吉田みきと ほぼ毎日ブログ

「死して不朽の見込みあらばいつでも死ぬべし。 生きて大業の見込みあらばいつでも生くべし。」 吉田松陰・高杉晋作語録   「金もいらぬ、名誉もいらぬ、命もいらぬ人は始末に困るが、そのような人でなければ天下の偉業は成し遂げられない。」 西郷隆盛・山岡鉄舟語録

トヨタ白川郷自然学校 世界遺産の合掌造り建物群

白川郷は、ユネスコの世界遺産(文化遺産)に登録されている、岐阜県の庄川流域にある合掌造り集落です。その特徴は、なんと言っても、合掌造りの建物が、観光のための単なる置物ではなく、現代生活においても地元民の実生活の場として使われているところに価値があります。

しかしながら、冬にはすきま風が吹き、茅葺きの屋根の葺き替えには多くの労力を必要とします。そのため、メインの荻町集落で、現存しているものは、約60棟。合掌造り家屋について「売らない、貸さない、壊さない」の三原則を掲げ、保存活動を行っていますが、実際にはなかなか難しいようです。そのため、トヨタ財団が白川郷のほど近い山麓の100haを超える敷地を求め、トヨタ白川郷自然学校を設立・運営し、合掌造り家屋の一棟を移設・保存・管理しています。
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茅葺きの屋根の厚さは30cm近くにも及び、葺き替えには、大変な労力とコストがかかりそうです。

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部屋の中央部が、囲炉裏の定位置です。この囲炉裏は、料理にも使いますが、熾火のキープ、夜間の暖房等として多目的だったそうです。しかしながら、木造+茅葺きという、非常に失火しやすい環境で、365日囲炉裏に火が入っている状態は、かなり火事に対してリスキーなはず。消防設備と言っても、スプリンクラーなどあるはずもなく、消化器による手作業の消火しかない。よくぞ、いままで保存できていると思います。

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2階は、養蚕業のために使われていました。カイコは、この部屋で、寒いときには囲炉裏の熱で、暑いときには、前後の戸を開けて新鮮な空気を入れることで、温度調節をされながら育ったそうです。

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実際のところ、囲炉裏を焚いてもらうと、2階は煙でもうもう。人間が燻されそうで、昔の先人は我慢強かったんです。

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1階の居間での反省会。夏場ではありましたが、虫は入ってくるし、締め切ってもすきま風がはいってくる住環境。大自然とともに暮らす、そして楽しむ覚悟がないと、現代人にはなかなかしんどい生活です。

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福島空港 無料駐車場2300台!

福島空港は、玉川村と須賀川市の地方管理空港(旧第3種空港)。建設費は500億円あまりを投じて、1993年に2,000mの滑走路1本で完成し、2000年には2,500m滑走路に延長されています。この延長で、ジャンボ機も飛来可能(現在運行なし)。

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一時は、札幌、名古屋、大阪、広島路線に加え、上海・ソウルとも国際定期路線があった時期もありましたが、現在は、札幌・大阪線のみ運航されています。

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福島といえば、「ウルトラマン」。ウルトラマンの生みの親、特撮の神様 円谷英二氏は、福島県須賀川市出身。その縁で、円谷プロダクションらの協力により、撮影などで使用されたウルトラマン立像やジオラマ等が常設され展示されています。
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こちらは科特隊の戦闘機、ジェットビートル・小型ビートルか?

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基本的に飛行機が到着して、乗客と機材を乗せたら出発するため、飛行機がいないがらーんとした状態が平常。一日数便しか到着もないので、閑散としています。

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空港ビル2.3階には、レストラン・売店のほか、こどもの遊び場や無料の休憩室、学習室もあります。ぜいたくなスペースの使い方ですが、便数が少ない=利用客が少ないので、当初予定していたスペースがいらなくなったという事情もあるのでしょう。

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ある部屋には、メダルゲーム機が置かれていました。不思議なスペースです。有効な床の使い方としてはどうかと思いますが、諸事情あるのでしょう。

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なぜか自習室が設置されていました。さらに大人が自習していました。???

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福島空港のウリは、無料駐車場でしょう。空港駐車場は2,300もあり、何泊しても「無料」。ここを強みにしていくべきでしょう。平日でしたが、中央駐車場はほぼ満車、北側・南側駐車場は、ほぼ空車でした。まだまだ受け入れ余地がありますね。

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田村市役所

田村市は、いわき市に隣接する中山間地の市です。隣接しているといっても通勤圏としては郡山市圏で、ちょっと縁遠いですが、いわき市とは、風車23基の「ユーラスエナジー滝根小白井」で共同しています。また「あぶくま洞」やカブトムシの「ムシムシランド」で有名。

<滝根小白井ウィンドファームは、コチラ>
http://www.mikito.biz/archives/48734443.html
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田村市がは、2005年に田村郡滝根町、大越町、都路村、常葉町、船引町の5町村が合併してできました。東日本大震災時には、市域の一部が警戒区域緊急時避難準備区域、その後に避難指示解除準備区域に指定されましたが、比較的早い段階で完全に避難指示は解除されています。平成27年に完成した4階建ての新庁舎は免震構造で、合併都市の象徴としての役割も期待されているそう。

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ビルの中心部が広く吹き抜けになった構造は、最近の流れですね。日照通風に優れていて、豊島区役所にも共通です。

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1階2階が市役所窓口、3階が市長室等、4階が議会等となっていて、コンパクトにまとまっている感が強いです。いわきにおいても市役所棟と議会棟がありますが、今後、効率性や効果性を考えると、複数の行政機能(もしかすると民間も)がひとつの建物に入った「合築(がっちく)」が基本となっていくのでしょう。

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矢場とんの味噌カツ 矢場町本店

名古屋といえば、味噌かつ。みそかつといえば、矢場とん。いわきFCパーク内のレストラン施設には、名古屋味噌かつで有名な「矢場とん」さんが入居、東北初の出店です。確かに本場の味そのものなのでしょうが、、、本当かどうか矢場とんの本店、名古屋矢場町で確かめてきました。

<いわきFCパーク いわきの新名所は、コチラ>
http://www.mikito.biz/archives/50282102.html
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これが定番「味噌かつ鉄板焼き定食」+ネギトッピング=1,890円。じゅうじゅう焼かれた鉄板の上に一面にひかれた千切りキャベツ、そしてその上にどでかいロースカツが鎮座。その上からとろとろした味噌ソースがかかっています。サーブされた後に、ネギトッピングがやってくる。一人前ですが、かなりのボリュームなので、シェアして食べることをオススメします。

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11:00am開店ですが、11:30にはすでに行列ができています。地元割合が高く、またとんかつの店というカテゴリーの割には、女性客も多いです。

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3階建ての店内の内階段はかなり狭いですが、その内階段沿いに店内でも並びます。

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カウンター席は、いたって普通のとんかつ屋さん風です。

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矢場とんのキャラクター「ぶーちゃん」は、先代主人が相撲が好きだったことに起因して、まわしをつけた豚ちゃんらしい。

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店内の雰囲気もサービスもいたって、普通の気の良いとんかつ屋さんです。

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矢場とんサラダ。しっかり豚トッピングと、たっぷりの味噌ソースがかかっています。

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一人前定食+サラダで2,430円。決して安くはありません。かといって高級な雰囲気でもない。しかし、名古屋人であっても矢場とんには、強い思い入れがあり、良質の材料やあくなき味の研究で、その値段設定にも納得だそうです。羊羹の虎屋もいっていますが、「伝統とは革新の連続である」。そのものですね。

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ライフシフト 100年時代の人生戦略

LIFE SHIFT(ライフ・シフト) リンダ グラットン 著を、ある方の勧めで読みました。寿命100年時代、あなたはどう生きますか? という問いかけと、それに対して新しい人生戦略を『LIFE SHIFT』は提示してくれています。自分事として、生き方・働き方を再考する本として、とても良かった。

これまでは、80歳程度の平均寿命を前提に①教育、②仕事、③引退という3段階のステージで人生を区分けしてきました。しかし寿命が100才を超えるという現実の下、①②をこれまで通りとすると、③は金銭的にも精神的にも、あまりに長いという事実があります。それをどうするか。

結論からすると、上記①②③の3ステージからの単一のレールではなく、複数のステージを転々とするマルチステージの人生が提案されています。具体的には、
・エクスプローラー(世界を旅しながら、自分探ししつつ、生きていくスキルを持つ)
・ポートフォリオワーカー(異なる種類の職を同時に持つ)
・インディペントプロデューサー(組織に雇われず、独立して生産活動)。

その実現のためには、以下の3つの無形資産を自分の中に積み上げていくことが必須。
・変身資産(多様性のある人的ネットワーク)
・活力資産(肉体的・精神的健康、バランスのとれた家族との生活)
・生産性資産(スキル・知識・仲間からの評判)

これらが実践できる、強者の理論だという見方もありますが、問題の現状分析と具体的なライフスタイルの提案に、納得するところが大きい。

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「こんな生き方をしてはいけない!」卒業後すぐに就職し、ずっと同じ会社で働こうとする。永続する企業を目標に起業し、すべてを仕事に捧げる。休日をレクリエーション(娯楽)にあてる。

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この「ライフシフト」、世間的にも注目されていて、週刊東洋経済でも特集が組まれています。ライフシフトは外国人を想定して書かれていますが、こちらは日本人が、日本で、ライフシフトをどうやって実戦するかという実践編。日本版のマルチ人生の課題の第一は、日本型雇用です。具体的には公的年金の制度設計(長期同一会社での勤務を想定)、雇用慣行(大卒定期一括採用、社畜ゼネラリスト養成を想定)、高等教育(仕事に役立つ特定のスキル・知識養成機関になっていない)。

個人で超えるには非常に高いハードルです。大変ですがそれだけに、超えた先には、莫大な少数者先行利益がとれるかもしれません。

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田人おふくろの宿 市営の宿

田人おふくろの宿は、国道289号線沿いにあるいわき市立の木造2階建の旅館です。敷地内にはテニスコートやバーベキューハウス、屋内運動場などがあります。ペレットストーブや、木質ペレットボイラーを活用している地球に優しい施設。

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市の施設ですが、指定管理者制度・利用料金制を採用し、運営は「田人おふくろの宿企業組合」が受託して行っています。訪問当日は、地元の小学生が一日職場体験として、施設の清掃のお手伝いをしていました。こういった体験は、いいなあ。
 
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内部は木造作りで、木の床、木の壁のロビー。部屋は2階に10部屋。

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白河小峰城 木造復元でのまちづくり

白河小峰城は、国の史跡指定、日本100名城のひとつ。盛岡城、会津若松城と共に「東北三名城」の1つらしい。周辺は城山公園として整備され、公園内には結城氏や阿部氏に関する資料を展示した「白河集古苑」があります。その特徴は、天守閣(正しくは御三階櫓)が江戸時代の絵図に基づき忠実に木造で復元された新築であること。復元天守は全国に多数ありますが、ほとんどが鉄筋コンクリート造の外観のみ元に復したものです。このように木造新築の城を中心にしたまちづくりは、磐城平城の城址公園に整備の大きな参考になります。

<磐城平城 本丸跡地を市民開放したいは、コチラ>
http://www.mikito.biz/archives/42425422.html
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もともとは、小城あったところに、江戸初期に丹羽長重が10万石で棚倉城から移封され、幕命により城の大改築に着手、3年の歳月を費やして完成しました。しかしながら、戊辰戦争の白河口の戦いでは、奥羽越列藩同盟軍と新政府軍との激しい攻防の舞台となり、結局、城の大半を焼失し落城しました。

その跡の城跡には曲輪・土塁・石垣・水堀を残すのみでしたが、平成に入ってから白河市が、本丸跡に三重櫓・前御門が当時の史料に基づいて新築復元しました。東日本大震災により石垣等が崩壊したため、しばらく公開中止となっていましたが、3年にわたる補修工事を終え、一般公開を再開されています。

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天守閣から城趾公園を眺める。遠くにJR線路、さらには白河のまちなみが一望できます。

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本来であれば、大規模な木造建築は日本では建築基準法で原則禁止されているそうです。しかしながら、工夫をして、一般見学者が立ち入れる施設になったそうです。内部から見ると、木造建築物であることが、実感できます。

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最上階のスペースは、10畳程度。

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城内には、石落としや等の仕掛けが各所に。

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内部の床には、戊辰浅草寺の鉄砲玉の跡を見つけることができます。

