吉田みきと ほぼ毎日ブログ

「死して不朽の見込みあらばいつでも死ぬべし。 生きて大業の見込みあらばいつでも生くべし。」 吉田松陰・高杉晋作語録   「金もいらぬ、名誉もいらぬ、命もいらぬ人は始末に困るが、そのような人でなければ天下の偉業は成し遂げられない。」 西郷隆盛・山岡鉄舟語録

2013年07月

いわき市犯罪発生率

いわき市は、国際貿易港である小名浜港を持ち、海の荒くれ者も多いため凶悪犯罪が多いという噂を耳にします。本当かどうか調べてみました。福島県内には、13市、31町、15村の計59の基礎自治体があります。まず、その犯罪発生件数では、いわき市は郡山市に次いで、僅差第2位。郡山・いわき・福島市の3市で、福島県全体の刑法犯罪の約6割を占めます。

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<出典:Wikipedia等から2009年ベースのデータを集計・加工>
縦軸が、犯罪発生件数、単位は件です。犯罪件数としては、政府統計の刑法犯認知件数とし、殺人、強盗、強姦、暴行、傷害、詐欺、窃盗、放火などの刑法犯を含み、軽犯罪や交通事故(危険運転致死傷など)は含みません。

ただ人口が多い3市の犯罪件数が多いのは、ある意味必然ですので、10万人当たりの刑法犯罪発生率も見てみました。いわき市は福島県59市町村のうち、第5位で、上位10%に入っているので犯罪発生率は高いといって良いでしょう。ただ、犯罪発生件数でも発生率でも、郡山市を下回っていますから、福島県で「一番、犯罪が多い」という言い方は語弊がありそうです。「県内でも、1.2を争うほどの犯罪が発生している」という言い方にとどめて置いたほうが良さそうです。
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これらを踏まえた上で、「双葉郡から流入している避難民2万3千人」「福島第一原発の作業員3,000名」による影響はどうなんだ、ということになります。直近のデータを把握し、継続してウォッチしていきたいと思います。

参考までに、全国の10万人当たりの刑法犯罪発生率の推移を調べてみました(傷害を除く)。過去20-30年間に比べると、「わいせつ」「強盗」の発生率が高くなっています。いろいろな要因はあるのでしょうが、景気の変動や社会構造の変化等の組み合わせなのだと思います。
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高校生向けサマープログラムExpress Yourself

磐城高校に、NYの私立進学高校にて授業をしている現役の先生を招聘し、現地と同じ教育メソッドを用いて、高校生30人に対して授業をしていただきました。今回は、「演劇、スピーチ、会話を通じて英語を学びながら、自分を最大限に表現しよう!」が目標で、5日間の予定です。

最終日の8/3(土)には、文化センター大ホールで公開発表会を行います。参加できなかった高校生だけでなく、英語のメソッドの効果に興味がある英語教諭やALT様等にもぜひ見て欲しいと思っています。

<ALTについては、コチラ>
http://www.mikito.biz/archives/26356358.html
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本日は初日なので、まずは自己紹介、そして台本を読み合わせをしました。今回はいくつかの小さな劇をやりますので、その配役も決めました。NYで活躍中の現役の演出家、Jun Kim様にも、このプログラムのために訪日いただき、5日間指導いただきます。基本的に指導は全て英語で進めていきましたが、なんとかくっついていく高校生を見て、機会を与えられればそれに合わせて成長していくものだなあ、と関心して見学させていただきました。

<Jun Kimさんについては、コチラ>
http://www.kurotamakikaku.com/profilejunkim2011.html
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 当初は緊張して固くなっていましたが、場が進むにしたがって和気あいあいの雰囲気になってきます。写真はアクション?の指導を受けているところです。
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車座になって配役を決めていきます。イエール大学からお手伝いに来てくれた大学生にも協力いただきました。

<イエール大学生 いわき来訪については、コチラ>
 http://www.mikito.biz/archives/30123299.html
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<開催結果については、コチラ>
http://www.mikito.biz/archives/30285606.html
 
※なお、写真掲載はそれぞれの許可を得ております。

イエール大学生 いわき来訪

高校生向けサマープログラムExpress Yourselfの練習に合わせて、イエール大学生4名が、はるばるニューヨークから磐城高校に来てくれました。

<サマープログラムExpress Yourselfについては、コチラ>
http://www.mikito.biz/archives/30124621.html

これは、この4月に磐城高校生がイエール大学を訪問し、震災の記憶というプレゼンテーションをした、そのお礼?として、来てくれたものです。そのときのプレゼンの内容が非常に良かったのです。震災時に辛かったこと、様々な方に助けられ感謝していること、震災を機に自分の進む人生を考え直したこと等、現地のその場で聞いた私自身も心を動かされました。同様に、彼らイエール大学生の心も打ったことが、今回のいわき来訪につながったと思います。

<イエール大学訪問については、コチラ>
http://www.mikito.biz/archives/26214494.html

磐城高校の箱崎校長(中央)の右から時計回りに、ルチェさん、ケビンさん、コーシーさん、アンドリューさんです。それぞれ、医学、経済、歴史、外交の道を進むべく勉強中とのこと。
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休憩時間中は、磐城高校生の輪の中に入って、話してくれました。スカイプ通話の話相手だった大学生が、目の前に現れたことで、ビデオ通話というバーチャルの世界から、Face to Faceのリアルの世界につながりました。高校先生の周知がよかったせいか、生徒自ら積極的に会話の輪に入っていたので、よかったです。
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スウェーデン系でワシントンDC出身のケビンさんは会話を盛り上げるの上手で、女子高生から引っ張りだこでした。うらやましい。イエール大学2年生の長い夏休み期間を利用して、2ヶ月近くにわたり東京、金沢、仙台等で文化の相違等を学んで帰国する予定で、いわきにも立ち寄ってくれたわけです。特にケビンさんは、磐城高校とのスカイプ通話の協力をずっと引受けてくれている学生で、スカイプ通話の相手(磐城高校生のひとり)と直接会えることを楽しみにしていました。

<スカイプ通話については、コチラ>
http://www.mikito.biz/archives/20559115.html
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インド系で、カリフォルニア出身のルチェさんの輪では、なぜか爆笑していることが多かったです。
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アンドリューさんも、落ち着いたトーンで話していました。そうこうしているうちに休憩時間は終了。サマープログラムの練習も一緒に参加してもらいました。
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プログラム終了後は、豊間地区在住の高校生の案内で、豊間地区に行き一緒に現状を見てもらいました。あっという間の一日でしたが、(2-3才しか違わない)全米トップの大学生がどんな生活をし、どんなことを考えているか、どんな夢を持っているかに触れることができたのではないかと思います。この経験を糧として、新しいことにどんどんチャレンジする若者に育っていってほしいと願っています。
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※なお、写真掲載はそれぞれの許可を得ております。
 

福島高専

福島高専の先生に、廃炉技術の現状についてお話を伺ってきました。実は、高専の敷地内は入るのは初めてだったので、お話のあとに校舎内外を案内いただいてきました。

高専は5年間の高等学校から短大卒業レベルまでの教育を行う高等教育機関で、機械工学科・電気工学科・物質工学科・建設環境工学科・コミュニケーション情報学科が設置されています。高専卒業後、さらに同敷地内の専攻科に進学することができ、それを卒業すると大学の学士の学位が授与されます。ということは、高等専門学校といっても、もはやほとんど大学といってもよいかもしれません。
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敷地内には学生寮があり、200名以上が寮生活を送っています。いわき出身者も13名在籍しています。驚いたのは女子が60名も入寮していることです。敷地内でもたくさんの女子学生を見かけました。将来のリケジョ候補生ですね。

<リケジョについては、コチラ>
http://www.mikito.biz/archives/29509647.html
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ロボット技術コンテストでも優秀な成績を残しており、校舎入口にはトロフィーが飾ってありました。
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卒業後の進路、本科・専攻科ともに約半数が進学し、残り半数が就職してるそうです。進学希望者の大多数が、高専卒業者のための大学である長岡と豊橋の両技術科学大学に進学しています。そしてついに平成24年度には東京大学にも2名の編入者を出しています。なお就職率は好況・不況にかかわらず毎年ほぼ100%だそうです。
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敷地内に風力発電・太陽光発電だけでなく、ガスタービン発電も行っており、それらを最適化して発電させるシステムを構築しています。 スマートグリッドの簡易版といえ、さすが高専と唸らされました。再生可能エネルギー関連の技術で、やっていないのは小水力発電くらいでしょうか。

<小水力発電については、コチラ>
http://www.mikito.biz/archives/26001079.html
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高専卒業後の進学先である、専攻科の建物にも入れて頂きました。教授は民間出身者も含めて幅広く在籍しているそうです。私が訪問した先生もそのお一人で、こちらの個室で研究をされていました。
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血流記 小川江筋

いわきを流れる灌漑用水の小川江筋を作ったのが、澤村勘兵衛勝為であり、その伝承を小説化した本です。昭和57年にいわき民報に連載された「血流記」(沢村勘兵衛伝)が単行本化されたものです。なお血流記という名前の由来は、夕日を浴びた小川江筋の色が深紅色が、勘兵衛にはまるで血の色に見えたからだそうです。当初は難工事でしたが、数百人の人夫が昼夜を問わず投入され、3年3か月で完成したという伝説もあります(他の文献には30年の工期との記述あり)。当時は重機もなく、30kmの工区を3年あまりの期間で完成させたことは、伝説の域を出ません。ただ工事が進捗するにつれ下流域の農民が競って人夫出しに協力した(早く完成させ、おらが村に疏水を引き込みたい)ため、当初の予想以上のペースで工事が進んだこともあるかと思います。

小川江筋(えすじ、と読みます。一般にいう用水路のことで、いわき市ではそれを「江筋」と呼びます。)は、疏水のひとつで、およそ350年前、平藩内藤忠興の時代に、郡奉行であった澤村勘兵衛勝為が工事を起こし、完成したものです。小川町関場から夏井川の水を取り入れ、水路の長さはおよそ30km、山裾を通し、平の平窪、鎌田、中塩、四倉を通って仁井田川につながります。これにより、それまでは灌漑用水がなかったため荒れ放題だった平地が約900-1,200haの水田となりました。また現在は、平浄水場の原水としても使われています。
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小川町三島地内にある、小川町関場の取水堰は、夏井川のカーブを利用した多段式、木工沈床の斜め堰で、江戸時代に建造され、現存しているものは全国に3つしかなく、東日本ではここだけだそうです。約300年以上にわたり大規模な改築もせずに、その機能を十分に果たしているのは、驚きです。
 
<平浄水場については、コチラ>
http://www.mikito.biz/archives/27926617.html 
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いわき市の主な灌漑用水は、「小川江筋」と「愛谷江筋」の2つがあります。小川江筋が夏井川右側(上流から見ると左岸)を通るのに対し、愛谷江筋は夏井川左側(上流から見ると右岸)を通って、鉄北地区から、街なかを経由し、北白土・夏井・平高久・沼ノ内に続いています。

小川江筋の責任者は澤村勘兵衛でしたが、この工事に三森治右衛門という男も携わっていたそうです。血流記によれば、この男は治水現場の人足だった百姓でしたが、横山台の石垣崩落事故でけがをしたきっかけで、沢村勘兵衛にその才を見いだされ、最大の工事難所であった小川の丸山隧道(暗渠トンネル)化や、鎌田の水喰土(せっかく引っ張ってきた水が地面に吸いこまれてしまう土地)における筵と粘土を敷き詰めた新工法を編み出すなどして、一目置かれる存在でした。小川江筋の完成後に、沢村勘兵衛は亡くなりますが、20年後に、さらなる新田開発のため、この三森治右衛門が愛谷江筋の開削にあたることになります。400年近く前に作られた疏水が、いまでも現代人の上水、農業用水として使われていることは驚きの一言です。先人の作った土地の上に、われわれは生かされているということを強く感じます。

澤村勘兵衛は、別件の小さなミスから藩主内藤忠興の逆鱗に触れたため切腹を命ぜられ、大館西岳寺で40歳の生涯に幕を閉じています。一方、農業従事者からは最大の恩人とたたえられており、平下神谷岸前にある澤村神社が作られ、祭られています。

ちなみに、夏井芳徳氏の「ぢゃんがらの夏」によれば、いわきの名物で、地区の青年会などが旧盆に、新盆宅を回り仏を供養して家族を慰める夏の風物詩『じゃんがら念仏踊り』は、上平窪にあった利安寺で、小川江筋の開削者の沢村勘兵衛勝為の一周忌で、農民が『じゃんがら念仏踊り』を踊ったのが始まりだそうです。地元の歴史を紐解くと、いろいろな事象がつながるので、興味深いです。

タタキアゲジャパン

タタキアゲジャパンがプロディースしている、夜明け市場2階の明るく素敵なコワーキングスペースが完成しました。全国でマンションを手がけるコスモスモア、建築家の畑克敏氏、デザイン家具のイケア等の支援で完成にこぎつけたそうで、部屋には新品のイケアテイストの家具が美しく配置されていました。

天井からは、建築事務所を彷彿とさせる電源ケーブルが吊り下げられています。このあたりは、タタキアゲジャパン経営陣の一人である松本氏が建築学部出身の感性も入っているのかもしれませんが、機能的なオフィスとなっています。
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<コワーキングスペースの詳細は、コチラ>
http://goo.gl/ObRMno
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大きめのお部屋と小さめのお部屋が一つづつあります。イケアの家具をこのようにつかえば、機能的なSOHOができるというお手本のようです。
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松本丈氏に、ご案内いただきました。すでに内見の方もたくさんいらっしゃっているそうです。突然お邪魔したにもかかわらず、丁寧にご対応いただきまして、ありがとうございます。
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案内表示版も、かっこいい。というか夜明け市場の表示版の隣りにあるだけに、何かのバーと勘違いして入ってくるお客さんもでそうです・・・
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ジュニアエコノミーカレッジ

ジュニアエコノミーカレッジの運営に参加しました。これはいわき商工会議所青年部が行っているもので、市内の小学校5.6年生を対象の、経済教育の体験セミナーです。初日は、会社とは何かという3時間の座学を行い、次に1泊2日の泊まり込みで事業計画書を作成します。そして最後は、いわき駅前で実際に1日お店を出して、一般人に向けて販売も行います。目的は、参加者に商売の基本や社会のルールなどを学んでもらい、地域の次世代を担う人材を育成することです。他の事業と大きく違うのは、生徒自ら、生産・販売計画を立て、実際に体を動かして食材等を加工作業し、「日本円を使って」一般の通行人に店頭販売する、という、本当にリアルな体験ができることです。

平五小、郷ヶ丘小、植田小、長倉小他、市内各地の小学校からたくさんの生徒が参加しました。男子はそのうち2割弱、残りは全て女子です。ヒアリングしてみると女子のほうが、全般的にこういったイベントへの参加率は高いそうです。がんばれ、男子!
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小学校ごとに5-6人のグループでチーム編成を行い、それが一つの会社になります。メンバー同士で話し合って、社名と、社長・商品企画部長・販売部長等を決め、登記します。社是・モットーも同時に決めます。積極的なグループにはあまり手助けはせず自主的に運営してもらいます。逆におとなしいグループは、方向性付けの助言をし、遅れないように下支えします。われわれスタッフの仕事は、いわゆるファシリテーターの役割で、参加者が楽しみながら学べる環境作りを行い、子供達に正解等を教えるのでなく、気づきを与えることで、参加者が(間違っているとしても)自分の答えに到達できるようサポートしていくことです。
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私は講師として、「株式会社について」を話しました。まず資金調達は、①自分で用意する、②オカネを借りる、③株主からオカネをだしてもらう、があり、その違いについてです。赤字でも必ず返済しなければならない②に比べ、赤字なら配当がいらない③の方がよいのでないか、という至極真っ当な生徒の質問もありました。

株主の立場に立って、どうしてオカネを事業者に預けるのか考えてもらいました。株主が期待するのは、黒字を確保して配当をもらうためであり、それを理解してもらうために、事業者は説明資料をきちんと作って、自分の販売計画等を信用してもらうこと、という結論です。これが次の講義の、良い計画作りにつながっていくわけです。

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30分あまりの手持ち時間でしたが、ワイヤレスマイク片手に会場内を歩き回りました。子どもたちに簡単な問題を答えてもらいながら、講義を進められたので楽しくやらせていただきました。また機会あったらやりたいですね。
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ちなみにスタッフ(私も)が着ているのは、たいらもんポロシャツです。昨年の七夕祭りに併せて制作したものですが、いろいろがところで活躍しています。
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本日は、座学までで終了。次回までに、どんなものを作るか、そして仕入れはどのようなものか、いくらで売るか等の宿題があります。次回は、9月第1週に泊まり込みでやります。楽しみです。
 
