて)江戸・明治以降の日本人の行動規範をうまく表していると思います。しかし、一部の思想的な反対から、修身教育をきちんとできていないところに、日本の矛盾の根幹のひとつがあります。
<教育勅語 修身 道徳観は、コチラ>
http://www.mikito.biz/archives/40945384.html
現在、道徳を教える科目への格上げし、さらにそれを評価対象とすることが議論されています。個人的には、道徳や修身は、評価対象とするような性質の教科ではないと思うし、評価してどうこういうべきものでもないと思う。ただ間違いなく、そのような先人達が血の滲むような努力をして、今の日本の礎を作り、その遺産をベースにわれわれの現代生活がなりたっていることを忘れてはならないと思うのです。
<道徳の教科へ格上げへの懸念 それって修身教育?>
http://www.mikito.biz/archives/40887095.html
「孤独のグルメ」というグルメマンガがあるらしい。どうも食品会社とコラボレーション企画と称して、商品を食する漫画らしい。そこが高速道路会社ネクスコとコラボして、「孤独のグルメ×NEXCO」というキャンペーンをやっています。こんなことに気付いたのも、高速道路のサービスエリアで写真のようなポップを見つけたからです。
キャッチコピーが「お腹と心を満たす!ドライバー飯」販売中!略して、「ドラめし」。サブタイトルといい、語呂といい、納得感があります。最近のサービスエリアは、スターバックスコーヒーがテナントとして入ったり、おしゃれなパン屋が入ったり、ドックランを併設したり、若者をターゲットにしてきた感があります。その中で、コアな顧客である、トラックドライバーを意識したポジショニングの変更は、褒められるべきでしょう。
<高速道路併設のドッグランは、コチラ>
http://www.mikito.biz/archives/27494125.html
写真は、磐越自動車道 サービスエリアの「エゴマ豚のとんかつ定食」。まさに「お腹と心を満たす!ドライバー飯」販売中!を地でいっています。器は、今時の手作り風の変形焼き物で、純和風な上にモダンさも取り入れている狡猾さ。高速道路の民営化では、相当の紆余曲折があり、必ずしもベストの民営化ではないかもしれませんが、あの民営化をきっかけに間違いなくNEXCOの体質は変わりました。我々が生きている資本主義経済社会は、競争というある意味非情な環境によって、消費者が受けるメリット(消費者余剰)は間違いなく、飛躍的に増大しています。腹ぺこの状態で、とんかつを食べながら、そんなことを考えながら、お腹を満たしたのでした。
ドイツ連邦共和国大使館の広報文化部長 ローベルト・フォン・リムシャ(Robert von Rimscha)公使が、いわきにお越し下さいました。日本には日独協会という団体があり、日独の政府・関係諸団体と連絡を密にし、両国の各分野における友好関係を推進する中核団体です。その各地日独協会が各地に55協会あり、実はその総会がいわきで今年開催されるのです。その地ならしも兼ねて、いわきにお越しになられました。
世界有数の医薬品・化学品の化学メーカー、ドイツのメルクの子会社が小名浜臨海工業団地にあります。その視察をご一緒させて頂きました。工場長のご案内で、作っている製品の概要をレクチャーを受け、工場全体をご案内いただきました。
注)上記写真は、メルク小名浜工場の許可を得て撮影しております(工場内は原則として撮影禁止です)。
世界有数の医薬品・化学品の化学メーカー、ドイツのメルクの子会社が小名浜臨海工業団地にあります。その視察をご一緒させて頂きました。工場長のご案内で、作っている製品の概要をレクチャーを受け、工場全体をご案内いただきました。
この小名浜工場は、1984年の操業開始以来、エフェクト顔料と機能性顔料の開発・生産を行っています。主な用途、自動車塗料や工業用塗料、また化粧品用途でも、パール顔料、エフェクト顔料、体質顔料など多くの製品を製造、市場に提供しているそうです。現在は150人程度の方が勤務されているとのこと、相当数の雇用を産んでいます。いわき市とWIN-WINの関係を続けていって欲しいと思います(写真の左端が私です)。
注)上記写真は、メルク小名浜工場の許可を得て撮影しております(工場内は原則として撮影禁止です)。
災害対応ロボットがんばっぺ1号の現況報告会が、2015.2.16にいわき駅前のラトブでありました。これは、福島県が公募した「災害対応ロボット産業集積支援事業」で、山林火災など、道が整備されていない場所での消火作業のために、可搬ポンプ等の重量消火機器の搬送等で現場作業を支援するロボットを開発する、というものです。要は、山林など道路が整備されていない場所での消火作業用に、遠隔操作でひっくり返らないように制御する装置を開発するということ。
ロボット技術の研究開発組織「いわきロボット研究会」が立ち上がり、いわき(広野を含む)の企業、会川鉄工(株)、(株)プリント電子研究所、鈴木電機吾一商会、(有)フォワードの4社が、ヤマグチロボット研究所の技術支援を受けて共同で受託しました。この開発が成功すれば、遠隔操作技術を廃炉や介護関係などのロボ開発につながる可能性が高いです。
浜通りでは「福島・国際研究産業都市(イノベーション・コースト)構想」があり、ロボット産業集積の糸口が見えてきています。ただ、企業の集積もなく、技術の蓄積もない現時点では、その道のりは楽観視はできません。なお、廃炉のための屋内研究開発拠点「楢葉遠隔技術開発センター」が楢葉町に設置されます。ここには遠隔操作機器の開発や実証で、屋外の災害対応ロボ用テストフィールドなども建設する計画もあり、努力次第では、いわき・浜通りが遠隔ロボットの知的財産・人的財産のゲートとなれるかもしれません。
これまでロボット開発は東京の大企業が中心で、地方企業が携わることはありませんでした。しかし今回の受託のように地方企業が共同で、全く新しい新製品を作り上げました。それも採択されたのは実施的に10月だったそうです。ということは、たった4ヶ月あまりで、基本設計・詳細設計・システム開発・製品組み立てまでをやってのげるという偉業。これから、最終試作品の溶接や組み立てを予定しており、2月末の完成を目指して努力されているそうです。完成の暁には、新技術の特許も数件予定しているとのこと。現物のお披露目が待ち遠しい。
会場には、地方局と思しきTV取材も入っていました。これからも注目していきたいと思います。
ロボット技術の研究開発組織「いわきロボット研究会」が立ち上がり、いわき(広野を含む)の企業、会川鉄工(株)、(株)プリント電子研究所、鈴木電機吾一商会、(有)フォワードの4社が、ヤマグチロボット研究所の技術支援を受けて共同で受託しました。この開発が成功すれば、遠隔操作技術を廃炉や介護関係などのロボ開発につながる可能性が高いです。
浜通りでは「福島・国際研究産業都市(イノベーション・コースト)構想」があり、ロボット産業集積の糸口が見えてきています。ただ、企業の集積もなく、技術の蓄積もない現時点では、その道のりは楽観視はできません。なお、廃炉のための屋内研究開発拠点「楢葉遠隔技術開発センター」が楢葉町に設置されます。ここには遠隔操作機器の開発や実証で、屋外の災害対応ロボ用テストフィールドなども建設する計画もあり、努力次第では、いわき・浜通りが遠隔ロボットの知的財産・人的財産のゲートとなれるかもしれません。
これまでロボット開発は東京の大企業が中心で、地方企業が携わることはありませんでした。しかし今回の受託のように地方企業が共同で、全く新しい新製品を作り上げました。それも採択されたのは実施的に10月だったそうです。ということは、たった4ヶ月あまりで、基本設計・詳細設計・システム開発・製品組み立てまでをやってのげるという偉業。これから、最終試作品の溶接や組み立てを予定しており、2月末の完成を目指して努力されているそうです。完成の暁には、新技術の特許も数件予定しているとのこと。現物のお披露目が待ち遠しい。