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三重櫓と前御門の間には、700畳相当の本丸御殿があり、接客・執務等に使用されていたとのこと。

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白河小峰城の特徴のひとつが、いったん廃城になったにもかかわらず、石垣がきれいに保存されていることです。

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内堀もほぼ完全な形で保存されています。

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東日本大震災時には、石垣が大きく崩れ、いまなお復旧工事が続いています。

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敷地内には「白河集古苑」という展示施設がありました。

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古地図。

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各種古文書が保存・展示されています。落城の際によくぞ、焼失・紛失しなかったものです。磐城平城の古文書のほとんどが、戊辰戦争の際に焼失してしまったことを思うと、とても残念です。

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刀剣類も保存・展示されていて、非常にうらやましい限り。

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城があるまちは、間違いなく風格がありますね。

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公園内のトイレもまた風格があった。

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細かい意匠にも心配りがなされていました。

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豊島区役所 土日オープン

全国で初めてとなるマンション一体型の新庁舎となった、豊島区役所。地下鉄東池袋駅に地下で直結する地上49階、地下3階の建物の上層階ほとんど(約400世帯)が、民間分譲マンションで、区役所は1階の一部と3階~9階部分のみ。なんといっても、そのサービスの特徴のひとつは、区役所の総合窓口が土日も開いていて、コールセンターは24時間営業という点!実際に土曜の朝9:00に見てきました。

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流石に土曜日の朝いちだけあって、待ち時間ゼロ。スムーズに証明書を入手することができました。

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窓口では、てきぱきとかつ丁寧に対応いただきました。窓口は民間に外部委託していて、市役所職員は管理用に1名だけ休日出勤しているそう。土日対応サービスの内容は、フルサービスでなく、「公金納付」「戸籍」「個人番号カード交付」「住所の転入・転出・転居等」「各種証明書発行」「住民税の納付・相談」「保険料の納付・相談」等に限定されていますが、一般人が市役所に来る用事のほとんどが、これに対応しているのではないでしょうか。

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待ち時間表示や、各種言語対応(中国語・韓国語・英語)のマークを付けた民間スタッフが複数常駐し、フロアで来訪者に積極的に声がけをしていました。訪問者に各部をたらいまわしさせず、この総合窓口で対応し、(基本的には)ここで各種証明書をお渡しできるようにしているとのこと。ワンストップサービスのあるべき姿のひとつだと思います。

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四時ダム おいしい水

四時ダム(しときダム)は、鮫川水系四時川に、総事業費は174億円をかけて1983年に建設されたダムです。洪水調節・上水道・工業用水を目的とする、福島県営の多目的ダム。ダムの堤防の一部からは、遠く太平洋を望むことができます。

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せき止められた湖は、四時湖と呼ばれるらしい。夏に行われる「四時ダムまつり」では、湖面をボート乗船できたりします。

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放水時の動画を見つけました。
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「銘水 四時ダム」の看板。

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ダム内部の監査廊の浸透水が市民から「おいしい水」として評判になり、持ち帰る方々もいらっしゃいます。人呼んで「銘水 四時ダム」。当日も、ポリタンク持参で汲んでいらっしゃる方が。

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ちなみに管理事務所を訪問すると、「ダムカード」というものがもらえます。各タムに備え付けられているようで、収集するのも楽しいかも。

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生涯投資家 村上世彰著

「村上ファンド」といえば、ニッポン放送、阪神鉄道、東京スタイルなどへの一連の投資に対するマスコミ等による報道で「ハゲタカファンド」として著しく評判が悪く、その運営者であった村上世彰氏に対する、世間のバッシングの風はいまでも強いと思います。インサイダー取引で有罪判決を受けた後、株式市場の表舞台から姿を消し、シンガポールへ家族で移住、最近では自己資金で株式・不動産取引を始めたそうで、その動向が注目されています。そんな村上氏の初の自伝(いわく最初で最後の著書とのこと)。彼から見た日本の証券市場はどのようなものだったか、異なる視点から振り返るあの事件は、やはり異常だった。

2006年6月、ニッポン放送株をめぐるインサイダー取引を行った容疑で逮捕され、のちに執行猶予つき有罪判決を受けた村上ファンドの村上世彰氏。灘高―東大法―通産省ー証券ファンドの運営という道筋を選んだ氏のスタンス・投資理念は、徹底した「バリュー投資家」。すなわち市場で割安で放置されている上場銘柄を徹底的に分析し探しだし、短中期で保有する。そして経営陣に経営改革を迫り、ダメなら(高値で)売却する。これを「ハゲタカ」「グリーンメーラー」と呼ぶかどうかは、立場によって異なるでしょう。氏の「投資家が、証券売買でお金儲けすることは悪いことですか」という反論に対し、裁判所はこの投資行動を批判、有罪判決となりました。世界的に著名な投資家ウォーレン・バフェット氏も、自身がバリュー投資家であることを認めています。その意味では村上氏と全く同じ。異なる点は前者が超長期投資であるのに対し、後者が短中期的に資金回収を目指す手法の違いか。

こうして村上氏側からの投資哲学、日本企業は誰のものか、日本の経営者たちの経営責任への見方を見てくると、単なる有罪判決を受けたから「悪者」という単純な見方はできません。この信念が2000年代のインサイダー事件の根っこだったとは、新聞記事からは見えてこない内容でした。

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幸福の「資本」論 橘玲著

橘玲氏の著作は、『マネーロンダリング』『永遠の旅行者』をはじめ、ほとんどに目を通しています。徹底したリアリスト、資本主義論者でありつつも、その中で個人がどう行動するのがベストかを常に考えていた方でもあります。そんな方が、幸福論を真正面から考えた傑作!

最初の結論。幸福であることを条件づけるものは、「自由」「自己表現」「共同体=絆」の3つであるとし、「ひとは幸福になるために生きているけれど、幸福になるようにデザインされているわけではない」。ここから始まります。ではどうすれば幸福になるのか。幸福は、しっかりとした土台の上に築かれるべき。そのためには、①金融資産、②人的資本、③社会資本という3つの資本を蓄積し、「幸福に生きるための土台(インフラストラクチャー)」を、各個人が設計すること提案を提案しています。

リア充、旦那、金持ち、退職者、ソロ充、プア充、貧困等の、人生パターンが、どのような資本から積み上がったものかの分析が、秀逸!

プア充:田舎のマイドルヤンキーは、オカネ(金融資本)がなく、稼ぐ力も弱い(人的資本)。しかしいつも一緒にいる仲良しメンバー(社会資本)と充実した田舎ライフを送れるかもしれない。一方、その友だちネットワークから外れると、3つの資本すべてを持たないこととなり、そのまま即「貧困」である。
リア充:若くして高収入を得られる職業につき(人的資本)、友だちや恋人がいれば(社会資本)、預金ゼロでも(金融資産)、充実できる。
金持ち:稼げる能力を持ち(人的資本)、一財産稼いだ(金融資産)が、その過程で友人や家族を犠牲にしている。

著者のいわんとしていることは、3つの資本をすべてそろえた「超充」を達成することは難しいが、せめて2つをそろえれば「幸福」といえる状態になるのではないか、ということ。自分はその資本が充実しているのか、どのカテゴリーに当てはまるのか、そう考えると、ちょっとは気楽に生きられるかもしれない、という元気ができてきました。

<タックスヘイヴンは、コチラ>
http://www.mikito.biz/archives/37563411.html

<日本の国家破産に備える資産防衛マニュアルは、コチラ>
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棚倉城跡 亀ヶ城公園

棚倉城(たなぐらじょう)は、江戸初期に丹羽長重によって築城された城です。丹羽長重氏は、織田氏の重臣・丹羽長秀の長男で、最大で越前国・若狭国・加賀国2郡123万石を所有していた時期もある名家です。その後、越中征伐・九州征伐の不手際で縮小、さらには関ヶ原の戦いで西軍に参加したので、改易されたという経緯があります。なんとかその後、お家再興し、陸奥国棚倉5万石に回復したという激変の家です。

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もともとあった都都古別神社を移し、その跡地に棚倉城を築城。しかし戊辰戦争で板垣退助の率いる新政府軍800名の攻撃を受けわずか1日で落城したそうです。濠に大亀が棲んでおり、浮かび上がって姿を見せると決まって殿様が転封になるという言い伝えにより、別名、亀ヶ城。

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城の天守や櫓は現存していませんが、土塁や水掘はかなり規模が大きく、急で深い。西側外堀跡には約160mにわたり石垣が残っています。本丸跡地は、砂利敷きの公園になっていました。

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本丸の外周部分が、一段高くなっていて、散策することができます。

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公園内のトイレが風格のある建物でした。

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かつての石垣を模した建物は、雰囲気がでますね。一部は、実際の石垣が使用されていて、ホンモノ感があります。新築の鉄筋コンクリート造の近代的な城にはない、風格があります。歴史的建物は、ホンモノの部材を使わなくては、本来の歴史と文化、先人の歩みを感じることができないと改めて感じました。

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ザ・マスミサイル 結婚式2次会ライブ

ザ・マスミサイルは、大阪の青春パンクバンド。オリジナル曲「今まで何度も」は、テレビ東京系『NARUTO -ナルト-』エンディングテーマに採用されたこともある、メジャーです。知人の結婚式の2次会で登場いただいたのですが、そのパフォーマンスが良かった。
<ライブ動画は、コチラ>
https://youtu.be/8sWpYatZipw
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ボーカル・ハーモニカの高木芳基さん。気さくなかたでした!!!

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東洋システム本社 LFA展示

東洋システムは、ハイブリットカーや電気自動車、携帯機器などに使われるリチウムイオン電池等の二次電池試験装置の開発・販売大手。その本社が、いわきの常磐銭田工業団地にあります。庄司秀樹社長が1989年に独立開業して、一代で築き上げた会社。その試験装置は、世界の電池開発に欠かせない存在なのだそうです。

いまでは、売上高41億円、社員数 110名(2014年10月期)だそうです。開業当時は10畳あまりのプレハブが、東日本大震災後に総工費18億円を投じ、本社新社屋完成。常磐線からよく見える5階建ての本社は、いわきの元気な企業の代表という印象があります。

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セキュリティゾーンと一般の方が入れるエリアは明確に区分けされています。1階部分は、企業紹介を含めて展示ゾーンです。

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トヨタが開発したスーパースポーツカーレクサスLFAが展示されていました。ナンバーもついていますので公道使用モデルです。定期的に被災地の高校生などに夢をもってもらおうとする試乗体験イベント等も開催していて、市内の平工業高校・勿来工業高校生徒らも招待されていました。庄司社長自身も市内の勿来工業高校の卒業生。後輩らに科学や技術開発に対する興味、起業に対するイメージを持って欲しいという思いなのだと思います。

<外部サイトへのリンク>
http://guruttokun.exblog.jp/18088187/
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次世代エンジニアを育成する実践型教材となる小型電気自動車「PIUS」の展示。市内の工業高等専門学校や工業高校の学生を対象に、次世代自動車の基礎構造や製造技術、EVの仕組みを習得させるとともに、モノづくりの大切さ、仕事の基礎を身につけ、未来のエンジニアを育成することを目的に「いわきEVアカデミー」が開催されています。このEV車は、工具を使用して分解や組み立てを行うことができ、EV車の部品構成が分かるほか、PIUSを分解、組み立てることで、部品の必要性や部品の働きを習得し、EV車の安全性知識を得る実践的教育となるんだそうです。

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国産本マグロ解体ショー@おのざきラトブ

海産物専門店おのざきは、「鮮魚」の屋号で本店のやっちゃば平店のほか、いわき市内の平ラトブ・小名浜・植田・鹿島エブリア内に出店しています。2代目社長が、店舗拡大等、攻めの経営されています。

特に平駅前ビルラトブへのテナント入居にあたっては、回転寿司業態も新設し、好評を得ています。ラトブ1階には、鮮魚・青果・精肉のほか、いわゆる日配品が販売されており、まちなか住民の貴重な食料品購入の場のひとつとなっています。現在、人口減少と財政制約の中で、効果的・効率的に行政サービスを提供する視点から、いわゆる「コンパクトシティ」が叫ばれています。確かに一般的に正しいのですが、それにはまちなかに、生活のための利便施設、特に充実した食料品店の存在は欠かせない。その意味で、この立地で、地元事業が食材を仕入れ・販売し、経営されていることは、単に食糧供給という観点のみにならず、地元にオカネが回る(会社にオカネが入り、地元会社に仕入れ代金が支払われ、市内勤務者に給料が支払われる等)という意味でも、非常に意味があると思います。

