吉田みきと ほぼ毎日ブログ

「死して不朽の見込みあらばいつでも死ぬべし。 生きて大業の見込みあらばいつでも生くべし。」 吉田松陰・高杉晋作語録   「金もいらぬ、名誉もいらぬ、命もいらぬ人は始末に困るが、そのような人でなければ天下の偉業は成し遂げられない。」 西郷隆盛・山岡鉄舟語録

2014年07月

超高速!参勤交代への苦言

「超高速!参勤交代」の封切りが絶好調らしい。いわきの小藩がこれほどまでに、取り上げられたことはないし、このような映画がヒットすることは、いわき市民として素直に嬉しい。もし映画の由来に興味をもち、いわきにいらっしゃる方がいるかもしれないし、超高速!参勤交代グッズが販売され、いわきの認知度がそれで高まればそれはそれで良い。

<超高速!参勤交代 磐城国の湯長谷藩の物語 全国での封切りは、コチラ>
http://www.mikito.biz/archives/34737297.html
 
一方、苦言というか、思うところがあります。当方が、超高速!参勤交代の映画の存在を知ったのは、昨年末。ほとんどのいわき市民(いわき市役所の幹部も含めて)がそれまで、このような映画が制作中であったことを知りませんでした。実際には、いわき市内でロケハンが行われておらず、脚本家や監督がいわき湯本を訪問し、館跡(磐崎中)を視察しただけだと聞きました。実際の撮影は、京都の太秦や山形市霞ヶ城で行われました。出演した俳優も試写会で初めていわきを訪問したらしい。

現在いわき市は公金である市予算を投じて映画の販促に相乗りしています、完成済みのものに相乗りするのは、映画の制作リスクをとらなくてすみ、その成果だけとれるので安全という見方ができます。一方、本来であれば、いわき市なり、いわき市のフィルムコミッションなりが、映画の制作企画を事前に察知し、ロケハン誘致活動をし、ロケハン(の一部でも)をいわき市内でやってもらうのが、あるべき姿なのではないでしょうか。そういった労苦やリスクをとらず、できあがったものだけに後から乗る、というのはいささかズルイ気がします。制作側もそう感じるはずですし、あえて市のオファーに乗るのは販促費の肩代りをしてもらえるからでしょう。

いわき市常磐地区の西郷に金山(かなやま)という地名があるそうです。映画ではそれを、幕府が金山を隠していると誤解したことによるフィクションです。当時、磐城の諸藩は、江戸と磐城間は、通常の参勤交代は4泊5日、もしくは5泊6日で参勤していたそうです。主人公である、内藤政醇(まさあつ)の時代は、湯長谷藩は、参勤交代をしない定府(じょうふ)、すなわち常時江戸詰めの譜代大名家で参勤交代はなかったそうです。史実を完全に無視したフィクションなんです。素直に地元素材のエンタメとして楽しみたいと思います。

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7月臨時会

本日、7月臨時会。メインの議題は補正予算の審議・承認と、市が25%以上出資する団体の経営状況の報告です。報告される団体の事業報告書のフォーマットはバラバラ。プリンシパルがあって、役に立てるための、公会計が必要です。
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好間地区まちづくり懇談会

好間地区まちづくり懇談会。興味深いテーマを聴くべく、好間公民館は、満員御礼です。産業遺産として、産業戦士の像、レンガ橋脚、V字谷、つり橋等がある地区なので、どうこれらを使っていくか。テーマは「安心・安全で自然が輝く調和のとれたまち、好間」をめざして」

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質問は、5つ。
1. 産業遺産を活用したいわき市の交流人口拡大について
平成21年から好間ジャンボメニューが10店、13メニューで開始された。震災の影響で第四回フラオンパクが中止し、機運が盛り下がったが、東京都港区と文京区から81名のモニターツアー参加者があり、絵本200冊寄贈があった。JRのグリーン車に備え付けられている車内誌「トランヴェール」にも掲載された。現在、吉田ジャンボメニューは、9店12メニューとなっている。今後どのように交流人口の拡大を図るか。
(回答)
震災前は1000万人だった観光交流人口は、367万人まで落ち込んだが、平成25年は789万人まで回復している。今後は、旅行商品販売奨励事業・マスメディア発信活用事業等を活用して、JRのディスティネーションキャンペーンの素材としていきたい。また来年、太平洋・島サミットが本市で開催される。産業遺産として、産業戦士の像、レンガ橋脚、V字谷、つり橋等の産業遺産は、平成19年4月に経済産業省から近代化産業遺産に指定されている。いわきヘリテージツーリズム協議会と協力していきたい。またいわきサンシャイン博のひとつとしていきたい。

2. 好間のまちづくりについて
「好間わっしょい」は地域のイベントとして極めて重要であり、市からの開催補助金をぜひ継続して欲しい。
(回答)
原則として「まち・みらい創造支援事業」は、イベントの自立を支援するものであり、3年間の時限がある。検討が必要。新たなまちづくり計画のため、支所ごとに地域振興担当員を配置している。

3. 好間第三小学校の児童数の減少などについて
ピーク時の平成34年には、1,005名の生徒が在籍した市随一のマンモス校だったが、平成35年の北好間炭鉱の閉山から生徒数の減少が続き、現在生徒数は28名のみ。来年には半減する見込み。全部で4学級編成、教員数は10名。人口減少の要因のひとつに当該地域のほとんどが市街化調整区域であることである。都市計画変更の可能性はあるのか。通学区域は広域であるが再編の可能性はあるか。生徒の通学の安全性はどう確保していくか。
(回答)
いわゆる都市計画の線引きの見直しは、秩序あるまちづくりの趣旨から、原則として市街化区域の拡大は困難である。ただし地区計画等を活用して開発する余地はある(好間地区で、地区計画を活用していくという事例はいまのところ出されていない)。
通学区域の見直しはオーダーメイドで行うべき。市内では田人・豊間地区で小中学校の学校再編がなされ、三和・川前でも検討中である。こちらは地区として対応すべきで、子供達へよりよい学校環境を提供するため、地区とともに考えていきたい。
生徒の通学の安全性確保については、適宜ガードレールの補修や、横断歩道の再塗装等を実施している。

4. 好間工業団地の環境整備について
324haに及ぶ好間工業団地は、当初19社の進出で始まったが、現在は74社、7,500名が勤務している。業態としては、ハイテク・ロボット・エネルギー・被災企業等である。進出企業は、工業団地協議会を組織し、団地内の公園や遊歩道を整備し、近隣地域の住民に開放している。一方、市内の住宅事情が逼迫していることから、通勤に多大な時間を要している社員もおり、対応を検討してほしい。
(回答)
住宅不足については、土地利用動向調査等で把握はしている。ただ大規模な民間の宅地開発については具体的な事業者は予定されていない。

5. 安全で快適な道路環境の整備について
大畑吊り橋・松坂吊り橋等は、昭和20年前後に炭鉱会社が通勤用に設置し、その後市へ移管された者である。その大畑吊り橋が2月に、ケーブル破損により落橋し、5ヶ月が経過したが、復旧していない。住民は大きく迂回して川を渡らなければならず、不便を強いられている。復旧の見通しはどうか。また、松坂吊り橋の管理はどうなるか。
(回答)
大畑吊り橋の復旧については、幅員が狭いため国の復旧事業採択要件に合致せず、事業費が下りない。今後、市の負担で復旧することを検討する。松阪吊り橋は生活道路として、部分補修を続けながら使っていきたい。

注)上記は、当方のメモをもとに当方が把握できた内容ですので、実際と異なるおそれがあります。正確な情報は、市の公式発表をご参照下さい。

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※京浜工業地帯の重工業化と地域の経済発展を支えた常磐地域の鉱工業の歩みを物語る近代化産業遺産群(出典:経済産業省)

<いわき市内構成リスト>
八茎鉱山関連遺産 八茎鉱山跡 
常磐炭田関連遺産 古河好間炭鉱専用鉄道橋梁 
古河好間炭鉱産業戦士像 
古河好間炭鉱ズリ山(田代ズリ山) 
好間炭鉱隧道跡、鉄道盛土帯、鉄道橋台跡等 
常磐炭礦内郷礦山神社跡、相撲場跡 
弥勒沢炭鉱資料館内展示物 石炭採掘・運搬関連炭車、道具類 
常磐炭礦内郷礦坑口、扇風機上屋、水中貯炭場、選炭場、
三星炭礦大煙突と煙道及びズリ山 
常磐炭礦磐崎礦坑口、石炭積込場、選炭場跡、ズリ山他 
常磐炭礦湯本山神社
常磐炭礦湯本坑第六坑坑口
砿夫の像
常磐炭礦西部礦竪坑櫓
いわき市石炭化石館内展示物 坑口銘板、採炭機械、道具類