会場には、地方局と思しきTV取材も入っていました。これからも注目していきたいと思います。
現在、総合磐城共立病院の建替工事が、大成建設によって進められています。その大成建設が平成22年から手がけているのが、東京の千駄木にある日本医科大学付属病院の本館の建替え工事です。コンセプトも、高度医療を実現する機能性の確保、利用者の視点に立った利便性・快適性の両立となっており、共立病院と酷似しています。規模は、新病院848床(予定)で、1割強大きいですが。
同一敷地内建替えのため、工事を前期と後期に分け、現在は、前期工事が完成済みです。これから2019年まで後期工事予定です。したがって、完成している本館の前期工事部分(本館)を見ることができます。
診療待ちのところ。カーペットフロアが音を吸収するせいか、静かです。
さすが総合病院と感じさせたのが、処置室・診療室です。単純に数字(例えば43)が振られていて、その数がハンパではない。非常にシンプルですが、患者・医療者とも間違えることもないでしょうし、診療室・処置室特有の通し番号を振っておくのは、非常に良いと思いました。
精算は、モダンな自動支払機にて。
訪問のきっかけは、親戚の子どもが腹痛で緊急入院することになり、その手伝いに行ったこと。1才の子どもが泣き止まないことから、両親は、手順通りにまず東京消防庁の#8000に電話。症状を説明したところ、当直がいてすぐ対応できるのは(個人開業医でなく)日本医科大学付属病院ということが判明。それで両親から同病院に直接電話を入れて病状を説明した上で、タクシーで病院にかけつけたそうです。当直の医師による外見診断だけでは病因は分からなかったので、造影剤を使ったレントゲン等の診断。それでも確定診断には至らず、そのまま緊急入院することになりました。
入院料金は乳幼児なので、医療費補助により、無料です。ただし紹介状なしの総合病院入院と言うことで1万円近くの初診料負担とのこと。東京消防庁の#8000に相談しても、紹介状ありの扱いにはならないそうです。本当に真の意味で、#8000制度を普及させるつもりがあるのかないのか?「神は細部に宿る」といいますが、制度の細部にまで目を届かせないと、119番通報を減らそうという制度の目的が達成されなくなるおそれがあるのではないでしょうか。
入院となった病棟は建替え前の病棟でした。40年以上も経過した古い病棟ですが、きちんと整理整頓・管理されていて、清潔感のある病棟でした。
特に感心したのは、職員食堂の利用時間についてです。まず職員食堂の利用時間が、朝食7:00-9:00am、昼食11:00-14:00、夕食16:00-19:00となっていて、何となれば3食とも病院内で、栄養が考えられた温かい食事をすることができます。これは、夜勤や当直の医師・看護師・職員にとって、非常にありがたいのではないでしょうか。若い医師などは、宿直等も多く時間が不規則になりがちですので、このような運用は職員の健康管理だけでなく、福利厚生に大きく貢献するのではないでしょうか。この点、現在の市立総合磐城共立病院の職員食堂はランチタイムのみの営業となっており、可及的速やかに再検討したほうがよいと思います。
次に感心したのは、そのような職員食堂を付き添いの家族にも開放していることです。上記と同じく(いろいろな理由で)個室ベッドに寝泊まりしている家族も、時間が不規則になりがちで、外出もままならない。そのような環境の中で、いつでも3食の(病院食でない)食事がとれることはありがたいはず。こんなサービスを平成16年からはじめているとのこと、患者・家族・市民目線のサービスとは何かを再考させられました。
同一敷地内建替えのため、工事を前期と後期に分け、現在は、前期工事が完成済みです。これから2019年まで後期工事予定です。したがって、完成している本館の前期工事部分(本館)を見ることができます。
現在の日本医科大学附属病院の規模は、1002床(一般970床・精神32床)、職員数2,334人(平成26年10月1日現在)で、7:1看護です。さらに高度救命救急センター、集中治療室、外科系集中治療室を持つ、地域がん診療連携拠点病院・高度急性期対応の病院です。
ちなみに本体の日本医科大学は、慶應義塾大学医学部、東京慈恵会医科大学とともに、私立医大御三家と称され、入学にはとても高い偏差値が要求されることでも有名。
ちなみに本体の日本医科大学は、慶應義塾大学医学部、東京慈恵会医科大学とともに、私立医大御三家と称され、入学にはとても高い偏差値が要求されることでも有名。
完成している本館の前期工事部分の受付です。大規模な総合病院のため、受付ブースは診療科ごとに複数設置されているのが、特徴的です。受付・診療のフロアは、照明のトーンが落とされ、落ち着いた雰囲気です。共立病院のプロポーザルのパース資料とほぼ同一のトーンです。おそらくこのようなトーンのフロアになることが体感できました。写真はモデルルームのようなイメージ図風ですが、実際に現地で撮影したものです。
診療待ちのところ。カーペットフロアが音を吸収するせいか、静かです。
さすが総合病院と感じさせたのが、処置室・診療室です。単純に数字(例えば43)が振られていて、その数がハンパではない。非常にシンプルですが、患者・医療者とも間違えることもないでしょうし、診療室・処置室特有の通し番号を振っておくのは、非常に良いと思いました。
精算は、モダンな自動支払機にて。
訪問のきっかけは、親戚の子どもが腹痛で緊急入院することになり、その手伝いに行ったこと。1才の子どもが泣き止まないことから、両親は、手順通りにまず東京消防庁の#8000に電話。症状を説明したところ、当直がいてすぐ対応できるのは(個人開業医でなく)日本医科大学付属病院ということが判明。それで両親から同病院に直接電話を入れて病状を説明した上で、タクシーで病院にかけつけたそうです。当直の医師による外見診断だけでは病因は分からなかったので、造影剤を使ったレントゲン等の診断。それでも確定診断には至らず、そのまま緊急入院することになりました。
入院料金は乳幼児なので、医療費補助により、無料です。ただし紹介状なしの総合病院入院と言うことで1万円近くの初診料負担とのこと。東京消防庁の#8000に相談しても、紹介状ありの扱いにはならないそうです。本当に真の意味で、#8000制度を普及させるつもりがあるのかないのか?「神は細部に宿る」といいますが、制度の細部にまで目を届かせないと、119番通報を減らそうという制度の目的が達成されなくなるおそれがあるのではないでしょうか。
入院となった病棟は建替え前の病棟でした。40年以上も経過した古い病棟ですが、きちんと整理整頓・管理されていて、清潔感のある病棟でした。
特に感心したのは、職員食堂の利用時間についてです。まず職員食堂の利用時間が、朝食7:00-9:00am、昼食11:00-14:00、夕食16:00-19:00となっていて、何となれば3食とも病院内で、栄養が考えられた温かい食事をすることができます。これは、夜勤や当直の医師・看護師・職員にとって、非常にありがたいのではないでしょうか。若い医師などは、宿直等も多く時間が不規則になりがちですので、このような運用は職員の健康管理だけでなく、福利厚生に大きく貢献するのではないでしょうか。この点、現在の市立総合磐城共立病院の職員食堂はランチタイムのみの営業となっており、可及的速やかに再検討したほうがよいと思います。
次に感心したのは、そのような職員食堂を付き添いの家族にも開放していることです。上記と同じく(いろいろな理由で)個室ベッドに寝泊まりしている家族も、時間が不規則になりがちで、外出もままならない。そのような環境の中で、いつでも3食の(病院食でない)食事がとれることはありがたいはず。こんなサービスを平成16年からはじめているとのこと、患者・家族・市民目線のサービスとは何かを再考させられました。