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そんなラトブ店では、定期的に催事を開催していて、本日は、本マグロの解体ショーを実演していました。100kgはあろうかという生の本マグロを店舗前で解体。その場でサクにして販売。

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まさに飛ぶような売れ行き。サクがでてくる先から、パックに手が伸び、購入されていきます。

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長崎産本マグロが、100g 880円。決して日常的に口にできるものではありませんが、ハレの日のご褒美に。

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文部省歌「蛍の光」の作詞者の出身地 棚倉町

道路期成同盟会のため、棚倉町にきています。文部省歌「蛍の光」の作詞者 稲垣千頴(ちかい)がここの町の出身なんだそうです。もともとのメロディはスコットランド民謡 「オールド・ラング・サイン」で、それに日本語の作詞を稲垣千頴が行い、尋常小学校の唱歌として小学唱歌集初編に載せられたことが、現代の卒業式の定番となった基礎。

蛍の光の1番2番は、卒業式で一般的にうたわれていますが、実は3番と4番があり、その歌詞が実に意味深い。

1.
螢の光 窓の雪 書読む月日 重ねつゝ
何時しか年も 杉の戸を 開けてぞ今朝は 別れ行く

2.
止まるも行くも 限りとて 互いに思ふ 千萬の
心の端を 一言に 幸くと許り 歌ふなり

3.
筑紫の極み 陸奥 海山遠く 隔つとも
其の眞心は 隔て無く 壱つに尽くせ 國の為

4.
千島の奥も 沖繩も 八洲の外の 守りなり
至らむ國に 勲しく 努めよ我が兄 恙無く

<蛍の光 全4番は、コチラ>
https://www.youtube.com/watch?v=B_1XKpQ9kgQ
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松戸市民会館プラネタリウム

千葉県の松戸市民会館の4階に、市営のプラネタリウム室「NAOKO SPACE PLANETARIUM」があります。愛称の由来は、同市出身の宇宙飛行士、山崎直子さん。山崎さんは「松戸市天空スーパーアドバイザー兼松戸市民会館名誉館長」に任命されています。山崎さん自身、子どもの頃、このプラネタリウムに頻繁に通われ、宇宙や科学に対する興味が湧いたことを著書で書かれています。

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土日祝日のみ、子ども向けと一般向けのプログラムが各2回投影されます。また、市民会館の屋上から望遠鏡で実天を観望する「星空観望会」が、毎月1回開催されています。解説員による星や星座のお話などの番組のテーマは2ヶ月ごとに変わり、各回30-40分程度、13:30と14:30の回は子ども向け、 10:30と15:30の回は一般向けだそうです。 大人50円、こども無料です。

その他、平日日中には、学校・幼稚園からの要請で、団体投影をやっています。このニーズも結構あるそうです。会館・プラネタリウムの所有は松戸市ですが、運営は東急コミュニティという民間会社が受託・運営しています。常駐2名+臨時2名の体制で、プログラム作りや解説等もやって、年間予算約15百万円程度らしい。

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ちなみに、松戸市では山崎さんが地球に帰還した4月20日を「まつど宇宙と科学の日」としているとのこと。地元出身の先人を顕彰することは、とても大事です。

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松戸市民会館プラネタリウム室は、昭和53年の開設後、約40年が経過し、各種設備の老朽化は否めませんが、それでもなんとか修繕しながら使っています。

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機器は、基本的に全てアナログです。いわき市のプラネタリウムと共通の香りがしますね。

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驚いたのが、各種解説のための投影プロジェクタです。なんと、一般的な汎用市販品(数万円程度?)が使用されていました。こんなのでも、解説・ソフトの内容さえよければ、十分に満足のいく投影が可能なんですね。

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毎月1回、当館所有の天体望遠鏡で月や星を観望する星空観望会が無料で開催されています。先着80名の予約に対し、毎回予約いっぱいになる人気のもの。当日は、まずプラネタリウムでその日に見えるであろう星空を学習してから、実際に市民会館の屋上(プラネタリウムの横)で、望遠鏡で実際の見ます。主に、月や惑星を見るらしいです。

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松戸市民会館は、松戸駅から徒歩数分のまちなかにあります。中高層のマンションに囲まれていて、暗い星を見るには理想的な環境とはいえませんが、月や惑星を見るについては、まったく問題ありません。それよりも、小中学生にとってのアクセスの良さを第一に考えるべきでしょう。

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まちなかだからこそ、小中学生が夕方に立ち寄ることができ、月や惑星を見て、宇宙や科学に対する興味を持ってもらう。これこそが、宇宙飛行士、山崎直子さんを生み出したベースなのでしょう。ぜひいわきでも、プラネタリウムがある文化センター屋上で、観測会をやってほしい。

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展示スペースは、広くはないものの、書籍や展示等がありました。

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複数回来場者には、スタンプラリーも行っており、6回以上スタンプをためた人は豪華プレゼントがもらえるそうです。私も紙製の星座盤キットをいただき、自宅で作りましたが、楽しかった。あまりコストをかけずに、来場者に楽しんでもらい、宇宙・科学に対する興味を持ってもらう施設として、とても参考になりました。ぜひ、いわきでもやりたい。

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平在宅療養多職種連携の会 介護寸劇 初お披露目

医療・介護関連の多職種連携による「介護演劇 家で暮らしたい」の初お披露目に立ち会わせていただきました。医者、ケアマネ、薬剤師、理学療法士らの医療介護プロフェッショナル集団が、自らと同じ職業の役柄を演じます。そのストーリーは、脳梗塞でリハビリが必要になった初老の男性と、その夫を介護する夫人の2人に対して、医療介護プロフェッショナル集団から実際的なアドバイスを受ける、というもの。

医療介護の現場でよくある話です。事前に心の準備なく、突然介護が必要になってしまったとき、どうなるか。妻は、どのように介護するのがベストかわからず、誰に頼って良いかわからず、途方に暮れ、体力的にも精神的にも参ってしまう・・・ありそうな話。

そこで、悩んだ奥さんがケアマネージャーに相談すると、呼びかけに応じた栄養士、歯科衛生士、薬剤師、理学療法士、ヘルパー、5人のプロフェッショナルがやってきて、それぞれの立場から在宅療養のためのアドバイスされるのです。実際、「ケアマネージャー」という職業が、介護の起点・基点・総合窓口になっているということを、私、初めて知りました。

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平在宅療養多職種連携の会は、医療・介護のプロフェッショナルが毎月勉強会をし、医療・介護のあるべき姿を調査研究してきました。その成果を一般の方々に知ってもらうため、寸劇『家で暮らしたい』を開発、多くの人に分かりやすく介護福祉の情報を伝え、身体と心を総動員させて楽しんでもらおうとの思いです。で、今回がその第1回公演。これが成功裏に終われば、継続開催も視野に入ってきます。集まったのは、一般市民100名近くで大盛況でした。

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劇では、竹林貞吉記念クリニックの松田徹先生が「医師役」で登場。「皆さんは、どこで、最期を迎えたいですか」。その結果は、約6割が自宅で最期を迎えたい、2割が医療機関で最後、残りがその他でした。しかし現実には、今の時代、ほとんどの人が病院で最期を迎えている事実があります。これから10年かけて団塊の世代を原因とする多死社会がやってきます。そのときに今のままでの在宅療養や加療は持続的ではありません。さあ、どうするか。

<寸劇の動画1は、コチラ>
https://youtu.be/rKFnoFfCy_g
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結論から言うと、在宅介護に対する支援を充実させるのか、大きな方策の一つ。それを勤務医師らしくない歯に衣を着せぬ説明は、高齢者の心をつかんでいたようです。

<寸劇の動画2は、コチラ>
https://youtu.be/0O6Wl15BRz4
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今回は、理学療法士さんによる「シルバーリハビリ体操」も実地体験。おもしろい。

<健康体操は、コチラ>
https://youtu.be/Sg3okSnm5Ok
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この劇の特徴は、劇に登場する専門家が、実際の職場でその役柄と同じ仕事をしているという点です。その素人役者(ホンモノの専門家)だけに、劇中の悩める夫婦に対するアドバイスが、説得力があり、また専門的で、びっくりしました。

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豊間・薄磯宅地完成引き渡し 公費投入319億円

いわき都市計画事業薄磯震災復興土地区画整理事業の宅地完成式が、2017年7月15日に行われました。震災前の薄磯地区は、年間26万人もの海水浴客が訪れる、いわき市内、いや福島県内屈指の海水浴場でした。長くて幅広い砂浜には、夏の間、4軒の海の宿が営業していました。2011年3月の東日本大震災により、高さ8.5mもの津波被害を受け、豊間薄磯地区1100戸あまりのうち852戸が全壊、200人近い死者を出しました。

そこで、まちの復旧・復興のため「土地区画整理事業」と「高台移転」を組み合わせて、一大住宅ニュータウンを完成させたのが、この事業。総事業費は薄磯地区だけで115億円、豊間地区で204億円と巨額が投じられています。

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震災前は雑然とした漁師町で、道路も狭く、折れ曲がっていました。整備された区画は、整形地で、道路も広く、一直線。どこかの高級ニュータウン?と見間違うばかり。それもそのはず、薄磯地区の高台住宅地は、当時、標高50mの高さの丘陵を削り取って、20mの高さに新規に造成したものだからです(ちなみにその土砂は、近隣の防災緑地のかさ上げに使用されています)。まちづくりゲーム「シムシティ」も真っ青な、以前の風景が全く想像できなくなるような造成工事です。

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宅地からは、太平洋を望むことができ、眺望・日照・通風とも申し分なし。住宅開発業者がオーナーなら、さぞかし販売しやすいことでしょう。しかしながら課題は、これが土地区画整理事業であること。すなわち、それぞれの区画は、原則としてもとの所有者の所有物であるということ。すなわち、ほとんどの画地は一般に分譲されず、もとの所有者の意向で建物が新築されるかどうか決められると言うことなんです。日本は私有財産制をとっているので、所有者に住宅建設を強要することはできないのです。

聞くところによると、薄磯地区では3年以内に住宅を新築する意向の世帯は、1/4の約50世帯だそうです。その意味は、今後3年経過しても、のこりの3/4、200区画以上が更地のままということを意味します。これでは、スカスカな住宅団地となってしまうし、そもそも自治会として機能しない。

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隣接には、新築の豊間中学校と、既存の豊間小学校があります。住宅団地の土地部分が、学校の4階部分とほぼ同じ高さになっています。通学至便。

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現在、100区画以上もあるこのエリアで建設されている建物は、2棟のみ。引き渡し直後ですが、すでにペンペン草が生えています。このまま更地状態が継続すれば、雑草の刈り取りをどうするかが、すぐ目の前の課題となりそうです。本来であれば所有者が管理責任があるのですが、すでに所有者は市内に住宅を建設して生活を初めていらっしゃる方が多いと聞いています。そういう方は、豊間薄磯の宅地をすぐに利活用する予定はなく、雑草管理も行き届かないでしょう。

国・県・市としても、計画人口823世帯に対して合計319億円もの公的資金を投入して開発整備した地域です。こんな高価は復興事業など実施せず現金を各世帯に4千万円ずつ支給したほうがそれぞれの生活再建のためになったなど批判されないよう、それぞれがきちんとした生活再建し、まちとして再生できるよう、知恵と汗をかかねばなりません、。

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いわきFCパブリックビューイング@ラトブ

第97回天皇杯全日本サッカー選手権大会 第3回戦「いわきFC vs 清水エスパルス」 を、いわき駅前ラトブ1階のオープンスペースで、生パブリックビューイングしました。ビル全体を管理する、株式会社ラトブコーポレーションの粋な計らいです。パブリックビューイングに実施には、場所提供だけでなく、放映権の支払い等の負担もあり、二の足を踏むところ、公共空間の一翼を担う思いから、実施していただけました!!!