福島民報(2013.7.30)に掲載されました。 
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吉田みきと政経懇話会

私の政治活動を、市民の方々に知って頂くため、「吉田みきと政経懇話会」と題して、報告会を開催しました。当方からは、活動状況報告と、いわきが目指す10年後の夢プランについて、話しました。後者に関しては、1.働く場の拡大、2.安心できる医療、3.日本一の子ども教育、の3点を目指します。そのためのいろいろな施策を、ポンチ絵にしてみました。報告会では、なぜその施策が必要なのか、その効果は何なのか等を、解説いたしました。改めて感じたのは、今いわきに必要なのは、市の目指す将来ビジョンを示すことです。

<いわきが目指す10年後の夢プランについて、はコチラ>
http://www.mikito.biz/archives/29109446.html
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参加された方からも、積極的に質問をいただき、市政に関する関心の高さを感じました。20個あまりの質問に対して、一問一答で丁寧に、市の対応の現状と、私の見立てをお話しさせて頂きました。データ・事実を確認しなければならず、後日回答となったものもありましたが、多くは質問者の腹に落ちる回答ができたのではないかと思います。

<主な質問項目>
・市営の災害公営住宅について
・緊急雇用対策事業について
・共立病院の建替えについて
・医師招聘のルート作り
・地方公務員の給与削減
・イトーヨーカドーの撤退について
・医大誘致について
・国民健康保険税の率ついて
・寄付金の活用について
・JRのディスネーションキャンペーンへの取組みについて
・低線量被曝について
・東電汚染水といわき海開きについて
・競輪場の飲食店について
・北部浄化センターの焼却灰
・いわきの農業の活性化

後日、同ブログで、質問に対する当方回答の概要をお伝えしようと思います。
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本当にたくさんの方々にお越し頂き、感謝です。議員になって1年経過し、選挙の関心の高さが薄らいでしまっていることを懸念していましたが、会場でお越しになった方から、さらに勇気づけられた思いです。

報告会をなんとか無事に終了できたのは、運営の裏方をお手伝い頂いた後援会の方々です。本当にありがとうございました。

リケジョ 理系女子あるある

最近、「リケジョ」という言葉が一般名詞化しつつあるようです。物理、数学、生物、科学、化学、機械工学、医学部等において男女比率が9:1という稀有な存在を誇る、リケジョこと、「理系女子」です。

著書は、理系女子に「そのとおり!あるある!」と思わせ、一般人にも「そうなの?」と思わせる理系思考発言、服装などを凝縮した「あるある本」です。東大院卒・薬学博士のスーパーリケジョ、木村美紀氏のあるある話とインタビューも収録されています。

<あるあるの例>
・ノートをとるのがものすごく早い
・女性としての存在が消される瞬間がある
・愛する関数電卓はデコる
・救急車のサイレンに、ドップラー効果と周波数変化を考えてしまう
・四桁数字では1024が大好き(2の10乗)
・根拠は?が口癖になっている
・サプリメントの配合成分に詳しい
・花火を見ながら炎色反応のことを考えてしまう 等 
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これを読んで、知人の理系出身の会計士の先輩、S川女史を思い出しました。リケジョの行動様式、思考様式に99%当てはまる方なので、本人を見て書いたのではないかと錯覚したくらいです。S川女史は、ルックスもよく、気さくな方で、楽しく一緒に仕事させていただいていたのですが、リケジョの特徴を出しまくりの方でした。大学の実験室で、日常的に放射線管理区域にいたせいか、少量被爆に関しては全く無頓着な面、PET検査やX線に関してはとてもセンシティブだったりします。仕事面では、確率計算や数字データの整理や分析には異常な優秀さを発揮する一方、組織的な営業や感情の駆け引き等が苦手だったかも・・・リケジョが実験室内では異性としてではなく、気心が知れた仲の良い同期のひとりとして扱われるのが分かるような気がしました。

私自身、四六時中難しい理系会話はできませんが、発する言葉に裏がない(はず?)リケジョとは相性が良いはず(笑)。

北川正恭氏 講演会

北川正恭氏 講演会に参加しました。これは福島県市議会議員研修会として、毎年開催されているものです。今回は、「地方分権時代における自治体議会の果たすべき役割」と題して、2時間あまりお話をいただきました。

北川氏は、三重県知事(第4代、2期)、衆議院議員(4期)、三重県議会議員(3期)を歴任された方です。現在は、早稲田大学大学院公共経営研究科教授、および早稲田大学マニフェスト研究所(プロジェクト研究所)所長を務められている方で、当時の先進知事として、非常に著名な方です。闊達とした話し方は非常に明快でした。
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地方議員を長く経験されている方なので、地方議会の悪いところもよく熟知されています。それらを踏まえた上で、地方議会から、地方分権を求めていかなければならないという趣旨を、いろいろな視点からコメントされました。中央官庁は、現在の権力を剥奪されたくないため、地方行政は、現在のルールでモノゴトを考えるため、いずれにせよ地方分権には消極的なのです。印象深かったのは「ドミナントロジックを打ち破れ」という言葉を多用されたことです。直訳すれば、支配的論理をやめろの意味ですが、既存の固定観念にとらわれるなという意味で使われていました。

<地方分権の経緯>
1993 衆議院参議院で地方分権を進めることを議論
1995 地方分権推進法(これにより中央集権から、地方分権の流れができた)
2000 地方分権一括法(機関委任事務の全廃)

<講演抄録>
・竹中平蔵氏が進めた地方財政健全化法により、地方自治体の経営悪化に政府は手助けしない方針となり、自治体は自助努力が求められるようになり、市町村同士の合併が加速した
・中央集権時代には、中央に権力・カネが集中していたため、中央にカネをもらいにいく。そのために官官接待(そのために裏金作り)することは、当時の地方自治経営の主流であった
・現在は、公金横領そのものということになっている
・巷では、市民の声を聞く議員の個人活動は良くても、議会全体の機能は不要といわれている
・行政の監視機能の必要性を市民に認知してもらい、議会全体の活動を認めさせる努力が必要
・そのためには、議会報告会の開催、議会基本条例の制定、通年議会の開催、議会招集権を市長から議長に移動、議長・常任委員会委員長の役割の見直し、議員からの政策提案、市民との勉強会、等が必要ではないか
・行政(中央・地方とも)は現状を変えられない、地方議会が積極的に動かなければ何も変わらない

特に議会報告会の開催についてのメリットを、Social Costの削減と言っていました。当初は報告会において、市民からの陳情・要望が殺到するそうです。しかしやがて市民の側から、これらをすべて応えていてはいくらオカネがあっても足りないということに自ら気づき、無駄な陳情・要望がなくなり、善政競争になっていくそうです。

地方自治法第2条第14項では「地方公共団体は、その事務を処理するに当つては、住民の福祉の増進に努めるとともに、最少の経費で最大の効果を挙げるようにしなければならない。」と定められています。しかし本当に、現在の運用はその趣旨が浸透しているでしょうか。氏が例として挙げられたのは、選挙結果の開票時間です。現在は「間違いがないように」「正確を期すため」等等の理由をつけ、大量の人員が投入され(大量の手待ち時間が発生し)、深夜まで(残業時間となり、追加残業代が発生し)開票作業が続けられています。早大マニフェスト研究所によれば、最速の開票時間は相馬市の22分!です。最も遅かったのは札幌市東区の5時間。開票時間の短縮は経費の削減など行財政改革につながり、結果を早く知らせる努力は自治意識の向上に結び付くもとして、同研究所は改革を提唱しています。

データをまとめた同研究所によると迅速化について、「間違えたらどうする。速さより正確さ。今まで通りでいい」「まねてやってみたけど効果はなかった」など否定的な声も多かったそうです。しかし、「正確さ」を遅くていいという言い訳に使っていないか。「正確と公平さは当然のことでその上に迅速さが求められる。どちらかでなく、両立できるように自分たちのまちに合わせて目標を立てて考えることが自治でしょう。

相馬市では、前例にとらわれず、一つ一つの作業の意味・目的を考え、従来と同じ視点ではいつまでたっても改善できないと確信を持って、分刻みの開票作業タイムテーブルを一から作り上げたそうです。時間の短縮は行財政改革の一つであり、これを励みに職員らはさらなる行革に取り組んでいるそうで、 既に開票だけでなく投票所の管理事務や掲示板の設置場所など選挙事務はもちろん、他の一般業務の見直しも視野に入れているそうです。全庁的な態勢で臨んだ選挙後、役所の縦割りの弊害を超え他部署と横の連携が深まり、選挙以外の業務でも提言や意見が出るようになったそうです。 

民間の品質管理などで用いられるPDCA(Plan=計画、Do=実行、Check=評価、Act=改善)サイクルの考えも取り入れ、シミュレーションのたびに迅速化への課題を職員同士が話し合いながらチェックしていったそうです。素晴らしい。PDCAと聞くと、それだけで毛嫌いする向きもありますが、要は使い方、とらえ方次第ということなのだと思います。
 
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会場は、会津東山温泉の宿、御宿東鳳です。とてもゆったりしたいい宿のようですが、日帰り参加のため、当日11:00到着、15:30に帰路につくというキビシイ日程でした・・・いわきから会津まで、磐越自動車道を片道2時間、往復4時間、福島県内は広い。
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中華ダイニング 柳

中華ダイニング 柳(りゅう、と読みます。いわき市平字作町2-7-8)に、初めてお邪魔しました。自宅から徒歩1分という近所にありながら、あまりにも近所な分だけ足を運ぶ機会がありませんでした。
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日替わりランチ850円をいただきましたが、これはイケル!XOジャンで味付けした、肉野菜炒めは、その味だけでなく量もあります!普段少食の私も、味付けの旨さに(腹ぺこだったせいもありますが)思わず、完食してしまいました。ご主人の人当たりもいいですし、ホール担当の奥様?も美人で、いうことなしです。
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これまで、この場所・店舗は、ラーメン屋さん・鰻やさんといろいろ移動がありましたが、「柳」さんに長くご商売いただき、我々の胃袋を満たし続けて頂く存在に、末永くいて頂ければと思っております(笑)。 

議案説明会 神は細部に宿る

7/31に臨時議会が招集されます。臨時議会の目的は、諸条例の改正と専決処分の承認等です。本日、その議案等の説明が執行部からありました。議会当日に、いわゆる当日初見の「ガチンコ」で条例等の改廃を判断するのではなく、事前に目を通した上で、議会本会議で意義のある討論をするという観点から、必要なプロセスだと思います。

興味深いのは、その説明会が議会内の会派単位で行われる慣習です。執行部から議会への説明であるならば、全議員一括もしくは、議員個人に対する説明でよいのではないかと見方もあります。これまで、いわき市議会先例、すなわtち過去にこうしましょう、こうやっていきましょうというお約束ごとにおいては、会派単位で説明会を行うことになってきました。

「神は細部に宿る」 といいます。これはイタリアの建築家の言葉からの引用なのですが、その意味は、ディテールにこだわらなければ完璧な建築はできないという意です。ひいては枝葉末節に見えるようなことでも、それが実は見落としてはならない大事なことだったりします、という意味だと私は解釈しています(付け加えると、その裏側として「戦略の失敗は戦術で補えない」という言葉もあり、その両面が必要)。
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<戦略の失敗は戦術で補えない、については、コチラ>
http://www.mikito.biz/archives/20737667.html
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何が言いたいかというと、 過去の慣習はそれなりに先人達の知恵が詰まっているものなので尊重すべきだし、本当に尊重すべきはその様式なのではなくて、何のためにその慣習があるかの趣旨です。「法令遵守は国を滅ぼす」と同じ底流で、法令字面にとらわれることなく、その意図する趣旨に基づいて行動しなければ、かえって有害な事象を引き起こすおそれがあります。自らの戒めとして、「過去の延長線上に未来はない」と思っています。先人に知恵を踏まえた上で、現状を的確に把握し、問題の本質を抽出して、解決策を見いだしていく自分のスタイルは、今もこれからも変えるつもりはありません。
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税務署との意見交換会

税務署と税理士会共催の、小石川税務署との意見交換会に、初めて参加しました。私の税理士登録が同署管内なので、こちらから案内をいただきました。小石川税務署管内の所属税理士は200名ほどで、都内では比較的小さな規模の税務署です。ただ、管内の所得鋭・法人税の納付率は全国有数の高さであり、納税に対する意識の高い地域といえます。
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新任の税務署長は、東京国税局の統括官から移動で就任された方で、法人税の調査畑がご専門です。意見交換会に署員からは、総務、管理運営、個人課税、法人課税、資産課税の各幹部クラスから出席いただきました(なお、調査現場に直接出向く主査クラスは、いろいろな理由で出席しません)。

税務署から税理士会に対して、以下の要望が出されました。
・税理法第33条の2(書面添付制度)の活用
・振替納税の利用促進
・ダイレクト納付の利用
・e-Taxによる法定調書の提出
・法人税関係申告書用紙のネット配布
・消費税新規課税事業者に係る課税事業者届出書の早期提出及び簡易課税選択届出書の的確な提出
・不動産所得を有する方に対する照会文書の発送
・記帳・帳簿の保存義務拡大
・法人税・贈与税のe-Tax利用 等

税理士会から税務署に対しては、以下の質問・要望が出されました。
・振替納税制度を利用し、5/31に引落手続きをしていたが、残高不足(実際には残高があった)で未落となった場合に、延滞税を課すのは不当ではないか。
・源泉所得税の納期限のお知らせハガキが、取りやめになったのは何故か。
・税務署からのお尋ねハガキ発送の抽出基準はどのようなものか。
・e-taxを取りやめた際の、デメリットは。
・法定調書とe-Taxで提出し、源泉徴収票を紙で提出可能か 等

特に、5%の延滞税を課す課さないは、法人税額だけでなく消費税額も対象であるため、追加納税額が巨額になります。税務署単位だけでなく、東京国税局及び国税庁に上げてもらい、統一見解を出していただくことを検討することになりました。同時に追加納税額を取り戻す第三案も、税理士会員から出されました。一方、税務署からのお尋ねハガキは、納税者にとっては脅威と感じる先もあり、その選定基準等には非常に大きい関心が寄せられました。

和やかな会ではあったものの、プロ対プロのテクニカルな応酬を垣間見ることができました。緊張感ある議論、そして結論を見いだそうとする会の姿勢は、とても参考になりました。

意見交換会が終わった後は、税理士会員の懇親会です。場所を水道橋後楽園に移して行いました。後楽園の敷地内に建てられた「涵徳亭」という平屋建ての建物は、古めかしくも後楽園を借景した室内は、決して豪華とは言い難いですが、風情がありました。
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公共の建物のため立食形式で、会費3,000円とリーズブルです。予約はかなり前から行わなければならないようですが、機会あればまた利用したいです。
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いわき市総合観光案内所

JRいわき駅の改札脇にある「いわき市総合観光案内所」です。(社)いわき観光まちづくりビューローの出先機関です。いわきの観光情報を掲示しています。声をかけられれば観光案内等も行っています。
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手書き風の案内看板も外に出し、最新の情報をわかりやすく表示しています。フラおじさんも登場。いい感じです。スタッフブログもやっていおり、やる気を感じます。現場は、とてもがんばっていると思います。
http://iwakikankou.blog12.fc2.com/ 
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あえて苦言を呈させていただくと、その立地を活かしていない!ということです。東京からの出張者の玄関口であり、また地元高校生の通学通過点である、いわき駅改札前に猥雑さ(活気)が感じられません。目に入ってくるものといえば、整然とした南北通路のみです。せめて立看板等を、南北通路上に出せないものか。

ここにいわきゆかりの人物の銅像や、歴史的ポイントについての看板、古地図と現代の地図を重ね合わせたハイブリッド地図等を設置し、中高生に地元の歴史、自分達のルーツ等を感じて欲しいと思っています。1日1秒でも目に入れば、1年で360秒、6分もそれを目にすることになります。それらを通じて、いわきを好きになって欲しいと思います。

東京からの出張者にとっても同じ事が言えます。ビルの中に閉じこもっているだけでは、出張者の目に入りません。いわき市総合観光案内所という、金魚鉢の中にいるのではなく、通路に出て目に触れなければ、その存在意義は、限りなく小さくなってしまいます。いくら観光を声高に叫んでも、目に触れられなければ意味がありません。現行法のさまざまルールの中でやっていることは理解しますが、そもそも何のために、案内所がここにあるのかを考えれば、現状のままがベストとは思えません。