常磐炭田(南北約 95km、東西約 5~25km)は、石狩炭田、筑豊炭田に次ぐ規模を有し、石炭埋蔵量は本州最大を誇った。幕末より地元資本による小規模な鉱山経営がなされていたが、1884 年(明治 17 年)、渋沢栄一・浅野総一郎・大倉喜八郎らが磐城炭坑社(後に磐城炭鉱㈱と改称)を設立し、大資本による炭鉱経営が始まった。
1887年には馬車鉄道を敷設し、1889 年には蒸気巻揚機、コルニッシュ気罐、排水機を使用し斜坑開削に着手するなど、設備の近代化を図り、炭鉱経営を軌道に乗せた。これよりやや遅れて、川崎八右衛門を中心とする京浜資本が内郷地区に進出し、入山採炭㈱を設立した。同社は、1944 年に前述の磐城炭砿㈱と合併し、常磐炭砿㈱(現:常磐興産㈱)が設立され、本州東部地区最大の炭鉱となった。
このように、常磐炭田では、明治期以降に相次いで外部の資本が参入し、近代技術の導入や企業統合を経て大規模な鉱山経営が支配的となり。石炭の大幅な増産を果たした。
常磐炭田の北側に位置する八茎鉱山は、1908 年に八茎鉱山合資会社が設立されて以降、近代技術の導入が進められた。主に銅鉱石及びタングステンの材料である灰重石の採掘が行われていたが、第一次世界大戦後の不景気で操業を中止した。これ以降は、経営者を変えつつ、石灰石の採掘が行われていたが、2012年に中止された。
これらの鉱山は、京浜工業地帯に近いという利点を生かし、水戸~東京間が鉄道(日本鉄道海岸線)により直結された後、石炭や金属の供給源として重工業の発展に大きく寄与した。また、日立鉱山の近代化を契機として今日の鉱工業都市・日立の礎が築かれたことや、常磐炭田の豊富な石炭が小名浜に東北地方有数の臨海工業地帯を形成させる契機となったことなど、地域経済発展の事例としても重要な存在となった。

◆閉山後の地域振興:観光業と近年の新たな展開◆
1950~60 年代にかけ、エネルギー革命の進行と採炭コストの増加、公害問題などにより、炭鉱を取り巻く社会経済状況は大変厳しいものとなった。そこで、常磐炭鉱㈱は事業の多角化を図り、常磐紙業㈱、常磐開発㈱などの系列会社を創設するとともに、1964 年常磐湯本温泉観光㈱(現:常盤興産㈱)を設立し観光業にも活路を求めた。
そして、かつては採炭の障害であった温泉を利用する大型レジャー施設として、「常磐ハワイアンセンター(現:スパリゾート・ハワイアンズ)」を建設し、東北地方に常夏の「常磐ハワイ」を出現させて人気を博し、多くの観光客を集めた。これは、温泉を活用したテーマパークの先駆け的存在であった。
閉山後、炭鉱従事者の雇用主として、常磐炭田と関連が深い日立製作所㈱をはじめ、常磐工業地域が存在したことが大きいものの、観光業により地域の存続を成し遂げた国内では希有な例といえる。石炭業縮小期におけるこのような様子は、2006 年公開の映画「フラガール」により伺うことができる。
一方、近年では、「スパリゾート・ハワイアンズ」という拠点集中型の観光だけではなく、地元の団体である「いわきヘリテージツーリズム協議会」が、「いわきヘリテージ実験ツーリズム」として地域内の炭鉱遺産を巡る観光を企画・実施するなど、近代化産業遺産にスポットを当てる地域内回遊・学習交流型の新たな観光も模索されている。   

いわきの医療・まちづくり公開シンポジウム いわき民報 

いわき民報(2014.7.26版)にいわきの医療・まちづくり公開シンポジウムの記事が掲載されました。

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インフラ老朽化問題 セミナー

インフラ老朽化問題のセミナーに参加しました。講師は、「朽ちるインフラ」著者の根本祐二 東洋大学経済学部教授です。将来世代に、過大なインフラ維持・更新費用を押しつけてはならない。初期投資よりも、維持・更新費用のほうが、より重要であることを再認識しました。

<朽ちるインフラは、コチラ>
http://www.mikito.biz/archives/21911242.html
写真 (1)


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ニューハート・ワタナベ国際病院

ニューハート・ワタナベ国際病院を視察しました。こちらは東京・浜田山にある個人・私立病院で、心臓手術(心臓大血管疾患および胸部疾患等)に特化していることが特徴です。心臓外科手術成功率は世界トップの 99.5%以上だそうで、ほとんど失敗はないというに等しい。また、手術支援ロボット「ダヴィンチ」を 用いることによって、外科的に切り取る部分が小さくなり、患者負担の少ない手術を多く手がけています。その結果、手術後3日間で退院することも可能だそうです。現在、ベッド数は43床(ICU9床)です。

総長である渡邊剛医師の専門は、まさに心臓手術のスペシャリストで、日本ではじめて手術支援ロボットで心臓手術を実施・成功した医師で、既に200例以上のロボット手術を行っているそうです。41才で国立金沢大学 第一外科教室の教授職を務められた方です。地方大学病院・保険治療での限界を感じ、自ら育てた医療チームを東京に引き連れてきて開業したそうです。

河内理事長の許可を得て、手術支援ロボット「ダヴィンチ」手術室前で、写真を撮らせていただきました。手術室の中では、いわゆるチームワタナベの一員である、経験豊かな主任オペ看護師と若手看護士がピースしてくれました。相次ぐマスコミ取材にも慣れ、心にゆとりをもって職務についているそうです。

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手術前の準備中。奥に見えるのがダヴィンチ、操作する医師は左手奥から操作するらしい。

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館内には、手術中の渡辺医師。ダヴィンチ、子どもたちへの開放等の写真がありました。

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これが、ダヴィンチのトレーニング証明書。もともと医療ロボットはいろいろな機種があったものの、淘汰や合併・吸収等を経て、現在では医療ロボットといえばダヴィンチ、というデファクトスタンダードを築きつつあります。OSやパソコン業界に相通じるところがあります。

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医療CTがありました。

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医療CTは、機器の精度の高さもさりながら、写し取った画像を読み取り、分析する能力如何で、医療レベルに差がつきます。スタッフが常駐して分析をされていました。

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待合室。医療コンシェルジュと呼ばれるスタッフが常駐しています。

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最高の医療レベルのみならず、入院療養環境については、全室個室、デザイナーズルーム等のきめの細かいサービスを充実させているとのこと。案内された個室は同じデザインの部屋はなく、現代的な部屋もあれば和風・クラシックの部屋もありました。

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ここは和風旅館か?と思わせる個室も。新築ということもあり、清潔で快適です。

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導線のキモは、患者の導線とスタッフの導線を分けること。スタッフ導線は、セキュリティで見えない/入れないようになっていて、一方、スタッフ導線の廊下は広く、障害物がない。大きなベッドもすれ違えるくらいひろいです。

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注)上記すべての写真は、施設をご案内いただいた河内理事長の許可をとって撮影されたものです。

 

潜在看護職復職支援センター 開設記念講演

看護職復職支援センターの開設記念講演会@ワシントンホテル椿山荘、に参加しました。現在、医療機関や看護機関を中心に、看護師不足が叫ばれています。一方で、看護師資格を有して、休職中もしくは完全にやめてしまった方を、「潜在看護師」と呼びます。その日本全国に散らばっている潜在看護師は、全国で55万人いらっしゃるそうです。せっかく医療の志を持ち、苦労して資格を取った看護師が、何らかの理由で、本来の職についていない訳です。

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資格を持ちながら、職につかない理由は、いろいろな事情があることは推測できます。ただ、しばしば聞かれるのが、出産や家庭の事情でいったん看護職を辞めなければならないことになったけれど、看護の技術変化や、後輩達とのギャップ、また勤務時間の長時間化や固定化が、復職しようとする潜在看護師に後ろ向きにさせているようです。

