吉田みきと ほぼ毎日ブログ

「死して不朽の見込みあらばいつでも死ぬべし。 生きて大業の見込みあらばいつでも生くべし。」 吉田松陰・高杉晋作語録   「金もいらぬ、名誉もいらぬ、命もいらぬ人は始末に困るが、そのような人でなければ天下の偉業は成し遂げられない。」 西郷隆盛・山岡鉄舟語録

PwCジャパン社史

私が15年にわたって所属していた会計事務所、PwCの本「PwCジャパン63年の軌跡 1949-2012」が発刊されました。詳細版とエッセンス版の2種類があり、いずれも現役 or OB限定品とのこと。この度エッセンス版1冊手に入れました。
プライスウォーターハウス中心の記載になっていますので、中央監査法人が出身の私としてはちょっと記載に物足りない点もありますが、S.L.プライスさん、E.ウォーターハウスさんの写真が見れただけでも価値がありました。
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 本編版は、5250円で有償頒布とのこと。当初は、現役パートナーと功績のあったOBだけの限定を予定していたそうですが、一般に開放することになったそうです。先日、三橋パートナーにお会いしたときに、現物を見せていただきましたが、非常に充実した内容になっています(よくも悪くも、社史らしい仕上がり)。私は、エッセンス版で満足しましたが、PwCをこよなく愛するAlumniであれば、購入されても良いのではないでしょうか。

昭和シェル石油の監査契約が、青山監査法人から中央監査法人に移動した背景が明らかになったので、長年胸につかえていた疑問が晴れました。一方、トヨタのNY上場の苦労の記載はあったものの、ソニーや京セラについての記載がないのは、惜しい。
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読書の技法 佐藤優著

単に、外見が怖そう(失礼しました)というだけで、これまで佐藤氏の本は「国家の罠 外務省のラスプーチンと呼ばれて」しか読んできませんでした。今回はタイトルがおもしろそうでしたので、書店で衝動買いしてしまいました。私は本を読むのは遅い方ではないと思っていますが、月平均で300冊の本を読破するのは、尋常ではありません。その秘密が知りたい。

「何をしないか」「何を読まないか」も大切な技法のひとつといいます。それを仕分けするために、超速読するそうです。なるほど、それで300冊読破が少しは理解できます。難しい本には2種類のカテゴリーがあり、第1は言葉の定義がしっかりしていない、もしくは非常に独創的(悪く言えばでたらめな本)です。これはすぐに読む必要なしに仕分けします。第2が自分の基礎知識がないために理解できない本です。これは、高校レベルの知識を再度身につけることが、速読の早道といいます。佐藤氏のいう基礎知識は、相当高いレベルを指していると思いますが、確かに本に書かれていることの多くは、常識+他で紹介されている内容+αが多い。章立ての論理構成がしっかりしていれば(起承転結が明らかであれば)、読み始めればある程度筋書きが予想できるので、α、すなわち本の重要部分さえ探せれば、著書がいいたいツボを押さえることができるはずです。これも賛同。使える読書法です。

また多読の技法、熟読の技法、速読の技法が紹介されており、佐藤氏の工夫の仕方があります。ただ人それぞれのスタイルがあるので、ひとつのヒントとして捉えれば、有益だと思います。私は、速読の技法として、目的意識を持って読む、本の重要部分を1ページ15秒で読み残りを超速読する、ポストイットを使う、大雑把に把握し頭の中にインデックスを付けるという点は、賛同しました。一方、熟読の方法として、読書ノートを作ることを推奨していますが、私には合わないと感じました。

佐藤氏は、読書の技法ひとつで、個人の生き残りのみならず、ひいては日本国家の生き残りまで変わってくると期待してます。それに応えてやろうじゃないか、と思わせる一冊でした。

なお、佐藤氏のオススメの本として、高校生の参考書「シグマベスト 理解しやすい政治・経済」が挙げられていましたので、早速amazonで注文しました。

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医療戦略の本質 マイケル・ポーター著

経営の神様、、5フォース分析やバリュー・チェーンなど数多くの競争戦略手法を提唱したマイケル・ポーターの医療ビジネス本です。5フォースは好きな分析ツールのひとつですが、ハードカバーで626ページ、手強いです。

第一に「患者にとっての医療の価値を追求すること」を目標として据え、この目標に沿った具体的な戦略、運営プランを提示しています。米国の医療が題材ですが、医療システムを広く論じていますので、本質は日本でも同じだと思いました。

医療を巡る議論は、限られた資源をどのように配分し、誰が負担するかという問題です。医療コスト、アクセス、そして質の三者のバランスをどのようにとるか。戦後の日本は、医療のアクセスと低コストを優先してきました。人口当たりのベッド数は欧米の数倍です。保険制度の下、低い医療費で高度な医療を、長期にわたって受けることができました。一方、1ベッド当たりのマンパワーは欧米の病院の1/3から1/5だそうです。日本の医療は現場の献身的な努力なくしては成り立ちません。このため、救急医療や重症疾患への対応は、不十分になっているといわざるをえません。医療費単価が抑制されているため、医療経営は「ゼロサム競争」に陥っています。

医療提供者、患者、メーカ-、政府等それぞれの立場から取るべき戦略を論じていますが、ざっくりいって、主張されているのは、以下の2点です(私の理解では)。
・ゼロサム競争でなく、診療実績に基づいて医療の価値を向上させる競争をするべき
・医療サイクル全体における医療の評価を上げるべき

至極ごもっとも。「患者にとっての医療の価値を追求すること」をシンプルに追求すればよいのではないか。ポーター教授の提言は、日本でこそ有効に機能するのではないか、そう思わせる本です。

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いわき市役所 見せる課

いわき見える課プロジェクトとして、「見せます!いわき市情報局 見せる課」が始まっています。農政水産課の方が担当になっていますが、役所横断的なプロジェクトです。見せる課バスツアーをはじめ、Facebookも始まるようです。
http://misemasu-iwaki.jp/about/index.html

見える課の活動の動画と、農産物・加工品・水・土壌等の放射性物質の最新の測定データがアップされています。実際に役に立つと思いますし、エンターテインメントとしても楽しめると思います。一度、ご覧ください。 
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7-11のアイスコーヒー

最近、セブンイレブンの無糖アイスコーヒーに、はまっています。これで125円、衝撃です。
今まで朝は缶コーヒーを愛飲してきましたが、こちらに切り替えました。

・ストロー付属
アイスコーヒーは、やはりストローで飲むのが美味しい。缶コーヒーにはない楽しみです。
・新鮮
概ね2週間の賞味期限が設定されています。缶コーヒーにはない作り立てが楽しめます。
・長く香り立つ
密封されているので、ストローを使って飲むと空気に触れる面が限定されるので、しばらく放置しておいても香りが持続します。

市場のメインプレーヤーである缶コーヒーと、自社のチルド製品との差別化がうまくはかれています。
<缶コーヒー>
・ナショナルブランドかつ、大量の自販機のおかげで、多額の広告費投入可能(ブランド維持のために、大量投入が求められてしまう)
・類似品や競合が多く、製品自体の大きな差別化は困難

<7-11チルド製品>
・簡易包装・日配品としての商品で、日持ちがきかない
・缶のにおいがない
・自社配送なので、商品の形やデザインに自由度がきく
・基本的に広告費の投入を想定していない

セブンイレブンの、自社と他社の違いを明確に把握した上での商品開発、絶え間ない消費者Wantsの把握と、メーカーとの共同開発のクオリティの高さには、いつも感心しています。
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財政のしくみがわかる本

岩波ジュニア新書から、出ている本です。知人に薦められて購入しました。平易な文章で書かれていますが、内容はまったく「ジュニア」向けではありません(笑)が、地方財政制度に興味がある向きには、かなりおもしろいと思います。