外部から来た方が、わざわざ観光窓口に寄って、ガラス戸を開けて、問い合わせることを期待するのは、お役所思想です。「県庁おもてなし課」という本(映画化された方が有名かも)でも、「客はタダだったら何でも持って行ってくれるわけじゃない。自分の興味のあるものしか受け取ってくれない。役に立たないものは単なるゴミだ。」というくだりがあります。

「まあ、自治体というもんは効率よりも、公に言い訳が立つことを優先せなあ、いかん組織よ」という台詞が、そのまま当てはまらないように、行政組織の限界を打ち破る活動に期待しています。

<県庁おもてなし課については、コチラ>
http://www.mikito.biz/archives/28762479.html
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巡視船「なつい」

新造船巡視船「なつい」が小名浜港に入港しています。ジャパン マリンユナイテッド株式会社 横浜事業所鶴見工場で建造された350トン型巡視船4隻の4番船で、新顔です。震災と原発事故後、行方不明者の捜索や海上の放射線量測定を続けた福島海上保安部の巡視船「なつい」が、33年間に及ぶ老朽化のために6月に引退しましたので、そのリプレイスです。今後は、小名浜港を母港として活動していくので見かける機会も多くなるでしょう。
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なついは船体材料にアルミ合金を採用し、ウォータージェット推進により高速化(35ノット(時速約65㌔)以上)を図っています。普通の漁船の速度は20ノットくらい、早いものでも25ノットくらいですから、かなり高速といってよいでしょう。また、遠隔監視採証装置、停船命令等表示装置、遠隔放水銃、20ミリ機関砲を装備しています。また機動性に優れたゴムボートなどを搭載しています。

原発のテロ対策や東日本大震災の行方不明者捜索のほか、犯罪取り締まり、領海警備、海難救助、環境保全、災害対応などに従事するそうです。通常は小名浜港1、2号ふ頭間に係留されており、7/27、28日に実施される2013おなはま海遊祭では、一般公開される予定とのことですので、見学したいです。

ただ個人的には、本当にここが、武骨な巡視艇のベストの係留ポイントなのか疑問があります。 小名浜港1、2号ふ頭には、観光物産販売施設としてのららみゅう、観光飲食施設としての美食ホテル、観光回遊施設としてのアクアマリンがあり、それらを回遊する層が海をもっと身近に感じることができる運用方法、すなわち小型遊覧船や、ボート、シーカヤック、クルーザーやモーターボット等のプレジャーボート、ジェットスキー等が容易に接岸できるような、そしてファミリー層等の一般市民が港、海、水に直接タッチできる場所となれるような運用方法にしたいと思うのです。港湾法等の現状ルールの存在は理解しますが、本当に港の役割とは何なのか、海上取り締まりの役割とはどうあるべきか、整理したいです。
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係留場所そばには、風レンズによる風車発電施設がありました。
<風レンズ風車発電については、コチラ>
http://www.mikito.biz/archives/29753967.html
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ふくしま復興祭 オープニングセレモニー

ふくしま復興祭の1日目に行きました。「食」のオールスター、「物産」のオールスターをサブテーマに被災地の食、物産を全国に発信し、これまで被災地に支援をいただいた全国各地の自治体、団体にも参画していただき、食、物産を通し、感謝を伝えようとするものです。

7/22にいわきグリーンスタジアムで行われる「マツダオールスターゲーム2013第3戦」にあわせ、関連イベントとして21日と22日の2日間開催されます。本日10:00amのオープニングセレモニーには、和太鼓の演奏等もあり、終日いろいろな催し物が行われる予定です。
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県内の市町村だけでなく東北5県、本市友好都市及びプロ野球12球団所在都市から選出された、「食のプロフェッショナル」が一同に会し、郷土料理・ご当地料理によるグルメコンテストが行われます。全国各地の名産品75ブースも出店しているので、目移りしてしまいます。友人いわく、「いろいろ試食したいけれど、胃袋が足りない」。
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面白いのは投票券が、各店舗でわたされる「割箸」なことです!すなわち各店舗で食べた商品が美味しければ、使った割り箸を下記の投票所の箱に入れることによって、投票が完了!となります。たくさん食べれば食べるほど、投票権がアップ?することで、購買意欲をかき立てられます。
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まだ会場してから1時間経っていないのに、すでに人、人、人です。ブース中央に無料の休憩所が置かれ、思い思いに店舗で購入した商品を早速、いただいています。
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高校時代の友人に、20年ぶりに偶然遭遇!川上君でした。本日のイベントには、市役所の各部職員の方のみならず、県振興局の職員の方も運営スタッフとして、お仕事されています。本当にご苦労様です。たくさんの方にご来場いただき、準備のご苦労が報われることを祈念しています。
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 FB友達の遠藤様も富岡町からのエントリーで、出店されていました。コロッケ屋さんです。早速、富岡町長様がブースにお越しになり、大人買いされていました。何というか、さすが(笑)。
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小名浜港 風レンズ風車発電

小名浜港のららみゅう脇で、風レンズ風車による、風力発電が行われています。これはアサヒビールさんがいわきの復興のために、いわき市に贈呈してくださったものです。

風レンズは、九州大学で発明され、小型化したブレードと、レンズによる翼先渦の抑制で従来の小型風力発電よりも低騒音化を実現できるそうです。風レンズの利点としては、発電効率のアップや、低騒音・バードストライクを防ぐことがあります。一方、通常の風車より、支柱を頑丈にする必要があるし、台風などによる強風への耐久性に課題があり、いずれにせよさらに技術の進化がなされていくでしょう。
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当日は、風速8M/Sで、発電量8Wを生み出していました。もっとも秒単位で風速及び発電量は、めまぐるしく数値が変わるので、安定化させる装置は必要でしょう。
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風レンズ風車脇には、電気自動車の充電スタンドが設けられ、(無料で?)充電ができるようになっていました。
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ちょうど日産リーフが充電中だったので、表示を覗かせてもらいました。充電時間の残時間は5時間でした。ランチや観光している間に、ちょっと充電というわけには、まだいきません。
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ららみゅう2階には、洋上風力発電ウィンドファームの展示施設が設けられています。風車第1基目は目下設置に向けて小名浜港藤原埠頭で作業中です。第2基・第3基の規模や設置時期、その課題や問題点、技術的内容、完成時のメリット等が、文字・チャートを多用して説明されています。市内の中学・高校生の社会科見学にうってつけです。
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パネルは日本語だけでなく、英語版も用意されています。海外からの視察者の受入を考えれば、当然の取組みですが(これまでそれがなかった)、日本語とほぼ同じ内容、分量となっており、技術者だけでなく交流人口増大のためにも役に立てたいという思いを感じました。実際、当日は壮年の方数名が、パネルの説明を食い入るようにご覧になっていました。
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フラおじさん切手

ラトブの2Fでフラおじさん切手の街頭販売をしている、フラおじさんに遭遇しました。80円×10枚が入って1,200円、限定1,000枚での販売だそうです。プレミアム、つくかな?
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フラおじさん切手が販売開始になりました。額面80円のシール切手が10枚のシートで、1,200円で販売されています。このシール切手は1,000枚限定とのこと。
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ついでに花火の切手も同時販売です。これって、いわゆる「抱き合わせ販売」?
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いわき市共同職業訓練センター

いわき市共同職業訓練センターが、落成しました。それまで平谷川瀬にあったセンターは震災の影響で使用できなくなっていたため、元好間支所があった場所に移転、建替えされたものです。昭和39年から輩出した生徒は、延600人(平均12名/年)だそうです。

こちらの施設は、職業能力開発促進法に規定する、認定職業訓練を行うために組織された団体が職業訓練を行うために設置された施設です。すなわち無職の方が手に職をつけるための職業訓練校やポリテクセンターと異なり、建設関係の従業員がそのスキルアップを目指すために通う施設なのです。建物は市が建設します(建設費を負担、その建物を指定管理者へ管理委託)が、運営は県が行い(協会の年間運営費を負担)、職業訓練協会がそれを受託して訓練活動を行っています。職業訓練協会の会員は、市内の建築業者・左官業者・タイル業者の組合員ですから、要は三業種の職業人の資質向上のために、市・県が補助する形です。

なお、鉄骨造平屋建の建物の延床面積は448㎡、建築費は115百万円です。坪あたりの建築単価は、855千円/坪になりますから、ふんだんに予算が投入されたことが推察されます。
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本日は落成式ということで、鳶(とび)職の方々が木遣り(きやり)を、披露して頂きました。5分間程度の披露でしたが、纏(まとい)を回す姿は、かっこよかったです。
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いわき選出の国会議員、吉野正芳先生も見学にいらっしゃいました。吉野先生は材木会社のご出身なので、材木を見る目や、道具についてはとても造詣が深いです。写真の木組みについて、学生にいろいろ質問をされておられました。
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男性ばかりの生徒の中に、紅一点、女性の大工さん見習いの方を見つけました。大工を目指して2年目、普段は市内四倉の建築事業所で勤務し、夜間と週末にここで技術習得に自ら進んで磨きをかけているそうです。汗だくでカンナ掛けをされる姿は、輝いていました!
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訓練内容は、在来木造軸組工法を基本に、以下の3つの科があり合計19名が施設に在籍しています。
・木造建築科 年限3年 8名
・建築設計科 年限2年 5名
・左官タイル科 年限3年 6名
平日夜間と日曜日に通学し、指導を受けます少人数ですから、基本から専門技術まで、生徒の個性に応じた訓練が可能です。終了時には、技能士補の資格が取得できます。
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三業種の方々とお話し、構造としての2×4やプレハブ構造が優勢になり、加工方法としての木材の海外材のプレカットが主流となった今、従来型の在来木造軸組工法及び国内材を使っての風合いを活かした家造りが劣勢になっていることを懸念されておられました。市場だけでなく、職人も難度の高い技術が不要になり、単純な組み立て作業員に三業種の職人がなりつつあるということでもあります。それに従って付加価値が薄くなり、利幅も薄くなっていくわけです。消費者が求める商品にアジャストしていくマーケットインの思考とともに、技術が確かな付加価値を生むことを、消費者に「見せていく」「実感させる」ことが大事なのではないかと感じます。
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全体概要は理解できたのですが、訓練制度では在来木造軸組工法を教えているにもかかわらず、その建物・教室が鉄骨造という、なんともチグハグな感は否めませんでした・・・これも国・県・市の予算制度の硬直化と、職業訓練制度の本来の趣旨がマッチしない典型例です。

いわき民報(2013.7.20)に記事掲載されました。
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浮体式洋上ウィンドファーム実証研究事業

浮体式洋上ウィンドファーム実証研究事業、すなわち洋上での風力発電の実験が始まりました。すでに小名浜港の藤原埠頭に、第1基目の風車が到着しており、7/22の出港に向けて、着々と準備が進められています。
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第1基目の風車は発電能力2MWで、東京で組み立てられたものですが、2基目と3基目の風車は、7MWと発電能力も大きく、また藤原埠頭で部品組み立てを行いますので、いわき経済への影響を考えると、まず1基目を成功させ、2基目以降に、いかに地元企業がその下請工事や付帯事業に参画できるから肝となります。
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残念なのは、藤原埠頭が一般市民の立入禁止になっており、風車本体を近くから見ることができないことです。小名浜港が臨港地区に指定されていることを理由に、港湾管理者である福島県が、安全管理や港湾機能の確保のため、関係者以外の立ち入りを禁止しているのです。

市民に親しまれる港を標榜するならば、(一定の安全基準を持って)市民に見学等に開放すべきです。このようなせっかくの機会に、いわきの子ども達が、最先端の科学技術に触れ、知的好奇心をかき立てることができる機会を奪いとるのは、犯罪行為に近いと思います。そんな機会を与えず、理科をはじめとした学力の低下を叫ぶ大人は「卑怯」のそしりを免れません。

そもそも考えてみると、港湾を管理・運営している主体、すなわち港湾管理者は、海外ではポートオーソリティと呼ばれ、独立採算によって港湾および港湾隣接区域の運営を行っています。日本では第2次世界大戦後、占領軍が港湾管理運営主体の民主化を狙いにポートオーソリティ制度の導入を勧告。1950年公布の港湾法に同制度をそのまま移植し、その和訳である港務局制度が港湾管理者制度の柱として確立されました。しかし港務局は終戦直後の財政的な制約もあって日本においては普及せず、大半の港湾が都府県、政令指定都市などの地方公共団体単独管理となりました。

このような経緯で、現在は、港湾を福島県が管理しているわけですが、 そもそも独立採算を目指すポートオーソリティ制度の趣旨と大きくかけ離れており、今回のケースのように福島県が管理するデメリットのほうが大きいように思います。小名浜港の使い勝手を評価する面がある一方、以下のような指摘もあります。
・通関に日数がかかりすぎる
・沖待ち日数がかかりすぎる
・通関手数料が高すぎる
・コンテナ航路の便数が少ない
・荷役が24時間化されていない
・釣り等ができず、港と市民との間に見えない高い壁がある

これらのデメリットの要因はいろいろありますが、県知事及び県庁職員が(海から遠く離れた福島市にいるので)海・船・港湾の活用に目が行き届かないことに行き着きます。国土交通省は港湾法を改正して、港湾運営会社を設立できるようにし、民間の経営手法を導入して、独自に資金調達や岸壁使用料の設定やポートセールスができるようにすることを検討しているそうです。国有施設の新潟港でも、管理の一部を民間団体であるNPO法人に運営委託し、市民に開放している例もあります。

<新潟港の一部開放については、コチラ>
http://www.hrr.mlit.go.jp/library/kenkyukai/h23/kurashi/20.pdf

福島県庁が小名浜港の利活用について本気の知恵と汗を出さない限り、いわき経済のため、そして何よりいわき市民のために、その港湾管理者の地位を別の主体へ移管することも真剣に再考すべきです。「法令遵守が国を滅ぼす」という著作がありますが、まさに法律の字面だけを捉えてモノゴトを進めるのではなく、責任ある者は法の本来の趣旨を踏まえて法を執行しなければ、意味のないもしくは有害な事象を引き起こすおそれがあります。

ただ、県庁や市役所は、現行法を遵守することが絶対ですから、このようが検討は行われません。行政の機能として、現行法を変えるということが期待されていないのです。世の中のあるべきカタチを考え、そのための仕組み作るのは政治の役割です。事実を正しく捉え、問題点の本質を抽出し、それに対する解決方法を出していけば、世の中は確実に一歩、良くなります。これは行政・政治に限らず、民間企業の事業活動、一般市民の活動も全く同じです。
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夏井川水系河川改良促進期成同盟会 総会

夏井川水系河川改良促進期成同盟会 総会に出席しました。夏井川は流域面積748.6km2、流路延長67.1kmの夏井四倉海岸で太平洋に注ぐ2級河川です。夏井川は横川により河口付近で仁井田川と連結されています。大震災の影響で、周辺の地盤が50-70cm沈下したため、河口付近での冠水被害や海岸浸食が発生しています。同時に、河口閉塞という問題が拡大しているそうです。
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河口閉塞とは、河口部が、洪水などの流出土砂で埋没したり、波風の影響によって砂洲が発達し、河口を塞ぐことをいいます。夏井川については、平成18年から河口閉塞が発生しており、河口閉塞が生じると河川水位が上昇し、住宅や農耕地へ浸水し被害をもたらすおそれがあります。そのため河川管理者である、福島県いわき建設事務所により、閉塞時に人工開削が行われています。
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<出典:日本大学大学院HP 夏井川河口開削状況>

ただ本質的な解決には至らないため、護岸工事を求めて、陳情活動を行っています。 夏井川は昭和52年、昭和61年、平成元年と浸水被害をもたらしており、昭和54年の河川改修、平成9年の小玉ダムの運用開始があるものの、まだまだ未改良区間が残っています。 

夏井川水系河川改良促進期成同盟会は、平成元年に発足していら25年に渡って活動しています。 福島県いわき建設事務所・福島県土木事務所・福島県知事・国土交通省・地元選出国会議員らが陳情対象先となります。

いわき民報(2013.7.20)に記事掲載されました。
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いわき国際ビジネス研究会

いわき国際ビジネス研究会へ出席しました。この会は、海外への事業展開に意欲的ないわき地域の企業等や、今後進出を検討している企業等が生の情報を交換し、また海外企業がいわきへ来訪した際の受入れ窓口となろうというものです。雑駁にいえば、企業等の海外展開の促進を図ろうとするものです。

