みずほコーポレート銀行様のカジノ導入の勉強会で思ったこと。東京都をはじめ雨後の竹の子のごとく、全国でカジノ特区構想があるらしい。ありきたりな、格好イイ賭博場とスロットマシン、ルーレット等は、なじまないし、すぐに飽きる。そもそも、すでにスロットマシンはすでにパチンコ屋にたくさん導入済みなので、いまさら導入しても魅力がない。

いわきには温泉街もあるし、競輪場もある。強みを生かしたモデルのイメージとしては、温泉宿に泊まって浴衣を着て、怪しい賭博場の雰囲気の中で花札、チンチロリン、手本引き、丁半等をやる感じでしょうか。

欧米型のギャンブリングルールは、何よりも公正性、恣意性の排除がコンプライアンスで求められます。現状、日本においては賭博のルールがないことを考えると、カジノの導入に先立って欧米型の法律を直輸入する可能性が高い。その場合、ローカルなゲームは倫理上できず、つまらない(地域の味がでない)ものになってしまう。法律の制度設計からしなければならないとなると、思ったよりもハードルは高いかもしれない。06