それを解消するには、復職に要する知識や技術の習得とともに、最新の現場感覚を得ることが必要です。そのための研修施設が、今回創設されたエバーグリーンです。特定の病院に囲い込むわけでなく、地域にオープンで無料開放する研修施設です。

もし潜在看護師が医療現場に出てきてくれることになり、現在の医療事情の逼迫に貢献するとともに、潜在介護師の働きがい、生きがいにつながり、また給与を得ることにより、生活水準の向上が見込めます。いわき市としても、医療の量・質の向上のみならず、給与が消費に回ることにより、市内経済にも好循環の影響があります。本来、公が担うべきような取組みです。現状のままであってはならない、というサイレントの声に対して、民間が打ち破ろうとする姿勢に、賛同します。

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横須賀海軍カレー

一般家庭の定番メニューであるカレーライスは、横須賀が発信の地だそうです。なぜなら、旧日本海軍の海軍食にイギリス海軍のカレーシチューを採用し、日本人の口に合うよう小麦粉を加え、とろみをつけてご飯にかけて食べるようにしたのが、家庭で食べられているカレーライスのルーツといわれているからです。それに便乗して、平成11年から横須賀市は、カレーのルーツである「海軍カレー」を、 新たに「 よこすか海軍カレー 」と名付けました。市内には、海軍カレーを名乗るお店を多数見つけることができます。

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そもそも、明治初期、海軍・陸軍軍人の病死の最大の原因は脚気でした。この脚気の予防法を確立したのは海軍軍医総監(軍医中将相当)、東京慈恵会医科大学の創設者の男爵、高木兼寛氏。この方は白米中心で栄養バランスの偏った食事が原因であることを突き止め、イギリス海軍の兵食のカレーシチューを参考に改良したのがカレーライスのルーツだそうです。結果、脚気の撲滅に尽力し、「ビタミンの父」とも呼ばれています。
 
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ではそれが何で、横須賀なのか?
平成10年、海上自衛隊横須賀地方総監のお別れパーティーの席上で、総監から「呉市と舞鶴市の肉じゃが本家争い」の話題がのぼったことがきっかけだそうです。その後、横須賀市役所・商工会議所、海上自衛隊が共同で調査を開始し、平成11年に、「カレーの街よこすか推進委員会」が発足。「当時の味を再現しよう」をテーマに、「よこすか海軍カレー」(平成13年商標登録)が誕生。 「海軍割烹術参考書」(明治41年)のレシピにあるカレイライスの作り方を忠実に再現します。基本的には「レトロ」、「昔なつかしいカレー」が特色です。

では、「海軍割烹術参考書」なるものはどのようなものだったか?以下、抜粋です。
【原文】三、カレイライス
材料牛肉(鶏肉)人参、玉葱、馬鈴薯、「カレイ粉」麥粉、米
初メ米ヲ洗ヒ置キ牛肉(鶏肉)玉葱人参、馬鈴薯ヲ四角ニ恰モ賽ノ目ノ如ク細ク切リ別ニ「フライパン」ニ 「ヘット」ヲ布キ麥粉ヲ入レ狐色位ニ煎リ「カレイ粉」ヲ入レ「スープ」ニテ薄トロヽノ如ク溶シ之レニ前ニ 切リ置キシ肉野菜ヲ少シク煎リテ入レ(馬鈴薯ハ人参玉葱ノ殆ド煮エタルトキ入ル可シ)弱火ニ掛ケ煮込ミ置キ 先ノ米ヲ「スープ」ニテ炊キ之レヲ皿ニ盛リ前ノ煮込ミシモノニ鹽ニテ味ヲ付ケ飯ニ掛ケテ供卓ス此時漬物 類即チ「チャツネ」ヲ付ケテ出スモノトス

【要約】材料は、牛肉(鶏肉)、にんじん、玉ねぎ、じゃがいも、塩、カレー粉、小麦粉、米。
作り方は、肉、玉ねぎ、にんじん、じゃがいもを「四角にあたかもさいの目のごとく細かに切り」炒める。 フライパンにヘッド(牛の脂)をひき、小麦粉をきつね色になるまで炒め、カレー粉、スープを入れ、肉、野菜を入れて弱火で煮込み塩で味付けする。スープで炊いたご飯にかけて漬物類(チャツネ)を付けて出す。

【現在】下記の条件をクリアしていれば「よこすか海軍カレー」の名称を使用できることとされています。これは毎月1回、定期的に商工会議所等がチェックし、新規に「よこすか海軍カレー」を名乗りたい事業者は、この承認を得る必要があるそうです。
1. 材料: カレー粉、小麦粉、肉(牛肉または鶏肉)、人参、 玉葱、馬鈴薯を入れる事。
2. 調理法: カレー粉、小麦粉を炒ってルーを作ること。
3. 提供法: 原則として、カレーライス、牛乳、サラダの3点 セットで提供。薬味にチャツネを付けること。

【よこすか海軍カレー五原則】
1. 「海軍割烹術参考書」のレシピを元にしている
2. 横須賀市内でしか提供されない
3. サラダと牛乳をセットにして提供
4. 「ご当地グルメ」です。B級グルメではありません。
5. 認定店だけが名称使用を許可されてます。

確かに、昼食にいただいたカレーセットは、上記要件を満たしていました。アイスミルクはかなり違和感がありましたが、それもまた一興。日本最大級のカレーイベント「よこすかカレーフェスティバル」や「「護衛艦カレーグランプリ」等の関連イベントも開催され、それだけで市外から参加者を呼べています。ネット通販でも一定の評価を得ています。海上自衛隊では現在でも遠洋航海中の曜日感覚を失わないため、金曜微には必ずカレーを提供していた風習を今でも受け継いでおり、船上勤務の部隊に限らず、すべての部署で実施しているそうです。これだけ、歴史やストーリー満載のご当地グルメにもかかわらず、地元横須賀民にはすこぶる評判がよくない。タクシーに運ちゃんにいわせると「ただのカレー」に1,000円も払う気になれない、ということのようです。こんなに成功している「よこすか海軍カレー」であっても、ご当地グルメの難しさを感じました。

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なお、横須賀市が売りだそうとしているご当地ぐるめは、「よこすか海軍カレー」のほか、「ヨコスカネイビーバーガー」(本格的なハンバーガー)、「チェリーチーズケーキ」(濃厚なクリームチーズケーキ)があります。いずれも、米海軍横須賀基地とのタイアップ商品です。日米のつながりはこんな形でも現れています。

劇的救命.jp@八戸市立市民病院の救命医療 by今明秀医師

劇的救命.jpの今明秀医師に、八戸市立市民病院の救命医療についてお話を伺いました。現在救命救急専従医23名、それに加えて後期研修医が13名在籍しています。救命が好きな初期研修医を育てる、ある意味で教育者の役割をされています。地方の一般的な医師不足はこちらでも同様。その条件下での八戸市民の消防救急体制に対する評価は、76%が満足と回答。 

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八戸市は田舎、近くに医科大学もありません。そんな悪条件の中で、今年度の八戸市立市民病院卒後臨床研修プログラムの研修医フルマッチを達成し、平成21年度には病院機能評価の救急医療機能分野で4項目中3項目に評点5、国内で最高点を獲得したそうです。救急医17名を擁し、共立病院の4名体制からすると、羨ましい限りです。今医師いわく、医師不足は地方ということが原因ではない、と断言されています。いわく、まず地域の唯一・頂点・先駆者の病院となり、それを商品として精力的に今医師が自ら広報し、学生や研修医が読む雑誌への多数の論文投稿、研修医向けの救急講習会の全国展開等により、病院自体の魅力度を上げる努力を継続的に行っているそうです。いわき市では救急は、医師にとってはつらい、病院にとってはもうからない、患者にとっては搬送に時間がかかる、と3重苦の悪循環に陥っています。そのソリューションのひとつが、八戸の取組みにあるのではないでしょうか。
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いわき市消防本部の救急者出動回数は、年間約10,000回。そのうち約4割の4,200回(4,200台の救急車)を共立病院が引受けています。365日で割ると、一日あたり11.5台という計算になり、いわきの救急医療の最後の砦になっています。他の病院の夜間当直が1名程度の体制しか組めない状況下では、必ず複数の医師が当直している共立病院が、夜間の救急搬送を事実上、一手に引受けているといってもいいくらいの状態です。現場の医療スタッフの献身的な努力で支えられていますが、その疲弊が心配です。