独立行政法人日本原子力研究開発機構(JAEA)の福島研究開発部門における、東京電力㈱福島第一原子力発電所の廃止措置及び福島県内の環境回復に向けた研究開発の取り組み等についての研究成果報告会が、2/12にいわき駅前のラトブで開催されました。
内容は、以下のとおりです。
「招待講演」 原子力損害賠償・廃炉等支援機構 副理事長 山名 元氏
「福島研究開発部門の活動概要」 企画調整室長 船坂 英之氏
「廃止措置への取り組み」 福島廃止措置技術開発センター長 武田 誠一郎氏
「環境回復への取り組み」 福島環境安全センター長 油井 三和氏
「研究開発拠点の整備と利用」 福島廃炉技術安全研究所長 河村 弘氏
説明に登壇された方々はすべて研究開発現場のトップの方で、技術が分るとともの、現実の大きな課題に直面されている方です。私が今まで聴講した原子力廃炉関連の説明会で、もっとも具体的で前向きな研究発表のひとつだったと思います。配布された資料は、研究・実証データが豊富に示されており、非常に具体的で、かつ分かりやすかった。
ラトブ6Fの企画展示ホールは、技術系企業の経営者・技術者等で、ほぼ満席。聴講も真剣なまなざしで聞いておられました。4月からは、この独立行政法人日本原子力研究開発機構(JAEA)の福島研究開発部門のスタッフ約100名が、いわき駅前のオフィスで執務を開始されるそうです。ここが原子力廃炉技術の拠点となり、技術が蓄積されることを期待しています。
訳が分らないチーム「東京するめクラブ」。でも構成メンバーはスゴイ。あの!作家の!”村上春樹氏氏!、スタイリストの吉本由美、そして編集者の都築響一の3名です。
そんなメンバーが、脈絡もなく、名古屋、熱海、ハワイ、江ノ島、サハリン、清里等を旅する。というか探検する、旅行記です。まずは、魔都・名古屋。3人が外部目線で名古屋を傍観し、楽しむのですが、軽快な文章とシュールな視点が面白い。
熱海・清里などバブル期のリゾートについては、リゾートのあるべき姿と、今度どうすればこの観光地が復活できるのかについて3人がそれぞれの視点から提言されていて、なるほどと思いました。サハリンは行ったことも行こうと思ったこともないので、へーそうなのか、と単純に知的好奇心。
いわき経済同友会の研修委員会で、ランチェスター戦略について講義させていただきました。戦争の分析はそれまで、孫子の兵法のような、定性的なものでした。それを軍事戦略理論としてはじめて定量的・統計的・数学的に取り扱ったのが、イギリス人のエンジニア F・W・ランチェスターです。その考えをベースに、企業間の販売競争に勝ち残るための理論と実戦の体系として再構築したのが「ランチェスター戦略」といわれています。その特徴は、小が大に勝つ「弱者逆転」のための戦略であること。地域を細分化し重点エリアを定め、集中してNo.1エリアを目指すのが、ランチェスター戦略の基本方針です。
セブンイレブンのドミナント戦略、すなわちチェーン展開をする場合に、地域を特定し、その特定地域内に集中した店舗展開を行うことで経営効率を高める一方で、地域内でのシェアを拡大し、他小売業の優位に立つことも、広い意味で、ランチェスター戦略の派生系ともいえるかもしれません。
これを応用して、経営判断のツールとして使える「ランチェスター式ABC分析」について話しました。顧客の重要度は「顧客の需要規模×顧客内の自社シェア」で格付けし、重要度に応じた営業方針と活動量を定める手法です。この具体例・数値を示し、参加者ご自分の企業に置き換えて、営業活動の配分方針について考えていただきました。
参加されている方々は、長い間、企業経営に携わっておられる大先輩ばかり。そのような中で、若輩者の私が話すのはいささか荷が重かったのですが、ある重鎮の先生から、やってみろとのご指名で、なんとか務めさせて頂きました。手前みそながら、ランチェスター戦略のキモの部分をわかりやすく説明できたのではないかと思います。逆に、もっと経営者の関心が高い、より深い話ができないことが自分の限界かなと感じました。次回(があれば)に活かしたいと思います。
セブンイレブンのドミナント戦略、すなわちチェーン展開をする場合に、地域を特定し、その特定地域内に集中した店舗展開を行うことで経営効率を高める一方で、地域内でのシェアを拡大し、他小売業の優位に立つことも、広い意味で、ランチェスター戦略の派生系ともいえるかもしれません。
これを応用して、経営判断のツールとして使える「ランチェスター式ABC分析」について話しました。顧客の重要度は「顧客の需要規模×顧客内の自社シェア」で格付けし、重要度に応じた営業方針と活動量を定める手法です。この具体例・数値を示し、参加者ご自分の企業に置き換えて、営業活動の配分方針について考えていただきました。
参加されている方々は、長い間、企業経営に携わっておられる大先輩ばかり。そのような中で、若輩者の私が話すのはいささか荷が重かったのですが、ある重鎮の先生から、やってみろとのご指名で、なんとか務めさせて頂きました。手前みそながら、ランチェスター戦略のキモの部分をわかりやすく説明できたのではないかと思います。逆に、もっと経営者の関心が高い、より深い話ができないことが自分の限界かなと感じました。次回(があれば)に活かしたいと思います。
手塚治虫氏の幕末のマンガ「陽だまりの樹」によれば、主人公の伊武谷万二郎の最後は、上野彰義隊として最後を遂げます。その上野彰義隊の壊滅の主要因が、官軍が実践に持ち込んだアームストロング砲です。これは、日本で大砲の鋳造に最初に成功した、肥前鍋島藩が作ったといわれています(異説もありますが)。
その当時のレプリカがこちら。上野彰義隊に白兵戦をさせず、お茶の水の高台から一方的に上野の森に砲弾を撃ち込み、壊滅させたので、よほど大がかりな大砲かと思っていましたが、さにあらず、かなり軽装な野戦砲でした。
車輪がついているので、移動しやすそう。機動力は、砲撃力とともに、野戦における重要なポイントです。
銃口は約10cmくらいでしょうか。砲身の中は、ライフルのような溝が切られていて、砲弾の方向性を安定化させていました。当時の技術としては、相当高いレベルだったと思います。それをひとつの小藩が模倣して作ろうという発想・行動力に驚かされます。先が見えないものに対してチャレンジしていく姿勢は、「坂の上の雲」に描かれる明治の人達の発想力・行動力にも共通します。日本人の誇りです。爪の垢を煎じて飲みたい。
長崎港の警備の役割を、福岡藩ともに担っていた佐賀藩は、外国との接点もあったはずで、イギリスから本場のアームストロング砲を購入し、研究しました。そして、藩内に作った日本初の反射炉でそのコピーを作ったわけです(技術的にかなり高度なものでしたので、本当に本場のアームストロング砲に匹敵する能力があったかどうかは、異論ありますが)。
その当時のレプリカがこちら。上野彰義隊に白兵戦をさせず、お茶の水の高台から一方的に上野の森に砲弾を撃ち込み、壊滅させたので、よほど大がかりな大砲かと思っていましたが、さにあらず、かなり軽装な野戦砲でした。
車輪がついているので、移動しやすそう。機動力は、砲撃力とともに、野戦における重要なポイントです。
銃口は約10cmくらいでしょうか。砲身の中は、ライフルのような溝が切られていて、砲弾の方向性を安定化させていました。当時の技術としては、相当高いレベルだったと思います。それをひとつの小藩が模倣して作ろうという発想・行動力に驚かされます。先が見えないものに対してチャレンジしていく姿勢は、「坂の上の雲」に描かれる明治の人達の発想力・行動力にも共通します。日本人の誇りです。爪の垢を煎じて飲みたい。