先日いわきFCパークがグランドオープンしましたが、そのアウトレットショップで購入した、チームレプリカユニフォームを着ての、観戦・応援です。

<いわきFCパーク いわきの新名所>
http://www.mikito.biz/archives/50282102.html
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(初めて会う)市民みんなで、声を合わせて応援するのって、いいですね。趣味や思想、地位や仕事等、全く関係なくとも地域スポーツは、一緒に心を合わせて応援できる。

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試合結果は0-2で、ベスト16はなりませんでしたが、シュート数もそれなりにあり、決定機も複数回あったので、応援のしがいがありました。これからも運営会社ドームさんの「いわきをスポーツで東北一の都市にする!!!」を応援していきたいと思います。

<試合終了直後の動画は、コチラ>
https://youtu.be/TMvVUdAVYb8
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中田横穴 一般公開が再開

中田横穴は、平沼ノ内にある横穴式の集合墳墓の遺跡です。彩色壁画が有名で、国の史跡に指定されていますが、東日本大震災による被災のため、震災後は非公開でした。2017年7月15日の豊間・薄磯まちびらきを記念し、豊間薄磯ツアーの一環として公開されたので見て参りました。

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「中田横穴」は県道小名浜四倉線の工事中に発見されたそうです。横穴内部の奥壁には、赤と白の顔料により三角文様が描かれており、わが国の装飾横穴を代表するものの一つとされています。 

装飾は後室の三周壁に赤色と白色の三角連続文を基本形として三段に分けて描かれています。赤の顔料だけでなく、白色の顔料も使われていて、赤だけ見ると、逆正三角形、正三角形のパターンに見えますが、白に着目すると、ノコギリ上の波紋が雷を表しているようにも見えます。床面の全体に赤色彩色を施しているのは、全国的にも珍しいそうです。

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元々は高貴な方がこの部屋に埋葬されていましたが、後世の盗掘?により、遺骨や副葬品のほとんどは、横穴発見時にすでになかったそうです。しかし一部とはいえ、副葬品が出土していて、玉類・直刀・挂甲片・金環・金銅製雲珠・銅釧・馬鈴・金銅製大馬鈴・鈴杏葉・紡錘車・珠文鏡・銅製容器蓋・須恵器などがあるそうです。6世紀後半のものとのことですが、その当時、どんな有力な部族がこのいわきにいて、活動し、埋葬されたのか、興味が尽きない。

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震災後、安全点検及び横穴内の環境状態(温度・湿度)の観察のため、一般公開を中止していましたが、安定したそうなので、これから一般公開が再開になるようです。まだ磐城の国がなかった時代のものですが、先人たちの活動に思いをはせるのに、良い場所です。

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薄磯海水浴場の海開き

薄磯海水浴場で海開きがありました。東日本大震災の影響を受け、実に7年ぶりのオープンです。これまでは、四倉と勿来海水浴場がオープンしていましたが、3つめのオープンとなります。海風が気持ちいいですが、いわきサンシャインガイドさんも直射日光には、参っていたようでした(笑顔でしたが)。

<2016年 いわきの海開き@勿来海水浴場は、コチラ>
http://www.mikito.biz/archives/48027839.html
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サンシャインガイドによる海開き宣言。ここ薄磯地区は、いわきの海水浴場の中でも、もっとも人気の場所でした。しかしながら、東日本大震災の大津波の襲撃で200名あまりが亡くなった鎮魂の場所です。あれから6年あまりが経過し、あの災害を克服して、震災前の賑わいを取り戻したい。

2013年に、震災後はじめて海水浴場オープンをしたときには、四倉海水浴場のみでした。その際には、砂浜の空間放射線量(0.09-0.18μSv/h)、海水の放射性物質(不検出)を、複数ポイントで調査し、それを大きく公表した上での開場でした。またその開示データに対する市民・マスコミの反応も大きかった。それに比べて今年の薄磯は、そうした反応がでてこなかったところに、時間の経過が感じられます。

<2013年 いわきの海開き@四倉海水浴場は、コチラ>
http://www.mikito.biz/archives/29549404.html
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市内の高校生フラチーム5校によるフラ披露は、迫力がありました。なんといっても「華」がありますね!

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海開き宣言の後は、サンシャインガイド3名+高校生フラチーム全員で、波打ち際に飛び込みました。マスコミ各社の写真撮影が、スゴイ。明日の朝刊(本日の夕刊?)を飾ることは、ほぼ間違いなし。

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砂浜では、「鳴き砂の会」がサンドキャッスル作りをやっていました。豊間・薄磯は、知る人ぞ知る「鳴き砂の浜」。砂浜を歩くと、キュ・キュ・キュと鳴くことがあります。砂に不純物が少なく、石英と石英が擦れ合って、音が発せられるそうです。

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震災前には4つあった海の家も、すべて部材が津波で流されたため、この6年間、海の家はありませんでした。震災で薄磯地区は壊滅的な被害を受けましたが、幸運にも建物が残ったのが、民宿「鈴亀」さん。その鈴亀さんが、新たに海の家を新築していただきました!

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震災前には常設の監視台がありましたが、あちらも津波被害で使用不可になり、撤去。海開きのために、仮設の監視台が設置されました。

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監視台からの眺め。海風が気持ちよかった。

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ホテルモントレ大阪

ホテルモントレは西欧諸国の伝統的建築様式のコンセプトで全国に展開するホテルチェーン。そのホテルも外観・内部とも、異国情緒あふれる独特の世界観であふれています。大阪駅前にあるホテルモントレ大阪は、ウィーンのコンセプトだそうです。薄い黄色で統一された外装は、ハプスブルク家の宮殿の色、「マリア・テレジア・イエロー」に確かにイメージが重なります。

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入り口は小さな回転ドア。利便性よりもデザイン・コンセプト重視。ひとりずつしか入れないし、キャリーバッグが入らないので、かなり難儀しました。

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ここまでやるか!!!と思わせたのが、エレベータのファサード。階数表示が機械式になっていて、矢印部分が、現在階数を表しています。どうみても、ホテルモントレ特殊仕様でメーカーに作ってもらったのでしょう。

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照明はホテルにありがちな暗いことはありません。どちらかというと明るいくらい。暖かみがある内装・照明は、感じ良いです。

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室内ダブルベットのシングルユースでした。都市型ホテルの典型で室内面積は狭いですが、内装にはオカネが係っています。

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まず椅子。ホンモノの西洋アンティークではないものの、十分、その雰囲気は出ていました。ひょっとして使い込めば、さらなる味わいがでるのかもしれません。

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室内時計もアンティーク調。

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特筆すべきは、シャワー室の内装!こんなロココ調のシャワー室は見たことがない!!!要はそのような柄の耐水クロスを貼ってあるだけで、個人的にはチープさが出てしまっていると思いますが、この特徴のある柄を選択・決定したこと自体には感服せざるを得ない。

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蛇口もアンティークです。こういうものも市場にはあるんですね。

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当日はホテル内のテラスにあるチャペルで結婚式がありました。ウィーンの歴史・文化とは何のつながりもない、明らかに作り物ではあります。しかしながらそのコンセプトを(限られた予算の中で)愚直にコピーし、そのように見えるようにする努力には敬服せざるをえません。実際、この作られた雰囲気が気に入って、結婚式を挙げるカップルがいるのがそれを証明しています。

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建物の一部だけを切り取って、観察すれば、ある意味、ホンモノをも超えているかも知れません。昨年に、四国の日本食研様の宮殿工場を視察させていただきましたが、あれなどはまさに、本家本元を超える建物でした。良いところを取り入れ、自分たちのやりやすいように使っていくというコンセプトは、あり、ですね。

<日本食研の宮殿工場は、コチラ>
http://www.mikito.biz/archives/47930135.html
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一億総貧困時代 雨宮処凛著

著者は、かつて「ミニスカ右翼」、「ゴスロリ作家」と呼ばれた1975年生まれの作家、政治活動家です。今では、革新系、左派・左翼系メディアへ寄稿し、左派系論者として活動し、プレカリアートの問題の論客らしい。それはともかく、この本は日本社会全体の経済状況を範囲にしているわけではなく、あくまで著者が地道に足で稼いだ貧困ルポが11本掲載されています。

精神を病む母親に生後6か月で捨てられ、父親にレイプされて子供を産む女性。長年の介護生活の果て、両親とともに死のうと川に車で突っ込み、娘だけが生き残った一家心中事件」。デパートの課長だった男性は、親の介護のため退職したことが路上生活者そして支援者となった男性。衷心から、気の毒に絶えません。競争社会・実力社会・自己責任という資本主義・自由主義が日本のスタンスだけれど、その前提では人生のスタートラインにつくことさえできない人たちが、たくさんいる現実に目を背けてはなりません。 

あらゆる「貧困」の原因の多くは、経済の問題です(例外もありますが)。「結局、高齢者問題は、ほとんどお金で解決できるのです」と断じたのは、「老後破産」NHKスペシャル取材班です。乱暴にいえば、少子化の原因は雇用崩壊で低所得者層が増えたからともいえるわけです。それぞれ個人ベースでは単に「金がない、定職がない、結婚どころじゃない」という行動の積み重ねが、平均像としての結婚年齢の遅れ、未婚率の高さ、少子化につながっているともいえます。

<老後破産は、コチラ>
http://www.mikito.biz/archives/45603610.html
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著者のルポは、おそらく現実で、課題認識も正しいのだと思います。ただこの現実社会で、どんな処方箋がありうるのでしょうか。頭打ちの経済成長下では、福祉に振り向ける財源に限りがあります。著者は(というか多くの左派系論者は)その財源を、法人や高所得者への所得課税、資産への課税を挙げます。しかしこのグローバル社会の下で、企業がどれほどの高税率の国で活動するか(逃避するか)、また企業努力すればするほど累進的に課税されることが、どれほどの脱税の魅力を増大させ、同時に勤労インセンティブを劣化させるかを同時に考える必要があります。

総じていえば、漸増していく福祉財源を増やしていくためにも国民経済、GDPの成長は必要でしょう。そして日本の労働人口の減少は所与ですから、一人当たりのGDP、すなわち生産性の向上は必須条件です。そのために、ホワイトカラーの生産性の向上、ロボットによる人手代替、AIの爆発的普及による人件費の削減等を同時にすすめていく。その代わりに、人はよりクリエイティブ、創造的な仕事や、仕事の仕組みづくりに注力し、付加価値を出していく社会が求められるのだと思います。その中でも当然、社会的弱者は存在するでしょう。だからこそ弱者を救う「ため」を持つこと。そういった活動全体として物質的な繁栄だけではなく、十分な時間と心の豊かさを取り戻し、それぞれが自己実現に努めることができる日本になっていくのはないか。

深谷ベース 仮設商業施設

深谷ベースは、深谷市のまちなかにある、仮設の商業施設です。区画整理地進行中の空き地に、コンテナが置かれ、市内産業のPRの拠点として期待されています。特徴は、移動可能な基礎の上に設置する移設が簡単な建物であること。今後、区画整理が終われば、別の空地に短期間で移設可能です。

真っ白にペイントされたコンテナは、シンプルですが、洒落ています。泉にある、泉テラスとコンセプトが似ているかも知れない。

<泉テラス 海上コンテナハウスの商店街は、コチラ>
http://www.mikito.biz/archives/48269233.html
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しかし、、、なんとも寂れた雰囲気は否めません。平日夕方に訪れたとはいえ、ほぼ来訪者ゼロ。地元の方々の集まりに利用はされているようですが、、、人々が集い・交流し、にぎわいを創出する場としては、ちょっと人の集積度が低かった。

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場所は、まちなか商店街にも近く悪くないのですが、コンテナには本格的な商業店舗は入居しておらず、商業施設としては全く機能していませんでした。近隣の住民のお茶のみ、憩いの場としてならともかく、商業施設ではない。仮設店舗の難しさのお手本でした。その意味で、いわき久之浜の復興仮設店舗、浜風商店街の賑わいは、良い意味でその例外だったのかもしれません。

<久之浜の浜風商店街は、コチラ>
http://www.mikito.biz/archives/37554483.html
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地方は活性化するか否か こばやしたけし著

どこの地方都市でも抱えている問題を、(女子高生の立場から)現状分析し、解りやすく解説する、前代未聞の「地域活性化WEBマンガ」です。地方まちづくりにありがちなあるある事例を挙げながら、地域活性化入門書です。「作って放置のハコモノサイト」「やりっぱなしで検証無しの企画」「誰がやっても変わらない職場の空気」、どれも地方のあるある事例ではないか。少子化の要因のひとつは、地方が車社会であるが故の出会いが無いこと等、統計に表れないけれど、実際そうだよな!とうなずくこと多数。

駅前活性化の大義名分の下で多大な公金を使う失敗事例が取り上げられています。なぜか?行政が発起人になり事業計画を作成し実行すると、予算だけが執行・消化されがちだからです。行政は、予算の執行。委託業者は、器を作ること。民間は、「行政が何かをやっている、予算があるなら乗ろう」という場当たり的思考。このように官民連携がないと、良い結果は残せない。さらには、作ること自体や予算消化が目的化し、その結果や効果が問われないと、公共事業の墓標だけが残ってしまいます。
その結果、
・やりっぱなしの行政
・頼りっぱなしの民業
・全然関心なしの市民

そもそも限られたエリアの中で利害が複雑に絡み合う事業主たちが協力し合ってひとつの事業を運営するのは簡単なことではありません。当初から、各当事者がどのように思考し、行動するかまで考えた上で、事業スキームを作り、行政は(メインプレーヤーではなく)その潤滑油の役割を担うべき。

難解になりがちな地方行政の問題点やまちづくりについて、(学者や有識者とは違う)一般市民の見解で描かれるストーリーはフィクションではあるものの、現実社会そのものであり、前地方創生担当大臣の石破茂氏も絶賛中とか。

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単発のイベントや催事は、「賑わい」ではなく、単なる「にぎやかし」!
地域活性化のヒントとなる、格言は以下の通り。
・活性化に必要なのは「よそもの」「わかもの」「ばかもの」、プラス「きれもの」
・「カネでにぎわいを作る」ではなく「にぎわいでカネを作る」
・「カネ」「コネ」「タネ」がなくても「元気」「やる気」「その気」で乗り切れ!
・活性化の救世主は「ピエロ」

確かに時代の流れもあり、便利さや快適さを追求する面もあるが、そこだけを優先してしまうと街は画一的になってしまい、魅力も愛着も薄れてしまう・・・街の本当の姿って、そこに住む人々の暮らしや文化・歴史といった「街の記憶」を大切にし、つながりながら、創られていくもの、なんじゃないかな。

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関東レモン牛乳って?