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キャッチが「八重洲口から3時間で手に入る学習環境」。これは、初期研修医向けの名刺でしょう。新幹線を使えば、八戸市まで、たった3時間ということと、「劇的救命」という、最先端の救命救急を学ぶことができることを、うまく訴求できている名刺です。

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ドクターヘリとドクターカーを組み合わせた救命救急体制を、独自に「八戸型救急」と呼んでいるそうです。すなわち、急報と同時にドクターヘリとドクターカーを同時出動させることもあるのだそうです。

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常に臨戦態勢の今医師ですが、臨床に、後進の指導に、救命救急課の経営に、人材募集に、と八面六臂の活躍のようでした。

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救命救急センターとは、急性心筋梗塞、脳卒中、頭部外傷など、二次救急で対応できない複数診療科領域の重篤な患者に対し高度な医療技術を提供する三次救急医療機関です。全国200か所以上ありますが、県内では、福島県立医科大学附属病院・いわき市立総合磐城共立病院・太田綜合病院附属太田西ノ内病院・会津中央病院の4つです(正確には、共立病院は二次救急医療機関で、それに併設されている救命救急センターが三次救急医療機関です)。常時高度な救命医療に対応できる医師や看護師等の医療従事者を確保しておくことが必要とされています。
 
現在、共立病院の救命救急センターに所属している救命救急の常勤医は4名のみ。いわき市・双葉地区・北茨城の医療圏が、この4名の救命救急医に支えられているかと思うと、頭が下がります。もちろん他科からの応援や、応援当直といって他病院からの若い医師の派遣がないわけではありません。とはいえ、最終的に救命救急センターとしての責任をもって対応する常勤医の勤務体制は激務といって過言ではありません。平日昼間は、4名いるから大丈夫ですが、救命救急センターは休日・夜間も対応しなければならないからです。仮に休日・夜間に2名体制とすると、毎月10-15回の当直が必要になり、医師の疲弊は火を見るより明らかです。救急の専門ではない後期研修医の当直や各科からの医師応援があるとはいえ、持続的な仕組みではありません。
 
患者にとっても夜勤明けで疲れ切った医師に診療してもらうより、体力気力知力が充実した医師に診療していただいたほうがよいのは明らかです。なお、臨床指標による大学病院の医療の質・安全・患者満足度に関する調査という資料によれば、大学病院における薬の誤投与率は100件中2.3件、輸液の誤注入率は100人中1.4件という調査結果が出ています。このように人が携わる行為に完璧はないわけですが、医師のひとりひとり忙しさの軽減は、このような事故率の低減にも大きく関わってくると思います。 
 
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今明秀医師にいわく、地方の病院もブランド化し(実はこれが難しい)、それを適切に熱意を持って広報できれば(これはもっと難しい)若い研修医が集まってくる、とのこと。キャッチフレーズは、予測救命率が低い患者を救う「劇的救命」と、ドクターヘリとドクターカーが同時に出動する「サンダーバード作戦」です。と、まとめれば簡単ですが、実際の取組みは地道が努力の積み重ねです。

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いわきの医療・まちづくり公開シンポジウム 8/9・8/10開催

市民生活にとって、医療やまちづくりの優先順位が高いのはいうまでもありません。でも、それが市民の手から遠く離れてしまっているのが現状です。そこでさまざまな情報や問題点、解決案を市民と共有するシンポジウムを企画しています。「いわきの医療・まちづくり公開シンポジウム」では、登壇者及び寄稿者の提言を論文集としてとりまとめ、次のステップの素地とします。テーマは「明日は、我が身」。
 
【開催日程】
日時:平成26年8月9日(土)・10日(日)13:00~ 
場所:文化センター大ホール
基調講演・パネリスト
・東京大学医科学研究所    上昌広様
・亀田総合病院 副院長 小松秀樹
・いわき市医師会  副会長 木村守和様
・東京電力 福島復興本社代表 石崎芳行様
・競輪選手 SS級 新田祐大
・福島大学 特任研究員 開沼博様 他

これまでは医療サービスの質・量を決めるのは、どんないわきの街にするのかも含めて、供給側であった公的機関や医療専門家・都市計画専門家らが担ってきました。しかし原発事故を契機に、需要側であるサイレントマジョリティである住民の意思・行動が、圧倒的に重要になりました。なぜなら望まない医療・望まない都市ならば、黙って住民は去って行くだけだからです。現実にそれが起きています。
 
震災前までの医療・まちづくりは、いわゆる公的機関や業界関係の有識者らの意見が集約され、角がとれた、合意プロセスを経た一つのストーリーが提案・実行されてきました。それは安定した社会が前提だからできたことです。

震災を機に、過去の単純な延長線上には未来はない、ということが明らかになりました。今回のシンポジウムは、業界関係者のみならず広く、市民さらに、市外(俯瞰できる、よそ者)からも論点出しと、建設的な提案をいただきました。それぞれの知見から、多様なご意見が出ることを期待しています。
140715_シンポジウムチラシ
現在、いわき市内の医師不足数は約200名以上といわれております。この10年間つるべ落しに医師の市外流出が続いており、震災後もそれがさらに顕著になっており、地域医療の崩壊一歩手前という状況です。今後も、市民が受けている低放射線被ばくの健康への影響の推移を慎重に見守る必要がありますし、長期的な廃炉に至るまで原発作業員の健康を守ることも重要です。
 
今年3月に、国立社会保障・人口問題研究所の「日本の地域別将来推計人口」が発表され、日本の人口減少が本格化し、加速度的に進行していくことが明白になりました。しかし、多くの人はまだ「ああ、相変わらず少子高齢化が続くんだな」ぐらいの認識です。少子化の進行のみならず、高齢者も減っていきます。その結果、地方の小さなまちから順繰りに“消えて”いきます。その理由は、単純な人の数だけでなく、子どもを産める年齢の女性が半分になった時点で、街はインフラを維持できず、消滅することは不可避だからです。福島県は、不確定要素が多すぎるため、この予測の対象から外れています。これが意味するところは、いうなれば住民が、どんないわきのまちにしたいのか、自ら考え、実行していくことが問われているということです。
 
感情に流されず、きちんと現状を受け止めた上で、何ができるのか、いわきの強み・弱みはどこにあるのか把握した上で、まちを作る。私は、「まちづくりは人づくり」「医療の充実には、まちづくりの視点が必須(逆も真)」、そのためには「若者・よそ者・馬鹿者」の視点が大事で、例を挙げれば、起業や遊びや文化芸能、将来や目の前の学習・仕事等にワクワク感が持てることだと思っています。若者には無限の可能性を持っていますが、それを開花させることができる「場」を提供するのは、われわれ大人の仕事ではないでしょうか。また若者は、そういったわれわれ大人の背中を見て、育っていくのではないでしょうか。

次のステップとしては、今回頂いたアイデアや提案を「どれを、いつやるか」「誰がどうやるか」になります。その素地を今回のシンポジウムで築きたいと思っています。

特急・急行・普通電車ときて、「快速」?