学校司書制度で非常に評判の良い、いわき市立平第五小学校のあおぞら図書館にお邪魔してきました。平五小は、平下荒川にあるマンモス校で、児童数は市内ナンバー3です。ちなみにこの学校の前身は飯野村尋常小学校といって、母の母校でもあります。
今、いわき市では児童の学力向上のために、学校司書制度を変えようとしています。具体的には、小学校各校に、学校司書を積極的に配置し、図書室の図書の整理や、図書室の利用を促進する活動をしてもらおうというものです。確かに理念は素晴らしい。一方「神は細部に宿る」といいます。すなわち、理念は良くても、現場という細部にまで気を配らなければ、魂が入らず全体も失敗してしまうという、格言です。その現場、細部を見るのが訪問の目的です。
現在、いわきの学校司書制度は「基幹校方式」をとっており、基幹校に学校司書が配置され、週に3日程度勤務します。それ以外の学校は基幹校の学校司書が週に1日程度出張します。平五小は基幹校であるため、学校司書が半常駐しており、目が行き届きやすい環境にあります。
司書の役割としては、
レファレンス:利用者が探したいジャンルの図書を、専門家の視点で代行して見つけてあげる
貸出:図書貸し出しの受付
図書整理:図書の補修や本棚の整理
そもそも学校司書というのは、特段、試験や資格があるというものではありません。似たような制度に「司書教諭」というのがありますが、学校図書館法第5条で12学級以上の学校には必ず置かなければならないというもので、通常、教諭が兼務します。教諭は通常の授業や部活動をこなした上で、さらに司書教諭業務をすることになり、
図書の貸し出し業務中。すべての図書は市内共通のバーコードで管理されており、貸出・返却がバーコードスキャンで行ないます。司書が行なうことがありますが、原則として選ばれた図書委員(児童)が行ないます。
現実には、このバーコードをすべての蔵書に貼付ける工数が大変だそうです。学校司書が配置されるだけではとても追いつかないので、父兄の図書ボランティアの協力なくしては、実現できそうにありません。平五小はその点、図書ボランティアが常時5名以上いらっしゃり、交代で傷んだ図書の補修や、本棚の整理、図書室のデコレーション等をやっていただいているので、うまく運営ができています。逆に言えば、マンモス校で父兄数も多いからできていることかもしれません。少人数学校では、マンパワーをどのように補っているか、別途の機会に調べたいと思います。
平五小はいまでもマンモス校ではありますが、かつてはもっと在校生がいたので、教室には余裕があります。図書室も専用で、きれいに整理されていました。
図書室の外にも図書に親しんでもらうべく、廊下等に移動図書室?が設置されていました。
味がある、いわき市立平第五小学校の看板。平五小のモットーは、「協心戮力」。その意味は、全員の力を結集し、一致協力して任務に当たること。大正11年11月1日、飯野第一小学校(それまで南白土尋常小学校)と 旧中山小学校(後の飯野第二尋常小学校)が併合し、飯野尋常高等小学校が作られたのが、その基礎です。当時の飯野村では、オカネがなく、自らモッコを担いで整地したというエピソードが伝わっています。
今、いわき市では児童の学力向上のために、学校司書制度を変えようとしています。具体的には、小学校各校に、学校司書を積極的に配置し、図書室の図書の整理や、図書室の利用を促進する活動をしてもらおうというものです。確かに理念は素晴らしい。一方「神は細部に宿る」といいます。すなわち、理念は良くても、現場という細部にまで気を配らなければ、魂が入らず全体も失敗してしまうという、格言です。その現場、細部を見るのが訪問の目的です。
現在、いわきの学校司書制度は「基幹校方式」をとっており、基幹校に学校司書が配置され、週に3日程度勤務します。それ以外の学校は基幹校の学校司書が週に1日程度出張します。平五小は基幹校であるため、学校司書が半常駐しており、目が行き届きやすい環境にあります。
司書の役割としては、
レファレンス:利用者が探したいジャンルの図書を、専門家の視点で代行して見つけてあげる
貸出:図書貸し出しの受付
図書整理:図書の補修や本棚の整理
そもそも学校司書というのは、特段、試験や資格があるというものではありません。似たような制度に「司書教諭」というのがありますが、学校図書館法第5条で12学級以上の学校には必ず置かなければならないというもので、通常、教諭が兼務します。教諭は通常の授業や部活動をこなした上で、さらに司書教諭業務をすることになり、
図書の貸し出し業務中。すべての図書は市内共通のバーコードで管理されており、貸出・返却がバーコードスキャンで行ないます。司書が行なうことがありますが、原則として選ばれた図書委員(児童)が行ないます。
現実には、このバーコードをすべての蔵書に貼付ける工数が大変だそうです。学校司書が配置されるだけではとても追いつかないので、父兄の図書ボランティアの協力なくしては、実現できそうにありません。平五小はその点、図書ボランティアが常時5名以上いらっしゃり、交代で傷んだ図書の補修や、本棚の整理、図書室のデコレーション等をやっていただいているので、うまく運営ができています。逆に言えば、マンモス校で父兄数も多いからできていることかもしれません。少人数学校では、マンパワーをどのように補っているか、別途の機会に調べたいと思います。
平五小はいまでもマンモス校ではありますが、かつてはもっと在校生がいたので、教室には余裕があります。図書室も専用で、きれいに整理されていました。
図書室の外にも図書に親しんでもらうべく、廊下等に移動図書室?が設置されていました。
味がある、いわき市立平第五小学校の看板。平五小のモットーは、「協心戮力」。その意味は、全員の力を結集し、一致協力して任務に当たること。大正11年11月1日、飯野第一小学校(それまで南白土尋常小学校)と 旧中山小学校(後の飯野第二尋常小学校)が併合し、飯野尋常高等小学校が作られたのが、その基礎です。当時の飯野村では、オカネがなく、自らモッコを担いで整地したというエピソードが伝わっています。
サンシャインマラソン明けで、体脂肪がどのように変化したか、自宅の体脂肪計&体重計で計ってみました。驚愕!体脂肪年齢24才?!異常値かもしれませんが、体脂肪計も私に、「完走、ようがんばった!」とのご褒美のリップサービスをしてくれたようです。
私がサンシャインマラソン参加の主たる動機は、いかに市民ランナーとして楽しむことができるか?です。いわきサンシャインマラソンを勧誘する立場である以上、自らが率先して楽しむことができなければ、市民、さらには市外からの誘客など、おこがましいと考えるているからです。どんなイベントでもそうですが、運営者・参加者ともに楽しめなければ、継続できないし、特定の層から先に広がって行かない。
昭和の先人の連合艦隊司令長官 山本五十六氏曰く「やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、ほめてやらねば、人は動かじ」。まずは、やってみることから。先人の教えは、真実をついていると思います。せめてその実践くらいは、末裔の一角として爪の垢を煎じて飲みたい。四の五の言っても単に、「走れば、楽しい」ということに尽きるのですが。
2015.2.8 第6回いわきサンシャインマラソンで、フル(42.195km)完走!しました。昨年第5回大会は、大雪のため中止になってしまったため、第4回に続いてのエントリーです。もっとも、フルマラソン自体、私はサンシャインマラソンの2回しかエントリーしたことがないのですが。今回の目標は、足をとめず(歩かず)にゴールすることでした。それが達成できて満足です。
<前回のいわきサンシャインマラソン完走は、コチラ>
http://www.mikito.biz/archives/23383050.html