栃木限定販売の「関東レモン牛乳」って何だ?レモンと牛乳を一緒にすると「凝析」により、固まるはず。なぜ、そんな欠陥?商品が世に出ているんだろう???

実は、関東レモン牛乳は、レモンなどの果汁や酸味料は入っていない単なる「レモン色をした牛乳」です。無脂肪牛乳や生乳に甘味とレモンの香りを加え黄色く着色しているらしい。そもそもは、宇都宮市の老舗製乳メーカー「関東牛乳」が第二次世界大戦後間もない頃に開発、「関東レモン牛乳」の名前で商品化し、県内の売れ筋商品であったため、同市民にとってソウル飲料だったらしい。しかし、販売再開を望む市民の声が大きかった。関東牛乳ホームページよると、「わが社の商品は市民から愛されていただけに、製造中止を惜しむ声が相次いだ。」ため、栃木乳業が生産を引き継ぎ、現在に至る。

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ほとんど栃木県内でしか販売されていない、幻の牛乳。法律的に牛乳ではないものを、牛乳として表示して販売していることにかなりの違和感を感じるところではありますが、ご当地オリジナルを大事にしていて、それを県民が支持しているならば、何もいうことはありません。なお、お味は、説明しづらいものであったことを付け加えておきます。

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健康的で文化的な最低限度の生活4【扶養照会編】

前作1-3巻に引き続き、福祉事務所に配属された新人公務員・義経えみるの、生活保護ケースワーカーの「あるある」のマンガ紹介。

今回のケースは、現在、住所不定でうつ病の26歳の男性・島岡光さん。生活保護の受給調査で、親(親族)に援助可能かを確認する「扶養照会」がトラブルに。扶養紹介の結果、父親が高収入とわかり、父親に連絡をとったことが、島岡さんを電車飛び込み自殺(未遂)にしてしまう、大問題に。

その原因は、幼少時の父親の制定希望力DVを遠因としたPTSD。世の中には、潜在的にどれだけの当事者・被害者がいるのか想像もつきません。

通り一遍の解釈なら、こうした方々は公的に救うべきである、という結論になりそうです。すなわち、それぞれの事情があってそれをすべて汲んでいたら、社会保障制度自体が崩壊してしまう。制度維持しつつ、救うべき方の優先順位をつけるその判断は、個々別々に現場の苦悩に委ねられています。ケースワーカーの仕事の、心理的なハードさが、あらためて感じられる本でした。

<前作 健康で文化的な最低限度の生活 3は、コチラ>
http://www.mikito.biz/archives/47159144.html
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第8回 いわきの医師を応援するお姉さんの会@夜明け市場

定期的に隔月で開催している、いわきの医師不足解消のためにお医者さん達と交流する「いわきの医師を応援する お姉さんの会」が、2017年6月29日に開催されました。いわきで活躍する医師を応援するために、いわき市民のお姉さん方が暖かい手料理でもてなそう!という企画の8回目で、30名を超える方々にご参加いただきました。

<いわきに若い医師を招聘したい!浜魂は、コチラ>
http://www.mikito.biz/archives/46969050.html
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前回前前回はアウトリーチとして、かしま病院さん・ゆしまや保育園に出張して開催していましたが、今回は、第1回開催の地、平白銀の夜明け市場コワーキングスペースの会場を提供していただきました。今回は、若手医師にも多数参加いただき、有用な情報交換しました。

<前回第7回いわきの若手医師を応援するお姉さんの会は、コチラ>
http://www.mikito.biz/archives/49864566.html
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お姉さんたちが手料理で若い医師をおもてなしするこの会ですが、そのなかで行われる勉強会がとにかくスゴいです。ホワイトボードを使ってレクチャー&情報共有、さらなる意見の積み重ね。若手医師(市外・県外出身者が多い)の見立て。今回は共立病院、かしま病院らの先生方にお話を頂戴しました。

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共立病院救急救命センターのドクターから現場の生の声を伺いました。救命救急1次・2次・3次の役割と、現実的に医療資源が限られる中、どうした形が持続的に医療サービスを提供しつづけられるか、知恵と努力を出していきます。具体的な課題は、2次救急を担当する病院が少なく、同時に受入数に偏りがあること、またそれに起因して3次救急の共立病院が2次救急までやることになってしまい、同センターの疲弊が著しいことです。

その対策としては、まず2次救急を厚くして、それと同時に共立は3次救急の治療に集中していくこと。救急車でまず共立に搬送されても、救命ドクターの重篤性に乏しいという判断で、再度2次救急病院で搬送されて加療するというもの一つの方策です。当事者の患者にとってワンストップで加療がされないことは不満かもしれないけれど、それが積み重なっていわきの医療資源の浪費・疲弊を招き、本来、治療すべき3次救急体制が崩壊しては、いわき全体のためになりません。

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若手医師から、なぜいわきに赴任してきたのか、いつまでなのか、いま活動していることのやりがいはなにか、何が困っているか等、いろいろ話もらいます。自らの意思でいわきを希望した医師もいれば、医局のローテーションで期限付きで派遣されてくる方もいらっしゃる。

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第1回 いわきの医師を応援するお姉さんの会から、参加くださっているいわきの誇る、変○ドクターAと、ドクターF。この家庭医コンビは、いわき最強かも知れない。

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地元2次救急病院の院長先生も、意見集約&まとめに登場。ありがとうございました!!!

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今回、各お姉さんからご提供いただいたお料理は、愛情こもった、栄養バランスに優れたメニューでした。20品以上色とりどり、目移りする献立!スゴイ!

あさりの炊込みご飯・あんかけ焼きそば・五目チャーハン・シーザーサラダ・卵焼き・豚のニンニク味噌炒め・メロン盛合せ・豚肉の冷菜(以上、宮野さん)、スパニッシュオムレツ(中村さん)、蒸し鶏とキヌアのサラダ・スティックサラダ(赤津さん)、おにぎらず・きゅうりとなすの三五八漬(立原さん)、鰹の揚げ漬け(北瀬さん)、いわき黒米にぎり(植木さん)、鶏唐揚げ(寺主さん)、日の丸亭唐揚げ(田子さん)、メヒカリのお寿司(山崎さん)、いぶりがっこ(関さん)、ポテトサラダ(小川さん)、いなり寿司・ポテトサラダ(竹下さん)、プリン・白玉ぜんざい(白岩さん)、お肉屋さんの蒸し鶏(中山さん)、その他いわき夢ワインマスカットベリー樽熟成(今野さん)等、飲み物多数差し入れいただきました。
 
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今回、宮野代表がのどの調子が悪く、ほとんど声が出ない中での開催となり、本当にお疲れ様でした。宮野代表と、若い勤務医のツーショット。市民のお姉さんと勤務医ドクターとの思いが一致し、我が「街」が良くなるよう、互いに同じ方向を向いて活動していければと思います。

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きたじまメンチカツサンド 美味しさは金メダル級?

きたじまメンチカツサンドは、金メダリスト北島康介選手の実家のメンチカツサンドです。630円。北島選手の実家は、北島商店という西日暮里で3代続く精肉店です。本来、そこでしか購入でないメンチカツサンドですが、最近は、通販サイトのみならず、各地で販売されていいるようです。これは東北道のあるサービスエリアで購入したもの。

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「おいしさ金メダル級!」かどうかは、それぞれの味覚次第でしょう。揚げたてならともかく、冷えて油を吸ってしまったパンは、なかなか辛い。

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家系図カッター 増田セバスチャン著

著者の増田 セバスチャンといえば、きゃりーぱみゅぱみゅ「PONPONPON」のイメージビデオをつくった、アートディレクターです。きゃりーぱみゅぱみゅのブレイクは、2011年ころですが、実は、1990年代から原宿を基点として、芸術活動をしていて、インディペンデントのアート作品を、裏原宿のリアル店舗「6%DOKIDOKI」で販売して、注目されていた方です。その凄まじい、生い立ちや経歴をあますところなく、暴露。

タイトルが「家系図カッター」、すなわち血縁の根絶やし。これからも、そしてこれからも自分の血を次の世代に引き継がない!という決意です。それには、壮絶な半生がありました。料理もせず子育てに無関心、いわゆるネグレクトの母。秘密裏に離婚届を出し愛人と出て行った父。自殺未遂を図り、情緒不安定な妹。渋谷・原宿に入り浸り、その後演劇に目覚めた著者は、自分の表現のために、原宿に小さな店「6%DOKIDOKI」を開く。それがきっかけに、突き抜けた感性の店員や顧客(きゃりーぱみゅぱみゅもお客のひとりだった)ができ、いまや原宿、いや日本のカワイイ文化の発信者となるのだから、世の中わからない!

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 自らの名前「セバスチャン」の由来は、新宿のゲームセンターで「幸運を呼ぶニックネーム占い」から付けたこと、店舗名「6%DOKIDOKI」は、なんとなくドキドキして、扱っている商品が丸っこいものが多かったから文字に「O」が多かったから。6%も、3%ではなんとなく少ないし8%ではなんとなく多いという、きわめて曖昧なネーミングで付けられたものだそうです。1970年生まれと、ほぼ同世代。一度、ぜひお会いしてみたいものです。

深谷シネマ 造り酒屋のリノベーション

深谷シネマは、深谷市の座席数も57席のミニシアター。造り酒屋が映画館に改装した例としては全国で唯一だそうです。その跡地を深谷市が買い取り、それをNPO法人市民シアター・エフへ貸し出して、同NPO法人が、映画館経営しているそうです。はたして経営が成り立つのでしょうか???

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店内には、昔活躍した映写機などが展示されており、映画関係者?のサインが多数展示されていました。

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屋外の広場のオープンスペースには、操業時からのレンガの壁が残されていて、いい雰囲気です。ただオカネの匂いがしないのが心配です。確かにレトロな雰囲気は十分なのですが、オカネや工数があまりかかっておらず、細かいところに手が行き届いていない感があります。小さなことですが、ここでオカネが落ちて、それが運営費の回収と次の投資に投下されるサイクルが、うまく回っていないようです。

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七ツ梅酒造の跡地には、そのほか飲食店やお茶屋・古本屋など関連店舗もあり、映画を楽しんだ観客が流れてきて飲食できるようになっています。朽ち果てた木造家屋のまちなみや看板のレトロ感・廃墟感は、現実のものと思えないくらい。実際、このレトロ感んを求めて、ドラマや映画作品のロケも数多く行なわれているそうです。

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店内は、きれいに改装された古本屋さんでした!!!映画のセットと見間違えそうですが、本当に古本屋として営業しているそうです。いったい売上げ・家賃がいくらなのか想像もつきませんが、限りなくどちらも低いのだと思います(そうでないと、やっていけない)。

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なんと平日17:00前にもかかわらず、もんじゃ・鉄板焼きのお店が、営業中でした!ちなみにお客はゼロ。内装はキレイに改装されていますが、こんな老朽化した木造家屋でも、営業許可は下りるんでしょうか。

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喫茶店もありました。コーヒー・ゆず茶・ラムネ・カレー・ピザ・冷やし中華・日本酒飲み比べをメニューとしている店舗。いったい何屋なのか???