国が地方財政をコントロールするための仕組みとして、自治義務制度や補助金の交付要綱が紹介されています。国の政令・省令で詳細に指示することによって、地方独自の運用が事実上困難になっているとの指摘です。今、決算承認手続のために、歳入歳出内容を詳細にチェックしている最中ですが、まさにそれを感じます。
また地方への税源移譲については、2002-2005年の「三位一体の改革」((1)国庫補助負担金の廃止・縮減、(2)税財源の移譲、(3)地方交付税の一体的な見直し)によりなされたことになっていますが、単に地方財政で使える総額が小さくなっただけとの批判もあります。確かに国から地方へ3兆円の税源移譲がなされても、地方交付税が5兆円、国庫補助金が4兆円減らされれば、体のいい地方締め付けにも見えます。

明治時代の水道料金が使用量にかかわらず定額制にした理由は、井戸水を使わせないようにするためだったとか、当時メインの水源だった玉川上水の水源は三多摩だが、天皇が飲む水は東京都産でなければいけないという理由で三多摩が神奈川から東京に移管された、とか、いろいろなエピソードも紹介されていて、飽きさせませんでした。

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一般会計決算特別委員会

本日から、11/12(月)までの4日間、いわき市の平成23年度一般会計決算特別委員会が開かれます。平成23年度とは、平成23年4月1日から平成24年3月31日までの会計期間です(正確には、歳入については5月まで取り込みます)。3.11の震災後の1年間ということもあり、震災関連予算が目白押しです。

改めて思うのは、市独自の予算は非常に限定的であり、復興予算の多くが、東日本大震災復興交付金118億円を筆頭とする、国庫補助金・県補助金等を原資としていることです。結果、平成22年度対比で1.4倍の予算規模になっています。巷で地方財政はよく「3割自治」といわれますが、平成23年度に関していえば、それを下回ります。

さて、当委員会では、すでに執行済み(支出済み)の予算について、各項目(款・項・目)ごと及び事業ごとにその有用性・効果等を審議することになります。いわき市の公会計は単式簿記ですが、制度の仕組みはかなり複雑です。ひとつひとつ解きほぐしていきたいと思います。
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尾身幸次氏 中村天風セミナー

本日、元財務大臣の尾身幸次氏による、中村天風セミナーがありました。中村天風氏が書いた「運命を拓く」を予習したのですが、30%も理解できませんでしたので、やや不安を抱えての参加でした。

語り口は非常にソフトでしたが、80歳を超える年齢を感じさせない姿勢の良さでした。一橋大学から通産省へ入省し、順風満帆な人生だったが、26歳で結核と診断され、中村天風の門下生になった。それ以来、ずっとその教えを守り、26年にわたる衆議院議員生活を終え、現在も多忙ながら健康を維持しているそうです。

その教えのさわり部分を紹介いただきました。
・天命は決まっているかもしれないが、運命は自ら変えることができる。
・勇気は勝利を導き、恐怖は敗北を導く
・「心」の態度を終始一貫、積極的に保つ
・布団の中で、楽しい想像力を働かせて眠りにつく
・How to Control Mindが大事だ
・Natural Healing PowerやReserved Powerを引き出す

お話いただいたことは、あたりまえのようなことかもしれませんが、それが継続すると運命をも変えることができるということだと理解しました。
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セミナー修了後の懇親会では、最近の活動等についてお話ししました。週のほとんどが経済関連の講演会活動で、国内・海外を飛び回っているそうです。 
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福島の米 放射能全量検査

新米が手に入りました!福島県では、今年県内で生産される全ての米を対象に、米の放射性物質検査を行っています。検査を受けた米には「検査済みラベル」が貼付され、確認できるようになっています。現物の30kg入り新米2袋を親戚からいただいたので、ラベルの見方を、ご紹介します。

米袋(いったい、にたいと数えます)ごとに、上記の検査済みラベルが2種類貼ってあります。なお、こちらの袋には「福島県 あ、おいしい。福島の米」とありますが、袋自体は他県のものも容易に手に入りますので、袋のキャッチコピーだけでは、産地を判断できません。
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ひとつめは、生産者が検査機に持ち込む前に貼り付けしておくシールものです。これにより、生産者名が特定できます。生産者ごとに識別番号を振られているので、いわゆるトレーサビリティが確保できるわけです。
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ふたつめが、肝心の「放射性物質検査済」シールです。 25Bq/kgまで測定できる精度の機械で、100Bq/kgを出荷できるか否かの基準値として測定します。100Bq/kg未満であれば、ルール上、問題なく出荷できることになります。
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このQRバーコードを、携帯のカメラで撮影し、読み取ると以下のような画面が現れます。このお米は「測定下限値未満」(不検出)という検査結果です。基準値の1/4である25Bq/kgにも達しない安全な米ですよ、ということが分ります。
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心配がひとつあります。消費者が米を購入する際に、このQRコードを確認してから購入するのではないか。理論上は、99Bq/kgでも市場流通ができますから、少しでもBqが少ない米を求める過敏な消費者は、検出下限値である25Bq/kg未満のものだけ、購入するのではないか。そして、25-99Bq/kgの米が大量に売れ残るのではないかということです。杞憂に終わればよいのですが。 

いわき市立幼稚園協会PTA連合会大会

いわき市文化センターで、いわき市私立幼稚園協会PTA連合会の第26回大会がありました。
幼保一元化(幼保一体化)に向け、認定こども園制度が作られましたが、その具体的な運用について、私立幼稚園側からの要望が決議されました。

具体的には、以下の4点です。
・私立幼稚園と公立幼稚園に通う教育費負担の格差是正
・幼児の継続的な健康調査の実施
・私立幼稚園への助成の拡充
・就学前幼児に関する業務担当窓口の一本化

「子どもは国の宝」といいますが、少子高齢化と出生率1.39では、本当に貴重な日本の人的資源です。ここに力を入れずして、どこに力を入れるのか。 幼保一元化も、省庁間の縄張りは置いておいて、何が子どもの成長と親の負担軽減に寄与するかの視点を持って進めて欲しいです。
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幼稚園関係者様とPTA関係者様で、会場はほぼ満席。若い女性層の参加が多かったことが特徴的でした。
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猪瀬直樹氏 おすすめ著書3冊

先日、10/30にいわきワシントンホテル椿山荘で開催された、猪瀬直樹氏のセミナーで紹介された著書をamazonで注文しておきました。週末に届きましたので、早速、3冊まとめて読破しました。

・昭和16年夏の敗戦
 太平洋戦争の実際の敗戦は、昭和20年です。昭和16年の敗戦とはどういうことかというと、総力戦研究所という政府機関に、各省庁や民間企業から30台の優秀な人達(Best&Brightest)が30人ほど集められて模擬内閣を作りました。総理大臣を含めて、大蔵大臣も決めて、海軍大臣や陸軍大臣も決めてという具合に役割分担して、昭和16年の夏、つまり真珠湾攻撃で太平洋戦争がはじまる数ヶ月前の時期に、今後に想定される米国との戦争のシミュレーションをしたのです。
 1年ごとに命題を作って、仮説を立てて検証していく。その結果、最初は勝つけれども、3年か4年経ったら日本は負ける。制海権と制空権を失い、本土が大空襲を受け、ソビエトが参戦して終わり、というところまで予測し、その報告書を提出しました。そして現実の太平洋戦争は、原子力爆弾の登場以外は、ほとんど彼らのシミュレーション通りに推移しました。
 だから、本当は日本は昭和16年に時点で負けるとわかっていました。それでも戦争に突入しました。模擬内閣では陸軍も海軍もみんな手持ちのデータ(それぞれの出身母体からこっそり)を出し合って、真剣に議論しました。実際の近衛文麿内閣は、昭和16年の夏に模擬内閣の出した結論を知りつつも、秋になっても結論を出せませんでした。
あの戦争は、勝利という結論を見据えて米国と開戦したのではなく、結論を出せず、外部環境・内部環境に追い詰められてはじめてしまった戦争です。