JRや私鉄電車には、特急・急行・快速・普通電車等のカテゴリーがあります。他にも、通勤快速やモーニング/イブニングライナー等の派生も無数にあるようです。

急行:駅ごとに停車するのでなく、「急いで行く」から急行。
特急:急行よりも、「特別に早い急行」なので、特急。

ここまでは日本語的に直観で理解できるのですが、理解できないのが、「快速」。「快適な速度で走るから?」もしそうなら、 なかなかウィットが効いた造語です。

亀田総合病院 アメニティ施設見学

築20年目の亀田クリニックを見学させて頂きました。亀田クリニックは、病院ではなく独立型の外来専用施設です。総床面積約22,000㎡、診察室約100室という大規模な外来専用施設です。一日の外来患者は3,000人にも及ぶそうです。クリニックの正面には巨大なスロープ階段&エスカレータがあります。遠近法を使った装置に乗り、大きな吹き抜けを太陽の光を浴びながら上がっていくと、治療に向かう気持ちが励まされるとのこと。

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1階から4階までの吹き抜けからは優しい太陽光が降り注ぎ、独特の開放感があります。築20年の設計とは思えません。

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1階フロアのテーマは「海」だそうです。浜辺にうち寄せる波をイメージした快適なソファは、院長のこだわりで、国内産でなく、海外で直接目で見て買付けてきたものだそうです。
 
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こんなところに青山フラワーマーケットが!院長が、パーク・コーポレーションの井上英明代表に直に頼み込んで出店してもらったそうです。基本的に有名店であっても亀田直営だそうですが、花屋さんだけはセンスが問われるので、パーク・コーポレーションに運営してもらっているとのこと。井上社長のお言葉を借りれば、美しいモノを自分が納得するまで眺める、なぜ美しいかの原因を相手に伝わるように文字化・数値化する、それを相手に伝授することを繰り返している、とのこと。青山フラワーマーケットのスタッフは、だから美に対するこだわりが文字化・数値化されている。センス商売の花屋商売でどんな店舗でも一定の美しさの水準を保つことは容易なことではないけれど、それが実現できている。

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タリーズの店舗も、Kタワー1F、受付コンシェルジュの横にありました。こちらは、亀田産業がフランチャイジーとなって運営しています。そのほかに有名美容院、ネイルクリニック、千葉県一の売上を誇るローソンや、日販60万円の販売をするパン屋さん等があります。ある意味、都心よりも都心らしい店舗がそろっています。

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Kタワー最上階は、レストラン・バー・バンケットフロアです。太平洋を一望できる13Fの鉄板焼きレストランなど、日本唯一ではないでしょうか。

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レストランには個室もあって、接待に使えそうです。もっともこの辺の給与所得者の多くが医療関係者なのでしょうが・・・

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いわきの新築マンション建設 グランフォセット平中央公園Ⅱ

いわき市役所北側のエリアで、マンション建設が進んでいます。もとは葬祭場があった場所で、現在は既存建物の解体工事が行われています。いわきのマンション市場は、郡山市のほぼ1/6程度。それにもかかわらず、住宅需給の逼迫を遠因として、マンション建設がされています。

こちらには、15階建(地下なし)の分譲タイプが建設予定です。施主は東北パートナーズリアルエステート(本社:仙台)、建設会社は、金田建設(本社:郡山市)のようです。

<いわきの分譲マンション市場は、コチラ>
http://www.mikito.biz/archives/33214577.html

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すぐ隣接地(ツルハドラッグの裏手)には、震災後に分譲し、即日完売となったグランフォセット平中央公園、震災以前からあるライオンズマンションいわき童子町があります。いわき市役所近くは、10階を超える中高層マンション3兄弟が立ち並ぶことになりそうです。

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亀田総合病院 病院施設見学

亀田総合病院は、亀田メディカルセンターの中核として機能する施設です。千葉県南部の基幹病院として、急性期医療を担っています。また、医療サービス全般にわたるISO9001の認証や、国際的な医療機能評価であるJoint Commission International(JCI)から日本初の認証を取得しています。診療科は33 科、病床数は、一般 865床 (うち開放病床 30床)/精神 60床です。所属する勤務医は400名以上、出身大学のかたよりはほとんどないそうです。
 
医療法人鉄蕉会が経営を行い、亀田総合病院の院長は、亀田信介氏ですが、医療福祉関係施設を運営する社会福祉法人、太陽会や亀田産業株式会社の代表でもあります。亀田信介院長は4人兄弟の3男で、4兄弟全員が亀田の経営に携わっています。亀田クリニック院長は、弟の亀田省吾氏(産婦人科医)だそうです。
 
亀田総合病院の中心は、Kタワーと呼ばれる13階建て、2005年竣工の新病棟で、350床のすべてが外房の海を望むオーシャンビューの個室だそうです。A棟、B棟、D棟、Kタワーの4つの病棟に、個室、共同室の病室があります。
 
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隣接したヘリポートの稼働は、年間400回以上とのこと。ほとんどが緊急搬送だそうです。いわき市の2013年のドクターヘリ飛来回数は、年間3回。100倍以上の差があります。第3次救命救急医療施設として指定され、ヘリポートは、離島救急や洋上救急にも使用されます。ICU(内科的集中治療室)、NCU(脳外科集中治療室)、CCU(心臓集中治療室)、NICU(新生児集中治療室)、ECU(外傷集中治療室)などの各集中治療室と連携しているそうです。

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Kタワーの看護師の休憩室は広い。ここは休憩目的だけでなく、書類作成や打合せ、簡単な執務もできるそうです。訪問したときは、たまたま全員出払っていました。

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手術室横の看護師待機室。年間1万件の手術、一日約50件の手術があります。10台以上の壁掛けモニターで、どの手術室で何の手術が行われているかわかります。その意味で、看護師が詰めるこの部屋がコントロールタワーになっています。

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各フロアにある、いわゆるナースステーション。防犯上や法的理由で、ナースステーションはガラス越しである必要があると勘違いしていました。こちらは、完全にオープンスペースです。

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各フロアエンドにある、休憩所。面会に来られた方との談話スペースにもなりますし、普段は、入院患者の憩いの場所としてつかわれているそうです。

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必見の差額ベッド代54,000円の広さ60㎡の個室です。ジャグジーが備え付けられており、ロールカーテンを開ければ、外房の海が一望。リゾートホテルの高層フロアにいるかと錯覚します。専属のコンシェルジュが、入院中の様々な手伝いをしてくれるそう。当初5万円の差額ベッドは搾取だと思っていましたが、これを見たら納得の価格設定です。

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5万円個室には、ダイニングルームも備え付けられていて、家族が宿泊し、患者と一緒に生活できるようになっています。食器やグラスも備え付けで、なんといっても全体に流れる木の温かい雰囲気がいいです。

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ソファベッドや家具類も充実しています。

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Kタワーで最もスタンダードな部屋が、21㎡の個室(室料14,000円)です。ソファベッドが変形し、ベッドになり、家族がそこで寝泊まりできます。亀田院長自らが、ソファベッドをベッドできることを実践して下さいました。このベッドを選定し発注したのも亀田院長自らだそうです。病院の設備の隅から隅まで本当によくご存じでした。経営企画室の小松氏いわく、院長ほど、施設見学の案内役として適役はいない!とのこと。それだけ、設備導入に当って深く検討し、コンセプトを考え抜いた上で、発注し据え付けてあることが感じられます。

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病室には、3つの名前が掲示されます。担当医師名・担当看護師名・補助者名です。患者の名前はプライバシーの観点から、パブリックな場所には掲示されません。

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亀田総合病院 亀田信介院長

地域医療の現場のお話を伺いに、千葉県鴨川市にある亀田総合病院の亀田信介院長、小松秀樹副院長を訪ねました。亀田総合病院の規模は、日本最大規模の私立総合病院(大学病院を除く)のひとつで、県の災害拠点病院、救命救急センター、地域がん診療連携拠点病院、総合周産期母子医療センター、臨床研修指定病院です。有名医師のヘッドハンティングで規模を拡大してきた等、いわゆる「やり手」の病院経営といわれますが、それを人口3万人あまりの鴨川市で実現できている理由を知りたく。

どうやって、房総半島の先っぽの小さい街で(院長いわく、実はこの考えが既存の枠組みにとらわれている、とのこと)、勤務医師数は400名以上、一般病床865床、第3次救命救急をしながら、年間売上高は400億円近くを維持できるのか?高名な医師を確保しつつ、私立病院経営を成り立たせているのか?