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七つ梅酒造の全体敷地図。縦長の敷地を、木造家屋を利用した映画館+商業施設として活用しています。既存建物を利用して、リノベーションしてまちづくりする姿勢に賛同します。一方、きちんと各店舗が商業ベースに乗って、持続的に経営できなければ意味がありません。福岡県北九州市の小倉で、リノベーションまちづくりを見てきましたが、補助金を投入しないで商業施設を自立させるのは、本当にハードルが高い。

<メルカート三番街は、コチラ>
http://www.mikito.biz/archives/49901917.html
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表通りに面した深谷シネマの看板は、(おそらく)当時のもののままでしょう。

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こちらが表通りに面した深谷シネマの入り口です。

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リトグラフ制作体験@いわき市立美術館

いわき市美術館では、デイヴィッド・ホックニー版画展が開催中です。明るく、わかりやすい作品は、素人の私でも、良いものだと直感できます。さて、その版画展に合わせて、美術館主催の一般市民向けリトグラフ制作体験教室がありました。(当然)リトグラフどころか、版画制作自体も、初体験です。

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講師は、版画家で武蔵野美術大学通信教育課程非常勤講師を務める、小森琢己氏。年齢場若く見えますが、芸術で生きている、ホンモノのプロ芸術家です。気さくに、制作に対する心構えや、プロの制作手順等を教えていただきました。また美大の講義や美大生の制作活動等、なかなか聞けない話もたくさん織り交ぜていただき、とても楽しく学ぶことができました。

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まずは、一通り、リトグラフの制作を実演していただきました。版画には、大きく分けて、木版(凸版)・銅版(凹版)・リトグラフ(平版)・シルクスクリーン(孔版)があることを、実演しながら教えていただく。

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流れるような制作手順に、参加者一同、見とれてしまいました。

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会場のとなった、いわき市立美術館 実技講習室は、美術館3階にあります。3階は、実技講習室のほか、美術専門の図書館もあり、一般市民もどちらも無料で利用することができることは、あまり知られていません。(一部有料にはなりますが)市立美術館建設時に、膨大な画材や制作器具が購入・備置されています。例えば、個人ではとても保有しきれない、プレス機。退蔵せずに、ぜひ活用したいですね。

<いわき市立美術館 図書室は、コチラ>
http://www.mikito.biz/archives/26677303.html
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私の制作の下絵、ラフスケッチです。描画→製版→印刷の工程の第一歩。まず、鉛筆で描いたものを、石版(実際にはアルミ板)に写すために、赤ボールペンになぞって転写します。ちなみにこれは、いわき市役所のイメージです。

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カーボンコピー紙(実際には、ベンガラ紙)で、デザインがアルミ板に転写できたところ。

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では、このアルミ板に、リトクレヨンや、油性マジック等で、本番を描いていきます。アクセントとして、溶かした墨を用いてぼかしをしたり、真っ白の部分を作るためにマスキングをしたりします。

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上記のアルミ板を、アラビアゴム・テレピン油・タルク・ラズン等にいくつかの薬品を用いて化学反応工程を経て、原盤が完成。この原盤にインクを乗せ、紙を乗せて、プレス機をかけることで、作品が完成です。

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プレス機で3枚、本番用の紙に印刷しました。考えてみると、原盤さえあれば、無限に作品を作ることができそうではありませんか。実際、江戸時代には人気の浮世絵は、原盤である木版がすり切れるまで、増刷したそうです。この点、講師にうかがったところ、まさにそれは現代でもあてはまっており、増刷による作品の価値下落を防ぐため、当初から刷る枚数を決めて(例えば300枚)刷るのだそうです。私の刷ったのは3枚ですから、作品の下部分に、「サイン」・「制作年月」とともに、「1/3(3枚刷ったうちの一枚目)」もしくは、「Artist Proof」と、鉛筆で記すのが、業界標準だそうです。この鉛筆で記すという慣習も、偽造を防止する目的で始まったのだとか。

完成した作品は、いわき市立美術館に一定期間、掲示されるそうです。こっぱずかしい限りですが、ある意味、自分の作品が素晴らしい美術館の一角を占めるなんて、ありがたい限りです。

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良善忌法会茶会 397年御遠忌

良善忌は、いわき平の良善寺で行われる安藤家初代安藤信重の法要祭です。三河で地頭だった安藤信重は、江戸幕府2代将軍徳川秀忠に老中として務め、最終的に高崎城主を任じられました。没後、397年目だそうです。安藤家は、その後の転封により江戸時代中期から幕末まで磐城平藩を治めた家で、明治以降の貴族の集まりである霞会にも登録されています。

安藤家御家流の家元 安藤綾信氏による呼びかけで、磐城平藩士の末裔である「平安会」、「御家流」の門下生らを中心として、50名近くが、良善忌本堂で法要を行いました。

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柳井和尚の読経の中、安藤綾信氏のご息女が、お茶を点て先祖にお供えしました。

<安藤家御家流は、コチラ>

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先祖に向かって、献茶する習わしは、流石、御家流安藤家。

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良善寺の境内にあるお墓には、歴代の安藤家の墓がまとめてあり、磐城平藩最後の藩主、安藤信勇の墓もありました。しかし、幕末の中心人物のひとり、安藤信正の墓はありません。今では逆賊の汚名はありませんが、新政府軍に刃向かったという事実から、没後すぐに墓を作ることがはばかられたのかもしれません。

<安藤信勇(のぶたけ)は、コチラ>
http://www.mikito.biz/archives/36153045.html
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茶道・香道における安藤家御家流の家元 安藤綾信氏(茶道16世宗家・香道11世家元)自ら、安藤家包蔵の茶器の解説をしていただきました。才とは思えぬ、かくしゃくとした方です。

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今回、濃茶をいただいた器は、「大高麗 銘 無生滅(むしょうめつ)」というもの。戊辰戦争で磐城平城が炎上後、その焼け跡から発掘されたものです。当時の炎から焼け焦げの跡や、割れ目を補修した鍍金がわかります。それでも茶器として生き残っていることから、不滅の意味で、無生滅と名付けられたのだとか。

濃茶に使われる抹茶は、宇治の上林春松。童謡「ずいずいずっころばし」は、お茶壺道中のときは子どもは外出してはいけないという戒めですが、そのお茶壺道中の行き先は、江戸発、宇治の上林春松行きの往復(行き:東海道、帰り:中山道)だったといわれています。

濃茶は、たくさんのお抹茶を使って「練る」ので、見た目からドロリとしていて、特徴は、二、三人で回し飲みするという飲み方が特徴。きちんとマイ懐紙を持ち、飲み口を拭き取って次の方に回す等、薄茶よりも格式が高い。

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明後期の景徳鎮や、徳川義知公から恵贈された蓋置等、貴重なものを拝見させていただきました。

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菓子に供されたものは、東京三田「伊勢大掾(いせのだいじょう) 大阪家」のねりきりです。いわれは不明ですが大阪屋は、一時期、安藤家御用達だったそうです。いまでも、安藤家だけに納める「あやめ」をかたどったねりきりを作っています(下写真)。これは店頭に並ぶことがない特注品だそうです。

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古鍛冶町にある良善寺。安藤家の菩提寺ですが、歴代のお墓が杉並区から移転してきたのは20-30年前くらいだそうです。

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海道 いわきの隠れた名店

いわきの隠れた割烹名店が、海道。平中町にありますが、国道6号線沿いにある酒店「さわきや」さんの裏手といったほうがわかりやすいかもしれません。いちおう、看板は出していますが、とても小さく、一見さんには、まずわからない。

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お店の入り口へのアプローチも、とても狭い小路になっていて、敷居は高いです。いわき平のまちなかでは、「矢口楼」「磯勘」等が接待の定番ですが、有名だけに、会いたくない方との鉢合わせもあります。一方、海道さんは、部屋数が多くないので、秘密の接待、打ち合わせには最適な場所。

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つきだしの煮こごりは、絶品でした。

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お刺身や、懐石盛り合わせ等の料理もそれぞれ美味しかったのですが、圧巻は50cmはあろうかと思われるアカジの煮付けです。いわきの名物のひとつですが、これだけ大きいサイズは珍しい。これを取り分けていただきましたが、いいお味でした。

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小さいとはいっても15名程度収容できる座敷もあります。

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壁には棟方志功?の版画でしょうか。「水神笛」34/100 1988 Summerと読めます。1988年夏の制作で、版画としては100枚刷ったうちの34枚目という意味なのだと思います。

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足利フラワーパークの藤棚

あしかがフラワーパークといえば、いわずと知れた「藤棚」。世界の夢の旅行先10カ所、世界の絶景等に選ばれているところです。

で、園内のいくつもある藤棚の中でも、もっとも有名なのが、樹齢140年以上とされ、各々600畳以上に広がる日本最大面積の「迫間のフジ」です。藤棚広さ約1,000平方メートル、樹齢約150年だそうです。その外にも、白フジのトンネル等があり、4月中旬から5月中旬のピーク時には、駐車場入り口から園内に入るまでに4-5時間待ちはあたりまえらしい。
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そんな有名は、あしかがフラワーパークですが、もともとは早川農園というちいさなものでした。それが、1996年にほかの地域から大藤4本を現在地に移植したことで、来場数が一変。いちやく、栃木を代表する観光スポットに変貌を遂げました。その立役者は、巨大な藤の移植を成功させた、日本の女性樹木医第1号塚本こなみさんかもしれません。

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訪れた6月は、藤の季節は過ぎていましたが、その藤棚のダイナミクスは、花がなくとも十分感じ取ることができます。

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6月はバラの季節。園内にはさまざまな種類のバラが咲き誇っていました。

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花を愛でるという習慣が、普段ない私ですが、こうやって路地にたくさんの花が咲き誇っている環境では、自然と頬が膨らみますね。

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園内マップ。藤だけで5-6か所の名所が見て取れます。

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なんという花だか、わかりませんが、ダイナミック。

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園内コンサート、やってました!観客は、ワイン片手にBBQを食べたりして、まったりとした時間が流れていました。いいなあ、こういうの。

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栃木のココファームが出店していました。障碍者が活動する施設が、資本主義社会の中で場所を見つけていくことができる、ココ・ファーム・ワイナリーの活動に、私は賛同します。

<こころみ学園のワイン醸造場 ココ・ファーム・ワイナリーは、こちら>
http://www.mikito.biz/archives/45748402.html
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複数の体験教室をやっていました。こちらは植物をつかった「藍染め体験」。

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こちらは、アジサイ?を作るもの。滞在時間がなく、実体験できませんでしたが、これはかなり、やりがいがありそうな、体験でした。

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サボテンに限らず、バラ等の花等、当地で購入してお土産にすることができます。決して交通アクセスがよい場所ではありません。にもかからわず、オンリーワンの見どころを作り上げた(おそらく移植から、多大なる年月を要して)ところに、価値があります。昨今、観光といえば、お手軽な隠れスポットを見つけて紹介するのを見かけますが、本当の実力がないと続かないと思います。

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フラムーネくず餅 ブルーハワイ味

フラムーネは、平商業高等学校流通ビジネス科の生徒が2015年に商品開発・販売したラムネ飲料です(詳しくは、下記リンク参照)。その後、同キャラクターを利用した「サンシャインブルーコーヒー」「マカジキロコモコ丼」を開発・販売する等、継続したいわきオリジナル商品開発をしています。どの商品も、いわき産の梨であったり、いわきの老舗のお店の商品の改良版であったり、必ずいわきにかけて開発しているので、筋が通っています。

開発当時のキャラクターは、まはろちゃん、まりんちゃん、あろはちゃんの3人でした。今回「レイちゃん」が新しく加わったようですね。

<フラムーネ 平商生がプロデュースしたラムネは、コチラ>
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今回のくず餅の販売元は、いわきの菓子店、和心菓匠庵によるもの。ブルーハワイ味との触れ込みでしたが、どちらかというとソーダ味に近いか。冷やして食べると、かなり美味しいです。