この流れは、今の日本に置き換えることもできると思います。TPP加盟・賦課方式の年金・消費税・中間貯蔵施設・議員の定数是正等、結論を出せず、ますます不利になるとしても、(外部環境・内部環境に)追い詰められるまで時間を先延ばししているように見えるのは、私だけでしょうか。

・言葉の力
作家という立場もあるのでしょうが、言葉の力を、猪瀬氏はとても重要視しています。10/30のセミナーでもそうでしたが、平板で空疎な言葉を使わない、結論から入るというスタイルを貫いています。

・決断する力
12個のツイッター名言集が収録されていますが、秀逸です。セミナーで話されていたネタの多くがこちらの著作からのものでした。

3冊も一気に読むと、著者に洗脳された気分です。歴史から学び、言葉の力を大事にし、決断する力を持つ副知事がいる県民(都民)は、恵まれていると感じました。
 
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ガントリークレーン 40TEU/時に能力向上

小名浜港の大剣埠頭に設置中のガントリークレーンは、以前のに比べて作業能力が大きく向上するようです。
・11列6段積みのコンテナ船に対応(以前は、9列4段)
・単位時間当たり取扱可能個数が、震災前の1.5倍
・ 3段クリアー型のストラドルキャリア※が、クレーンの下で作業可能(以前は、2段クリアー型まで)

これにより、以前の実績20-30TEU/時だった作業能力が、40TEU/時まで向上可能。次のステップは、定期航路便数を確保することと、コンテナの荷主(入・出とも)を見つけてくることです。いわゆる、ポートセールス活動ですが、単発の活動は効果がありません。継続的に小名浜港の利用至便性を向上させる努力が必要で、同時にそれを外部に継続的に売り込んでいく必要があります。

※ストラドルキャリア:コンテナターミナル等の積み替え拠点で、コンテナを移動させたり積み上げたりするために用いられる特殊自動車。貨物の積み替え場所のみで使われることを想定した特殊車両。

<小名浜港の鳥瞰図>
漁港区から2号埠頭までと、3号埠頭から大剣埠頭までの航路では、まったく航路の広さが違うのがわかります。もし大型客船が寄港することになると、現在の形では商業の交流拠点ゾーンに近い1号.2号埠頭につけることは難しい。
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六大学OBソフトボール大会

平市民運動場(平消防署隣りのグラウンド)で、第21回いわき東京六大学OBソフトボール大会が開催されました。各チームとも、揃いのユニフォーム持参でカッコよいです。
風はやや強いですが、天気は快晴。心地いい野球びよりです。 私は初参加ながら、8番セカンドで、2試合に出場させていただきました。
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強い円、強い日本経済 佐藤ゆかり著

以前からエコノミスト・政治家として非常に興味がある方でしたが、先日お目にかかる機会がありました。2010年に発行された本でしたが、一気に読み切りました。
さまざまなデータとツールを使ったクリアな分析には、おおむね80%くらい共感できました。ゴーストライターを使っては表現できない、自らの言葉で分析しているのも非常に好感が持てます。佐藤氏のような経済参謀がついたリーダーは、心強いと思います。

2010年当時の現状把握として、日米の産業構造・貿易構造の違い・金融政策の流動性の罠・デフレの国内的な原因・産業の国際分業・比較優位性・輸出特化係数・均衡為替レート・コンプライアンス不況等を取り上げています。見方が難しい論点を、経済学ツールを使って自らの主張をわかりやすく、説明しています。自分が完全に理解し自信をもっていないと、ここまで書けないと思います。

ただ佐藤氏は、日銀の為替介入に関して「アナウンス効果」の有効性を認めておらず、投機筋の空売り機会をなくすために、小口かつ複数の支店経由等を例に挙げて、覆面介入を提案しています。この主張には疑問を感じます。なぜなら佐藤氏が認めるように、巨大な為替マーケットに比べれば、日銀の数兆円程度の為替介入は量的なインパクトが小さいからです。2003年1月から2004年3月かけて行った、32兆円の大規模為替介入の失敗(介入開始前と開始後で、さらに10%円高が進行してしまった)だけをもって、日銀のオーソドックスな為替介入を否定できないと思いました。

佐藤氏は、「合成の誤謬」という経済学の用語を用いて日本経済を分析しています。ミクロ経済の世界で個人が安定志向の経済生活を送ることは、個人として適切かつ合理的な行為です(例:決まった給与の中、デフレ下で耐久財や消費財を安く買い、賢く生きる)。一方、社会全体が安定志向で消費を増やさないなら、人口減少とともに日本のマクロ経済縮小均衡に陥ります。すなわち、収入の源泉である、現在の経済のパイの大きさそのものを維持することができなくなります(これが個人の合理的行動の結果としての、合成の誤謬。簡単に言えば失敗)。
そういう現状の中では、まずはパイの縮小を食い止める成長戦略が最優先であり、縮小を食い止めた上でパイの中身を再分配するのが順序です。この立場には大賛成です。
現金給付等の「分配政策」は、縮小するパイの分かち合いで、いわば沈没しつつある船の中で分け前を取り合うような近視眼的な政策ともいえます。重要なのは、パイをいくらとりあっても船が沈没したらおしまいであるという現実を直視して、政策路線を大転換することです。

エピローグに興味がある文章があったので、一部転載します。
「私が長年住んだ欧米社会のように、企業経営者でも政治家でも、変えなければならない時は決断して変えるという、そういうひと握りのリーダーたちが地域地域に現れたならば、日本はもっとダイナミックな活力ある社会になっているだろうと感じるからです。日本にはいかすべき素晴らしいポテンシャルが沢山あります。それらを活かすも殺すもリーダーの資質次第です。有能な人材にしても、産業の技術力にしてもきめ細やかなサービス精神や想像力にしても、日本の素晴らしいポテンシャルを適切に評価でき、それをうまく活用してより高いものに仕上げていく、そういう国創りができるリーダーシップを私たち日本国民は心から望んでいるのだと思います。」
これは、昨日から読み始めた猪瀬直樹氏の著作にも共通のものを感じます。こちらも早く読み切りたい。

自らの考えをしっかりお持ちの佐藤氏は全国区選出の参議院議員ですが、自由民主党は人材の層が厚いと思います。この後、どのように活動されていくか、佐藤氏に今後も注目していきたい。

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10/27に開催された参議院議員 森まさ子国政報告会に、応援弁士としていらっしゃっていたので、ご挨拶できました。実際にお会いできたのは、読者として単純に嬉しかったです。
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稲森和夫の実学

京セラの稲森会長といえば、「アメーバ経営」。会社のバイブルみたいなものですから、会計監査にお邪魔する直前には、暗記できるくらい必死で予習したものです。当時の私の理解では、アメーバ経営のポイントは、ざっくりいって以下のとおりでした。
・経営単位をできるだけ小さくし、チーム内で、経営情報を透明にする
・利益概念に人件費は入れず、カイゼン活動はチームの自主性に任せる

しかしながらあらためて、この「実学」を読んで理解の浅薄さを認識しました。平易な文章で書かれていますが、内容は、経理規定、会計監査マニュアル、内部統制マニュアル等の統合版といっていいかもしれない。技術系出身の創業者が、株式上場、米国上場までし、日の丸航空の経営までする、その経営に対する考え方は、非常にシンプルです。しかしながらあまりに経営の真を突いていて、疑問を持たずに前例や慣行を踏襲することが、いかに愚かであるかを感じました。
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戦没者追悼式

本日、戦没者追悼式がいわき芸術文化交流館アリオスにて開催されました。遺族に加えて、関連団体・市長・議員等が参列し、それぞれ献花しました。
いわき市出身の戦没者は7,500名とのことでした。哀悼の意を表します。 
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災害公営住宅建設 旧北白土教員住宅