私は、シンガポールで3年間、日本人会計士コンサルタントとして、日系企業の誘致活動をしていました。進出の際の、論点や課題等は把握していたつもりですが、いわきの企業が直に海外へ拠点を置くとなると、いろいろ心理的なハードルがあることがわかります。
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今回の講師は、元西松建設シンガポール所長のの千葉正治氏です。18年間に及ぶ、香港、タイ、シンガポールでの建設経験から、現地での課題や、どう解決していったかの実例をお話し頂きました。シンガポールでは、サークルラインという地下鉄の一部の工区を470億円で建設されていたとのこと、私も乗車したことがある路線でしたので、親近感を持って聴講させていただきました。

特筆すべきは、シンガポールでの工事途中での崩落事故発生のお話でした。崩落に伴い、隣接を走るニコルハイウェイという高速道路も崩落になってしまった、非常に有名な事故です。西松建設は、工事主体としてどのように対応したかを、現地責任者の視点で語って頂きました。

<崩落事故の詳細については、コチラ>
http://www.asiax.biz/biz/trend/001.php
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契約を優先する社会構造や、安全管理に対する考え方の違い等、事故の要因はいろいろあると思います。しかし、最終的には、コミュニケーション、信頼関係だとおっしゃっていたのが印象的でした。単に英語が流暢に話せるというものでなく、お互いの文化や背景を理解した上で(英語は拙なくても)信頼できる関係になるということです。我々日本人が海外に出て、諸外国人とパートナーシップ関係を持ち、もしくは、競争関係や敵対関係になったりしてビジネスを展開する場合に、日本人らしさを失っては、強みがなくなってしまうことでもあります。
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ここいわきでシンガポールで勤務されたことがある方に、しばしばお会いします。片田舎では国際化されていないようでも、意識の高い方が、たくさん市井に眠っています。そういう方々が(抵抗勢力に足を引っ張られず)表舞台に立っていわきを牽引していけるような、活力のある地域になっていきたいです。美辞麗句を並べ立てた政策やお題目などでなく、本当にいわきが目指すべきビジョンの具現化したもののひとつが、地元企業の海外進出・販路拡大だと思っています。海外に対する心理的なハードルを下げることも、われわれ世代が期待されていることかもしれません。
 
 

期日前投票

参議院議員選挙の期日前投票をしてきました。ちょうど教育委員会へ、高校生の英語サマープログラムの事前説明ために東分庁舎へ行く用事があったので、その足で投票することができました。正面玄関には、「期日前投票所」張り紙があり、数名の有権者の方がきちんと列を作って並んでいました。
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選挙啓発ポスターの主役は、福島希望(ふくしま のぞみ)ちゃんです。いわゆる、選挙萌えキャラですが、前回2012年の衆議院議員選挙でも登場した、女の子です。前回は12月だったので冬服でしたが、今回は白い夏服仕様です。もう社会人になった(市役所(選管)に就職した)のに、未だ「ピン止め」を使ってる、ファッションセンスはどうなんでしょう?
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<前回の選挙萌えキャラについては、コチラ>
http://www.mikito.biz/archives/21086065.html 

「選挙のお知らせ」を持参すると、期日前投票ができます。特に本人確認のための証明書等の提示は求められませんでした。
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福島県選挙区からは、6名の候補者が立候補しています。6名のうち1名を選ぶので比較的容易です。一方、全国比例区は、100名以上の候補者がいますので、お目当ての候補者名を探し出すのに一苦労です。さらに、個人名でも政党名でも、正しく得票されるという点も、かえってやり方を複雑化させているようです。
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選挙の内容とは関係ないのですが、いつも選挙のたびに思うことがあります。それは、設置されている鉛筆と投票用紙の相性が妙に良く、とてもスムーズに字を書くことができるなあ、という点です。この紙と鉛筆をセットで、高級文具売り場に置けば、けっこう売れるのでないか。少なくとも私は、買います(笑)。
 
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公会計制度 固定資産台帳

本日(2013.7.17)の日経新聞朝刊に、公会計制度、特に固定資産台帳の整備について記事が掲載されました。

<記事全文>
総務省は地方自治体の会計方式を一本化する。2014年度にも新方式をつくり、全国の自治体に導入を求める。固定資産の価格や築年数を一覧できる台帳の作成を促す。収支を記録するだけの単式簿記も改め、資産・負債の増減を把握できる複式簿記の採用を要請する。会計の透明性が高まることで地方債への投資が広がる半面、財政力に基づく選別も強まりそうだ。
全国に約1800ある自治体の8割以上では固定資産台帳が未整備で、複式簿記も採用していない。資金の出入りを示すだけの家計簿の延長のような方式だった。固定資産台帳や複式簿記を導入し、民間企業に近い会計方式を採用する東京都や大阪府といった大都市と大きく異なっていた。
台帳がなければ道路などのインフラを計画的に更新しにくく、ある時期に巨額の更新投資が重なりかねない。価格情報が明らかになれば、不要な固定資産を売却しやすくなるうえ、施設の統廃合や公共投資の抑制にもつながりそうだ。
会計方式が統一されれば自治体間の財政状況の比較が可能になる。総務省の有識者研究会で今後、新方式の詳細詰める。同省は自治体が新方式を導入する際の会計システムの改修費などを補助する方針だ。
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<私見>
市議会に入って、まず驚いたことのひとつが、「固定資産台帳がない」ことでした。膨大な行政財産を持ちながら、それを一括して管理するシステムが存在しないのです。民間企業では、どんな小さい会社でも固定資産台帳を持っていないことなど、資産管理上、収支管理上、経営管理上、税務上、いずれにおいても考えられません。一方、役所の論理は以下の通りです。
・単年度の現金主義会計なので、台帳不要
・減価償却計算をしないので、台帳不要
・管理すべき資産が、多岐にわたるので、台帳整備作業が煩雑
・たくさんの部署の管理を、同じシステムで管理することは困難
・行政財産は、固定資産管理に不向き 
・個別部署では、それぞれの方法で資産管理をしているので、今のやり方で十分
・台帳整備には、過去の取得原価や時期の把握に手間がかかるので、やりたくない

しかしながら、以下の複数の重大な弊害があります。
・減価償却計算をしないので、行政コスト管理ができない。もしくは甘くなりがち。
・行政コストを計算できないので、取替更新にあたって、合理的な判断ができない
・取得価格を遡って把握できない(もしくは困難)ので、当該資産の価値が、外部からわからない
・取得時期を把握できないので、更新時期の目安が立たない
・減価償却計算をしないので、年間の維持コストが把握できない
・簿価を持たないので、除却・売却するときの価値の目安がない
要は、(多少の使いづらさはあっても)各部署が最適な管理をしている(はず)なので、あえて全社的一括管理をする必要がない、ということです。会社であれば、全体の最適判断のためにトップマネジメントが必要とする情報を適時に提供することが求められますが、役所の場合は、その要請が低いのでしょうか。

<朽ちるインフラについては、コチラ>
http://www.mikito.biz/archives/21911242.html

一括管理できる固定資産台帳の整備は、全体最適のため、どうあっても自明です。総務省は、台帳整備の進め方についてまだ、自治体に対する詳細な方針を公表していません、。上記弊害を解消すべく、民間企業では当たり前のレベルでの整備を求めていきたいと思います。

森まさ子 白河事務所

森まさこさんの応援で、いわき市議3人で白河市に行きました。民主党国会議員の強力な地盤がある地域といわれておりますので、自民党候補者の森さんにとってはアウェイの地です。そうはいっても、福島県地方選挙区は、浜通りだけでなく(衆議院議員選挙の小選挙区は、浜通りのみ)、中通り、会津地方も含む全県がひとつの選挙区なので、それぞれの地域を万遍なく回らなければなりません。

我々は現地不案内ですので、白河事務所で渡辺義信県議と待ち合わせ、一緒に行動しました。
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事務所には、全国各地から応援ポスターが貼られ、選挙ムード一色です。必勝だるま(始めに片目だけ目を入れ、当選時にもう片方の目を入れます)も用意されています。街なかからは、森大臣への期待感に手応えを感じる声が聞かれました。あとひと息です。
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日本薬剤師連盟 会長講演

日本薬剤師連盟の児玉孝会長が、いわきに来訪され講演をいただきました。折しも参議院議員選挙期間中であり、薬剤師職能の確立、医薬分業の実現に向かって、政治活動を展開してきた薬剤師協会が推薦する候補者を後押しするスピーチを行いました。

今、薬剤師業界は、薬のネット販売で大揺れに揺れているそうです。開放派の急先鋒が、あの「楽天」です。一般用の薬は一部は、(薬剤師の対面が不要な)ネット販売解禁されていますが、本来の薬局が扱う薬は、まだネット販売が認められていません。前者の市場規模が6,000億円とすると、後者の規模は8兆円といわれており、楽天はそれをターゲットにロビー活動をされているとのこと。

仮定の話として、仮に全部の薬品がネット販売可能になり、電子処方箋が普及するようになると、大げさにいえば市内に大規模薬局がひとつあればよいということになる可能性があります。すなわち各病院が処方する電子処方箋が、大規模薬局にそれぞれ送信され、夕方までに受信されたデータは、夕方にバッチ処理で調合作業が開始され、同日中に調合された薬が、各ご家庭へ宅急便で配達されるようになるということです。
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一見、消費者の利便性向上に資するようにも見えますが、薬のネット販売が普及しているアメリカでは、ニセ薬の被害があるそうです。またネットで購入した一般薬の服用で25名の方が亡くなっているというデータもあるそうです。対面販売のメリットとデメリットをきちんと把握した上で、理性的な政策判断が必要だと思います。

また現在は国民皆保険制度の下、薬価は一律で定められていますが、ネット販売により自由価格化が進む可能性が高いです。薬価制度の弊害も指摘されていますが、そのメリットがあることも事実です。これも、上記と同様、メリットとデメリットをきちんと把握した上で、理性的な政策判断が必要だと思います。
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国が進めているTPP(環太平洋連携協定)交渉も、薬業界にとっては大きなインパクトがあります。交渉内容は、現在明らかにされていませんが、業界のあり方や存在さえも大きく左右する、同協定の交渉には綿密にインパクト調査し、外交能力を発揮しなければ業界そのものの形が変わってしまうことになってしまいます。 

別件ですが、TPPの話をするとTPPの与える諸影響どころか、意味さえ知らずに「反対」「賛成」を唱える方がたくさんいらっしゃることに気づきました。 Trans-Pacific Strategic Economic Partnership Agreement の略なんですが、Agreementなんですから、どんな内容で合意するかどうかは当該政府の考え方ひとつです。個人的には、TPPのラチェット条項やISD条項は、国の主権(関税自主権)を犯している可能性が高いと感じています。

<TPPに懐疑的に関しては、コチラ>
http://www.mikito.biz/archives/24098356.html 

千度大祓

小名浜のアクアマリンふくしまの屋外広場で開催された「千度大祓」に参加しました。これは福島県神社庁いわき支部、いわき市神社総代会などで作る、いわき大祓の会(いわゆる神職の集団)主催による東日本大震災慰霊・鎮魂ならびに復興祈願を執り行うものです。
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願掛けのとき、特に切実に願いたい場合には、神社やお寺に一度だけでなく百回お参りするという、お百度参りが有名です。それをさらに十倍強力にしたものがお千度参りです。そのお千度のお祓い版が、「千度大祓」というわけです。
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千度大祓には、県内を中心として集まった神職約50名に加え、神道の学部を持つ國學院大学生ら総勢数十名の参加があり、大祓詞を奏上し、東日本大震災時の大津波が襲来した小名浜港へ響きわたったようです(時間の都合で、最後まで見ることができませんでした、すみません)。改めて犠牲となられた方への追悼の意を示します。
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<参考:大祓詞(おおはらへのことば)の原文> 
高天原に神留まり坐す 皇親神漏岐神漏美の命以て 八百万神等を神集へに集へ給ひ 神議りに議り給ひて 我皇御孫命は 豊葦原瑞穂国を 安国と平けく知食せと 事依さし奉りき 此く依さし奉りし国内に 荒振神等をば 神問はしに問はし給ひ 神掃へに掃へ給ひて 言問ひし磐根木根 立草の片葉をも事止めて 天の磐座放ち 天の八重雲を 伊頭の千別に千別て 天降し依さし奉りき 此く依さし奉りし四方の国中と 大倭日高見の国を安国と定め奉りて 下津磐根に宮柱太敷き立て 高天原に千木高知りて 皇御孫命の瑞の御殿仕へ奉りて 天の御蔭日の御蔭と隠り坐して 安国と平けく知食さむ 国内に成り出む天の益人等が 過ち犯しけむ種種の罪事は 天津罪 国津罪 許許太久の罪出む 此く出ば天津宮事以ちて 天津金木を本打ち切り末打ち断ちて 千座の置座に置足はして 天津菅麻を本刈り断ち末刈り切りて 八針に取裂きて 天津祝詞の太祝詞事を宣れ
此く宣らば 天津神は天の磐戸を押披きて 天の八重雲を伊頭の千別に千別て聞食さむ 国津神は高山の末低山の末に登り坐て 高山の伊褒理低山の伊褒理を掻き別けて聞食さむ 此く聞食してば罪と言ふ罪は有らじと 科戸の風の天の八重雲を吹き放つ事の如く 朝の御霧夕の御霧を朝風夕風の吹き掃ふ事の如く 大津辺に居る大船を舳解き放ち艪解き放ちて大海原に押し放つ事の如く 彼方の繁木が本を焼鎌の利鎌以て打ち掃ふ事の如く 遺る罪は在らじと祓へ給ひ清め給ふ事を 高山の末低山の末より佐久那太理に落ち多岐つ 早川の瀬に坐す瀬織津比売と言ふ神 大海原に持出でなむ 此く持ち出で往なば 荒潮の潮の八百道の八潮道の潮の八百曾に坐す速開都比売と言ふ神 持ち加加呑みてむ 此く加加呑みてば 息吹戸に坐す息吹戸主と言ふ神 根国底国に息吹放ちてむ 此く息吹放ちてば 根国底国に坐す速佐須良比売と言ふ神 持ち佐須良比失ひてむ 此く佐須良比失ひてば 罪と言ふ罪は在らじと 祓へ給ひ清め給ふ事を 天津神国津神八百万の神等共に聞食せと白す

<参考:大祓詞の意味>Wikipediaより 
大祓詞は、内容から大きく前段と後段の2つに分けられる。
前段は、大祓に参集した皇族・百官に対して「祝詞をよく聞け」という内容の文言から始まる。これは当初の大祓詞が参集者に対して宣り聞かせるものであったことの名残であり、今日の神社本庁の大祓詞ではこの部分は省略されている。次に、葦原中国平定から天孫降臨し天孫が日本を治めることになるまでの日本神話の内容が語られる。そしてそのような国の国民が犯してしまう罪の内容を「天つ罪・国つ罪」として列挙し、そのような罪が出たときの罪の祓い方が述べられる。罪の内容については、今日の「罪」の観念にあわないものが多く、差別的ととられかねないものもあることから、神社本庁の大祓詞では罪名の列挙を省略して単に「天津罪・国津罪」とだけ言っている。
後段では、そのような祓を行うと、罪・穢れがどのように消滅するかが語られる。罪・穢れが消滅する様を様々な喩えで表現した後、四柱の祓戸神によって消え去る様子が述べられる。

いわきの海開き 四倉海水浴場

本日、いわき市の四倉海水浴場で、海開き式典が開催されました。いわき市は今夏、市内9つの海水浴場のうち、四倉、勿来の2つの海水浴場で海開きします。開設期間は7/15-8/18の35日間です。まだ水温が冷たく「海の家」はできていませんでしたが、沖にはサーファーが波待ちで漂っていました。なお、市の事前検査では、空間放射線量は0.09-0.18μSv/hで、海水の放射性物質は不検出です。
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式典では、多数の民間フラガールの方々やフラじろうも参加。日頃のフラ練習の成果をご披露いただきました。フラガール甲子園という高校生向けのイベントもありますが、優雅な踊りは、もしかして中高年向けの趣味・健康維持にうってつけなのではと思います。
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ここ四倉海岸では、大震災による津波被害で20名あまりの方が亡くなっています。参加者による追悼の黙祷が行われました。一方、四倉高校の生徒2名によるフラも披露され、過去に過度に縛られるのでなく将来に向う気持ちが大事なのではないでしょうか。
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サンシャインガイドの3名と記念撮影させていただきました。みなさん可愛くて、ドキドキしました。この後、それぞれ水着に着替えて海開き宣言をし、初泳ぎをされていました。水がまだ冷たいので、全身で浸かって泳ぐところまではいかなかったようですが。
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会場横には、屋外型サンドパークが併設されていました。先日、福島市で見て来たような屋内型のものではなく、完全に砂浜と一体化しています。砂自体も、他から持ち込んだ物でなく、外部のNPO団体に放射能検査してもらった上で、地元のものを使用しています。