午前中の天候は曇りで風もなく、マラソン日よりだったのですが、午後から雨になりました。体は冷えるし、スーツは重くなるし、ちょっと辛い点もありましたが、なにはともあれ、ケガをせずゴールできてなにより。ゴール地点で知人が記念撮影をしてくれました。感謝です。スタート直後のコース場で増田明美選手が励ましてくれ、鹿島街道ではワイナイナ選手が背中を軽く叩いて抜き去ってくれました。その瞬間、パワー10倍増!でもとにかく、ペースを上げないことを心がけて、なんとかゴールにたどり着いた、というのが正直な感想です。
われわれのような、5時間を越えるペースのランナーにとっては、実は「空腹」対策が切実。9:00amスタートなので、3時間・4時間で40kmを走りきるランナーには無用の心配なのですが、13:30を越えるとさすがに腹がへる。エイドステーションで、バナナやチョコレート、トマトを腹に入れるけれど、固形物としてはいまいち腹持ちしないし、なにより冷たいので、おなかにやさしくないし満腹感もいまいち(マラソンはそういうもんです、という声が聞こえてきそう)。
そこでサイコーーにありがたかったのが、温かいシチューの提供です。35km地点手前、小名浜臨海工業団地で、もうお腹ぺこぺこの状態でいただいたシチューは、ほっとしたし、美味しかった。提供いただいたいわき市社会福祉協議会のみなさん、ありがとうございます。これがなかったら、完走できなかったに違いない。
いわきサンシャインマラソンは、多数の運営スタッフやボランティアの方々、沿道の応援の方々、そしてスポンサー企業のご協力によって、開催が成立しています。それぞれの方々に大感謝です。
<サンシャインマラソンのコストは、コチラ>
http://www.mikito.biz/archives/23495678.html
この大会のおかげで、参加者はマラソンを楽しめたし、その準備のための健康意識も高まったはず。それだけでなく、多くの市外の方の参加により、6億円以上の経済効果があります。本当にありがたい。さらなる野望は、いわきサンシャインマラソンが、参加者満足度で全国一位をとることでしょうか。決して無理なことではありません。あの北海道のサロマ湖という交通不便な場所、かつ参加者3000人という、サロマ湖100kmマラソンなどは、ランナーの聖地に近いといわれています。良い点を吸収して、いわきサンシャインマラソンを、日本一の大会(量でなく質で)にしたいな。
<第4回いわきサンシャインマラソンに伴う経済波及効果は、コチラ>
http://www.mikito.biz/archives/24802043.html
<前回のいわきサンシャインマラソン完走は、コチラ>
http://www.mikito.biz/archives/23383050.html
午前中の天候は曇りで風もなく、マラソン日よりだったのですが、午後から雨になりました。体は冷えるし、スーツは重くなるし、ちょっと辛い点もありましたが、なにはともあれ、ケガをせずゴールできてなにより。ゴール地点で知人が記念撮影をしてくれました。感謝です。スタート直後のコース場で増田明美選手が励ましてくれ、鹿島街道ではワイナイナ選手が背中を軽く叩いて抜き去ってくれました。その瞬間、パワー10倍増!でもとにかく、ペースを上げないことを心がけて、なんとかゴールにたどり着いた、というのが正直な感想です。
われわれのような、5時間を越えるペースのランナーにとっては、実は「空腹」対策が切実。9:00amスタートなので、3時間・4時間で40kmを走りきるランナーには無用の心配なのですが、13:30を越えるとさすがに腹がへる。エイドステーションで、バナナやチョコレート、トマトを腹に入れるけれど、固形物としてはいまいち腹持ちしないし、なにより冷たいので、おなかにやさしくないし満腹感もいまいち(マラソンはそういうもんです、という声が聞こえてきそう)。
そこでサイコーーにありがたかったのが、温かいシチューの提供です。35km地点手前、小名浜臨海工業団地で、もうお腹ぺこぺこの状態でいただいたシチューは、ほっとしたし、美味しかった。提供いただいたいわき市社会福祉協議会のみなさん、ありがとうございます。これがなかったら、完走できなかったに違いない。
いわきサンシャインマラソンは、多数の運営スタッフやボランティアの方々、沿道の応援の方々、そしてスポンサー企業のご協力によって、開催が成立しています。それぞれの方々に大感謝です。
<サンシャインマラソンのコストは、コチラ>
http://www.mikito.biz/archives/23495678.html
<第4回いわきサンシャインマラソンに伴う経済波及効果は、コチラ>
http://www.mikito.biz/archives/24802043.html
いよいよ明日に迫った、いわきサンシャインマラソンの前夜祭が、いわきワシントンホテル椿山荘で行なわれました。大会会長である清水市長の挨拶や、来賓挨拶とともに、フラガールやアイくるガールズのダンスが披露されました。
招待選手には、なんとあのマラソンで2回のメダル受賞経験を持つエリック・ワイナイナ選手が!1996年のアトランタオリンピックで銅メダル、さらに2000年のシドニーオリンピックで銀メダルを獲得した、ケニアの英雄です。現在は、アスリート選手としての現役は退いたものの、日本に居を移して市民ランナーとしていろいろな大会に参加されているとのこと。2010年のサロマ湖100kmウルトラマラソンでは優勝しています。壇上でスピーチをされましたが、ユーモアもあって(日本語上手!)人間的なあったかみを感じました。こういう方なら、どの国へ行っても愛されるのでしょうね。
そして、増田明美選手!いわき応援大使でもあります。いわきサンシャインマラソンには毎回、参加いただき、一緒に走っていただいています。壇上のスピーチでは、話したいことがたくさんあったみたいで、面白かったです。
明日は、上荒川の陸上競技場で9:00amにスタート、鹿島街道・江名を経由して小名浜に向かいます。小名浜臨海工業団地で折り返して、小名浜アクアマリンパークでゴールの42.195km。制限時間6時間以内に、果たして生きてたどり着けるか?自分との勝負です。
招待選手には、なんとあのマラソンで2回のメダル受賞経験を持つエリック・ワイナイナ選手が!1996年のアトランタオリンピックで銅メダル、さらに2000年のシドニーオリンピックで銀メダルを獲得した、ケニアの英雄です。現在は、アスリート選手としての現役は退いたものの、日本に居を移して市民ランナーとしていろいろな大会に参加されているとのこと。2010年のサロマ湖100kmウルトラマラソンでは優勝しています。壇上でスピーチをされましたが、ユーモアもあって(日本語上手!)人間的なあったかみを感じました。こういう方なら、どの国へ行っても愛されるのでしょうね。
そして、増田明美選手!いわき応援大使でもあります。いわきサンシャインマラソンには毎回、参加いただき、一緒に走っていただいています。壇上のスピーチでは、話したいことがたくさんあったみたいで、面白かったです。
明日は、上荒川の陸上競技場で9:00amにスタート、鹿島街道・江名を経由して小名浜に向かいます。小名浜臨海工業団地で折り返して、小名浜アクアマリンパークでゴールの42.195km。制限時間6時間以内に、果たして生きてたどり着けるか?自分との勝負です。
牛タン「ねぎし」の社長の著書です。東京新宿を拠点として、全国に店舗を展開している会社ですが、実は、福島県いわき市で創業で、社長自身もいわき市出身です。2011年度日本経営品質賞に受賞し、スタッフを大切にする経営スタイルを賞賛されています。看板メニューの牛タン・とろろ定食は、同社が初めて世に出した賞品とのこと、定食としてはちょっとお高めの価格ですが、丁寧に調理した牛タンと、産地と健康にこだわったとろろは、個人的に大好きです。