ご近所の平字作町にある旧北白土教員住宅が、市内の被災者のための災害公営住宅に建替えられる予定です。広報いわき11月号によれば、予定戸数は40戸、入居開始予定は平成26年度中(平成27年3月末まで)とのこと。

現在は3階建てエレベータなしの建物が4棟建っています。計画では、中層(4-6階?)マンションタイプの建物を2棟配置する方向で検討中です。都市計画法上の第​二​種​住​居​地​域、建ぺい率6​0​%、容積率2​0​0​%に指定されています。
この地区は16カ所ある計画中の災害公営住宅うち、最もいわき駅に近く、買い物等の至便な場所にあります。それを考えれば、ぜひとも高度利用をし(近隣の日照を確保の上で)定住人口の増加に合わせて、公開空地の確保をしてほしいところです。特に作町地区は単独の集会所を持っていないので、この団地の集会所が地域に開放されたものとなるよう、余裕を持って設計するよう要望をしております。
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放射線量測定マップ いわきiマップ

いわきiマップの存在をご存じでしょうか?都市計画や道路情報、航空写真だけでなく、なんと放射線量測定マップも公開されているんです!
http://www.sonicweb-asp.jp/g-iwaki/map?theme=th_179 
貴重な市税を投入して整備されたシステムですから、ぜひアクセスしてみてくださいね。

追伸: 有害鳥獣別出没状況も開示されてて、地域によっては実用性高いかも。

カタールフレンド基金に当選!

「カタール フレンド基金」(Qatar Friendship Fund)とは、中東の石油産出国であるカタール政府が、昨年の東日本大震災を受け、復興支援を目的として、日本国民への1億米ドル(約80億円)の基金を設立、寄付を行ったものです。カタール政府は40年にも及ぶ両国の友好関係と、震災への協力から、資金提供を行ってくれました。
同基金による資金は、「子どもたちの教育」「健康」「水産業」の3分野の復興支援活動の助成に充てられます。今年4月には、女川市の水産業のために冷凍冷蔵設備の補助を行ってきました(魚の受入設備がきちんと整ったから、女川は地場産業たる水産業の復興が早かったのです)。
http://www.qatarfriendshipfund.org/en/

いわき市は今年6月にこれに応募し、見事選定されました!めでたい。今後、当該基金を使って「子どもたちの教育」として、いわき市立美術館横に三階建ての教育施設が、平成26年4月を目処に建設されます。そして、小中学校生に対し、経済体験学習が行われる予定です。この教育(スチューデントシティ・ファイナンスパーク)は品川区での導入実績があり、非常に好評を得ているとのこと、期待が持てます。
<スチューデントシティの先例>
http://www.ja-japan.org/education/student-city.html

・小学5年生対象のスチューデントシティ
実際の街並みに近いリアルな雰囲気を再現した体験学習施設の中で、消費者役と会社員役の二役を同時に体験する。これにより買い手から見た売り手の役割や、売り手から見た買い手の役割を経済体験する。

・中学2年生対象のファイナンスパーク
仮に決められた自分の年収や月収に応じて月々の家賃・食費・被服費・娯楽費・交通費・投資・預金などのお金(家計の収入や支出)に関する意思決定を行い、自らの関心事や希望するライフスタイル等に基づいて将来の生活設計を体験的に考える。

<今後の課題(私見)>
この事業の肝は、運営に無償協力してくれる民間会社がどれだけあるかにかかっていると思います。品川の例では、銀行役としてシティバンク、運送はフェデックス、警備はセコム等がボランティアでサポートし、子供達の学習を助けています。いいかえれば、そういったサポートがなければ、ハコモノはできたものの、経済体験学習が、単なる座学になってしまうおそれがあるともいえます。 完成は1年ちょっと先ですが、それまでにどれだけいわきの民間会社が手を挙げてくれるかが、事業成否のポイントを握っていると思います。
こども達へお父さんの会社がどんな事業をやっているかアピールできますし、将来、会社に入社してくれる金の卵になるかもしれません。何よりも地域教育に貢献できますので、事業主の方は奮ってご参加を!詳細は、いわき市学校教育課まで。0246-22-7542 

<品川区の事例(参考)>
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サンシャイン観光推進特区

いわき市が、サンシャイン観光推進特区を国(復興庁)に対して申請しました。
http://www.minpo.jp/news/detail/201210304539

特筆すべきは、観光関係の特区申請は非常にめずらしいこと。そして対象業種の受け皿が広いことです。認定されれば、全国初です。
観光関連業種として認められる業種が、小売業・物品賃貸業・専門技術サービス業、宿泊業、飲食サービス業、生活関連サービス業、娯楽業、教育学習支援業、医療・福祉と、多岐にわたるため、非常に広範囲の事業所が対象になると思われます。

また減税の選択メニューが豊富なのも、うれしい限りです。
法人税に関しては、特別償却や税額控除(文面上はダブル適用の可能性もあり)、事業税・不動産取得税・固定資産税に関しては、課税免除。

黒字企業もしくは新・増設企業が対象という限定はあるものの(すなわち、継続して赤字で今後も投資の予定がない企業は今回の減税対象となりません)、全体としてかなり大判振る舞いの特区制度設計になっています。今後の詳細設計及び運用如何では、適用が厳格になるおそれもありますが、現段階では非常に魅力的な制度になりそうです。具体的な適用検討をされるときは、ぜひ税理士さんに相談ください(私も公認会計士・税理士の端くれですが)!

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映像で見る大正時代の四倉

これも、いわき未来づくりセンター作成のDVDです。四倉駅前の住友大阪セメント工場、四倉と八茎鉱山とをつなぐ軽便鉄道等、今まで知らなかった映像が目の当たりに。失礼を承知でいえば、今の四倉からは想像できないほど活況を呈していた、と断言できます。とうの昔に専用鉄道は廃止されたけれど、機会あれば廃線跡の現地を見に行きたい。四倉の方のみならず、いわき市民であれば、十分楽しめるDVDです。ラトブのいわき中央図書館に複数貸出可能なDVD在庫があります。
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猪瀬直樹氏 講演会

本日、いわき経済同友会の主催で、東京都副知事の猪瀬直樹氏の公開講演会が、「震災後、これからの日本の行方」と題して、いわきワシントンホテル椿山荘で開催されました。

現在は筆頭副知事ですが、石原都知事の辞任に伴い、来月から職務代行者(職務代理の筆頭)になるそうです。現在、東京都からの福島県への復興支援として、福島県の教員の代行採用や、東京→福島県への観光客の1泊宿泊補助(3,000円/泊、2万泊)と、日帰り宿泊補助(1,500円/日、2万泊)が行われています。代行知事としては、この支援策を来年も継続していきたい旨、力強いお言葉をいただきました。

趣味のマラソンや、政局の話を交えて、以下の点を主張されていました(私の理解では)。
・決断する力が必要
例として、オリンピック開催について市民へ開催について賛成・反対の事前アンケート調査を挙げていました。イスタンブール市民の賛成70%、スペイン市民の賛成70%、東京都の賛成45%。にもかかわらず、ロンドンオリンピック後の獲得メダル披露パレードには、銀座通りに50万人の市民が集まった。他国で開催されたオリンピックに諸手で喜び、自国開催に態度を保留する理由はないだろう。開催が与える結果や影響を予見できずに、アンケート調査のYesNoに態度を保留してしまうのは、頭が悪いせいか。与えられた事実をもとに、YesNoを判断できる、決断できる力が必要だ。

・多様な生き方の受容
例として、国会事故調査報告書で、原発事故の原因のひとつとして東京電力社員が「単線路線のエリート」で育てられてきたと断じたことを、挙げていました。各個人のいろいろな能力を、ひとつの見方のみで評価するのでなく、互いにリスペクトし、それぞれの能力を生かし、ムダにしない。