<福島市の屋内型さんどパークについては、コチラ> 
http://www.mikito.biz/archives/29110998.html
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ここのサンドパークの特徴(ただの砂浜との違い)を挙げるとすれば、以下の通り。
・木枠で囲われている
・小さい子どもが優先利用できる
・シャベル等の遊具が用意されている
・砂は、すべて放射線量の検査済

たいしたお金がかかっている施設ではないですが、一定の取組みとして評価できると思います。
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四倉海岸の砂浜の放射線量は、以下の通りです。5カ所計測して、最小値が47.3Bq/kg、最大値が3,167.0Bq/kgです。基準値が示されていないので、これが比較的高いのかどうかは判断できません。ただ、一般ゴミ廃棄の基準8,000Bq/kgと比べると低いです。ただ、直接素足や肌に触れる砂浜と単純比較はできないはずで、少なからず敬遠される方もいらっしゃることでしょう。
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不格好経営 南場智子著

DeNA創業者、南場智子氏の著作です。元マッキンゼーという、超有名な企業経営の戦略コンサルタントが、同僚のコンサルの切れ者達と立ち上げた会社がDeNA。企業経営のアドバイザーと、経営者とでは、責任もスキルセットも、かなり違うことは、一般的に言われています。しかしそれを、体現し、つぶさに相違を語ってくれています。それをうまく表しているのが、次の言葉。「それにしても、マッキンゼーのコンサルタントとして経営者にアドバイスをしていた自分が、これほどすったもんだの苦労をするとは……。経営とは、こんなにも不格好なものなのか。だけどそのぶん、おもしろい。最高に。」
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なぜ途中で諦めなかったのか、いかにしてチーム一体となって愚直に邁進してきたか。創業時の失態や資金集めの苦労、成長過程での七転八倒など、ネット界に新風を巻き起こしたDeNAの素顔が、創業者(ファウンダー)の立場から明らかにされています。世間的には、華やかなネットベンチャー創業といわれていますが、その舞台裏で、失敗のフルコースの連続――こんなにも不格好で、廃業寸前の崖っぷちの展開であったのかと驚かされます。

著者は、津田塾大出身で、戦略コンサルタントの一流どころである、マッキンゼー出身。私もPwCという会計コンサルティング会社でコンサル業界という点で同業でした。よってマッキンゼーの方の働きをよく存じ上げる者です。顧客からの相談に答えるべく、仮説を立て、そのためのデータを収集し、仮説を検証した上で、顧客に戦略・戦術案を提案する、1週間本当に不眠不休で報告書を作成する、、、というのは本当です。

そんな著者が、馬力のある仲間と失敗をバネにして、さらにスタッフ強くなっていく、そしてそれが繰り返される、ことで会社も強くなっていく。そこには会社のビジョンやポジショニング戦略や意思決定論など消し飛んで、ただただ、人間くさく、属人的なパワーの結集で会社の危機を乗り越えてきた現実があります。代表の役を退き、今は平取締役として、一歩引いた形でDeNAに関わっているようですが、これだけで終わる方とは思えません。

金持ちになる方法はあるけれど、金持ちになって君はどうするの? 堀江貴文著 

2013年3月27日に仮釈放された堀江貴文氏、ホリエモンの新刊です。収監中も有料メルマガ(840円/月)を発行を続けた例は後にも先にもないのではないのでしょうか。そのメールマガジン読者とのQ&Aを再構成の上、本書に収録しています。

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「金持ちになる方法はあるけれど、金持ちになって君はどうするの?」のタイトルどおり、本書ではいつくかの斬新?なビジネスモデルの素案が提起されています。そのアイデア1つ1つは、真面目に大胆に実践すれば本当に成功する可能性があるように感じました。著者がいいたいことは、お金だけを目的にするのではなく、自分がやりたいことをやってみること。「やりたいことがあるなら、やってみればいいじゃん!」となるのでしょう。逆に言えば、やりたいことじゃなければ、やっても続かない。お金は道具であって、値段がついているものしか買えない。それが「金持ちになって君はどうするの?」の意味なのでしょう。
 
<本書の構成>
・1980年以降に生まれた君へ
・ネット社会の向かう未来
・本気で金持ちになりたいか?
・本当に幸せなライフスタイルとは?
・ホリエモン出所後の日本を考える

私自身は、堀江貴文氏に会ったことはありません。マスコミやネットでの報道しか知り得ないので、偏向報道に左右された判断はしたくありません。ただ裁判記録という原始情報から、法律及び会計の専門家の一人として読み解く限り、会計上の経営判断の優劣をもって、刑法上の有罪に処すのは相当、刑法解釈に無理があると思っています(刑法の原則は、推定無罪のはず)。それはともかく、著書を読む限り、よくも悪くも、堀江氏は非常に合理的な考え方をする人で、(相手がどう感じるか、捉えるかを気にせず)それをストレートに相手に伝えるものだから、人によって好き嫌いは分かれるのでしょう。

マックデリバリーが、ヤバい

マックデリバリーが、ヤバい。何がヤバいって、その「お手軽さ」と「値段」です。電話一本で、できたてバーガーが、自宅にいながらにして届いてしまいます。一時期、カウチポテトが流行り、ビデオを見ながらポテチを食べる(そして太る)という悪しき風習が根付いてしまいましたが、それを加速する商品ができてしまいました。 

私自身、マックカフェをしばしば利用します。マックの原材料の全世界調達や、店舗の立地調査と戦略、店舗内のローコストオペレーション等の経営手法には賞賛を惜しみませんし、素晴らしいと思っています。持ち帰りアイスコーヒーSが100円、プレミアムローストコーヒーが100円が、その味、クオリティが同価格で実現できていることに、驚嘆です(スターバッ○スの、「本日のコーヒー」と飲み比べしてみて下さい)。

ただ、ハンバーガー等の主力商品そのものは別です。すなわち、高カロリーで、味覚をマヒさせる化学調味料の味付け等は、どうにも好きになれないのです。アメリカ人が味覚に疎い要因は、大味な料理を食べて育ったからだ等の都市伝説を耳にしますが、マックはその代表かもしれません。
 
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あのホリエモンも、著書「金持ちになる方法はあるけれど、金持ちになって君はどうするの?」の中で、貧困層がファストフード中心の不健康な食生活となる、といっています。所得が低い層は、マスメディア等の広告宣伝に乗せられやすい(悪く言えば騙されやすい)ので、ブランド物とか高級品を無理して買って、食事は安くあげようとします。テレビとかで宣伝されているファストフード店によく行くようになります。安い店というのは脂肪や砂糖や化学調味料で味をごまかします。この3つが入っていると、どんなものでも旨いと感じますから。結果、不健康に太りやすくなります。

アメリカの貧困層では肥満が問題になっているそうです。特に黒人の子どもに肥満が多く、ある調査ではファストフードを日常的に食べている層に、肥満が多いという結果も出ています。ファストフードと肥満の間には、何らかの正の相関関係があります。

友人いわく、中進国以上の現代社会の食事は、いかにカロリー摂取を押さえつつ、美味しく安全でバランスの取れた栄養をとるかが肝だそうです。逆に言えば、そう気をつけていない限り、どうしてもカロリー過大摂取になりがちです。それには自己抑制とともに一定程度のオカネもかかる仕組みになっています。

日本でも、生活保護者の受給者が200万人を超えました。100人のうち2人が生活保護を受けている計算です。日本政府は、生活保護の支給月額を一定程度減額させる方向性です。住居費や光熱費、学費等は、固定費の一種ですが、食費はそのレベルを落とすことにより、支出金額を圧縮可能と考えられます。その受け皿として、安価でお手軽なファストフード比率が高まっていくのではないでしょうか。
 
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全国市議会議長会研究フォーラム

全国市議会議長会研究フォーラムに参加しました。あまり知られていませんが、全国市議会議長会というものがあり、全国812市・区(789市、23区)の議会の議長をもって組織されています。単なる寄り合いでなく、地方自治法第263条の3に定められた全国的連合組織で、地方自治の拡充強化に関する研究等を行っています。

底流には、「残念な地方議会」「惜しい地方議会」という思いがあるようです。住民の目から何をしているのかが把握されていない、二元代表制が機能していない、政策立案、監視機能が弱い、選挙に競争原理が働きにくい等の反省にたち、どうすればよくなるのかを考えようという会です(私見です)。
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今回は北海道の旭川市で、まるまる2日間にわたっての開催でした。
<一日目>
第1部 基調講演「地方議会改革」
     西尾 勝 氏 公益財団法人後藤・安田記念東京都市研究所理事長
第2部 パネルディスカッション「住民自治の実現と地方議会への期待」
     コーディネーター 宮脇  淳 氏 北海道大学公共政策大学院長・教授
     パネリスト   片木  淳 氏 早稲田大学公共経営大学院教授
              大山 礼子 氏 駒澤大学法学部教授
              人羅  格 氏 毎日新聞論説委員
              三井 幸雄 氏 旭川市議会議長
<二日目>             
課題討議 「政務活動費を考える」
     コーディネーター 江藤 俊昭 氏 山梨学院大学法学部教授
     報告者     斎藤 佐知子 氏 函館市議会副議長
              江原  和明 氏 宝塚市議会前議長
              鈴木 弘 氏 熊本市議会副議長 
     コメンテーター 橋本  勇 氏 弁護士
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会場は、いったん満席です。他市の実例を当事者から聞き、その課題や問題を共有し、よりよい解決策を見いだしたいという方向性は、皆同じです。紹介された他市実例の例を挙げると、
・政務調査費の額(0円~55万円)
論点:①少額な政務調査費で、議員からどのような調査・政策立案機能が果たせるのか、②支出内容の妥当性をどのように証明するか
・議会報告会(議会と市民との対話)の開催の有無
論点:①議会報告会にそもそも市民の興味が薄い(人が集まらない)、②報告会が、陳情大会になるおそれがある
・議会基本条例の有無
論点:①②同条例を制定するだけでは意味がない。
・議員は住民を代表しているのか
論点:①民間サラリーマン人口が多い現状において、議員構成はそれを反映していない。また女性が人口の半分を占めているにもかかわらず、議員構成はそれをも反映していない。
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報告者から、さまざまが意見が出されました。
・過剰な選挙規制が、候補者と住民との対話を困難にしている
・議員の報酬削減・定数削減が叫ばれているが、そもそも議員が住民に信頼されていないことが主要因
・本来、議会活動費は民主主義のコストのはず
・あまり使われていない、住民との対話のツールとして、公聴会の制度の活用の余地があるはず
・議会の機能としての、行政監視、問題の発掘を軽視すべきでない(積極的に行うべき)
・議会会議録は、読んでもらえないものと心得るべし
・住民にとって分りやすい議会スケジュールにすべき(例えば、決まった日に住民からの請願を審議する、予算審議終了時点で、住民参加型の公聴会を実施する等)
・各委員会は、重要法案の審議過程をまとめ、わかりやすい報告書を作成し住民に提供すべき

時間の制約から、すべてについて解答が見いだされたわけではありませんが、論点とその解決策の方向性は把握できたつもりです。いわき市に当てはめ咀嚼し、あるべき政策に反映させていくつもりです。

最後は、次回開催地の岡山市のプレゼンでした。岡山市は「伝説の岡山市」を標榜していて、桃太郎伝説をはじめとした、各種伝説をウリにしています。いわきも、今からでも遅くないから、他市に先駆けて「復興都市宣言」「新エネルギー都市宣言」すればいいのにと常々思っているのですが。

岡山市議会議長自ら、桃太郎のコスプレでのプレゼンです。60才にもなってもコスプレできる勇気と、練習の成果を感じるトークに、大きな拍手を送りました。
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ザクとうふ

もうかなり有名になっている「ザクとうふ」ですが、近所のスーパーで売っていたらしく、嫁様が買ってきてくれました。説明不要かもしれませんが、モチーフは、機動戦士ガンダムに登場するジオン軍のモビルスーツザク「MS-06」。相模屋食料の社長が、ガンダムの愛好家であり、特にザクのファンであったことにより製品化にこぎ着けたそうです。容器パッケージは、そのザクの頭部。昨年の初回販売時は、ザクの武器「ヒートホーク」をモチーフにしたスプーンが付属されたりしたようですが、1年経って現在の形に落ち着いたようです。
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相模屋とうふさんのプロモーションビデオが秀逸です。いわゆるパロディなのですが、原作の第1話にかなり忠実なパロなので、おもしろい!
http://www.youtube.com/watch?v=ZqlxVjqXa0E
<相模屋のとうふ出荷シーン>ザクがぞくぞく量産されていく!
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<相模屋のとうふ製造機械>これもザクのカラーリング!ほとんどジョークです。
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版権元である創作・サンライズの使用許可(コピーライト)を取った上で、相模屋食料株式会社が製造します。版権元には、ガンダムのトリコロールものの許可依頼はたくさんくるものの、「ザク」に絞った許可申請ははじめだったそう。

相模屋食品の社長いわく、「まず、ザクは「ガンダム」の心なんだと私は思うんです。もう1つ、私ども(相模屋)は、「RX-78ガンダム」のような、一騎当千の商品を作っているわけじゃないんですね。あくまでもお豆腐ですから、「量産型」なんだと。だから、商品にするなら量産型のものじゃなければ意味がないということです。赤いの(シャア専用型)がいっぱい出てきたって、何のありがたみもない。」

うーん、ファンでないといえないコメントです。シンパシーを感じます。発売当初は社員からもあきれられたそうです。しかし、ザクに対する愛と、商品コンセプトを貫き通したことで、とうふ市場から熱烈な歓迎を受けています。
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容器に直接豆乳を充てんさせ凝固させた充てん豆腐、枝豆とうふです。さりげなく容器パッケージの密閉フィルムにはジオン軍章あり。

購入ターゲットは、30-40代のガンダムファンであることは明らかですが、ニッチな層です。またスーパーに日常的に行く層でもありません。しかし今回のケースのように、本人が男でスーパーでの買い物主体でなくても、夫のガンダム好きを知る嫁様の購入に働きかけることができれば、購入行動に移ることがわかりました。例えば、父の日、誕生日、昇進祝い、その他夫のイベントに絡めてプロモーションすれば、まだまだ販売拡大の可能性があることを感じました。 

ガンダムが教えてくれたこと

「ガンダムが教えてくれたこと」を読みました。サブタイトルは、「一年戦争に学ぶ勝ち残る組織のつくり方」です。アニメと思って馬鹿にするなかれ。ジョーク本ではなく、立派な経営戦略指南本の内容になっています。というより、慣れ親しんだシャアやアムロの台詞から、経営の本質が浮かび上がってくるだけに、その台詞ってそういう意味だったのか!と改めて思いいったりします。

個人的に残念なのは、経営的に「シャア」の生き様は賞賛されないこと。そう、絵的にはいまいち、いまさんな「ブライト」が経営的にはシャアよりも優秀なんです。こればかりは、WBチーム及びアムロの育て方(ブライト)、部下の損耗を顧みない戦術(シャア)からいえば、ある意味自明ですが、個人の戦果のみでのし上がってきた「シャア」が経営的にはダメダメであることが証明され、(個人的には)落胆しました。よくよく考えてみれば、その場のカッコイイ個人の目立つスタンドプレーよりも、最終的な結果・成果を求める経営の観点からは当然かもしれませんが。
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「アムロに学ぶ、自己を変革する力」「ブライト流スタッフの育て方」「若手に追い落とされるシャアの失敗学」「ジオン公国が示す崩壊する組織」など、ガンダムを知っている人には、物語の背景やそれぞれのキャラの言い分や感情が分っているだけに、非常によくわかるビジネス書仕立てになっています。やや強引な面がある点もありますが、大人の目線で読み直す「ガンダムにおける組織論」が学べる1冊です。ブライト・ノアをオープニングスタッフの店長に例えたり、ジオン公国は、典型的な同族企業として描くなど、納得できる点が多いです。また適材適所に部下を配置し、やる気を引き出したブライトと、過去の成功に固執し、部下の人心掌握にも失敗したシャアを引き合いに、マネジメントのあるべき姿を描くあたりなども、的を得たものです。

