私が15年にわたって所属していた会計事務所、PwCの本「PwCジャパン63年の軌跡 1949-2012」が発刊されました。詳細版とエッセンス版の2種類があり、いずれも現役 or OB限定品とのこと。この度エッセンス版1冊手に入れました。
プライスウォーターハウス中心の記載になっていますので、中央監査法人が出身の私としてはちょっと記載に物足りない点もありますが、S.L.プライスさん、E.ウォーターハウスさんの写真が見れただけでも価値がありました。
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 本編版は、5250円で有償頒布とのこと。当初は、現役パートナーと功績のあったOBだけの限定を予定していたそうですが、一般に開放することになったそうです。先日、三橋パートナーにお会いしたときに、現物を見せていただきましたが、非常に充実した内容になっています(よくも悪くも、社史らしい仕上がり)。私は、エッセンス版で満足しましたが、PwCをこよなく愛するAlumniであれば、購入されても良いのではないでしょうか。

昭和シェル石油の監査契約が、青山監査法人から中央監査法人に移動した背景が明らかになったので、長年胸につかえていた疑問が晴れました。一方、トヨタのNY上場の苦労の記載はあったものの、ソニーや京セラについての記載がないのは、惜しい。
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