・言葉の力
例として、気仙沼のビルの屋上に浸水で取り残された児童福祉施設の管理者を挙げていました。彼女は、ようやく通じたSOSメールをロンドン在住の息子に向けに送り、その彼が、短文メールの意味を理解し、極めて簡潔かつ明瞭な文章(場所、状況、提案等)をツイッターに投げたことにより、東京消防庁が翌朝にヘリで救助できた。要は、文章を正確に読み取り、そして人に簡潔に伝える力、つまり言葉の力が重要だ。

・普段から非常時の心がけで
上記の例で、東京のヘリが気仙沼まですぐに行けたのは日頃からの訓練と、非常時の心がけができているから。普段からのんびり構えず、非常時のつもりで物事にあたるべき。

追伸:猪瀬氏の著書「決断する力」「言葉の力」「昭和16年夏の敗戦」を早速、amazonに注文しました。忘れないうちに読み直そうと思います。
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一般会計決算 各種資料の開示

平成23年度の一般会計決算の審議にあたり、議会棟にて各種資料が開示されています。歳入・歳出ごと、また大項目の分類である款ごとに、綴じ紐で綴じられます。ざっくりいって、民間の会計でいう損益項目の総勘定元帳に該当するものです。
ただ民間のように、自動的に会計システムから出力される帳票ではなく、各部署の市役所職員による協働による手作業で作成されています。毎年の資料作成労力を想像すると、非常に頭が下がります。

地方自治法 第2条第14項において、「地方公共団体は、その事務を処理するに当つては、住民の福祉の増進に努めるとともに、最少の経費で最大の効果を挙げるようにしなければならない。」と定め、公金支出の必要最小限の原則を旨としています。

その一方で、業務の見直しを行えばこれまで費消してきた時間をマネージできるところがたくさんあると思います。限られた貴重な人的資源を、直接的な市民サービス向上に振り向けたいですね。
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いわき市の議会棟が何処にあるか、ご存じでしょうか。市役所西側(駐車場の守衛さんがいる正面入口の正面)に隣接してあるんです。私の母は70年間あまり、いわきに生まれ育ち、本日それを知りました。
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中田装飾横穴

3次元映像で読み解く「いわきの歴史」中田装飾横穴を、ラトブの中央図書館で借りてきました。

中田横穴は、いわきから約8km、いわき市平字沼の内中田57番地に位置し、全国で1,700件ある国(文部科学省)史跡のひとつです。副葬品は、勾玉等の装飾品だけでなく、金色の馬具や鎧、大刀等、1,300点を超えるもので、現在は湯本のいわき市考古学資料館に収納・陳列されています。

知識では知っていましたが、実際、3D映像で見ると、1,400年前に埋葬された方についてイメージができました。よくこんなDVDを作ってくれたという思いです。
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修理に出していた靴達が、3週間ぶりに帰ってきました。ちょっとくたびれていたのですが、見違えるようにキレイになりました。
同じ形の靴を4足持っていて、傷んできた3足のフルメンテナンスです。一番古い靴とは、2004年からのお付き合いなので8年が経ちました。まだまだ、働いてくれそうです!
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福島県市議会議員研修会

郡山市で、「災害対応、そして復旧・復興に向けた議会の役割」と題した、福島県市議会議員研修会があり、日帰り出張しました。講師は同志社大大学の新川達郎教授。専門は、地方自治論・行政学・公共政策論とのことで、複数の自治体の委員を経験されておられるそうです。福島県の各地の市議会から200名以上の議員が集まっていました。せっかくの機会でしたので、最前列で聴講いたしました。

曰く、行政の執行自体は市役所の仕事であるが、議会も行政活動の承認・否認にとどまらず、自ら調査・研究・検討を行うべき。そして行政の批判に終わらせることなく、議会から代替案を出して提案するところまでやるべきとのご意見でした。
全く同意見です。どのように活動していくか、それは議員それぞれに任されています。

また、専決処分の事例紹介がありました。震災に伴う仙台市の補正予算は150億円を越えたにもかかわらず、専決処分※として議会に先行して予算化したそうです。緊急対応だったので仕方のない事態とはいえ、巨大な金額が議会の承認を得ずに、進められてよいのかという論点です。専決処分という規定の意義自体に、問題を投げかけていました。これについては、絶対的な正解がないのかもしれません。

※専決処分:本来、議会の議決・決定を経なければならない事柄について、地方公共団体の長が地方自治法の規定に基づいて、議会の議決・決定の前に自ら処理すること。今回の震災のように議会が機能しない場合等、首長が独自の判断で処理し、次の議会で承認を求めることになります。なお、議会で不承認とされても専決処分の効力は失われません。
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ガレキに花を咲かせましょうプロジェクト

薄磯・豊間地区で行われた、「ガレキに花を咲かせましょうプロジェクト」に参加しました。100人を超えるボランティア(地元だけでなく、東京からの参加者も)によって、被災し土台だけになった住宅地に、パンジーの花8000鉢植えました。今年の秋に咲いた後、来春に再度花をつけるそうです。
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地面にはたくさんの不純物(木の根っこ、ガラス破片、石等)があるので、まず大きなスコップで地面を掘り起こし、柔らかくしてから、1鉢ごと等間隔にパンジーの花を植えます。黄・赤・ピンクの色があるので、各人のセンスで配置していきます。2時間弱の作業でしたが、中腰が多いのでけっこうしんどいです。NHKのお昼のニュースにも流れました(1:05-1:07の2秒間に・・・黒ジャンの男)。
http://www3.nhk.or.jp/lnews/fukushima/6053019161.html
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遠方に見えるのが、薄磯の市立豊間中学校です。、紅白歌合戦で人気グループ嵐の櫻井翔さんが弾いた、被災ピアノで有名な学校です。豊間中学校は被害の程度が大きく、取り壊しの可能性が高いです。しかしながら被災の経験を後生に伝えるため、そして被災地ツアーのひとつの核として、津波被災記念館に用途転用できないかと、個人的に思っています。広島に記念のモニュメントとして、被爆当時のままの原爆ドームが保存されているように、いわきにも、被災した様子を如実に伝える豊間中学校があってしかるべきと考えます。
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私も首都圏の友人を何人か、薄磯に連れてきて現状を見せましたが、多くの反応は以下のとおり。
1. 地区内に建物がほとんどなく、土台だけ残されている広大な光景に、呆然とする
2. 豊間中学校にうずたかく積まれたがれきに、愕然とする
3. この地区で130名もの方が亡くなっていることを知り、悲痛になる
4. 堤防や残された壁に、暖かいペインティングがされていることに、ちょっと微笑む

豊間中学校が、被災津波記念館として改装・転用できれば、被災ピアノのストーリーも含めて、これほどの適地はないと思います。実際、今日の作業中にも大型観光バスが、ばらばらに10台以上やってきて、身なりのよいシルバー世代の方が、薄磯の何もない風景と我々の作業を見学して帰って行きました。おそらく、塩屋崎灯台にも寄ってから(ナンバーから推測すると)首都圏に帰るものと思われます。異論もあろうかと思いますが、まずは市外の方に、実際に来てもらって自分の目で現状をみてもらうことが大切だと思います。いわき市内にいると冗談みたいに聞こえますが、福島第一原発から40km圏内というだけで、マスク着用やタイベックを着なくてはいけないと思っている日本人は、少なからずいます。風評や誤解を解いていくためにも、被災地観光ツアーを受入れていくべきです。

そしてその核となる施設、できれば、大人が満足できる体験学習をできる機能を備えた施設を複数(それらの施設が有機的につながっていることが望ましい)欲しいところです。そういうツアーに参加する層は、いわきにお金を使うことに前向きな方々ですから、そこで魅力的な産品・サービスがあれば、地元の生業のひとつとなりえます。住民のための災害公営住宅の建設が最優先ですが、その先を見越した施策も必要なんです。
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参議院議員 森まさこ国政報告会