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亀田メディカルセンターの中核は、亀田総合病院(入院・手術)と、亀田クリニック(一般外来)ですが、そのうち病院側のKタワーは13階建て、2005年竣工の新病棟で、350床のすべてが外房の海を望むオーシャンビューの個室だそうです。オーシャンビューの経営企画室でお話しを伺いました。
 
亀田信介院長は整形外科医ですが、実家である亀田総合病院を引継ぎ、僻地にある病院を先進的な人気病院へと進化させた経営者です。亀田の病院経営は、地域の基幹病院として地元に根ざす(ローカル)一方、医師や患者を、広く東京や海外からも呼び込む(グローバル)という、ユニークなポジションをとっています。

ご多忙のところ、数時間に及ぶインタビューに時間を取って下さり、書き切れないほどの気づきをいただきました。その中で、一番印象的だったのが、病院の院長の役割です。いわく、亀田では院長の役割を、たとえて言うなら「アイドル養成の総合プロデューザー」、もしくは「興業のプロモーター」に類する役割だと考えているそうです。すなわちそれぞれの個人、タレントの自己実現できる場の環境を作ることが使命。それぞれの個人、タレント達の価値観は異なるが、それぞれに合わせた満足感を得られるようにする。一見、えこひいきに見えることもあるが、それも含めて全体の満足感が向上すればよい。その結果、医師も患者も経営にとっても好循環が生まれる。ここまで割り切ったスタンスの経営者に久方ぶりに会いました。

2番目に印象的だったのは、「街」に対する愛着です。亀田というインフラがなくなったら南房総は壊滅するでしょうし、逆に南房総の人口が減少すれば亀田も生き残れない。共存共栄を目指すというのは至上命題です。亀田として、真剣に子育て支援や、まちづくり支援を独自にやっており、地元サッカーチームの応援や、セミナー開催等、きめ細かく多数の地元貢献事業を同時多発的にやっていることです。

<亀田信介院長に病院見学をご案内いただきました>
http://www.mikito.biz/archives/39106883.html
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院長のインタビューを終えてから、改めて、「亀田メディカル・センターの使命」を読み直すと、院長のおっしゃっていた意味が、よく分りました。
<最後の抜粋>
・職員一人の向上は、亀田メディカル・センター全体の進歩であり、一人の停滞は、亀田メディカル・センター全体の停滞である
・専門分野での成長、経歴の付加など、個人の向上への努力は、積極的に奨励され報いられる
・我々は、患者さま及び外部から、高い評価を受けることは勿論、行った医療の過程と結果を自ら検証し、その質の向上を通じて、医療界を常にリードする
・新しい技術の開発に積極的に取組み、全ての人々の幸福に貢献する。

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こういった病院で働きたいという医師が引きも切らずいらっしゃり、現在の勤務医は400名を超えます(数十名の出入りもあるそうですが)。病院の規模はあまり変らないものの、勤務医師数は磐城共立病院の約3倍です。勤務医のほとんどが、単身赴任も含めて亀田が用意した近隣の社宅(シーサイドのタワーマンションも!)に住むそうです。鴨川は東京駅から特急で、約2時間。房総半島の先という地理的条件や、飲食街の充実を考えると、考えようによってはいわきのほうがまだ有利性があるかもしれません。保険診療という共通ルールの土俵であっても、経営形態やその巧拙で、その運営の姿に大きな違いが出るということを実感してきました。

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LINEのアカウントが乗っ取られた

当方のLINEのアカウントが、乗っ取られてしまったようです。当方からプリペイドカードや、振込や、その他の案内があっても、恐縮ですが無視して下さい。お手数をお掛けして申し訳ありません。

先ほどアカウント削除を、LINE本体に申請しましたが、時間がかかるかもしれません。すでに複数の友人から連絡が入っています。どのようにしてパスワードを入手できたか想像もつきませんが、多数の方が同じ被害にあっているときいているので、LINEのサーバに侵入して入手したか、一定のアルゴリズムで多数のパスワードを試せるシステムを作ったか、はたまたLINE内部の反逆者の仕業としか考えられません。皆様もお気をつけ下さい。
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法政大学法友会 会計士OB会

法政大学 公認会計士法友会の会員研修会に、特別講師として参加させていただきました。会場は、法政大学の一口坂校舎です。

いただいたお題が、「CPA市議として活動する現場から ・・・・公会計・公監査制度に思うこと・・・・」です。
・議員の仕事
・会計士としてどのような貢献ができるか
・現在の公会計制度の課題
・なぜ、現在の公会計が変われない理由
・あるべき、公会計の理想型 等

企業会計との対比することで、現在の公会計の特異性に光を当ててみました。私自身も勉強になりました。公会計の神学論争はもう終わりです。今は、本当に導入に向けて役に立つ、簡単な、わかりやすい公会計の実現に向けて、貢献していきたいと思っています。

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会計士の大先輩方を前にしての講義は、恐縮でしたが、私独自の視点も盛り込めたと思います。質疑応答も鋭いものがあり、非常に有意義な会でした。

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いわき市新病院建設事業の公開プレゼンテーション

いわき市新病院建設事業の公開プレゼンテーションを傍聴しました。今回、募集に応じたのは1社のみ。応札者なしという事態は避けられたものの、1社では競争原理が働くのかとか、建設コストは300億円を超えるのではないかとか、いろいろ噂を聞きます。震災前に見積もられた建設コストは220億円程度だったのに、いつの間にか300億円に膨らんでいます。市民一人あたま(幼児、高齢者も全員含めて)、10万円近くの負担金額ですから、本当にこの形で進めるのか、将来に禍根を残さない判断が求められています。

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いわき市新病院建設事業プレゼンテーションという、A4両面、2アップ白黒の資料が当日配布されました。それに従って、ゼネコンの方が説明をして下さいました。壇上に上がったのは、応募した1社のご担当者10名です。プロジェクトマネージャー(営業)を中心に、施工担当者、管理担当者、設備担当者等がそれぞれ説明して下さいました。

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今回は、いわき市新病院デザインビルド事業者選定委員会の選考課程をオープンにするという意味で、「公開」されました。上記委員はプレゼンターに対して質問できるものの、一般の傍聴者(私もその一人)は質問できる機会は与えられない旨の説明がありました。

選定委員会の委員の質問は、技術的な説明・事項が多かったように感じられました。当初から疑問を持っている点について、結局、腹に落ちる説明がなかったことが残念です。残念ですが、当初から疑問を持っている各8項目について、全く説明がなかったことに落胆しました。

<総合磐城共立病院 建替えにあたっての重大な問題点>
http://www.mikito.biz/archives/36737347.html

1. 本体工事費の高騰(市民負担の増加)
2. 工事期間中の外来用駐車場がなくなる(通院が著しく不便)
3. 工事期間中の工事騒音と工事車両による粉じん(入院患者の環境悪化)
4. 建替期間中の病院経営の赤字拡大
5. 医療機器の予算が十分でない
6. さらなる土地買収費やシステム投資予算等が、343億円に含まれていない(さらに事業費拡大)
7. 建物は新しくなっても中身は一緒
8. 建設工事を発注手続を担当する委員会が、市民に非公開
9. 詳細設計の工数が省略されている
10. 将来の用途拡張性がない

一体、いつのタイミングで、公設民営、独立法人化、民間病院の資本を入れノウハウをキャッチアップ、等等するのか、アイデアはあるので、それまでに、大手新聞社の記事を鵜呑みにせず、それぞれに自説を持っておくべきでしょう。
 

超高速!参勤交代 ロケ地は山形

超高速!参勤交代が、全国公開されています。非常に「入り」が良い映画らしく、「フラガール」のようが思いがけない大ヒットの予感もあり、地元いわきの人間として誇らしく、嬉しく思います。

<超高速!参勤交代 磐城国の湯長谷藩の物語は、コチラ>
http://www.mikito.biz/archives/34737297.html

磐城国の湯長谷藩の物語であるにもかかわらず、この映画の撮影ロケはいわきで行われていません。東京や京都太秦ならともかく、同じ東北の山形でロケハンがされたそうです。山形城趾が、参勤交代で報告するときの舞台とのこと。非常にもどかしさを感じるのは私だけでしょうか。

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ここは山形フィルム・コミッション事務局を褒め称えるべきなんでしょう。事前に脚本をチェックし、ロケハンが必要とする撮影地案を提案する。今回、いわき市がこのような磐城を舞台とした映画が企画されていると知ったのは、すでにクランクアップが終わってからでした。外部からの情報収集能力と、アンテナを張っている姿勢、タイムリーに柔軟に対応する姿勢が必要です。

東北・新市議会議員研修会@山形市

東北新市議会議員研修会@山形市に、いわきの新人、小野議員、木村議員と来てます。東北各県の新人議員で構成されん任意の勉強会です。東北の都市共通の課題等を共有化します。

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山形市観光部長に六魂祭の開催経験の成功、反省談をしていただきました。いわく、観光施策は6勝9敗で良いとのこと。無謬が求められる公務員の原則でなく、現実的にどう民間とどうコラボレーションしているかを話されました。観光資源があって観光客が来るというのはおかしい。地元の風習等を活かして、こんなに市民が楽しんでいますよ、という情報を発信する。併せて季節はいつがいいか、何時ごろがいいかの情報を発信する。そうすると自分たちも行ってみようという気になる。旅行先で、楽しんでいる現地の方の日常を見ることが面白い。