事業は順調にいったわけではなく、当初1968年に父親の事業が倒産し、当時勤めていた東京の百貨店を退職。1970年に福島県いわき市に株式会社ねぎしフードサービスを設立したのがきっかけ。当初は、宮城県、福島県、茨城県の3県に多業態を出店する「狩猟型経営」だったそうです。すなわち、利益を経営目標の第一に置き、そのために流行の業態をいちはやくキャッチし、それを業界に先駆けて素早く開店する。そして先行者利益を十分に獲得するというものでした。非常に利益率が高かったそうで、どんどん店舗を展開していった。
しかし、既存店に売上ノルマを課す一方、既存店の改修や店長・スタッフらに対して、売上ノルマを課すだけの「刈り取り」型の経営をしていった。利益を経営目標に掲げ、そのために各店に売上ノルマを課し、そのために店舗のスタッフシフトを組んでいた。その結果、ある店舗で、突然、スタッフ全員が反乱を起こし、開店できなくなった。その理由は、店長以下、すべてのスタッフが同業の他店に引き抜かれるということ。経営とスタッフの間に信頼関係がなかったので、わずかな給料の差だけで、あっという間に人材が流出してしまった。
これを反省の糧として、スタッフを大切にし、店長に経営への参画をしてもらう「農耕型経営」に変更。併せて、経営の目が細かく行き届く、牛タン+とろろの同一業態での展開に変更し、さらに同一地域すなわち、東京新宿に集中出店を行ないました。これがじわじわと持続的な会社・社員の成長の原動力となり、日本経営品質賞につながりました。
現在でも、根岸榮治氏のような、成功と失敗を繰り返し、成長を続ける創業・経営者がいるのですね。それもいわき出身者にいらっしゃることに、郷土の誇りを感じます。かつては、牛タンねぎしのいわき支店が、平駅前に出店していた時期もあったそうです。いつか「ねぎし」創業の地に、回帰してくださることを夢見ながら、あっという間に読破してしまいました。
事業は順調にいったわけではなく、当初1968年に父親の事業が倒産し、当時勤めていた東京の百貨店を退職。1970年に福島県いわき市に株式会社ねぎしフードサービスを設立したのがきっかけ。当初は、宮城県、福島県、茨城県の3県に多業態を出店する「狩猟型経営」だったそうです。すなわち、利益を経営目標の第一に置き、そのために流行の業態をいちはやくキャッチし、それを業界に先駆けて素早く開店する。そして先行者利益を十分に獲得するというものでした。非常に利益率が高かったそうで、どんどん店舗を展開していった。
しかし、既存店に売上ノルマを課す一方、既存店の改修や店長・スタッフらに対して、売上ノルマを課すだけの「刈り取り」型の経営をしていった。利益を経営目標に掲げ、そのために各店に売上ノルマを課し、そのために店舗のスタッフシフトを組んでいた。その結果、ある店舗で、突然、スタッフ全員が反乱を起こし、開店できなくなった。その理由は、店長以下、すべてのスタッフが同業の他店に引き抜かれるということ。経営とスタッフの間に信頼関係がなかったので、わずかな給料の差だけで、あっという間に人材が流出してしまった。
これを反省の糧として、スタッフを大切にし、店長に経営への参画をしてもらう「農耕型経営」に変更。併せて、経営の目が細かく行き届く、牛タン+とろろの同一業態での展開に変更し、さらに同一地域すなわち、東京新宿に集中出店を行ないました。これがじわじわと持続的な会社・社員の成長の原動力となり、日本経営品質賞につながりました。
現在でも、根岸榮治氏のような、成功と失敗を繰り返し、成長を続ける創業・経営者がいるのですね。それもいわき出身者にいらっしゃることに、郷土の誇りを感じます。かつては、牛タンねぎしのいわき支店が、平駅前に出店していた時期もあったそうです。いつか「ねぎし」創業の地に、回帰してくださることを夢見ながら、あっという間に読破してしまいました。
大阪道頓堀の立体看板を観察してきました。はっきりいって、ど派手です。立体看板の大きさやデザインの見事さとともに、その抜群の広告効果に感心しました。同時にこのようなモノが現行ルールで許されることに驚きます。実は、わが日本では、これまで国の統一的な方針がなく、よく言えば地方自治体の自主性に任されてきました。
<東京都ルール>
http://www.toshiseibi.metro.tokyo.jp/kenchiku/koukoku/pdf/kou_siori.pdf
<東京都ルール>
http://www.toshiseibi.metro.tokyo.jp/kenchiku/koukoku/pdf/kou_siori.pdf
地方自治体の景観規制のきっかけは、都市の景観に大きな変化をもたらす開発行為でした。例を挙げれば、鎌倉市の鶴岡八幡宮裏山の開発や京都タワーの建設などです。これら開発に対して、住民や自治体が異議を唱えたことから、主に歴史的街並みの景観保存を目的とした計画や条例が、各地で設けられました。例えば、京都市市街地景観条例や神戸市都市景観条例などです。これらの一部は、保存すべき景観の対象を、歴史的街並みのみならず都市全体に拡大するとともに、景観の保存だけでなく新たに形成する方針を明らかにしたことで、多くの都市に影響を与えました。現在で500近い基礎自治体が景観条例を制定しているといわれています。
そんな規制されるべき、派手派手な立体看板ですが、なぜか?大阪に多い。特に道頓堀付近。大阪の道頓堀の入口にある「かに道楽」。日本一有名な立体看板かもしれません。
かに道楽のお隣には、「カールおじさん」の立体広告。
見事な餃子1000人前?が、超立体で表現されている「大阪王将」。これは美味しそうに見えます。
さらに道頓堀を東に進むと「コナモンスタジアム」(たこ焼き)の立体看板。商品でなく、タコそのものがテーマになっています。
「元禄寿司」では、マグロ一貫が寿司職人の手でサーブされる瞬間の立体看板が。インパクトあります。
ふぐの立体看板は、づぼらやの専権でなく、競合店も出しています。
金龍ラーメンも立体看板を道頓堀周辺に、複数出しています。
金龍ラーメンの龍の姿はかなり立体感があります。照明のあて方が上手。
金龍ラーメンは、龍がテーマですが、いろいろなバージョンがあるので、それはそれで面白い。
串カツの有名店、「だるま」。チェーン展開しており、その旗艦点が道頓堀店。割安な串カツは人気のもと。それにしても、何故、オヤジが怒り顔なのかは不明。
ホルモン屋さん。牛の立体銅像をそのままつるしています。本来、看板というものは何かという原点を感じさせます。こういうシンプルな看板、好きだなあ。
道頓堀で、もしかして一番目立っているかも?がドンキホーテの観覧車+ペンちゃんの立体看板かも。観覧車自体は動いていけれど、その存在感は、ピカイチ。大阪商人の目だってなんぼ!という姿勢には、芯から脱帽です。
東京駅・日本橋周辺の、都道府県アンテナショップめぐりをしました。福島県には、ミデッテ福島と福島県観光交流館の2つがあります。
<日本橋ふくしま館 MIDETTEは、コチラ>
http://www.mikito.biz/archives/42332948.html
<福島県八重洲観光交流館は、コチラ>
http://www.mikito.biz/archives/42333337.html
1.京都府の京都館
東京駅前という好立地にあります。規模も大きくゆったりとしています。他のアンテナショップと違い、食料品の販売はなし。高級な伝統工芸品の展示が中心です。訪問当日は、焼き物の絵付けの実演・体験をやっていました。
2.和歌山県アンテナショップ
県が運営している一般的なアンテナショップの印象。
3.奈良県まほろば館