参議院議員 森まさこ国政報告会が、昨日10/27にいわきワシントンホテル椿山荘で開かれました。
岩城光英参議院議員、吉野正芳衆議院議員をはじめとして、いわき選出の5名の自民党県会議員、10名を超える市議会議員も列席しました。会場には数百人の支援者の方がおいでになり、ちょうど行政監視委員会の委員長に内定した直後ということもあり、大変盛況でした。

森先生は、来年2013年夏に、参議院議員(1期6年)の任期満了となり、選挙を迎えます。参議院の福島県選挙区は、定数4(半分ごとに改選なので、3年ごとに定数2)です。前回2007年の選挙では、民主党の金子恵美氏(福島市出身)と、自民党の森先生(いわき市出身)のお二人が当選されました。
しかし今回は、その定数が2から1議席になることが見込まれるため、お二人による激戦の可能性が高いです。前回2007年選挙の得票数、金子氏が503,423票、森先生が372,857票であったことを考えると、ここは森先生にぜひとも頑張って欲しい。いわき市民として、力の限り応援したいと思います。
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応援演説に、参議院議員の佐藤ゆかり先生もお越しになられました。小泉チルドレンとしてバッシングを受けることも多い方ですが、以前から政治家エコノミストとして注目していた方(「強い円、強い日本経済」の著者)でしたので、お会いできて光栄でした。
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議会内での選挙方法

10/26に行われた臨時議会で、一般会計決算特別委員会及び特別会計決算特別委員会が設置され、それぞの正副委員長が決まりました。それは指名推薦により行われ、時間でいえば10数秒での決定でした。

市議会内部でも、議長・副議長・各種委員会の委員長・副委員長等、さまざまな役職があります。それらをどういう方法で選出するか。基本は「互選」、すなわち構成員たる、議員37名の中から互いに選ぶこと、になります。原則は、議員同士の「選挙」になります(いわき市議会委員会条例 第9条第2項)。例外として、「指名推薦」があります。これは全員の同意がある場合のみ可能となります(いわき市議会会議規則 第119条第6項)。

今回の正副委員長の決定も、(事前に党派間でじっくり話し合い、合意が済んでいたので)、指名推薦の形をとったのでしゃんしゃん会議となったわけです。なぜ選挙を行わず、指名推薦を選択するのか。ひとことでいえば、選挙の意外性を排除することにあると思います。少数会派からすれば、選挙の基本原則である多数決で一律に決められる(過半数がとれなければ、全く無視されても仕方がない)よりも、話し合いで一定の意見を反映してもらえるほうが、より有権者の意見を反映できると考えられるためです。

事前に全員の合意があれば、再度全員+執行部50人が一堂に会して議決をとる意義は、法令に定められた承認プロセスを粛々と行うことです。これにより、権威付けと手続瑕疵の回避が実現できます。ただ、この承認プロセスにより、大きな付加価値を生み出すことはできません。「法令遵守が国を滅ぼす」という書籍が出版なされていますが、限られた時間と人的資源の中で、ルールを守った上で、どうやって実質的なこと、付加価値を出すかが問われているように感じています。

<根拠法令>
いわき市議会委員会条例
第9条第2項 委員長及び副委員長は、委員会において互選する。

いわき市議会会議規則
第119条 委員長及び副委員長の互選は、それぞれ単記無記名投票で行う。
第5項 委員会は、委員のうちに異議を有する者がいないときは、第1項の互選につき、指名推薦の方法を用いることができる。
第6項 指名推薦の方法を用いる場合においては、被指名人をもって、当選人と定めるべきかどうかを委員会にはかり委員の全員の同意があった者をもって、当選人とする。 

現実を視よ

ユニクロのファウンダー、柳井さんの新刊「現実を視よ」を、上野のエキュートで買いスーパーひたち車内で読みました。
前回の「一勝九敗」でも明確にしていましたが、常にチャレンジしていくこと、そして地位に安住しないことが、著者の原点だということを再認識しました。その根本は、著書の生まれが山口県宇部市であること。宇部興産を筆頭とするセメント産業が衰退し斜陽となっていく街、人口減少の残酷さを目の当たりにして、成長を立ち止まる ことのリスクを原体験として持っているからです。

ユニクロは本当に、失敗が多い会社だと思います。一方、成功も(1:9ではありませんが)少なからずある。
失敗:ロンドンへの進出タイミング、中国へのブランド戦略、シンガポールへの進出形態
成功:フリースとヒートテックの爆発売上、高品質&ベーシックデザインのマーケット浸透、商業中心地への旗艦店出店戦略

 その柳井さんから見ると、今の日本は停滞でなく、相対的に後退しているといいます。そしてStanding Stillが最大のリスクといいます。またコーヒー一杯の値段に汲々とし、将来に備え貯蓄する日本のサラリーマンと、全く日常のコーヒー代など眼中にない、アジアのサラリーマンとどちらが、生き生きしているかと。

似たタイプ上司の下で数年間働きましたが、今考えると非常に密度の濃い、たくさんの経験ができた貴重な時間だったと思います。
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いわき平競輪 視察

公営競技事務所の鹿野課長のご案内の下、いわきの経済人有志でいわき平競輪場を視察しました。毎年、いわき市の一般会計に約2億円の繰入れ貢献をしてくれている(競輪場の利益を、市の財政が吸い上げている、ということ)ところです。
開催執務委員長の小泉様にお話を伺うことができました。

競技人口が全国的に漸減している中、観戦者は前年度プラスとのこと。双相地区からの約2万人の人口流入があるとはいえ、継続的なイベントの開催等の経営努力が実を結んでいると感じました。ただ実際に競輪場まで足を運んで、投票するファンはかなり減っていることは事実。今日はメジャーなレースでなかったこともあり、収容人員8,000人に対し、約1,500人の入りと閑散としており、実際の投票のほとんどが電話投票等の外部からのようです。

平成21年にいわき市は、この競輪場に対し150億円もの資金を投入して、リニューアル工事を実施しました。当時は移転の検討も含めて、投資自体に大きな異論もあったと聞いています。しかし、現段階でその投資効果の巧拙を質してもあまり意味がありません。今後、この施設をどう活用していくかのほうがより重要です。
平競輪が作られた由来は、炭鉱閉山の経済ショックを和らげ、市財政に貢献させる意味合いが強かったと聞いています。大震災後の今も、その役割を担うべく、積極的に稼ぐことにエールを送りたいと思います。

<平競輪の概要> 
場所: 平谷川瀬字西作1
経営:いわき市の直営
リニューアル:平成21年3月に施設及びバンクの大幅なリニューアル工事を実施したため、日本で一番設備が新しい競輪場。またこれによりナイター開催が可能となった。
特徴:日本で唯一バンクの内側からも観戦可能
収容人員:8,500人(G1開催時には、ほぼ満員)

18:30に訪問しましたが、ちょうどナイターのレース開催中でした。本邦初公開!のレース直前の選手控室を見せていただくことができました。
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特別観覧席(1人2000円の追加料金)、ロイヤルルーム(1室10,000円の追加料金)も見せていただきました。
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実際に車券も、自腹で購入してみました。2車複で、7-9と5-7を500円ずつ。結果は、、、見事7-9が的中!
配当が180円でしたので、的中したにもかかわらず赤字でしたが(的中500円×1.8-投資1,000円=-100円)。
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せっかくなのでバンクの内側にも入りました。内側から観戦できるのは、日本で唯一、平競輪だけだそうです。スタートする選手、レース中の選手を間近で見ることができ、迫力がありました。
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意外ですが、先日まで競輪場内は「アルコールなし」だったそうです。今は、ビール・サワーを販売開始していますが、残念ながら日本酒・熱燗はありません。
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場外開催が多いので、競輪場自体の稼働率は10-12月ベースで73%(67日÷92日=73%)と、かなり高いです。
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いわきサンシャインマラソン申込終了