エースの育て方について、急速に成長できる人間(ガンダムに搭乗できる人)とは、以下の点を備えた人と行っていますが、企業内においても全くそのとおりだと思います。自分の実力よりずっとハイレベルな環境に居続けなければいけないのですから、必死で努力して学び、しがみつかなければ振り落とされる。素直かつ謙虚に学び続けなければ、放り出されてしまう。明らかに不釣合いな場所にいるのだから、生意気であったり自分流を最初から主張しては干されてしまう、のです。企業の人材育成についても、ガンダムはいろいろなことを教えてくれます(笑)。
・巨大なギャップ・ハイレベルな環境を見つけること
・ガンダムに飛び乗る勇気をもつこと
・ガンダムに居続ける「強い熱意」を持つこと
・素直かつ謙虚に学び続けること

カフェレストラン 時季の森

カフェレストラン 時季の森で、ランチしました。ここは知る人ぞ知る、というか普通の人がたどりつけない場所にある、人を寄せ付けない(笑)レストランなんです。それだけに人里から離れたこの空間は、時間が止まる、自分を見つめる、そんなやさしい空間なんです。
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四倉インターから車で約15分。場所としては小川の曙ブレーキの裏手です(もちろん曙ブレーキ様からは、直接行けません)。いちおう下記に所在地の基本情報も載せておきますが、(ナビがあっても)間違いなく案内者なしではたどりつけません!(理由は後述)。
■所在地:いわき市四倉町駒込字棚橋91-17
■TEL:0246-33-3331
■営業日 金、土、日のみ

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山小屋風の建物の建設には相当な労力がかかっています。なぜならそこに至る道がなかったから。3年をかけて、取付道路も含めて、全て作り上げた手づくりの建物だそうです。1階はレストラン、2階はギャラリースペースになっています。「時季の森」の隣には「別館いろり」という建物があります。そちらでは、いろりを囲んでバーベキューが楽しめるそうですが、予約制とのことでした。
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市道から、こんなところに本当にお店があるんだろうかというようなところを山に入っていくと看板が立っています。何せ市道から、500mも細い曲がりくねった私道を行くんです。細い道を、対向車が来ないようにと祈りながら下りて行くとやっとお店が見えてくるといった場所にあります。
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人里離れた山道を越えていくと、開けた水田が見えてきます。ここはまだ市道から入って半分くらいのところです。看板はあるものの、とても案内者なしでは、たどり着けないこと必至です。
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到着してほっとします。建物の内部もログハウス調で雰囲気出ています(あえて写真は載せませんので、現地での発見を楽しんで下さい)。頂いたのはハンバーグ定食です。和洋折衷の料理は、特に手ごね?のハンバーグが美味しかった。
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食後のデザートには手作りチーズケートを紅茶をいただきました。本当にゆっくり時間が流れる場所です。訪れた当日、小雨が降っていましたが、森の中に小雨の小さな音だけが聞こえる、そしてその中で仲間とおしゃべりに興じることができる別世界でした。
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近くには、いわきオーガニックコットンプロジェクトの綿栽培畑がありました。これはいわきでの被災者の仕事を生み出すために、ザ・ピープル様が中心となって綿の栽培事業を手がけることとなったものです。栽培からリサイクルまでが輪になると、環境教育にもなり、人の手間が必要な栽培作業によって、農家だけではなく、仮設に住んでいる避難者や地域の中でお手伝いしたい人、援農バスツアーでくる都会の人たちも、1つの作業を通して、新しい人の繋がりが出来る。被災地として、復興のための市民の動きを作りながら、一過性の外部者支援ではなく、地域に根ざした、雇用を生み出すところまでの支援を進めていく予定とのこと。将来的には、オーガニックコットンを使用した商品開発等も計画しており、現在、昨年収穫した綿を素材にコットンベイブというお人形やTシャツという、「製品」が世に出ています。いわゆる「農業の6次化」モデルといってよいでしょう。

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綿栽培の畑は、現在は市内20カ所、総面積は2ha近くにもなるそうです。事情に精通されている島村氏にご案内いただきました。ありがとうございました。
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森まさこ遊説隊

森まさこ遊説隊の先導車に乗り込みました。主な役割は、現地支援者との連絡調整や、当日遊説会場の臨機応変のヘルプ、そして運行中の車上からの手振りです。通常、国政選挙のような、いわゆる大きな選挙においては、選挙カー(選挙用語では、選車(せんしゃ、と呼びます))だけ単独で行動することは少なく、同伴車数台がつきます。その理由は、いくつかあります。

・先導車:選車の前を走ることにより、適切な走行ルートと走行スピードを管理します。数分単位で選車の運行スケジュールは組み立てられますので、適切な走行ルートと時間管理は重要です(本当に、細かく時間管理されているんです)。ただし、それには地元のルートを熟視した方が乗車していること、そしてスケジュール管理を行い、先に待っている支援者等と連絡を取り合えることが条件です。車の中から手振りも行い、先に待っていた支援者に、もうちょっとで選車本体が来ることも伝えたりします。遊説隊全体の旗艦ともいえる車です。
・ビデオ撮影車:インターネット選挙解禁により、候補者及び選車をビデオ撮影するスタッフが乗り込みます。流石にリアルタイムでの中継まではしませんが、適時にホームページやツイッター、FB等に写真、動画をアップします。本当であれば選車に乗れれば一番良いのですが、下記のとおり選車は乗車定員一杯になりますので、他の車に乗ることになります。
・選車:候補者が乗り込む、本丸です。大きなスピーカーを積込み、候補者名を連呼します。候補者もしゃべりますが、候補者名の連呼が中心なので、主にウグイス嬢が担当します。ウグイス嬢も疲れるので、通常3名のウグイス嬢が乗り込みます。森候補は、自らマイクを握ることをまったく厭わない方なので、10数日に及ぶ選挙戦の疲労が心配です。乗車定員は5名ですから、候補者、ドライバー、ウグイス嬢3名で定員一杯になります。
・後続車:選車があっという間に通り過ぎてしまい、支援者が選車に乗っている候補者を見ることができないこともあります。後続車のウグイス嬢が手を振ることにより、それをカバーします。またウグイス嬢のリーダーが乗り、ウグイス嬢全体のパフォーマンスをチェックします。例えば、支援者が手振りしているのに御礼を言わなかったり、スピーチの内容が悪かったりすると、一日の最後にウグイス嬢の総括をして翌日には改善させます。これは人によっては非常に印象に影響を与えるところなので、気を使う点です。
・予備の車:支援者が一緒にボランティアでくっついてくれたりします。(まれにですが)選車がルートを外れることもあるので、それを伝えてくれたりする役割もあります。

さて、朝7:10に勿来に集合です(私は平の自宅を6:15に出発)。まず地元支援者と待ち合わせ、市内各地の遊説をスタートです。地元支援者は、現地の人達に声がけし、選車が止まる指定場所に集まってもらったりするので、とても重要です。
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双葉町町長様も遊説隊に同行して、双葉町の仮設住宅前で応援演説していただきました。
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吉野正芳衆議院議員は、小雨が降りしきる中、常磐共同火力発電所前で応援演説していただきました。吉野議員も勿来出身、森候補と同じ小中学校出身だそうで、応援に熱が入ります。
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坂本剛二衆議院議員も駆けつけていただき、応援演説していただきました。事前に応援演説をしていただくことを話していない突然の振りだったのですが、流石、100人近く集まって頂いた常磐共同火力の方々の前で、うまくまとめていただきました。
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森候補本人も限られた時間の中で演説します。私も同行しているので分るのですが、本当に分単位で各地区を回ります。次の場所に行く時間を決めている(それに併せて、現地で待っている支援者がいる)ので、それぞれの場所に数分しかいられないのです。スタッフは、スケジュール管理に冷や汗ものです。遊説ルートを間違えようものなら、その後のスケジュール変更を余儀なくされてしまうので、選車の運行も真剣です。
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昼前に、勿来、九面、錦、窪田、関本、山玉、川部、南台、佐糠のいわき南部地域を走り回って、最後は田人です。田人ふれあい館前のイチゴビニールハウス前で、支援者と握手しました。
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自分の選挙のときは無我夢中で走りきった感がありますが、森候補の場合、二週間以上にもわたって福島県内全域を駆け巡る、範囲の広い活動です。6年前の選挙時には頑張りすぎて、脱水症状になりかけたとも伺っています。健康に留意して、勝利を勝ち取って頂けるよう、祈念しています。私もいわき市民のひとりとして、全力で応援しています。

三和支所

三和支所に行きました。ちょうど三和まちづくり懇談会が、同じ敷地内の三和ふれあい館屋内ゲートボール場で開催されたため、そのついでに施設全体を回ってきたのです。

<三和まちづくり懇談会については、コチラ>
http://www.mikito.biz/archives/29225080.html

この施設は、三和地区の三和支所・三和公民館に加えて、複合施設の三和ふれあい館が同敷地内に併設されているものです。全体の敷地面積21,199㎡、建物の延床面積は3,108㎡、駐車場は88台収容可能と、巨大複合施設です。平成9年に建設されたもので、三和地区の人口約3,215人(平成25年7月1日現在)ということを考えると、非常に恵まれた立派な施設といって過言はないでしょう。
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2階建の三和ふれあい館の中には、研修室、講義室創作室調理室屋内ゲートボール場浴室、大広間があります。ざっと見せて頂きました。
 
・研修室 64平方メートル 机使用時約40名/椅子のみ80名/ピアノ・姿見有
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・講義室 57平方メートル 和室(35畳)/座卓12台
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・創作室 88平方メートル 工作机4台/陶芸窯1台/そば打ち道具一式、・調理室 64平方メートル 調理台3台
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・屋内ゲートボール場 792平方メートル バレーボール2面/ゲートボール用人工芝有
こちらが三和まちづくり懇談会の会場となった建物です。
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<三和まちづくり懇談会については、コチラ>
http://www.mikito.biz/archives/29225080.html 
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・浴室 64平方メートル 男女別/沸かし湯(汲み上げ地下水)
入浴料金は大人170円です。
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・大広間 68平方メートル 和室(42畳)/入浴者用休憩室(娯楽設備はテレビのみ)
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・屋外には、テニスコートがあります。
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・三和支所
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ちょうど参議院議員選挙の期日前投票日が始まった当日でした。まちづくり懇談会出席者の投票はあったものの、それ以外の時間帯の来場者は、かなりまばらだったそうです。 
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日本の国家破産に備える資産防衛マニュアル

1,000兆円を超える借金を抱える日本。財政破綻が現実のことになってもおかしくない世の中で、市井の人たちはどんなことをすればいいのか。「最悪の状況下で、最善の対策を打つ。」というコンセプトのもとに作られた、個人向け資産防衛マニュアルです。言い換えれば、日本が国家破産、あるいは、債務危機に直面するかどうかについてではなく、日本に居住を構える日本の生活者として、「もしも」、日本が国家破産、あるいは、債務危機に直面した場合に、どのような金融商品を活用してどうやって金融資産を守る対処をして自分の資産を守ればいいのかということに対しての、橘玲さんによる処方箋の提案です。

橘玲さんの著書として、「お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方」や「残酷な世界で生き延びるたったひとつの方法」が有名ですが、私は、10年前くらいに書かれた金融小説、「マネーロンダリング」 の大ファンです。先端的な金融知識はあまり公開されていなかった当時、金融知識・技術を惜しみなく駆使して、制度の不備や盲点を突いたこの小説は、あっと言わせたものでした。橘玲さんは、マスコミに一切登場しないことでも有名で、その点も私が好きなところです。

個人的には、米国で日本国債ベアETF(レバレッジ2倍のJGBS、レバレッジ3倍のJGBD)が上場しているとは知らなかったので、非常に参考になりました。その他の金融商品が多岐にわたって紹介がされています。ローンは変動ではなく固定にすべき、外貨預金、国債ベアファンド、日本国債ベアETF、物価連動国債、FX、日経平均先物・オプション、株の信用売り、という様々な投資アイデアが提供されています。 
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現在進行中のアベノミクスについての将来を、3つシナリオに分析しています。アベノミクスが奏功するかいなかは経済学者の間でも意見が分かれており(私は肯定派です)、正直将来を誰も断言できる人はいません。よっていくつかの考え得るシナリオを想定し、それにしたがって行動を決めるというのは経営の世界で一般的に行われています(いわゆるデシジョンツリー分析です)。
1.楽観シナリオ アベノミクスが成功して高度経済成長が再び始まる(安倍首相はこれを目指すと宣言)
2.悲観シナリオ 金融緩和は効果がなく、円高によるデフレ不況がこれからも続く
3.破滅シナリオ 国債の暴落(金利の急騰)と高インフレで財政は破綻し、大規模な金融危機が起きて日本経済は大混乱に陥る

1.2のシナリオは、いいか悪いかはともかく、受入可能なものでしょう。困るのは3の「破滅シナリオ」が現実のものになったとする場合です。ただし、ある日朝起きたら日本が世界が変わっていたということはなく、「高金利・円安・高インフレ」が次のようなプロセスで進行する可能性が高い、との予測です。これは(他の本と異なって)過大に危機を煽ったり扇動したりするのではなく、冷静かつ淡々とした分析です。
第1ステージ 国債価格が下落して金利が上昇する
第2ステージ 円安とインフレが進行し、国家債務の膨張が止まらなくなる
最終ステージ(国家破産) 日本政府が国債のデフォルトを宣告し、IMFの管理下に入る

興味深い点は、1.楽観シナリオ、2.悲観シナリオの全期間と3.破滅シナリオ第1ステージは「普通預金が最強」とのことです。破滅シナリオを想定する場合であっても(円の価値が暴落しても)円預金で十分な流動性を用意しておくべきという観点は非常にユニークな発想です。

参考までに、第二ステージに入れば、以下の三つの対策を講じるべしと説かれています。
●日本国債ベアETF(日本国債が下がるほど、利益が生まれる)
●外貨預金
●物価連動国債ファンド(インフレになるほど、国債価格が上がる)

破滅ステージ(「預金封鎖」「新円切り替え」などが起こる)では、以下の対策を挙げています。
●日本国債ベアETF(日本国債が下がるほど、利益が生まれる)
●海外銀行の外貨預金(日本の銀行を使わない)
 
一般的にいえることは、将来的な危機への懸念の可能性を考慮するならば、中長期的な観点では、なるべく流動性のある資産を持っておくこと、個人のバランスシートの左側は固定しない、右側は金利を固定しておくことでしょう。ただこれも10年前から言われていることであって、当時20年間の借入金を変動から固定へスイッチした人が、(結果だけ見れば)変動金利は10年間低下を続け、変動金利のまま何もしなかった人が得をしたという事実もありますから、金融投資の世界は一寸先は闇、「なぜ投資のプロはサルに負けるのか?」のとおり、ランダムウォーク理論そのものです。結局、本書で紹介されているような対処法については事前に知っておき、いざという時には動ける準備をしておくこと、自分なりの心の準備を持っておき、その際にマスコミや世の中の扇動に惑わされないように行動することを事前に決めておく、というのが現段階で必要な心構えなのかもしれません。

あえていうなら破滅シナリオが起きてしまったらどうするかよりも、破滅シナリオが起きる兆候をどう読み、動くタイミングをどう判断するかでしょう。もっとも、決して誰かがそのタイミングで教えてくれるものではなく、一番難しいことでもあります。ただ言えるのは、日本の危機の可能性を察知するという点で、日本人は言語も含めてさまざまな情報面で他の国の投資家に比べて、圧倒的に有利です。破滅シナリオが実現するかどうかは個人レベルではどうにもならないので、(現実に起きてしまったときには、良いも悪いもなく受入れるしかないので)、その時は、対処行動のタイミングを含めて自助の精神でいくしかないと思います。
 
たとえ、財政破綻の道を歩もうとも、経済活動には一定程度の粘性があるので、一夜にして日本円が紙くずになるということはありません。悪化していく経済状況をその都度鑑みて対策を講じればいいのであって、最近、国家破綻を売り口上に商品を勧めてくる自称エコノミストや金融マンの口車に乗ってはいけません。「金融機関が熱心に勧めてくる商品は、すべて無視する」ことが何よりの「資産防衛術」なのです(これが本書の肝)。

いわき市民発電所

いわき市民発電所を見学してきました。これはフラオンパクのプログラムのひとつ、「いわき市民発電所と森のランチ」に参加したものです。小川町のローソンに集合し、小川町柴原の山麓にある、太陽光パネル設置現場に向いました。