奈良で朝取れた地場野菜を毎日、直送で銀座のアンテナショップに送って、訪問者に販売しています。京野菜をはじめとする珍しい野菜が銀座で、安く!帰るとあって、集客効果は抜群。単に取れたて野菜の即売会でなくで、地場の品種に特化していることは、非常に参考になります。
奈良のアンテナショップは、古都奈良を強く意識した見せ方になっています。独自性を出すという点で、かなり有利に働いていると思います。
4.島根県 にほんばし島根館
個人的には、この島根館の集客力には驚いた!店内は、押すな押すなの大盛況です。そのポイントは、1.島根料理の店を隣接で出店しており、島根料理とは何か、特産の農産物は何かを視覚で一般消費者(ほとんどの銀座の通行人が島根の特産を知らない)にわからせること。2.立地 日本橋といってもピンキリ。島根館は大手百貨店に近接していて、用もない通行人が多く、ふらりと立ち寄らせている。考えてみれば、アンテナショップを目指して日本橋に来る消費者はかなり少ない。あくまで何かの買い物のついでに、アンテナショップをみかけて、おもしろそうだから寄ってみたという層の圧倒的に多いはず。その点で立地は、なによりも重要。
さて、われわれの日本橋ふくしま館 MIDETTEと福島県八重洲観光交流館はどうか。立地に関しては、正直、前者は日本橋の一等地とはいえないし、後者も東京駅近接とはいえ、人通りが多い場所ではない。また店舗の特徴も必ずしも、他の都道府県に比べて「突き抜けている」とはいえない。そういう意味では、仮に風評被害払拭という役割があるのなら、思い切った出店戦略の変更もありではないか。
<日本橋ふくしま館 MIDETTEは、コチラ>
http://www.mikito.biz/archives/42332948.html
<福島県八重洲観光交流館は、コチラ>
http://www.mikito.biz/archives/42333337.html
1.京都府の京都館
東京駅前という好立地にあります。規模も大きくゆったりとしています。他のアンテナショップと違い、食料品の販売はなし。高級な伝統工芸品の展示が中心です。訪問当日は、焼き物の絵付けの実演・体験をやっていました。
2.和歌山県アンテナショップ
県が運営している一般的なアンテナショップの印象。
3.奈良県まほろば館
奈良で朝取れた地場野菜を毎日、直送で銀座のアンテナショップに送って、訪問者に販売しています。京野菜をはじめとする珍しい野菜が銀座で、安く!帰るとあって、集客効果は抜群。単に取れたて野菜の即売会でなくで、地場の品種に特化していることは、非常に参考になります。
奈良のアンテナショップは、古都奈良を強く意識した見せ方になっています。独自性を出すという点で、かなり有利に働いていると思います。
4.島根県 にほんばし島根館
個人的には、この島根館の集客力には驚いた!店内は、押すな押すなの大盛況です。そのポイントは、1.島根料理の店を隣接で出店しており、島根料理とは何か、特産の農産物は何かを視覚で一般消費者(ほとんどの銀座の通行人が島根の特産を知らない)にわからせること。2.立地 日本橋といってもピンキリ。島根館は大手百貨店に近接していて、用もない通行人が多く、ふらりと立ち寄らせている。考えてみれば、アンテナショップを目指して日本橋に来る消費者はかなり少ない。あくまで何かの買い物のついでに、アンテナショップをみかけて、おもしろそうだから寄ってみたという層の圧倒的に多いはず。その点で立地は、なによりも重要。
さて、われわれの日本橋ふくしま館 MIDETTEと福島県八重洲観光交流館はどうか。立地に関しては、正直、前者は日本橋の一等地とはいえないし、後者も東京駅近接とはいえ、人通りが多い場所ではない。また店舗の特徴も必ずしも、他の都道府県に比べて「突き抜けている」とはいえない。そういう意味では、仮に風評被害払拭という役割があるのなら、思い切った出店戦略の変更もありではないか。
昨今、トマ・ピケティ著の「21世紀の資本」という経営学の本が、マスコミで取り上げられているようです。すでに5500円もする単行本がベストセラー入り、累計100万部を突破するほど売れているようなので、ななめ読みしてみました。
誤解を恐れずにまとめると、著者の主張は、「資本収益率(r)が産出と所得の成長率(g)を上回るとき、資本主義は自動的に、恣意的で持続不可能な格差を生み出す」ということ。そして「この格差を解消するには、富裕層が有する国内外の純資産に対して累進税率で資本課税すべきだ」というものです(間違っていたら、すみません)。
誤解を恐れずにまとめると、著者の主張は、「資本収益率(r)が産出と所得の成長率(g)を上回るとき、資本主義は自動的に、恣意的で持続不可能な格差を生み出す」ということ。そして「この格差を解消するには、富裕層が有する国内外の純資産に対して累進税率で資本課税すべきだ」というものです(間違っていたら、すみません)。
18世紀にまでの過去のデータと、税務当局が持つデータを用いて検証しているとのこと。データを収集、分析するのに15年の歳月を費やしたそうです。いったいどうやって非公開データを入手したのか興味はあります。とにかくノーベル経済学賞を受賞しているポール・クルーグマンやジョセフ・スティグリッツ氏ら著名な経済学者、さらにはビル・ゲイツ氏らが、この本に対してそれぞれ肯定的なコメントを公表していることから、その影響度が大きいことがわかります。
でも、正直いって、 資本収益率(r)が産出と所得の成長率(g)を上回って何が悪いのでしょう?雑駁にいえば、産出と所得の成長率(g)は、いわゆるインフレ率に近い。資本収益率がインフレ率を上回るのは、前者がビジネスリスクをとり、また投下資本をうまく運用するからだと理解しています。もちろんビジネスリスクにおいては、大きく平均を上回ることもあるでしょうし、マイナスになることもあるでしょう。それを平均すれば、インフレ率rを上回るということです。そんなに珍しい話ではありません。
オリジナリティがあるといえば、その状態が続けば、r>gが続く限り、所得の格差は拡大する、と断じたことかも。あくまで平均すればそうだけれど、ビジネスには浮沈がつきもの。それだけで、格差解消には国際資本課税すべき、というのは、ちょっと飛躍のような気がします(本の中でも著者自身が、国際資本課税をするのは現実社会で困難だと認めています)。
それ以上によくわからないのは、こんな極めて経済学的な著書をマスコミがこぞって取り上げていること。出版社がプロモーション目的で盛り上げるのは理解できるけれど、それを提灯記事として、われもわれもと中身も検証せずに取り上げるマスコミの姿は醜いと思います。
でも、正直いって、 資本収益率(r)が産出と所得の成長率(g)を上回って何が悪いのでしょう?雑駁にいえば、産出と所得の成長率(g)は、いわゆるインフレ率に近い。資本収益率がインフレ率を上回るのは、前者がビジネスリスクをとり、また投下資本をうまく運用するからだと理解しています。もちろんビジネスリスクにおいては、大きく平均を上回ることもあるでしょうし、マイナスになることもあるでしょう。それを平均すれば、インフレ率rを上回るということです。そんなに珍しい話ではありません。
著書の中でも、「1970年代以来、所得格差は富裕国で大幅に増大した。特にこれは米国に顕著だった。米国では、2000年代における所得の集中は、1910年代の水準に戻ってしまった――それどころか、少し上回るほど
になっている」といっていますが、あくまで米国内の話であって、日本においてはその格差は米国の半分以下です。
オリジナリティがあるといえば、その状態が続けば、r>gが続く限り、所得の格差は拡大する、と断じたことかも。あくまで平均すればそうだけれど、ビジネスには浮沈がつきもの。それだけで、格差解消には国際資本課税すべき、というのは、ちょっと飛躍のような気がします(本の中でも著者自身が、国際資本課税をするのは現実社会で困難だと認めています)。