先日、自分の分としてフルマラソンの部にエントリーしました(ちなみに、まだ40km走った実績ありません)。
友人も誘ったので、彼の分もエントリーしようと思ったら。10/13ですでに受付終了している!
フルマラソン定員5000人の枠を、申込スタートの9/10から1ヶ月で使い切ってしまったとは、驚きです。
大会の認知度UPとともに、いわきへの応援を感じます。
http://www.iwaki-marathon.jp/

ホットヨガ

久しぶりに会計士のお仕事、会計決算業務を半日かけ集中してやりました。行き詰まったので、気分転換にホットヨガスタジオLAVAへ直行。
高温多湿の中、ヨガの基本ポーズをまるまる1時間。雑念を払い瞑想し、たっぷり汗をかいて、爽快。デスクワークで詰まっている汗腺が、流れ出る感覚です。

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薄暮の東京駅

改装された東京駅に行きました。御幸通りから見るとシンメトリーになっていて、美しい。心が震えます。日露戦争の戦意高揚に使われたのも、体で理解できます。
駅舎直結の東京ステーションホテルも今月開業しました。何かの機会に、宿泊してみたい。
http://www.tokyostationhotel.jp/
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丸の内仲通りでは、丸の内イルミネーション2012が始まっていました。クリスマス気分を先取りの感じです。三菱地所の街づくりには、大胆さと繊細さいずれもがあり、企業カルチャーを感じます。
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今年2012年5月にスクラップ&ビルドされたパレスホテルにも行きました。
1862年に磐城平藩主、安藤信正(当時老中)が尊攘派の水戸浪士6名に襲撃された江戸城の坂下門のそばです。

和田倉噴水公園から見上げると、香港あたりにいるような雰囲気です。東京のポテンシャルは、まだまだ捨てたもんじゃない。
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週刊ダイヤモンド(10/27号) 頼れる病院

週刊ダイヤモンドは、何でもランキングが好きですね。病院、大学、企業となんでも勝手に順位付けするのは、個人的にどうかと思うのですが、一定の指標、データ、事実に基づく分析であるということを前提に読めば、非常に意味があると思っています。
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さて、いわき市も自治体病院として、いわき市立共立病院を経営してます。755ベッドの一般病床を持ち、毎年一般会計から約20億円の繰入を受けて地域医療を担って運営されています。「繰入」というのは、病院経営の赤字の補填を、いわき市のお財布から毎年行っているということです。
下記の「大都市における自治体病院の1床あたり繰入金ランキング」では、15位の静岡病院が304万円ですから、共立病院の264万円(20億円÷755床=264万円)は、ランキング外ということがわかります。それにしても、ひとつのベッドを維持するのに、毎年264万円が投入されているという事実は変わりません。将来にわたって持続可能な経営かどうかについて、疑問を持たざるを得ません。

ダイヤモンドは、自治体病院の赤字経営の原因について、触れています。その言葉を借りれば、「ポイントは運営責任者と職員の身分だ。いまだ多くの病院で行政が運営の主導権を握り、職員は給料の高い公務員である。」とのこと。
共立病院が目指すところは、いわき市民が受けられる医療サービスの最大化です。医療サービスには、医療の質的レベル、緊急医療の迅速対応、難度医療への対応等が含まれます。一方、その実現のために持続可能でない税金が投入されることは、許されません。少し難しいですが、一般的な市民サービスと同様、「(投入量1円あたりの)サービス価値の最大化」を目指すことが、市民病院の目指すべき道と考えます。
そのためにネックになっている項目があるならば、項目を特定しすみやかに改善すべきでしょう。ステークホルダーに十分配慮することは必要ですが、本当にいわき市民のためになる医療とは何か、を第一に考えるべきと考えます。
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ダイヤモンドは、自治体病院の経営改善の処方箋についても、触れています。その言葉を借りれば、「柔軟な経営を可能にする地方独立行政法人化がベスト」とのこと。
独法化した日本海総合病院のように、産科、小児科を含めた診療科目を持ちながら、非常に効率的な経営をするようになった病院もある、とのこと。これもひとつの選択肢だと思います。

日本海総合病院について、なぜ経営の舵取りがうまくいくようになったのか、深く調べたいところです。どなたかお知恵がありましたら、お貸し願えないでしょうか。
http://www.nihonkai-hos.jp/hospital/
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マックデリバリー

マクドナルドで、デリバリーサービスが始まりました。当面は東京限定のようですが、いずれ全国へ展開するかも。
デリバリーピザ屋さんには、衝撃ですね。

http://www.mcdonalds.co.jp/shop/mcdelivery/
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中村天風セミナー

元財務大臣の尾身幸次氏が、いわき市にやってきます(いわき市商工観光部様の肝いりで招聘できたそうです)!「経営に活かす中村天風の教え」をテーマに、心身統一法についてお話いただけるそうです。

予習で読書しましたが、読み解くのはかなり難解です。何故に、経済界で絶賛されている中村氏なのか、ぜひ質問したいですね。

■日 時:平成24年11月6日(火)18:00~        
■場 所:いわき産業創造館(ラトブ6階)
■講 師:尾身 幸次 様
     元財務大臣・公益財団法人天風会理事長
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磐城高校とイエール大学でスカイプ会話

スカイプを使って、いわきの高校生と米国のイエール大学の学生同士で、コミュニケーションをしてもらう、という試みのために、県立磐城高校を訪問しました。
磐城高校は、全国で145校ある文部科学省のスーパーサイエンススクール(SSH))に 認定されているので、数学・理科に力を入れています。予算配分の裏付けもあるので、校内LANや独自サーバーが充実していました。
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スカイプ機器のセットアップも順調にいったので、来月(試験期間の関係で再来月になるかも)に、日米の学生会話が始まります。
うまくいけば、高校生にイエールの授業にオブザーバーで行ってもらうことも視野に入れているので、楽しみです。

小名浜大剣埠頭のガントリークレーン

知人から小名浜港大剣埠頭にガントリークレーンが出現しているとの連絡があり、確認してきました
 
ガントリークレーンとは、コンテナなどの貨物の積み卸しを行うクレーンのことで。貨物の荷役を行う上で欠かせない機械です。一本釣りのクレーンと比較すると、作業スピード・安全性が格段に優れているため、重要港湾には複数設置されてます(例:香港92基、シンガポール87基、東京港約30基、神戸港18基、横浜港5基、八戸港2基(国土交通省調べ))。小名浜港も1基のガントリークレーンを保有していたのですが、震災で損傷し、現在まで運用が止まっていました。
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大剣埠頭の入口には詰所があり一般の方はそこから先には入れないのですが、私は港湾管理事務所の許可を得て、すぐそばまで行ってガントリー-クレーン1基の現物を見ることができました。
現場の方のお話によると、クレーン本体はつい4日前に陸揚げしたばかりで、視察にきた議会関係者は私が初めてだそうです。
震災で損傷したクレーン本体を、三井造船が分解して工場まで搬送、新品に交換し、組み立てた状態で、小名浜港に運んできたとのこと。本日の段階では、まだ基礎が未完成ですし、クレーンの一部溶接も進行中でした。
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写真を拡大すると見えるのですが、「三井造船 2012年11月」のプレートが見えますので、クレーンの商業稼働は近いと思われます。
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いわき市の強み・弱みを考えれば、小名浜港の存在は大きい。東京までコンテナを運ぶ必要がなくなれば、東京までの陸送費が不要になる。市内だけでなく、さらに郡山や会津からの荷主を集めてコンテナで海外輸出できれば、ボリュームが増えるので、便を増やし運賃コストの低減も期待できる。これまで小名浜港の主な使い道はバラ積みでの石炭輸入だったけれど、これにコンテナが加われば、港湾労働者だけでなく周辺の港湾サービス、運送業、ひいては産業全体に付加価値を生み出すことができます。
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再生エネルギー買取