南東向き、斜角20°に設置されたパネルは192枚。3.6kw/h、30キロワットを発電します。当日は小雨が降るあいにくの天気でしたが、そんな悪条件下であっても1.3kw/hを発電していました。
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これは、いわきおてんとSUN企業組合が、「市民発電所」を建設しているもので、自然エネルギーの太陽光発電を共同組合方式で賄い、地域社会の活性につなげようという取り組みです。材料費だけで、数百万円かかる(逆の言い方をすれば、数百万円だけで、市民の手で発電所!が作れる)、準備期間は約半年、実際の設置工期は週末ボランティアを中心に1月から4月まで掛かりました。
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山麓の南側斜面に設置されたパネルは、ほぼ人力のみで設置。工事中の写真も見せて頂きましたが、斜面の開墾、木の根の除去等、すべて手作業、早稲田大やブリヂストン様等をはじめとするボランティアの手で行われています。ここにおいて、東京の民間との連携が肝であることを再認識しました。
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施設内で発電した電気は自家消費するにはあまりに大きいので、余剰電力を直流から交流に変換した上で売電しています。この売電をするには、東北電力と電線でつながっている必要があります。当たり前のようですが、山麓には電柱が来ていないことも多く、山麓で太陽光発電を行う際の大きなハードルがここにあります。幸い、こちらは人家が近くにあったため、既存の電柱を利用することができたので、追加コストなく売電ができたそうです。
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インディアン・ビレッジキャンプ様等が講師となり、市民向けに太陽発電パネルの仕組みやパネル製作をわかりやすく解説、指導する講座が開講され、市民自ら基板となるモジュール作りをしました。100名が参加され、完成した手作り太陽光パネルも、上記の本格的な市民発電所の横に併設されています。
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制作された市民個人のお名前が記載されたパネルは、記念碑的な役割を担っています。
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自家用消費電力としては、農業向けの自動散水システムへ電力を供給してます。
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発電所といういうと、膨大な許認可資料を必要とする点や大規模な設備投資をイメージしがちです。しかし市民の力を結集すれば、ほんの数ヶ月で、ほんの数百万円で、一定の太陽光発電所ができることを証明してくれました。素晴らしい!いろいろなご苦労や、目に見えないご努力があったことが想像されますが、それを具体的な形まで持ってきたことに、惜しみない賞賛を送りたいと思います。

願わくばこのプロジェクトが継続、持続的に発展し、単なる大規模化を目指すのでなく、横展開、すなわち発電した電力の地産地消、さらなる市民参加型の発電等を目指して欲しいと思います。それらがうまくサイクルになれば、それを見たいという視察者も多数出てくると思います。その方々を満足させ、いわきでぜひ市民発電所を見たい!という方がぞくぞく出てきてくれることを願っています。 

三和まちづくり懇談会

三和まちづくり懇談会が、7/5(金)に三和ふれあい館で開催されました。会場の三和ふれあい館の屋内ゲートボール場は、100名強の傍聴者がお越しになり、まちづくりに関する関心の高さを感じます。
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<三和ふれあい館については、コチラ>
http://www.mikito.biz/archives/29242672.html

市長をはじめ、執行部の各部長(行政経営、総務、市民協働、生活環境、保健福祉、農林水産、商工観光、土木、都市建設、教育)が出席し、さながら市役所主要メンバー勢揃いの陣立てです。
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当懇談会のテーマは、以下の6つです。
1.三和地区の学校統合について(差塩小学校PTA 草野ひろみ様)
2.新病院建設に伴う中山間地域の医療について(三和地区保健委員会会長 合津忠一様)
3.有害鳥獣駆除対策について(下士萱地区代表 佐川公文様)
4.除染について(上三坂地区代表 出雲繁様)
5.三和地区の防災対応について(合戸地区区長 合津重正様)
6.国道49号沿いに「道の駅」設置について (三和町地域振興協議会副会長 有馬義夫様)
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執行部回答を、参考までにざっくりまとめてみました。
1.について
(質問)三和地区では平成19年9月に学校統合期成同盟会から、小中連携により学校再編を検討すべきと考えている。豊間、田人の小中連携の先例を踏まえ、三和地区でも早期統合+地域内スクールバス運行すべきと、平成21年のまちづくり懇談会で要望してきたところである。平成19年9月と平成25年4月の2回の18才以上の全住民アンケートを踏まえ、早期に検討してほしい。
(回答)
・学校にあり方については、教育委員会で地域主体・協働し、地域のオーダーメイドで考えている
・今後、合意形成を図っていきたい
・統合した場合の通学の広域化は認識しており、スクールバス運行の検討を行いたい
 
2.について
(質問)三和町の地域診療所が平成16年に閉鎖されて以来、地域内に医院がない。地域外に通院することとなるが、路線バスの便数減少により、自家用車を持たない交通弱者が問題になっている。参考までに、隣接の小野町と平田村の病院は、当三和町地区まで通院バスを出してくれている。平成24年3月に新病院基本構想が出されているが、その中山間地域に対する機能を知りたい。
(回答)
・新病院は670床で、平成28年度中に完成予定
・地域内にコミュニティバスが運行した場合、通学・通勤・通院に使えるため,重要度が高いと認識している。
・コミュニティバスの方式として、①既存の路線バス方式、②ジャンボ乗り合いタクシー方式、③過疎地優勝運行方式が考えられる
・救急車は三和分遣所に1台設置しており、重複出動が必要な場合、近隣の支所、分遣所から出動する

3.について
(質問)イノシシ、ハクビシン、カルガモ等の有害鳥獣対策について伺いたい
(回答)
・猟友会の高齢化と、原発事故に伴う休猟期間の長期化により、有害鳥獣被害が増えていることは認識している
・対策は、防御と捕獲の両面
・防御としては、平成20年から電気柵設置の補助、捕獲のための檻、罠の貸出を実施
・四倉地区などでは60頭捕獲実績もあり、地域ぐるみで取り組むのが良いと考えている
・イノシシ捕獲報奨金は1頭1万円で、平成24年度は1,500頭分補助し、増額も検討中で県と協議する
・環境省において鳥獣保護法の改正も検討している

4.について
(質問)森林除染や、芝山の自然公園の除染について伺いたい
(回答)
・森林は、居住区域から隣接の20mの範囲で落葉除去等により除染を行う
・その他の森林区域については、環境省から方針が示されていないため、未定
・自然公園の芝山のいくつかの場所にホットスポットがあることは認識している。今後人が立入るエリア限定で効果的な除染ができるか検討していく

5.について
(質問)永田小や合戸集会所は、土砂災害警戒区域に指定されている。地域防災対策について伺いたい。
(回答)
・緊急エリアメールを平成24年7月から導入済み
・地区ごとの防災市民メール(登録者のみ)も予定している
・FMいわきの割込放送システムも検討している
・三和地区の11行政区すべてに防災組織を編成している

6.について
(質問)国道49号線沿いにある中寺パーキングでは、ゴミの不法投棄や立ち小便等で問題になっている。ドライバーの休憩、トイレ、防災拠点、携帯使用、タイヤ装着、EV充電の拠点として、「道の駅」を設置して欲しい。
(回答)
・道の駅は、国交省の登録案内要項において、地域振興と情報提供の二つの機能を持つ必要がある
・周辺には既存の直売所や食堂等があり、それらに対する影響等も勘案し、検討していきたい

全体的に感じたのは、三和地区に少子高齢化が進んでおり、働き手も日中は地区外で勤務しているため、地域内に若者が少ないということです。またいわき市全市の1/6を占める三和地区内の小学校生徒が現在221名だそうで、まちなかの小学校が500-600名であることを考えると、のどかさを感じる一面、より良い教育環境の充実を求める家庭にとっては切実な思いがあるであろうとの印象を受けました。

注)上記内容は、当方の感じたメモから起こしたものであり、会議のイメージを持ってもらうため暫定的に記載したものであり、内容が不正確の可能性があります。正確な内容については、後日市公式ホームページで掲載予定とのことですので確認をお願いします。 

名刺デザイン更新

しばらくぶりに、名刺のデザインを更新しました。タイトルを「ワクワクできる地元へ」-街づくりは人づくり-、としました。これは復興活動の先にあるものが不透明であるとの見方が多い中、その道筋を「ワクワクする街づくり」に求めようとするものです。

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復興活動の先には何があるのでしょうか。人々の考えるムードが経済・景気を左右します。現在、いわき市内の金融機関に預金残高が積み上がっています。それ自体は、個人の資産形成にとって好ましいことですが、いわき経済全体にとっては、必ずしもプラスになりません。すなわち資金が退蔵され、新たな産業活動に投入されないため、拡大再生産されず、縮小均衡に陥るおそれがあるためです。このようになっている要因には、人々、企業が考えるいわき経済に対する先行き不安、すなわち復興需要が一段落したときに不況がやってくるであろう、そのときに備えて資金を貯め込もうとする、至極合理的な判断があるためです。

新たな取組みをせず、いわゆる復旧・復興事業だけを行い、過去の延長を行うのであれば、そのような見方はおそらく正しいでしょう。確かに少子化は進行していますし、若年層流出が一部で発生しているのも事実でしょう。しかし、私は思うのです。今、いわきの目の前にあるピンチをチャンスに変えることができれば、かつてないもの凄い復興が可能になるのではないかと。

それを端的に表すのが、洋上風力発電や新型火力発電等の新技術開発と産業化であり、廃炉をタネとする世界にどこにもない高線量下ので廃炉技術の研究開発・確立とそのいわきの定着です。仮に新型火力発電で石炭を有効に利用できれば、小名浜港の石炭バルク港戦略や、その先の常磐炭田の再活用も視野に入ってきます。またそれだけでなく、風評被害対策のひとつである、水耕栽培での野菜工場技術等もあり、既存タイプの工場誘致にとらわれず、頭を柔らかくすれば、ビジネスチャンス、ひいては雇用のチャンスはあるのです。

これらを場当たり的でなく、戦略的にターゲットを絞って、適切な会社、キーパーソンに仕掛けることにより、これから社会に出るいわきの若者にとって「ワクワクできる地元」を作り上げることができると確信しています。 

みんなでがんばっぺ通信 第2号完成!

みきとレポート「みんなでがんばっぺ通信」の第2号が完成しました!今回は、私の手書きイラストで、「いわきの夢プラン」としていわきが目指すべき将来像を描きました。

政治活動を始めて以来、1.働く馬の拡大、2.安心できる医療、3.日本一の子ども教育、の3点の目標は一貫して変わっていませんが、それを具体化するビジョンやそれぞのプロジェクトは多岐にわたります。文章するとかえってわかりにくくなってしまうと考え、絵にしました。

今までご連絡をいただいた方には郵送でお送りしていますので、そちらの印刷物を見て頂ければ幸いです。郵送を希望の方は、下記までご連絡いただければ、随時送らせて頂きます。
http://officey.biz/contact.html
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1.働く場の拡大
(考え)市外から2万人以上が流入し、さらに多くの方がいわき市移住を希望されています(アンケートによれば、少なくとも4,500戸が、いわき市に移転希望)。その方々及び家族は、基本的に市内で既存の職業の色が付いていません。中長期的ないわき経済の持続的成長のために、十分な雇用量の確保が必要です。そのためには産業の育成が必須です。幸いなことにいわきにはビジネスチャンスが目の前に転がっています。一例を挙げれば、まずは洋上風力発電の実証実験を契機とした関連産業、すなわち保守・メンテナンス産業、部品製造工場等です。また蓄電池技術のさらなる向上と、スマートグリッド(効率的に電気を使う仕組み)が求められてくるので、バッテリー産業も有望です。洋上風力発電の基地周辺は現在休漁中ですが、将来的な魚礁になるので、これらの研究もしたいです。現在これらを完全に網羅できる企業はいわきにないため、東京からの企業誘致とともに、中長期的な研究開発を持続的に行うことが求められます。そのためには、企業のポジショニングを研究し、ターゲットを定めたら、企業のニーズを把握し、それらニーズに合うサービスを提供する仕組みを事前に組んでおくことです。洋上風力実験成功の暁には、先進地視察に訪れる研究者や、一般市民が出てきます。これらの視察ツアーを受入れられるインフラ作りも求められます。インフラには交通インフラだけでなく、ソフト面、すなわち外部の視点での観光魅力に耐えうる素材を準備しておくことです。大事なことは、これらは場当たり的に対応するのでなく、事前にストーリーを持ってやらなければ、泥縄的な失敗に陥る可能性もあります。
また原発廃炉を産業と捉え関連産業、すなわちモックの製造やそれを使った廃炉技術の研究も必要です。高放射線下の廃炉技術はどの国でも研究がなされていないので、この技術が確立できれば間違いなく世界オンリーワンの地位となり、世界にその知見を輸出できるようになるでしょう。水耕栽培工場の技術向上も土壌の放射能汚染や風評被害の解決策のひとつとして挙げられます。

2.安心できる医療
(考え)今のいわき市の医療サービスは、残念ながら総合的に見て、国内最低レベルかもしれません。緊急医療において、10分で救急車が現場に到着できるのに、病院受入に難があり、受入病院決定のためにさらに数十分を要するなど、言語道断です。賛否両論あれど、市立共立病院の建替えの行方が注目されます。改善しつつあるとは言え、いまでも医業損失が継続している経営赤字について、本質的な問題に手を付けずに、単にハコモノだけ新しくするだけで、すべての問題が解決できるわけではありません。
また現在の空間放射線がどのように人体に影響を与えるかの研究を、このいわきの地でやるべきです。福島第一原発の廃炉作業員の被爆実態研究とその影響について研究することで、世界全体に対して貢献します。それがひいては、市民の放射能影響の治療・研究のためにもなります。放射能医学研究所がその役割に適任だ考えられ、場所の選定を含め積極的に誘致をすべきです。さらに将来的に、いわきに進出を希望している医大もあります。いわきの医師数の不足を考えれば、医大の定員枠の縛りは、問題になりません。この機の逃してはならないと思います。

3.日本一の子ども教育
(考え)地域の人達に感謝し、地元を愛する人に育って欲しい。また少子化とグローバル経済下を考えると、これからはさらなるコミュニケーション能力が求められる時代になると思います。それぞれが持つ特徴を伸ばすとともに、勉学やスポーツ等に対して真剣に努力することの大切さを体感してほしい。それらを図る指標の一つとして学力があります。学力国際ランキングによれば、日本にはメチャクチャできる、ズバ抜けた秀才、エースが少ないと分析されます。優秀な層をほめてさらに伸ばすシステム、そしてそれらに追いつこうとする次の層、そして次の層と、やる気に燃える層が厚くなることによって、子ども全体の向学心や真剣度が上がり、社会に対して積極的に出て行く、自立した子どもに成長していくのです。これは勉学に限らず、スポーツや芸術、技術、文学等についても同様のことがいえます。

<学力国際ランキングTIMSS by IEAについては、コチラ>
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CPE義務達成!