それ以上によくわからないのは、こんな極めて経済学的な著書をマスコミがこぞって取り上げていること。出版社がプロモーション目的で盛り上げるのは理解できるけれど、それを提灯記事として、われもわれもと中身も検証せずに取り上げるマスコミの姿は醜いと思います。
最近、ビジネス書を、ポップなマンガ仕立てにする形態が多いですね。そしてそこに登場するのは、必ずといって若い女の子が登場し、最初は全くの素人が、失敗しながらいろいろな方の教えを学んで、経営学の実践をしていくという点が共通しています。こういったジャンルは、書籍・マンガ・ムック・雑誌いずれに分類されるのでしょうか。
今回、読んだのは「9割がバイトでも最高のスタッフに育つ」。元ネタはシリーズ100万部突破のビジネス書だそうです。著者は、実際にディズニーで長年勤務し、人事制度に深く関与し、現在の形を作った方です。ディズニーがアルバイトをどのようにトレーニングしていくか、というエッセンスが詰まっています。チーム全員がリーダーの意識を持つにはどのような人材育成をするのか。
<筋書き>
体を壊し引退する父に代わり、老舗の旅館「森花旅館」の次期経営者候補として現場に入ることになった兄妹。兄はMBA卒の商社マン、妹はおっちょこちょいの新米仲居さんです。経営を任されたが早速空回りする二人の前に、20年来の常連客が現れて、苦言を呈します。試行錯誤しながら、常連客から「ディズニーの教え方」の指導を受け、少しずつ改善しながら、経営難の旅館を立て直していくというもの。
確かにおもしろい。2時間で読み切ってしまいました。著者が繰り返して述べているのは、コミュニケーション。当たり前のようですが、昨今のビジネスでは一斉メール、掲示板、共通カレンダー等で、要件を伝えるのが効率的・効果的とされています。それを否定するものではないけれど、顧客に接するのは人、スタッフに指導するのも人、経営を考えるのも人です。人が働く理由はそれぞれですが、やりがいを持って働くには、心と心がつながることが第一だということを改めて感じました。
今回、読んだのは「9割がバイトでも最高のスタッフに育つ」。元ネタはシリーズ100万部突破のビジネス書だそうです。著者は、実際にディズニーで長年勤務し、人事制度に深く関与し、現在の形を作った方です。ディズニーがアルバイトをどのようにトレーニングしていくか、というエッセンスが詰まっています。チーム全員がリーダーの意識を持つにはどのような人材育成をするのか。
<筋書き>
体を壊し引退する父に代わり、老舗の旅館「森花旅館」の次期経営者候補として現場に入ることになった兄妹。兄はMBA卒の商社マン、妹はおっちょこちょいの新米仲居さんです。経営を任されたが早速空回りする二人の前に、20年来の常連客が現れて、苦言を呈します。試行錯誤しながら、常連客から「ディズニーの教え方」の指導を受け、少しずつ改善しながら、経営難の旅館を立て直していくというもの。
確かにおもしろい。2時間で読み切ってしまいました。著者が繰り返して述べているのは、コミュニケーション。当たり前のようですが、昨今のビジネスでは一斉メール、掲示板、共通カレンダー等で、要件を伝えるのが効率的・効果的とされています。それを否定するものではないけれど、顧客に接するのは人、スタッフに指導するのも人、経営を考えるのも人です。人が働く理由はそれぞれですが、やりがいを持って働くには、心と心がつながることが第一だということを改めて感じました。
上野動物園のパンダの元気な姿を見てきました。現在、上野動物園にはリーリーとシンシンという、2頭のパンダがいます。どちらも2011年に四川省にある雅安碧峰峡基地から来園してきました。これまでに上野動物園にやってきたパンダは、1972年のカンカン・ランランに始まって、ホァンホァン・フェイフェイ、トントン(上野動物園生まれ)、ユウユウ(上野動物園生まれ)、シュアンシュアン、リンリンらがいました。 パンダは、野生ではタケの幹、葉、タケノコ稀に昆虫やネズミなども捕食しますが、動物園での主食はタケ。その他にニンジンやリンゴ、さらにはパンダダンゴと呼ばれているものをあげるそうです。そのえさ代がばかにならないらしい。
現在、野生のジャイアントパンダは約1600頭弱で、飼育しているジャイアントパンダは現在300頭を超えているそうです。国際自然保護連合(IUCN)のレッドリスト、絶滅危惧種に指定されてます。
しばらく竹を食べるのを観察していましたが、豪快にバクバク食べています。確かにこのペースで食べていたら、かなりの量が必要になるのでしょう。なお、竹には栄養が少なく、ほとんどが糞になってでてくるそうです。
上野恩賜動物園は、東京都が運営していますが、パンダの導入・維持には、多額のコストがかかっています。
・中国へのレンタル料が2頭で年間95万ドル、当時のレートで9000万円
名目上はレンタル料金でなく「パンダの調査研究のための保護資金」として、10年間契約
・檻の改修費が約9000万円
今回パンダを受け入れるために檻の改修
・パンダの食費は、年間約400万円。2頭で年間800万円
パンダの食費は1日当たり10850円/1頭。パンダの大好物である孟宗竹が高価だそうです。このえさ代は、上野動物園の動物の中で最も高価が食費とのこと。
・パンダ専用の厩務員や水道光熱費等
・パンダ専用の厩務員や水道光熱費等
お世話をする厩務員・研究員(複数)や水光熱費に年間3000万円はかかるはず(根拠なし)。
上記コストを10年間合計すると、13億7千万円になります。すべて東京都が負担します。
一方、収入(効果)はどうでしょう。パンダ導入前の2010年度の入場者数は、260万人でした。パンダ導入後の2011年度は東日本大震災による逆境をはねのけて460万人、2012年度は390万人、2013年度は350万人でしたので、明らかにパンダ目当ての増加といえると思います。今後もこれは続くと思います。仮に増加を2011年度と2013年度の差、90万人として計算してみます。
上野動物園の入園料は大人600円、中学生200円。小学生以下無料です。仮に親子で入園し、その有料平均単価を300円とすると10年間の増収は27億万円、手堅く見積もって単価200円としても、18億万円の増収です。上記コストを大きく増収が見込めることから、パンダ導入は動物園経営に明らかに大きく寄与していると断言してもよいと思います。上記コストを10年間合計すると、13億7千万円になります。すべて東京都が負担します。
一方、収入(効果)はどうでしょう。パンダ導入前の2010年度の入場者数は、260万人でした。パンダ導入後の2011年度は東日本大震災による逆境をはねのけて460万人、2012年度は390万人、2013年度は350万人でしたので、明らかにパンダ目当ての増加といえると思います。今後もこれは続くと思います。仮に増加を2011年度と2013年度の差、90万人として計算してみます。
なお上記分析は、入園料だけの計算なので、パンダグッズなどの販売や園内レストラン、上野動物園を訪れた人の上野周辺への経済効果などはまったく考慮外の試算です。まったくの憶測ですが、そのプラスの経済効果は100億円規模であるのかも。石原東京都知事らの功績です。
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吉田みきと プロフィール
ふるさとの福島県いわき市で、市議会議員として活動しています。いわき市は、震災後、複層的な問題が山積しています。公認会計士・一般社団法人日本アンガーマネジメント協会 認定 アンガーマネジメントファリシテーターとしてのキャリアを生かし、フレッシュな視点で問題点を洗い出し、解決策を提案していきます。
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