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イオンモール水戸内原 駐車場台数が肝

イオンモール水戸内原は、水戸市内原あるモール型ショッピングセンターです。週末にこぞって映画を見て買い物してくる場所として、いわきの一定の若いファミリー層には、そのライフスタイルとして定着しています。

2005年にオープンし、その後拡充を重ねて、今の建物は地上5階建て、敷地面積15万m²、延床面積18万m²、総賃貸面積8万m²と、中規模イオンモールの典型スタイル。アクセスも良い。国道50号内原バイパス沿いの典型的なロードサイド店舗であり、常磐道水戸インターチェンジから車で約5分程度と、いわき市から1時間ちょっとで行ける手軽さも、魅力です。

周辺は、ケーズデンキ、コナカ、洋服の青山、しまむら、ツルハドラッグなどの量販店や飲食店が建ち並ぶ、日本全国、どこにでも増殖している典型的なロードサイド地域です。いわき小名浜の鹿島街道のカインズ・ユニクロ~アクアマリンふくしまに至るロードサイドも、2018年夏に完成するイオンいわき小名浜出店で、同じような景色になってしまうことでしょう。

もっとも(仮称)イオンモールいわき小名浜の規模は、敷地面積約4万m²、延床面積9万㎡、総賃貸面積 約5万m²と発表されていますから、敷地が水戸内原の1/4、延床・店舗面積は1/2の規模であり、イオンモールとしては中規模に分類されるでしょう。特徴と言えば、相対的な敷地面積の小ささが際立っています。すなわち店舗面積の割に敷地が小さいので、イオンモールいわき小名浜の顧客・従業員のために用意される駐車場台数は、不足するということ。週末午後は、駐車場難民となることは予想に難くありません。駐車場台数が集客・売り上げのボトルネックになるでしょう。イオンモール水戸内原の無料駐車場は4500台、イオンモールつくばの無料駐車場は4000台です。同規模のイオンモール天童が3000台ですが、これに匹敵するような規模の駐車場台数が、小名浜マリンパーク周辺で確保できるはずがない(ちなみにアクアマリンパークの駐車場が約600台、ららみゅうが約200台)。これに加えてモールで働くスタッフ約2000人分の通勤用駐車場はどうするのだろう?これはスペックの問題だから、現場の運用でどうにか改善できないので、シリアスです。

<イオンモールつくばは、コチラ>
http://www.mikito.biz/archives/47602991.html
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駐車場収容台数は4,500台と、北関東で有数の規模。建物を取り囲むように全周囲が駐車場!!!建物の4階・5階と屋上にも駐車場があります。いうなれば、駐車場だらけともいえる。車での来場を前提とすると、ここまで用意するべきなんですね。週末でしたが、ほぼ満車でした。

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水戸駅や内原駅からモールまでの路線バスも運行されていますが、あまり本数も多くなく、乗客もまばらでした。やはり自家用車での来場がメインだと思います。

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事業所内保育施設「イオンゆめみらい保育園」が、ショッピングモールの1階にあります。従業員も一般のお客さまも利用できるというユニークな保育園。イオングループの従業員だけでなく、イオンモールの専門店で働くスタッフ、そして地域の方が利用できるそうです。事前予約すれば、ショッピングに来た人が預けられる一時保育もできるそうです。勤務する保育士さんにとっても「仕事が終わったら、そのまま買い物をして帰れるからいい」から応募したという方もいらっしゃるそうです。なんと先進的な、働き方の提案でしょう。今後、来たときには、中も見たい。

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専門店街の通路の中央は1階部分から3階部分まで、高さ20mを超える吹き抜けで、気持ちがいい。

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長さ330mのエンクローズドモールは、先が見えないくらい遠い。実際、端から端まで歩くと、5分ではたどり着かないくらに、「長い」「広い」。

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2階には、TOHOシネマズ水戸内原が入っており、8スクリーン1,596席と、これまた典型的なシネコンです。TOHOシネマズ新宿が12スクリーン約2,300席、TOHOシネマズ 仙台が、9スクリーン1,700席であり、都市規模からいえば、かなりのスクリーン数といえるでしょう。

<TOHOシネマズ 新宿は、コチラ>
http://www.mikito.biz/archives/48873967.html
<TOHOシネマズ仙台は、コチラ>
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フードコートも巨大です。マクドナルドをはじめとする全国チェーン店が10以上出店しています。なんだか、日本のどの地域に来ているのか、まったくわからない(笑)。

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個人的にこれだ!と感じたのが、1階の通路に置かれた無料ベンチです。かなりの数が用意されていて、対面販売されている飲食をここで座って食べることができます。必ずしも商品を購入する必要はなく、歩き疲れた方のための簡易休憩所的な使われ方。これって、ほとんど、道路に設置された無料ベンチのように、公共の役割を民間営利企業が担っているともいえる。新しい公民連携のヒントです。

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茨城県に本拠を置く、プロバスケットボールチーム「茨城ロボッツ」の選手と、チアリーダーが来ていました。子どもたちと3 on 3(こどもチームは大勢)をやったり、フリースローを教えてくれたりする、交流イベントです。地元プロチーム選手が、地元商業者と手を組んで交流することは、双方に、さらに地域のためになることで、WIN-WINです。

<動画は、コチラ>
https://youtu.be/KFXGqFIQXRY
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第3回いわき素読教室

いわき素読教室(代表:山名隆史氏)による、第3回 いわき素読の会が、2017.6.25(日)に、開催されました。後援はいわき市教育委員会。午前中は、親子素読教室。先人の残した言葉や論語等を、大きな声を出して読みました。また「6月」や「超~」「雑草」の、日本語で別の表現方法、厚みのある表現を、楽しく紹介。いつか生活の厚みがでてくるでしょう!

午後は、現代で忘却された「素読」(明治大学の声に出したい日本語の斎藤孝教授と、東北大学の脳科学者 川島隆太教授を除く)。これを復活、自分たちでやってみるには何が必要かを学びました。素読の脳に与えるメカニズムを理解した上で、どうやってインセンティブを持って継続するか。

<前回 第2回いわき素読教室は、コチラ>
http://www.mikito.biz/archives/49901707.html
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講師の松田先生は、全国を巡って素読の有用性、活用方法を講演しています。特に幼稚園からの講演依頼が多いそう。小学校入学前からできる(なぜなら意味を理解しないで声に出すから)のが、良いようです。実際、小学校入学前までに多くの幼稚園児が相当の漢字を読めるようになるそうです。

参加者お二人による、暗誦の発表は驚きでした。前回終わった後、ご自宅で素読暗誦の練習をしたそうです。論語と平家物語の暗誦には、大人も驚き。

<素読暗誦の動画は、コチラ>
https://youtu.be/yrMW1PLUyvM
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いわき素読の会 代表の山名隆史氏の本職は、大國魂神社の神職です。日本の歴史や文化・芸能に関する知識は、群を抜いています。しかし、それを一般人に伝える機会がほとんどないのが現状です。素読というツールを通じて、ちょっとずつ子どもたち(そして大人にも)に継承していかねば、これまで日本の先人たちが積み上げてきた歴史・文化が、忘却されていくことになりかねません。戦後GHQの教育政策の中で、日本人としての誇りや歴史に重点が置かれてこなかった(その代わり、平和主義や民主主義が金科玉条のごとく刷り込まれた)のが、遠因です。ここで改めて、GHQ教育のデメリットを再発見していくべきでしょう。

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ご参加各位とお手伝いいただいた方々の皆さん、どうもありがとうございました。

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いわきFCパーク いわきの新名所

去る2017年6月21日(水)のサッカー天皇杯でサッカーJ1のチーム、コンサドーレ札幌を5-2で撃破した、いわきFC。そのホームグラウンドのコートとクラブハウスが仮オープンし、いわきFCパークと名付けられました。クラブハウス棟3階にあるカフェのテラスでお茶をしながら、サッカー観戦もできて、新たないわきの名所となるでしょう!

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いわきFCのチームカラー、赤に染め上げられた、3階建てのクラブハウス棟です。まだ仮オープンですが、7/15の全面オープン時には、高級すきやき「今半」や、名古屋味噌カツ「矢場とん」らの名店が、いわき初出店です。ランチや夜の接待にも使えそうですね。

なお、同じ敷地内に、巨大な物流倉庫「ドームいわきベース」がありますが、動線は完全に別になっています。

<ドームいわきベースは、コチラ>
http://www.mikito.biz/archives/47614912.html
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ドームアスリートハウス(DAH)という、トレーナーが常駐するトレーニング施設も併設されています。単に鍛えるだけでなく、体調を整える機能もあります。現在は、選手専用ですが、いずれは地域会員に開放していく予定だそうです。有明にあるドーム本社にも、このDAHは設置されていて、オリンピック選手らがトレーニングに使用していて、いわきもそのイメージで作られているそうです。

<ドーム本社訪問は、コチラ>
http://www.mikito.biz/archives/45963475.html
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いわきFCの選手クラブハウスを見せていただきました。専用ロッカーは、整然と片付けられていて、選手としてというよりも人としての、整理整頓が行き届いていました。

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カラフルな選手のシューズは、各3足を使い回るのだそうです。使い終えたら、まず乾燥。

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同時に、サッカーコート2面、フットサル1面がとれる人工芝のグラウンドは、夜間照明設備も4基設置されています。選手が使用しない時間帯は、今後、積極的に地域に開放していく予定とのこと。サッカー・フットサル利用だけでなく、学校の遠足、幼稚園・保育園の運動会、地域行事等に利用すれば、満足度は高いでしょう。

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400席収容のスタンドもあります。本格的なスタジアムにはほど遠いですが、練習や小さな大会では、使い勝手がとても良さそうです。

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ちょうど、日本青年会議所さん主催のサッカー大会「第3回JCカップ U-11」という少年少女サッカー福島県大会が開催されていました。

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使用されている人工芝は、ACミランで使用されているものと同じ素材だそうで、単なるゴムチップでなく、椰子の実天然素材を使ったものとのこと。たしかに芝が立っていて、ふかふか感があります。これで3-5年程度の耐用年数があるらしい。ただし飲み物は、持ち込み禁止。お水だけです。

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サッカーコートの回りは、3面が一面の緑。クラブハウスから眺めると、自然に囲まれていて、目が和みます。

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物流棟(ドームいわきベース)の最上階、4階(といっても、通常のビルの8階の高さに相当)からのサッカー場です。

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つい1年前、2016年10月に視察させていただいたときの写真です。またサッカーコートは、芝どころか、整地の造成中でした。

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クラブハウス棟の1階には、アンダーアーマーのアウトレット店舗が入居しています。通常の価格より5-7割安いとの触れ込みですので、ぜひショッピングを。

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アウトレットとはいっても、豊富な品数、サイズがあります。満足度高い。

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3階には、おしゃれなカフェがあり、飲食可能です。多数の種類のクラフトビールも置かれていて、ビール好きにはたまらない。これからサッカー教室や、ユースの利用が増えてくれば、子どもの送迎に来る、父兄(特に奥様方)の憩いの場としての、カフェ利用が想定されます。ここは、ヒットするでしょう!

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カフェ飯。お洒落な盛り付けですね。お洒落なカフェだけあって、アルバイトの募集に、応募が殺到したそうです。市内の飲食店舗は人手不足で、人財を募集しても応募がないことをよく耳にしますが。こういう店舗には、きっちり人財が集まるんですね。

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学校給食フェア in 文化センター地下カフェ食堂

文化センターの地下カフェ食堂では、6月の食育月間に合わせ、いわき市の学校給食で実際に提供されている、メニューを一般の人が食べることができます。一日50食限定、1食420円(税込)です。田頭議員と試食してきました。

原材料費は、1食あたり310円のはずですが、光熱費等の経費を勘案して420円に設定したのでしょうか。いずれにせよ、我々の世代にとっては懐かしの給食が今どうなっているかが、非常に気になります。

<常磐給食調理センター 310円で試食しましたは、コチラ>
http://www.mikito.biz/archives/45447841.html
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6月は毎週金曜日に、異なる献立で、提供されいます。「ミルメーク」「コッペパン」「ソフト麺」等、昔そのままのメニューも健在です。

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開場する11:00過ぎには、もうママさん方で、地下は一杯です。学校給食の実際に対して、とても高い関心があることがわかりました。

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本日の献立は、中華ソフト麺、味噌ラーメンスープ、しそ餃子、牛乳、アセロラゼリーです。ソフト麺といえば、かつてはうどんしかありませんでしたが、今の給食は進化していて中華麺も提供されています。

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いっぺんに麺全部を器に入れると汁がこぼれてしまうので、少しずつ入れます。やっぱり、ここらへんはソフト麺!変わっていない!

