特定健診とは、メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)に着目してこれらの病気のリスクの有無を検査し、リスクがある方の生活習慣をより望ましいものに変えていくための保健指導を受けていただくことを目的とした健康診査です。いわゆる「メタボ健診」ってやつで、2008年4月からはじまりました。40歳~74歳までの公的医療保険加入者全員を対象とした制度です。メタボが、生活習慣病の大きな一因であるという仮定に基づいて、内臓脂肪を減らすことで生活習慣病対策、ひいては将来の医療費削減につなげるねらいといわれています。
<出典:厚生労働省HP、縦軸:国民健康保険加入者の受診率、単位%>
企業の従業員(健康保険組合に加入)であれば、事業者が全額費用を負担、受診者の自己負担がないので、受診率が高くなります(全国平均で約7割が受診)。自営業者等の国民健康保険の加入者は、約1万円程度の健診費用の自己負担が必要になるので受診率は相対的に低い。しかしこれは、全国どこでも条件は一緒。
メタボ健診の内容は、いわゆる健康診断とほぼ一緒。腹囲測定とBMIが加わったくらい。健康都市として有名な長野市では、受診率が50%近いらしい。保健師さんが地域に入って、市民に対して啓発活動を地道に継続しているかららしい。検診率を上げることだけが健康のための手段とは思わないが、上がったほうが良いのも事実。一度、実地調査したい。
参考:メタボ健診の検査内容
○質問票(服薬歴、喫煙歴等)
○身体計測(身長、体重、BMI、腹囲)
しかし、いわき市内の国民健康保険加入者の受診率が低い!低すぎる!全国平均・福島県平均の受診率がいずれも約45%に対し、いわき市は25%程度。なぜか?という疑問に対して、医療関係者も含めていろいろなところにヒアリングして、分った結論。その要因はいわき市の「地域性・市民性」というしかないそうです。身も蓋もない・・・
<出典:厚生労働省HP、縦軸:国民健康保険加入者の受診率、単位%>
企業の従業員(健康保険組合に加入)であれば、事業者が全額費用を負担、受診者の自己負担がないので、受診率が高くなります(全国平均で約7割が受診)。自営業者等の国民健康保険の加入者は、約1万円程度の健診費用の自己負担が必要になるので受診率は相対的に低い。しかしこれは、全国どこでも条件は一緒。
メタボ健診の内容は、いわゆる健康診断とほぼ一緒。腹囲測定とBMIが加わったくらい。健康都市として有名な長野市では、受診率が50%近いらしい。保健師さんが地域に入って、市民に対して啓発活動を地道に継続しているかららしい。検診率を上げることだけが健康のための手段とは思わないが、上がったほうが良いのも事実。一度、実地調査したい。
参考:メタボ健診の検査内容
○質問票(服薬歴、喫煙歴等)
○身体計測(身長、体重、BMI、腹囲)
○血圧測定
○理学的検査(身体診察)
○検尿(尿糖、尿蛋白)
○理学的検査(身体診察)
○検尿(尿糖、尿蛋白)
○血液検査
・脂質検査(中性脂肪、HDLコレステロール、LDLコレステロール)
・血糖検査(空腹時血糖またはHbA1c)
・肝機能検査(GOT,GPT,γ―GTP)