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名称決定 「いわき市作町東団地」 災害公営住宅

いわき市施工の災害公営住宅で、もっとも応募が多かったのが、平字作町の住宅45戸です。8月からの入居に向け、ほぼ内外装工事は完了。完成形を見せています。5階建(エレベータ1機付)が、2棟(20戸、25戸)です。それにしても、なんとまあ、画一的なデザインなんでしょう。まちなか居住促進のため、また街や復興住宅のシンボルとして、周辺環境に配慮した高層住宅の建設を要望してきましたが、残念ながらこのような汎用的な住宅になってしまいました。

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集会所にはすでに「いわき市作町東団地集会所」の看板が掲げられています。災害公営住宅の土地・建物コストのほとんどが国・県の予算から充てられますが、あくまで法律上の扱いは、市営住宅です。一団地の市営住宅には集会所の設置がルールで定められており、それに従って設置されます。作町にはもうひとつある市営団地の団地専用の集会所があるので2つめの団地集会所である一方、町内独自の集会所は存在しない、という非常に不思議な状態になっています。

1階住戸と駐車場とは、目と鼻の先、同じ高さの目線です。プライバシーに配慮した高さ設計とか、植栽による目隠し等はないのでしょうか。今後、団地内の管理は、団地住民による自治会の自主管理となります。エレベータの保守点検や、共用部の清掃も自主管理です。民間マンション開発に携わった経験からすると、自治会自主管理方式になると、共用コストをなるたけ圧縮しようという力学がはたらき、管理レベルが将来荒れていくことが予想されます。

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建物の外観デザインにせよ、団地ごとの集会所の設置にせよ、1階住戸と駐車場の高さにせよ、ルール遵守は正しい行政執行ではあります。しかし法令遵守だけでは、現状回復はできても、新たなな価値を生み出すイノベーションは生まれないのではないか。本来、「復興」事業とは、原状回復ではなく、新たな価値を生み出すことではなかったか。

<「法令遵守」が日本を滅ぼす、はコチラ>
http://www.mikito.biz/archives/29809983.html

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市民サービスには公平性が必要であり、そのためのルール設定・遵守であることは理解します。またその枠組みの中で、最大限、知恵と努力で、国・県から予算を獲得し、市の単独予算からの負担をなるたけ軽減して、立派な災害公営住宅建設にこぎ着けたのは、賞賛に値すると思います。それが10年後に、もしくは20年後に現状のようなピカピカの状態ではなく、市営住宅の所得制限をクリアできる層の入居が進み、自主管理となったとき、荒れた管理状態が推測されます。

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いわき市消防操法大会

第40回いわき市消防操法大会、に参加しました。市内7つある消防支団から選抜されたチームが、ポンプ車、小型ポンプの操作を競い、タイムと規律で優勝を競います。直近2ヶ月かけて訓練してきた民間消防団員の晴れ舞台です。天気は晴れ、選手は暑いですがそよ風があるのが救いです。

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ラッパ隊の演奏に合わせて行進。ここは採点の対象外ですが、緊張されているのが伝わってきます。先日、陸上自衛隊の少年工科学校を視察させていただき、「行進は左足から!」「音楽の強い音は、左足のタイミング」ということを習ってきましたが、それを実践されていました。

<陸上自衛隊高等工科学校 旧少年工科学校は、コチラ>
http://www.mikito.biz/archives/38878024.html
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消防団のラッパ隊。こんな小さなラッパでメロディを奏でるなんて、楽器音痴の私には理解不可能(笑)。

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これがポンプの訓練です。4人一組で、防火水槽に貯めてある水を、小型ポンプを使って、消火活動します。小型ポンプをセットアップし、ホースを貯水槽に沈め、連結ホースを繋ぎ、筒先を消火先に向け、固定する。これら一連の流れのタイムを競い、また定められた規律に沿っているかを採点されます。どちらかというとタイムより規律が重視されるとのこと。数十年前からは大分技術進歩し、ボタン一つで水の圧送ができるようになったとはいえ、まだまだ熟練の技が必要だそうです。

別件ですが、この小型ポンプは、汎用機ではなく、各自治体の独自仕様によ艤装メーカーがそれぞれ図面を引いて、手作業で組み立てると、聞きました。ここに何かイノベーションの種があるような予感がします。

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東京国際ブックフェア クリエイターEXPO

東京国際ブックフェア クリエイターEXPOに参加しました。場所は東京ビックサイトの西館です。西館の1Fと2F全体を貸し切って行われたこのイベントは、既存出版・電子出版・イラストレーター・映像作成・キャラクターライセンス等、他業種に及ぶ展示会です。入場者の多くは事業者・関係者で招待券持っている方ですが、一般人も入場料は1,200円/日で入れます。

パピレスという電子書籍の会社のプレゼンを聞きましたが、電子貸本Renta !という事業で月間延べ来客者数は140万人だそうです。現在は、イノベーター・アーリーアダプターと呼ばれる意識の高い、薄い層だけが顧客ですが、今後数年間でフォロワーと呼ばれるマスマーケットに入ってくることは明らかです。ただそこに至るには技術的取組み、さらにはiphone, appleのような、いかにユーザーフレンドリーな、ストレスフリーな操作ができるか、ということが課題ということもわかりました。そして重要なのが電子書籍は、既存の書籍の代替物ではないということ。これまでは、既存書籍に似せるために、質感やページめくりの感触をなるたけ現物に近く合わせようという取組みをしてきました。これからはそれを脱却し、電子でなければできないこと、例えば自動コマ送りや、映像挿入、シーン別の背景等、既存書籍にはできないアイデアが盛り込まれる見込みです。そこには無限の可能性(失敗の可能性も)が秘められています。どのようになるか、一消費者として楽しみです。

最先端の展示会で、この内容の濃さは、安いと思います。交通費1万円も使わず日帰りでこのような最先端の取組みに触れることができるのは、いわき市の大きなアドバンテージです。積極的に情報をとりにいけば、ビジネスチャンスは必ずあります。

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既存の出版社はほとんどがなんらかのブースを出して、新刊や新たな取組みを紹介しています。ビジュアルのプロ集団だけにブースは、それぞれに特徴がありました。

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東京都初の民間人校長として杉並区立和田中学校の校長を務めた、藤原和博氏と、作家の重松清氏の対談を聞きました。いわく、「先人の歩みを学ぶこと以上に、おもしろいものはない」ということで、中高校生に偉人の伝記本を読むことを強く提案していました。ちょうど中高生くらいが読むのに手頃な評伝シリーズがないとの声を学校の先生や図書館司書の方々から多くお聞きし、筑摩書房さんがそれに応えるべく「ポルトレ」シリーズを刊行開始しているところだそうです。

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今回、訪問のひとつの目的は、いわきでもやっている「マーチング」です。いわゆる、まちおこし運動「まち+ing」なのですが、こんな素敵なまちを自慢したいという、それぞれの地域の方々が集まり、一般社団法人マーチング委員会を作っています。全国で50程度の街が参加しており、主に街の印刷屋さんが、地域の味のある街並みを印刷物(名刺や、ポチ袋)で紹介しています。日本郵便さんとも組んで、「ひとまち百景」フレーム切手発売を各地で販売しています。

いわきでも2014年5月に市内の59郵便局で、市内の観光地や風景を描いた「いわきひとまち百景」オリジナルフレーム切手の販売したのは記憶に新しい。

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「いわきひとまち百景」のポチ袋いいですね。ぜひ、現在40名いらっしゃる、「いわき応援大使」に100枚ずつ渡して、お正月のお年玉用に使って欲しい。配られた子ども(おそらくいわき市民以外が多いはず)は、描かれたいわきの風景を目にすることができ、長期的にいわきのイメージアップにつながるはず。それ以外にも「いわきひとまち百景」のコンテンツの利用方法は多い。放置せず積極的に使ってあげなければ、一般社団法人マーチング委員会の献身的な活動は報われない、と思う。

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川崎市の企業誘致の姿勢 水素ネットワーク

川崎市では、全国に先駆けて、「川崎臨海部水素ネットワーク協議会」を立ち上げ、脱化石燃料化の一助として水素社会の実現に一歩踏み出しています。水素ネットワークの構築に向けて技術的・制度的課題等を協議するとともに、水素関連施策に係る情報を共有することを目的とした協議会です。 その取組みの経緯や、プレイヤー等を伺ってきました。

