来週に迫った市議会一般質問の原稿を鋭意作成中ですが、忙中閑あり、で読書。勉強していて追い込まれるときほど、小説が無性に読みたくなる・・・受験勉強を思い出します(反省)。
タイトルというより「日本を食いつぶす妖怪」というサブタイトルで、店頭衝動買いしました。サブタイトルは、通常著者がつけるのではなく、出版社の担当者が(売れるように)付けます。文春新書の策略にはまってしまいました。私はブラック企業の意味を、暴力団のフロント企業、もしくは小説「ザ・ファーム」のイメージで購入したのですが、全く違いました・・・。日本での今日の、ブラック企業の一般的な意味は、「違法な労働条件で若者を働かせる企業」だそうです。こんな本が複数、書店に平積みになっていることに、最近の世情を感じます。
これまで若年労働問題は、「フリーター」「ニート」の言葉に集約され、若者個人の問題とされてきました。しかし、ブラック企業という言葉が一般化しつつあるということは、企業の側の労務管理が社会問題化しているということです。一部にひどい会社がある、ということにとどまらず、若者の未来を奪い、ひいては日本の社会や経済にさまざまなネガティブインパクトを及ぼすおそれがあると感じました。
しかも中小企業のみならず、複数の大手企業も、ブラック企業として(著者により)認定されています。「若者を殺すのは誰か?城繁之著」よりも、より具体的な例として、新卒直後の若者が、体よく選抜され、振り落とされる過程が詳細に述べられています。その後、若者は退職を余儀なくされ、再起ができなくなってしまいます(いわゆる、使い捨て)。
こんなことが横行していては、日本は衰退していく一方です!
タイトルというより「日本を食いつぶす妖怪」というサブタイトルで、店頭衝動買いしました。サブタイトルは、通常著者がつけるのではなく、出版社の担当者が(売れるように)付けます。文春新書の策略にはまってしまいました。私はブラック企業の意味を、暴力団のフロント企業、もしくは小説「ザ・ファーム」のイメージで購入したのですが、全く違いました・・・。日本での今日の、ブラック企業の一般的な意味は、「違法な労働条件で若者を働かせる企業」だそうです。こんな本が複数、書店に平積みになっていることに、最近の世情を感じます。
これまで若年労働問題は、「フリーター」「ニート」の言葉に集約され、若者個人の問題とされてきました。しかし、ブラック企業という言葉が一般化しつつあるということは、企業の側の労務管理が社会問題化しているということです。一部にひどい会社がある、ということにとどまらず、若者の未来を奪い、ひいては日本の社会や経済にさまざまなネガティブインパクトを及ぼすおそれがあると感じました。
しかも中小企業のみならず、複数の大手企業も、ブラック企業として(著者により)認定されています。「若者を殺すのは誰か?城繁之著」よりも、より具体的な例として、新卒直後の若者が、体よく選抜され、振り落とされる過程が詳細に述べられています。その後、若者は退職を余儀なくされ、再起ができなくなってしまいます(いわゆる、使い捨て)。
こんなことが横行していては、日本は衰退していく一方です!