公認会計士の継続的専門研修の単位取得が未達になりそうという話題を、年度末にしました。この度、なんとか履修単位数をクリアし、年間のCPE義務達成の通知書をいただくことができました。

<会計士CPEがヤバイについては、コチラ>
http://www.mikito.biz/archives/22978981.html

CPE義務達成の有無について、直接のペナルティはないものの、一定の知識の更新をしていることの証明でもありますので、専門家を名乗る限り、きちんとクリアしておくべきものという位置づけです。

今回は、必要な単位数120に対し、取得単位は123と、ほとんど薄氷の勝利です。監査法人に所属していたときは、研修講師の引受けや自主履修等によって、容易に取得数を得ていましたが、現在のような議員兼業会計士では、いろいろな勉強が、会計市CPEにカウントされるわけではないので、基準をクリアするのに難儀することになるわけです。CPE制度ができて以来、未達になったことはないので、これからも何とかクリアできるように、努力していきたいと思います。
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自民党広報車

本日は、参議院議員選挙の公示日です。公示日というのは、立候補者の届出受付の開始日です。この届出受付をしてはじめて、「選挙運動」が可能になります。それまでは、「政治運動」といって選挙に関わることはできず、一例としては「投票しましょう」「清き一票を」という言葉は、NGです。もし使うと、厳密には公職選挙法違反になります。

今日の届出受付を済ませ、所定の許可証をいただくと、晴れて「選挙活動」解禁となり、投票日の7/22まで制約が解かれます。立候補者が、候補者の名前を連呼することも可能になり、写真のような広報車を使って大々的に選挙PR活動が開始されるわけです。

本日は、いわき駅前に安倍晋三首相が来て、森まさこ候補の応援演説をしました。私も自民党員として、黄色のポロシャツを着て警備のお手伝いをしました。首相の演説は、非常にわかりやすい言葉を使っていましたが、ときおり、福島の特産品にも触れつつ、現在の経済政策や将来の日本像について20分間、熱く語っていただきました。駅前の30m道路には聴衆があふれ、大歓声でした。
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森まさこ候補は、聴衆ひとりひとりに握手をして回っていました。平日は少子化担当大臣の公務のため選挙区入りができません。土日を効率的に福島県全土を回るため、分単位のスケジュールです。
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広報車はマイクロバスを改造してつくられており、自民党の広報専用車なので、屋根部分には頑丈なお立ち台がセットされています。ここは、安倍首相・森まさこ候補・岩城光英参議院議員、吉野正芳衆議院議員、坂本剛二衆議院議員が並んで立ったところです。高さがかなりあるので、ここに立つと、地上から見る景色が一変します。
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安倍首相らが帰京した後、広報車はいわきのまちなかを遊説・広報活動をして回りました。私も上記の広報車お立ち台にたって、応援演説をさせていただきました。
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放射線モニタリングセンター

福島市の放射線モニタリングセンターを視察してきました。ここは東北大学の分室(東北大学福島第一原子力発電所事故対策本部福島市分室)にもなっていて、技術専門の職員20名弱が常駐する、研究色が強い施設です。

現在は市内各地で、市民から持ち込まれる食材の含有放射線量を測定しており(いわき市でも同様の取組みがなされています)、その指導的役割、マザー工場としての役割を負っているところです。
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館内には市内の放射線マップと、1年後に減衰していく推移が貼り出されていました。
<福島市放射線量測定マップについては、コチラ>
http://www.mikito.biz/archives/29105100.html
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施設の概要を、佐藤センター長と半澤様から説明を受けました。年間約4万件の測定を行っており、市内全域には28カ所131台の測定器が稼働しています。いわき市でも同様ですが、原則として検体は1kg必要で、よく切りきざむ必要があります。その理由は、微少な放射線を測定するためにある程度の質量が必要なことと、効率よく放射線をつかまえるためです。現在は、測定時間を長くする(1kgの検査時間900秒、500gの検査時間2,400秒)ことで、500gから測定できる体制になったそうです。

なお、重要なのは検体をよく洗って土を落とすことです。いってしまえば福島市の土は少なからず、放射性物質を含んでおり、土付きの野菜を測定すると(本体は放射性物質を含んでいなくとも)、必ず放射性物質が検出されることになってしまうからです。例えば、タマネギは、ほとんどのケースで放射能不検出になるはずの野菜ですが、土付きの状態で切り刻まれてしまうと、土部分の放射性物質により、検出されてしまうそうです。検査するときは、必ずよく洗うこと!
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検出機械は、1台150万円くらいするベラルーシ製のもので、重さは約130kgとのこと。
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ふたを開けると、5cmの鉛で囲われていることがわかります。この鉛で外界からの放射線を100%遮断し、検体が発する放射性物質だけを、中央部の検出器が検出するわけです。
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検出器とPCは1セットになっていて、リアルタイムで放射性物質や、その他物質が含まれていることが分ります。画面のヤマになっている部分が、何らかの検出がされたところです。
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あづま果樹園

福島市のフルーツラインをご存じでしょうか。福島市の西側に広がる吾妻連峰の麓を走る、約14kmにわたる道の愛称です。この区間には果物畑が広がり、販売店や果物狩りができる観光果樹園が数多く並んでいます。こちらも、原発を原因とする深刻な風評被害に直面しており、そのひとつである「あずま果樹園」様にお邪魔して、お話を伺いました。

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あずま社長が、観光果樹園を始めたのはちょうど平成23年。代々、桃・サクランボの果樹園を経営していましたが、福島市の観光重視の政策に乗り、果樹園の一部をつぶし、駐車場と直売店舗にしたところ、震災に見舞われました。

空間放射線量を低減するために、表面土壌の入替えだけでなく、樹体除染といって、果樹に8kg/cmの高圧除染をし、果樹の表皮を洗浄したそうです。これにともない、2,000本あった果樹のうち、120本が枯れてしまったとのこと(ちなみに法定除染でないため、枯れた果樹に対する金銭的補償は一切なし)。

風評被害の影響は深刻で、通年の売上対比で約6割だそうです。打てる手は全て打っているけれど、劇的な改善は見込めないので、まずは売上対比7割を目指してがんばるそう。
東電に直談判し、金銭補償よりも先にサクランボを社員一人1パックずつ買って欲しいを訴えたこともあるそう。オカネよりも、「若い人に夢を与えてほしい」と、何度も言っていました。太陽を浴び、小鳥がさえずり、川のせせらぎを聞きながら、農業をやる誇りを、社員全員に持たせたいとおしゃっておられました。
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「あかつき」という桃のシーズンに入ってきたそうなので、(大変微力で恐縮ですが、ちょっとでも貢献させて頂きたく)1パック購入させて頂きました。非常に果肉がやわらかい種で、自宅に持ち帰るまで1個ぶつけて「やわやわ」になってしまいましたが、糖度が非常に高く、おいしくいただけました。
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店舗内には「風評被害撲滅」の張り紙がありました。市内の空間放射線量はそれなりに高いものの、モモ、なし、リンゴ等の果肉に放射性物質が含まれることは、ほぼないことが証明されています。粘り強く、食物の放射線量チェックを継続し、結果を公表していかなくてはなりません。
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さんどパーク

福島市にある、「さんどパーク」を見てきました。これは屋内型砂場とでもいうもので、空間放射線量が高い屋外遊びがしくにい福島市の子供たち向けに設置されたものです。利用対象者は、小学6年生以下の子供と保護者で、利用料金は無料です。前評判の高い施設と聞いておりましたので、見ることができる機会に感謝です。
<イメージ図>
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設置場所は、市民会館内の1階ホールです。これまではロビーとして開放していた場所を、今回、こども用施設に改修しています。したがって建物建設費は不要で、整備費用は44,289千円のみです(内訳:遊具設置費41,265千円、トイレ改修等2,064千円、設計業務費960千円)。
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受付は非常にシンプルですが、衛生面にとても気に払っていて、入場時必ず入場者全員が消毒液で除菌し、1日4回の入替え時には、換気をし、遊具の汚れ等をきれいに拭き取ってから再入場させるそうです。市が直接運営を行い、職員が常駐しスタッフ5名程度で日々の運営をしています。
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これがメインの砂場です。89㎡あります。入れ替え時にきれいに整地し、遊具もセットしなおすそうです。水も適度に撒かれており、しっとりしていました。私も素足になって入ってみましたが、ひんやりして気持ちよかったです。砂は抗菌性のある光触媒砂(愛知県産)や川砂(米沢産)が使用されています。
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ここではサンドアートといって、砂で大きなお城や階段、オブジェ等の作品を作って遊んだりもしているそう。したがってサンドアート用の道具は充実しています。なお、サンドアートについては、同志社大学の先生に指導を仰ぐほど本気で取り組んでいるとのこと。子どもはもちろん、お父さんが「ハマる」ことが多いらしく、連日子連れで訪れる家族もいるそうです。
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砂場で遊んだあとは、手足を水道で洗います。なおあえて温水設備をつけていません。その理由は、子ども達に四季の温度差を直に感じてもらうことで、五感を養うためです。砂場を単に遊びと捉えるのではなく、子ども同士の道具を貸し借りしてのコミュニケーションや、サンドアートでの目標達成感等、いろいろなことを身につけてもらうことを念頭に置いているそうです。
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遊具内容としては、上記砂場のほか、ボールプール、トランポリン、回転遊具(サイバーホイール)等があります。下記はトランポリンです。遊んでいるわけではなく、大人でも十分楽しめることをチェックしている姿です(笑)。
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 ボールプールは30㎡あり、使用しているボールは18,000個だそうです。衛生面が気になりますが、やはり入替え時に清掃をするそうです。
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動的な遊びだけでなく、ベビー用のスペース21㎡もあり、隣には授乳・オムツ替え室7㎡がありました。
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今回、福島市役所児童福祉課の河内様に施設のご案内とご説明をいただきました。気になる利用状況ですが、平成24年9月のオープン以来、5万人弱が訪れているそうです。平成25年ベースでいうと、月に約4,000人(うち子ども44%、大人55%→大人のほうが多い!)で、一日に直すと145人/日です。平成24年度が207人/日だったので、人気に陰りがみえてきたとも言えますが、依然としてそれなりの人気が続いているともいえます。
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福島市は全市的に、空間放射線量が高い市です。ざっくりいっていわき市平均の数倍です。子どもを外で遊ばせるための施設としての必要性が、とても高いと感じます。空間放射線量が高い、郡山市にも同様の施設があるそうです。ただ設置コストだけでなく、運営コストも数千万円が発生することも事実です。仮に年間50百万円として、利用者4,000人/月とすると、約1,000円強の負担になります。
<福島市の空間放射線量については、コチラ>
http://www.mikito.biz/archives/29105100.html

福島市放射線量測定マップ(平成25年3月現在)

福島市で放射線量測定マップをいただいてきました。平成25年3月1日~15日に、市内916区画(3,280地点)のメッシュに切って、地上1mの高さで空間放射線量を測定しています。注目すべきは、想定結果の分布です。

福島市の福島第一原発からの距離は約60kmありますが、基準値である0.23μSv/hを下回っているのは、全測定地点のうち、5.3%のみです。基準値の約2倍である0.5μSv/hを超えている地域が、過半を超えているのです。そしてそこには、今まで通りの職場や家庭生活があり、28万人が現在も暮らしています。

福島市ふるさと除染実施計画(第2版)では、当面の目標値を1.0μSv/hにおいています。一方、年間積算放射線量の限度とされる1ミリシーベルトに達する時間当たりの環境放射線量の目標値は、前述の0.23μSv/hであり、大きな乖離(約4倍強)がある事実に改めて気づかされました。福島市民の方々それぞれが、これをどのように捉えられているのでしょうか。
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一方で、朗報もあります。各地区の平均環境放射線量の推移です。今回調査だけでなく、平成23年6月、平成24年3月にも同様の一斉調査を実施しています。その放射線量が明らかに低減しているのです。これは除染作業の効果というよりも(除染作業されているのは、ほんの一部の地域のみ)、放射線の半減期の影響といわれています。

<例示:中央地区>
平成23年6月 1.59μSv/h 
平成24年3月 0.79μSv/h (前回からの逓減率△35.4%)
平成25年5月 0.51μSv/h (前回からの逓減率△67.9%)

上記は中央地区の例ですが、どの地区も総じて2年前から5割~7割の放射線が減少しています。除染作業と合わせて、自然の半減期の効果を期待したいところです。

今朝は早起きして、福島市内を散歩しました。まちなかに放射線測定の結果表示板を見かけることができます。こちらは杉妻町という、県庁そばの緑地帯で0.82μSv/hです。災害から2年経過し、半減期の効果もいままでのように大きいものではなくなってくると思います。ここからどれだけ線量を下げて、安心して暮らすことができるか。机上の議論だけでなく、線量低減の成果が求められています。
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雑談力が上がる話し方 齋藤孝著

ベストセラー「声に出して読みたい日本語」の著者の最新刊です。キャッチコピーは、英会話には何万円もお金をかけるのに、なぜ日頃の会話を磨かない?です。なるほど。

人と話すのが苦手、初対面や知らない人だと気まずくなる、沈黙がこわい。そんな大学生のために齋藤孝教授が実際に授業で教えている、雑談力を身につける方法。学校、職場、ご近所、友人や親戚との間でも、知れば誰でも気軽にどんな相手もうちとける、コミュニケーションの簡単なルールと具体的な方法が紹介されています。
 
著者に言わせれば、雑談とは、会話を利用して場の空気を生み出す技術のこと。会話というよりも“人間同士のお付き合い”に近いものです。これからの時代、雑談力を身につけることは、強く生き抜く力を身につけることそのもの、と結論づけています。
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私自身、これまで(一定の結論を目指さない)雑談にさして重要性を見いだしていなかったため、目からウロコでした。というより、雑談は、仲良い同士ならエンターテイメントとして有用だけれど、さして関係性が深くない方との間では、時間の無駄と感じることも多かったと感じていました。その雑談は実は、重要だった!その例示は具体的で、雑談の参考になるマンガから雑談のうまい芸能人の話まで及んでいます。このように様々な分野の情報に精通する著者ならではの「雑談論」は説得力があり、他の本とは一線を画していると思います。

私にとって、具体例として参考になったのは次のような点です。
・雑談は、中身がないことに意味がある。
・雑談に、落ちや結論はいらない。
・雑談では、どんどん話題を変えていく。
・「いや」「しかし」ではなく、まずは肯定から。
・相手の好きなものについて話す。
・別の世代に人気な情報も仕入れ、雑談のネタを豊富にする。
・人から聞いた面白い話を、雑談のネタにする。
・悪口を言うなら、身近な人ではなく芸能人や有名人を対象に。

著者の齋藤氏と一度も面識はありませんが、その思考に本を通して共感できる。そんな読書って、面白いなあ。 

東北・新市議会議員研究会@福島市

第2回東北新市議研究会@福島市、に参加しました。これは東北6県の県庁所在地と中核市の新人議員が一同に集まり、東北の都市共通のテーマを議論し、情報共有しようとするものです。第1回は仙台市で開催されましたが、第2回の今回は、福島市での開催です。
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<前回の様子は、コチラ>
http://www.mikito.biz/archives/23120259.html 

冒頭、福島市で開催された六魂祭の顛末が福島市長からありました。公表では25万人の人手とのことですが、実際はもっと多かったとのこと。東京の最大手広告代理店である、電通様が主催であることのメリット、デメリットを紹介いただきました。第1回開催の仙台市が、人手予測を見誤って、予定の祭りを披露できず大失敗した経験が尾を引いています。

福島市長のご挨拶のなかで、印象に残ったフレーズがありました。
「今回の震災を言い表すと、国には、情報と法律がなかった。自治体には、お金と経験がなかった。市民には、知識と知見がなかった」。端的に表現されていて、うまい言い回しです。
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キーノート講演は福島市政策推進部の菊池稔部長です。福島市の組織構成はいわきと非常に似ているようで、企画関係は、企画経営部(いわき市でいう、行政経営部)が担当になっています。その下には、秘書課、広報広聴課、危機管理室、除染企画室、除染推進室等があり、これもいわきと似ています。ただ、その取り巻く環境は、いわきと同じ点は多いものの、細部はかなり違い、特に課題数の分野の多さではいわきはどの都市にも負けない?ことが分りました。
<似ている点>
・原発から発せられた放射能の空間放射線量(ただし福島市の方が数倍高い)
・農産物の風評被害
・市内からの流出者数(福島市、6,700人、いわき8,000人)

<大きく異なる点>
・津波被害の有無。犠牲者数の多寡だけでなく、何もなくなった沿岸地域を抱えているか否か。
・市外からの流入者の数(福島市9,700人、いわき23,000人)、町外コニュニティの存在。
・原発作業員の発進基地として今も非常時であるいわきと、そうでない福島市
・原発補償金を受け取る人々とそうでない人々の軋轢
・風評被害の影響に、漁業がない

確かに東北共通の課題はあるのですが、話せば話すほど、いわきの直面する課題は他の地域にそもそも存在していないことがわかってきました。いわきの常識が、他では(少なくとも同じ東北にある他都市の市議会議員レベルでは)まったく理解されていません。これは市外に対してこちらから積極的に働きかけていかなければ、市外の方の理解を得るまでに相当の努力が必要だということを改めて感じます。

その後、分科会に分かれて、それぞれの市の危機管理体制について紹介し、話し合いました。驚きだったのはいわきを除く全ての市が震災後に、地域防災計画もしくは危機管理マニュアル等を改訂していることです。いわき市では、平成22年3月を最後に改訂していません。その理由は、2つ。①復旧・復興が第一なので、地域防災計画の重要性は認識しつつも、優先順位が後になっていること、②大震災を経験してわかる、公の果たすべき役割について、整理が追いついていないことです。
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他の都市との議論は、本当にためになります。彼我の差をプラスに捉えて、勉強していきたいと思います。 
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吉田みきと プロフィール

ふるさとの福島県いわき市で、市議会議員として活動を開始しました! いわき市は、今、複層的な問題が山積しています。公認会計士としてのキャリアを生かし、フレッシュな視点で問題点を洗い出します。



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