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ご説明いただいたのは、総合企画局スマートシティ戦略室の役職の方々です。いわきでいう商工観光部(商工労政担当)ではなく、行政経営部にあたる、市全体の企画を練る部署です。川崎市の固定資産税収入の数分の一が、この臨海部の工場群からの貢献です。この工場群の稼働率を上げ、企業撤退を防止することが命題となっています。

すでに臨海部の工場群では、各企業をダイレクトにつなぐパイプラインネットワークを敷設し、個別企業レベルで余ったガスや余剰廃熱の共同利用を実施中です。これをさらに拡大し、来たるべき水素社会においても、このようなネットワークを構築できないかということです。

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驚いたのは、市役所ご担当者が、エネルギー分野の最先端の知識を持っていることだけでなく、企業のビジネスマインド、投資リターン等について非常に詳しいことでした。これは、市役所担当者が、定期的に2ヶ月に一回程度の割合で、臨海工業部の各企業を自ら訪問して、各企業から現状ヒアリングを継続して行っているからこそできています。だからこそ、各企業が現在どんな事業に注力していて、どんな方向性を目指しているかが把握できています。そして企業が考える問題や課題も、川崎市と共有しているそうです。

それらの莫大な情報を、地図に落とし込んで、企業・担当者・それ以外と共有できていることに、感嘆しました。これを見れば、事業概要や地域の課題等が、一目でわかります。もちろん記載された以上の深い情報も市を信頼して提供いただき、庁内に蓄積しているそうです。ここまでやってはじめて、企業と同じ土俵でモノを考えることができるのだと思います。この取組みは、そのままいわき、小名浜の臨海工業地帯でも当てはめられるではないか。いわゆる、良い施策をTTP(徹底的にパクル)です。相手の施策の本質を理解して、自分に昇華して完全にパクってみる。

水素は天然ガスに比べれば発熱量は少ないものの、完全な二酸化炭素フリー、化石燃料フリーの燃料です。すでにガス火力発電に、水素を一定量混入して発電する技術的な仕組みは確立しており、あとはどれだけ安定的に、設備を傷めずに、発電できるかというレベルまで来ているとのこと。

なお、水素は、技術的には水からも取り出すことはできます(試験管レベル)が、コストの課題から、現段階の技術では、石油採掘・精製時に発生する余剰ガスから取り出すのが現実的だそうです。それをどうやって安全に、漏らさずに、日本まで運ぶかが課題でした。それをプラントメーカーの千代田化工様が、画期的な技術を開発し、安全な状態でタンカーで運べ、貯蔵できる技術的目処が立ったそうです。今はそれの実証実験をしており、近いうち商用化の見込みです。

こんな説明を市担当者が完全に把握し、カンペなしに口頭説明いただいたことにも驚愕です。聞けば企業誘致を担当になって10年近いとのこと、頻繁な人事移動はゼネラリストを育てると言いますが、こと企業誘致に関しては、特定の顔が見える個人が各企業と信頼関係を構築し、情報を共有し、一緒に考え、一緒に行動するから、このようなことができると確信しました。

<川崎市臨海部カルテは、コチラ>
http://www.city.kawasaki.jp/200/page/0000055844.html
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横浜の市議の方が、水素で動く市の公用車をレンタルして、川崎市まで持ってきてくれました。ベースはホンダインサイトのようですが、「水素ステッカー」がなければ、EVとまったく見分けがつきません。当面の課題は、水素充填ステーションが、数カ所しかないことだそうです。

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運転席も全く普通自動車と同じ。水素で動いているなんて想像もできなかったけれど、現実として水素カーはある。ごく近い未来の技術であることを実感しました。

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山村暮鳥の詩 「雲」

山村暮鳥(やまむらぼちょう)は、群馬県出身の明治・大正期の詩人、児童文学者です。筆名の山村暮鳥には、「静かな山村の夕暮れの空に飛んでいく鳥」という意味が込められているそうです。その暮鳥が、いわきについて詩を書いており、その石碑が文化センター前に設置されています。

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「雲」
 
おうい雲よ
ゆうゆうと
馬鹿にのんきそうじゃないか
どこまでゆくんだ
ずっと磐城平(いわきたいら)の方までゆくんかな

山村暮鳥はどんな気持ちのこの詩を作ったのでしょうか。当時、暮鳥が結核とクリスチャンであったため、平村民から石持て追われるごとくの迫害を受けたそうです。一方、平村には暮鳥にとって親しい友人・無二の親友がいた土地でもあったそうです。

平七夕の飾り付け自作

平七夕の飾り付け自作中。和紙でお花にするんだけれど、これが大変。コツを要するのはともかく、とにかく気が遠くなるくらい大量の紙花を作らねばならない。開始2時間でやっと、飾り付けの形が見えてきた。四町目で白地に花柄の飾りを見つけたら、おそらく私が手掛けたヤツです^_^

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商店街各店舗から人員を拠出して、それぞれの町目ごとにチーム分けして作ります。完成した飾り付けは、それぞれの町目の軒先に飾ります。といっても全て自腹作成かつ、管理も自分たちで行うため、真面目にやります。

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まずは和紙を使って、紙の花を大量に作ります。ひとつの飾り付けで数百個は必要。一つ作るのに3分かかるとして、なんて計算すると茫然自失、卒倒しそうになります。仙台の七夕では、基本的に毎年、和紙ベースで飾り付けを行うため、使えるのは1回のみ。太陽で和紙の色が滲んでしまうので、複数年にわたって使うことは、基本的にないそうです。ということは、毎年、この大量の紙花作りを手作業で行わなければならない。ひとことでいうと、「これは、大変なことだ」。

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今回は、仙台から職人さんをお呼びしてレクチャー受けながら、みんなで作りました。さすが職人さんは手早い。だけれどみんなで共同作業・流れ作業で作ると、それはそれで楽しい。こんな作業の積み重ねが、商店街の顔の見える事業につながっていくのかもしれません。
 
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モーゼルワインを楽しむ夕べ

モーゼルワインを楽しむ夕べが、ワシントンホテル椿山荘で開催されました。この会は、輸出元のモーゼルワイン協会と、日本の輸入先の三國屋(いわきの卸問屋さん)の共催です。モーゼルワイン協会からは、会長さんと、そのメンバー企業の社長が、ドイツ語通訳とともに、いわきにいらっしゃいました。

ドイツメンバーのひとりは、東京の明治大学で外国法を教えているドイツ人でした。法政大学はもともとフランス民法から出発しているのですが、明治大学との当時の法解釈をめぐっての確執で盛り上がり、来月そちらの研究室にお邪魔することになりました。

写真 (1)

輸出入関係者だけでなく、幅広い業界の方がいらっしゃっていました。今回はお食事の会でもあるので、全員着席。日本の風習のように、お酒をついで回ることがないので、落ち着いて食事できます。といっても、知人がいれば、ご挨拶。結局、あちこち歩き回ってしまうのですが。

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いわき日独協会の方によるストリートオルガンの演奏もありました。ストリートオルガンは、レコードがない時代の民衆が音楽を楽しむことができる娯楽だったそうです。ふいごの原理で、穴があいたテープに風を送り、そこから音を出すという構造になっています。極めてクラシカルで面白い。

<ストリートオルガンは、コチラ>
http://www.mikito.biz/archives/38579334.html
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モーゼルワイン協会の会長がドイツ民謡をアカペラ絶唱!もちろんドイツ語です。女性のドイツ民族衣装が似合っていました。大柄のゲルマン民族に合っていると思います。はいわきで日独協会の総会も予定されていますし、ドイツブームの予感。 

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素晴らしいドイツワインが、白・赤・スパークリング・アイスワインと6種類の飲み比べ。そして食事。素晴らしいマリアージュでした。ドイツ料理といえば、太いソーセージと酸っぱ過ぎるザワークラフトのイメージがありますが、本日提供された食材は、直接ドイツから持ち込んで調理されたそうで、びっくりするくらい美味しかった。

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吉田みきと プロフィール

ふるさとの福島県いわき市で、市議会議員として活動を開始しました! いわき市は、今、複層的な問題が山積しています。公認会計士としてのキャリアを生かし、フレッシュな視点で問題点を洗い出します。



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