本日2012.10.17の日経新聞に、再生エネルギー買取の記事が掲載されていました。
2012年3月末時点の再生可能エネルギーの導入量は19.4百万kw、さらに2012.9月末時点までに、1.8百万kwを積み増すそうです。
増加分のうち、福島県のシェアは1.1%(認定出力ベース)。まだまだ、全国へ脱原発をアピールできる数量になっていない。来年の沖合浮体式洋上風力発電とその後の早期商用化だけでなく、バイオマス、中小水力、地熱にも種まきをしておく必要があると思います。

http://www.enecho.meti.go.jp/saiene/kaitori/dl/setsubi/201209setsubi.pdf

それにしても、原発の発電容量・24時間連続発電は、再生エネルギーと比べるとあらためて驚かされます。福島第一原発の6基(稼働率80%計算)で2009年度の年間発電量は32.9百万kwだったそうです。


佐藤栄佐久前福島県知事の有罪確定が確定

佐藤栄佐久前福島県知事の有罪確定が確定しました。時価と売買代金との差額は証拠上不明であっても、換金した行為が賄賂にあたるとの最高裁の判断(判事4人が一致意見で、1人が審理回避)です。佐藤知事が判決後、「司法に絶望した。特捜部の恣意的な捜査であった」とのコメントを出しています。

私も全く同感で、どうして換金が法律上、経済上、賄賂にあたるのか、法学部と経済学部を卒業している私にも理解できません。佐藤知事の執筆された「知事抹殺」は福島県民必読の書だと思いますが、再度読み返したいと思います。
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/121016/trl12101619020001-n1.htm 

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平地区敬老会

10/16に開催された平地区敬老会に参加しました。出席者には、巾着袋のお土産です。男性は紺色、女性は朱色。
米寿(88歳)を迎えた方と、金婚式(結婚50年)を迎えたご夫婦が招待され、お祝いを受けました。意外ですが、会場にお見えの方々はとても若々しく、80歳を超えていらっしゃるようには見えませんでした。
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23追伸:翌日10/17福島民報
が掲載され、私が左端に小さく写ってい
ます。 

日々の新聞様 訪問

10/15日号を発刊したばかりの、日々の新聞様を訪問しました。瀟洒な外観とともに、編集室はあたたかみのある木のぬくもりが感じられる、落ち着く場所でした。編集人の安竜様から、いわき市の課題、過去の経緯等をお聞かせいただきました。

私の理解したことは、以下の通り(違っていたら、ごめんなさい)
・いわき市政にはたくさんの課題はあるが、起きるにはそれぞれの理由がある(あった)
・いわき市政は対立軸を明確にしないために、あえて問題点から目を背けてきた面もある
・対策は見えていても、各ステークホルダーの思惑が必ずしも対策の方向性と一致しない
・達成容易な目標を立てても、本来の政策の目的を達成しない
・明確な理念と的確な判断力、強いリーダーシップの資質が、トップに求められている

また、新人議員には、議会を通じてきちんと問題点を指摘することが期待されていることを、ひしひしと感じました。
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総合磐城共立病院の耐震化工事 5億円

総合磐城共立病院の耐震化工事が始まりました。
今年度に1億4880万円、来年度に3億4720万円、合計4億9600万円を投じられて、現在の建物に対して耐震化工事が行われます(予算書による)。
これとは別に新病院建設が予定されています(現計画は現在地での建替案が有力)。この新病院は平成30年より前倒しで、建設計画が進められています。そうなると現在の建物は役割を終えて取り壊されますので、この耐震化工事の支出、約
5億円は純粋に5-6年だけのための支出となります。もったいない。

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ポタリングイベント

福島県サイクリング協会のポタリングイベントに来賓として出席しました。小名浜の三崎公園を9:00過ぎにスタートして、午前中のんびり海岸線を回るコースです。ロードバイクもあれば、マウンテンバイク、ママチャリでの参加もあったようです。
天気はいいし風のない絶好のサイクリング日和なので、マイ自転車で走りたかった、、、
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久之浜・大久地区まちづくり懇談会

久之浜・大久地区まちづくり懇談会に出席。地元の方を中心に200人近くの参加者で、会場はすでに満杯です。復興への期待度の高さを感じます。市長コメントによれば、久之浜・大久地区におけるいわき市の復興のメイン事業は、以下の3つとのこと。1.土地区画整理事業、2.高台集団移転、3.災害公営住宅。福島県の事業としては、防波堤のかさ上げ。 
地元の方の質問に対し、市長もしくは関係部長が一問一答で答える形式でしたが、実質的にはゼロ回答で、既存で決定された事業の進捗説明に終始していると感じました。
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小説上杉鷹山(上下)

小説上杉鷹山(上下)を、スーパーひたちの移動中に読書しました。上杉治憲(鷹山)が、ムダな支出を減らすため、まずは虚礼廃止しようと画策し、身内の妨害に合いながら、同士を増やしていく上巻が泣けた・・・改革を実行するため、キーパーソンをシンパにしてからボトムアップで同士を増殖する方法は、今の時代の社内改革でも全く同じだと思いました。
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いわき市議会初議会 記念撮影

いわき市議会議員プラス、市長と副市長、議会事務局(市役所職員)で記念撮影がありました。
前から2番目の列、右から6番目に、私がおります。1列目は年配者で決められましたが、2列目以降はフリーシートした。 CCI20121027_00001

カジノ導入の勉強会

みずほコーポレート銀行様のカジノ導入の勉強会で思ったこと。東京都をはじめ雨後の竹の子のごとく、全国でカジノ特区構想があるらしい。ありきたりな、格好イイ賭博場とスロットマシン、ルーレット等は、なじまないし、すぐに飽きる。そもそも、すでにスロットマシンはすでにパチンコ屋にたくさん導入済みなので、いまさら導入しても魅力がない。

いわきには温泉街もあるし、競輪場もある。強みを生かしたモデルのイメージとしては、温泉宿に泊まって浴衣を着て、怪しい賭博場の雰囲気の中で花札、チンチロリン、手本引き、丁半等をやる感じでしょうか。

欧米型のギャンブリングルールは、何よりも公正性、恣意性の排除がコンプライアンスで求められます。現状、日本においては賭博のルールがないことを考えると、カジノの導入に先立って欧米型の法律を直輸入する可能性が高い。その場合、ローカルなゲームは倫理上できず、つまらない(地域の味がでない)ものになってしまう。法律の制度設計からしなければならないとなると、思ったよりもハードルは高いかもしれない。06

議会で議長・副議長選出

市議会で議長・副議長を選出する方法には、議長指名・推薦・起立投票・選挙等があります。今回は選挙となり、以下の順序で行われました。
選挙の宣言(議長)→議場の施錠(係員)→投票用紙配布(係員)→投票箱が空であることの確認(係員)→議員一人ずつ点呼され投票(議員)→議場の解錠(係員)→開票の立会(議員)→開票作業(係員)→結果の読み上げ(議長)→当選者の挨拶(議員)24

先例や議会規則に則り、厳粛に、正しく行われるため、1回の投票に非常に時間がかかります。私見ですが、セレモニーや虚礼廃止、自席からのボタンによる投票等で、1/3の時間で議事ができるのではないかと思いました。
なお議会規則で、議場には携帯電話・カメラは持ち込み禁止となっているので、議会中は撮影できません。
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吉田みきと プロフィール

ふるさとの福島県いわき市で、市議会議員として活動を開始しました! いわき市は、今、複層的な問題が山積しています。公認会計士としてのキャリアを生かし、フレッシュな視点で問題点を洗い出します。



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