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昔懐かしい、ガラス牛乳瓶、先割れスプーン、アルマイト食器なども展示されていました。平成の早い段階で、すでに強化磁器やポリプロピレンの容器に、すべて置き換わっているんです。なつかしの一品でした。

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レンガ作りの深谷駅

ヘリテージツアー(産業遺産を見て、先人の歩みを知る)で、JR高崎線の深谷駅に行きました。建物全面にレンガで装飾されていて、さながらミニ東京駅です。それもそのはず、1996年の駅舎改築時に、東京駅の赤レンガ駅舎を模して改築されたのです。もっとも構造はレンガ構造ではなく、コンクリート壁面の一面にレンガ風のタイルを貼っているそうです。しかし、そもそもなぜ、東京駅か?

1914年に建てられた東京駅丸の内口駅舎には、深谷市にあった日本煉瓦製造株式会社製のレンガが使われました。そのレンガを鉄道で運搬した起点が、ここ深谷駅であったから、ということらしい。日本煉瓦製造株式会社は、深谷市出身の実業家 渋沢栄一が作った、日本で最初の機械式レンガ工場です。赤坂迎賓館や帝国ホテルなどのレンガもここで作られたそうです。

そんな東京駅との繋がりから、平成8年に深谷駅が改修する際、東京駅を模して建てられたのだとか。改修にかかった費用は約35億円。レンガパネル約50万個を使用だそうです。その費用のほとんどを深谷市が負担したらしい。なんとも、太っ腹。深谷市民の思いは、どうでしょう???

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レンガ造の建物は、地震に弱いことが、関東大震災で判明し、今ではほとんどの建物は、鉄骨造、もしくは鉄筋コンクリート造に変わっています。一方、レンガの味わいは、年季が入ってから、じわじわと出てきます。江田島の海上自衛隊幹部候補生学校も、100年以上経過しているレンガ造の建物ですが、非常に味わい深い。

<江田島の海上自衛隊幹部候補生学校は、コチラ>
http://www.mikito.biz/archives/45731803.html
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深谷市はネギの生産量日本一。しかし「深谷ねぎ」は、品種名ではなく、ブランド名なんだそうです。深谷市を中心とした地域で栽培されている根深ネギの総称をいうんだそうです。その特徴は、糖度の高さです、その甘さは、糖度で言うと10度~15度にも達するそうで、これはよく熟したメロンと同等の甘さくらい。特に冬の深谷ねぎは、すき焼きに入れるときは砂糖がいらないなるらしい。ということで、JR深谷駅の発車メロディも、おねぎのマーチでした。

<深谷駅 発車メロディ「おねぎのマーチ」は、コチラ>
https://www.youtube.com/watch?v=jE1Yi2r2qkg
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「深谷ねぎ」がツノになった深谷市のキャラクター「ふっかちゃん」の時計台が置かれています。この時計、毎時0分になると「ふっかちゃん」の代わりに、埼玉のヒーロー渋沢栄一像が出現!青い目の人形と市松人形を手にもって、下からゆっくり登場します。

https://youtu.be/BM77LnURK4w
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北口には渋沢栄一(日本煉瓦製造会社の設立など、日本近代産業の指導者)の像が鎮座しています。駅沿いにある遊歩道は、かつて支線としてJR深谷駅ー日本煉瓦製造を直接つないで、レンガを運搬する専用線であったところを、改装したのだそうです。先人の歩み、歴史を感じることができます。

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ふっかちゃんは、マンホールにも登場!まちなかを見渡すと、いたるところにふっかちゃんがいます。なお、このふっかちゃん、ゆるキャラコンテストで何度も上位(最高3位)に入っているものの、一位にはなれていません。

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まちの歴史を感じることができ、風格のある深谷駅でした。

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国民所得を80万円増やす 藤井聡著

はじめて、内閣官房参与 藤井聡氏の生講演を聞く機会がありました。歯に衣を着せないダイレクトな物言いの中に、しっかりとした根拠と論理的背景、そしてさまざまな経済学者(ノーベル賞のJ.スティグリッツ、P.クルーグマンら世)とのディスカッションを通じて得られた強い信念を感じました。

氏の提言の結論は、積極財政によるデフレ脱却戦略。規律ある財政政策、デフレ完全脱却で「GDP 600兆円=国民所得80万円増」を達成すれば、日本経済は必ず復活する、というもの。具体的には、増税は延期して同時に、年間10~20兆円規模の徹底的な財政政策を展開し、まずはデフレから完全脱却させる。その過程で「600兆円経済=国民所得80万円増」を実現し、同時に「財政健全化」、その後の「持続的成長」を目指す、というもの。安倍晋三首相も、「日本経済再生に必要な、具体的かつ実践的な提案だ」とコメントを寄せています。

序章 「600兆円経済」は難しくない
第1章 スティグリッツとクルーグマンが主張した「積極財政」
第2章 「デフレ」は社会心理現象でもある
第3章 「日本破綻論」という完全なる虚構
第4章 「プライマリー・バランス目標」が財政を悪化させている
第5章 「出口戦略」と「ワイズ・スペンディング」
第6章 「公共事業不要論」というデフレの鬼っ子
終章 アベノミクスを成功させる「5つの提案」

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そもそも何故「失われた20年」になってしまったかというと、行き過ぎた資本主義・自由主義が根本にあります。
①投資や消費が冷え込んでしまい、モノが売れない
②全体的な価格が下がる
③消費財の価格下落は消費者にとって一瞬助かるが、消費者を雇用する企業の収益も下がるので給料も下がる
④給料が下がるので買い物を控える
⑤ますますモノが売れなくなる
⑥ますます価格が下がる
⑦上記の悪いスパイラルから抜け出せない・・・
⑧供給側の論理で、過当競争が続き、中小企業は廃業していく・・・
 
なぜ、神の見えざる手により全体最適が図られるはずの、自由主義・資本主義がうまく機能しないのか。この流れを変える主体は、「政府」です。しかし、自由主義・資本主義が良しとする小さい政府だと、政府が積極的に支出することが許されず、以下の主張がなされてきました。
  
1. 日本破綻論
「日本の借金は増え続けており、今やGDPの2倍の水準に達している。国民一人当たりの借金は、数百万円の水準にも達している。そのうち日本も、ギリシャのように、あるいは夕張のように破綻してしまう恐れもある。それを避けるためにも、積極財政がどれだけ必要でも、やらないほうが国のためなのだ」
 
2. プライマリー・バランス論
「日本の借金はGDPの2倍近く、先進国の中でも最悪の状態である。だからこれ以上、野放図に借金が増えることを避けるためにも、財政運営の規律はとても大切だ。だから、政府の歳入と歳出の差である「プライマリー・バランス」の赤字をできるだけ小さくしていき、最終的に、黒字に持っていかないと、とんでもないことになる」
 
3. 公共事業不要論
「そもそも日本の借金が増えたのは、無駄な箱物を作り続けた「公共事業」が大きな原因だ。そもそも成熟社会となった日本にそんな箱物なんてほとんど要らないし、借金だらけの日本にそんな余裕はない。だから公共事業はできるだけ減らしていくのが大切だ」「コンクリートから人へ」。
 
著者によれば、上記3つの主張は、真っ赤なウソ。日本が取るべきは、以下の施策だ。
 
・消費税増税の延期
・財政政策を基本とした「所得ターゲット政策」
・デフレ安全脱却が、最大の「財政健全化策」
・3年以内の「デフレ完全脱却」を目指し、「規律ある財政拡大」を目指す(初年度は15~20兆円規模)
・デフレ脱却後は「中立的な財政運営」を図る

きわめて真っ当な施策と思います、流動的な政局の中で、どれだけ実効性がある経済政策を実行できるでしょうか。少なくとも「政局」での足引っ張り合いは、日本のため、将来のためになりません。

ホテル美里@いわき湯本温泉

いわき湯本温泉のまちなかには、10軒を超える温泉宿があります。建物の規模では「吹の湯旅館」や「雨情の宿 新つた」が上げられますが、まちなかには、この美里をはじめとして、味わいのある旅館があります。この美里の女将さんは、「フラ女将」のメンバーの一人。

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実は、いわき湯本温泉の源泉は、ひとつ。いわき湯本温泉の源泉は、湯本病院前の汲上げ場で、産炭時のかつての坑道を利用して、地下約50mから汲み上げています。湯温は59℃、毎分5トンを機械でくみ上げて、長い長い給湯パイプを経て、各旅館に給湯しているのです。湯本のまちなかでは、給湯権を持っているご家庭もめずらしくないらしい。

なお、泉質は【含硫黄-ナトリウム-塩化物・硫酸塩温泉】で、キャッチコピーは「美人の湯」。まあ、そう思って入湯していれば、美人になる、はず。

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屋上には、露天風呂が。シャワーや洗い場もない、シンプルな風呂ですが、それも一興。

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箱庭を愛でながら、入湯も一興。できれば、良い眺望も欲しかった。

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屋内1階には大浴場があり、こちらにはシャワーや洗い場が完備されています。

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掲示されていた説明書によれば、源泉掛け流しだそうです。ふんだんに流れ出る湯量を見て、リッチな気分になります。掛け流し本当か?と思いますが、信じましょう。

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温泉保養士(バルネオセラピスト)とは、温泉医学、予防医学に基づき、 温泉の持つ保健的機能を引き出す知識、技術を習得し、温泉療法を 活用した健康づくりを安全かつ適切にアドバイスできる人材のことだそうです。ドイツのバーデンバーデンでは、国民健康保険対象の温泉保養施設がありましたが、それに類するものか。

<バーデンバーデン ヨーロッパ屈指の温泉保養地は、コチラ>
http://www.mikito.biz/archives/32997435.html
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美里のウリのひとつは、提供されるお料理です。見た目に美しい宴席料理は、宿泊しなくても楽しめます。宴席料理にありがちな、量で勝負!的なところがないのも、好感が持てます。

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ホフマン窯 世界唯一の連続レンガ焼成円形窯

旧下野煉化製造会社煉瓦窯は、正16角形のホフマン式輪窯で有名。かつては、赤煉瓦の建物の建築の爆発的な需要に対応するため、明治期以降、フル生産されていました。昭和26年ころには、全国で50基のホフマン式輪窯が存在したそうです。しかし、レンガ造の建物は地震に弱いことが、関東大震災で判明。レンガの需要が急減し、ほとんどの煉瓦窯は廃棄されました。現在は4基のみが残されているそうですが、完全な形のホフマン窯は、世界に広しといえど、ここだけ。近代化遺産・国の重要文化財に指定されています。

高さ34m、直径33mのこの窯、運営会社シモレンが経営破綻し、廃棄されるところを、平成18年に野木町が購入。その後、5億円を投じて、外壁補修・屋根かけ変え・鉄骨や鉄筋での補強等をし、一般公開にいたっています。屋根は新建材のガルバリウム鋼板です。いまどきですねえ。

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展示解説は、市民ボランティアの方々です。地元の方だけあって、この窯がどのように使われていたか/さびれていたか/町がいかに保存に注力しているかを、体感しているだけに、説明に心がこもっていました。


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東京駅や日光金谷ホテルも、ここで作られたレンガが使用されているそうです。

ほとんど動力(電気)のない時代。常磐炭田から運ばれた粉炭は、パイスケ(いゆわる、もっこ)で、人力で、この斜路・階段で運搬されました。毎日1.5トンを人力で運びあげたのか。

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レンガの積み方には、「フランス式」と「イギリス式」があります。レンガには「小口」と「長手」があり、一列に小口と長手を交互に並べるのがフランス式。一列に小口ばかり、長手ばかり並べるのがイギリス式です。一般的にはフランス式が美しいとされています。そういえば、江田島の海上自衛隊幹部候補生学校の建物のレンガもフランス式でしたね。

<江田島の海上自衛隊幹部候補生学校は、こちら>
http://www.mikito.biz/archives/45731803.html
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ホフマン式輪窯とは、16個の窯をリング状に並べた連続焼成窯です。これの何がすごいって、連続して何日でも、何か月でも連続して、火を止めずにレンガを製造できること。製鉄の高炉みたいなものです。通常、レンガを焼くには、固めた粘土を窯に入れて、火を入れて焼いて、冷やして、取り出すという工程を経るわけで、火をつける、消すというサイクルが必要です。それをこのホフマン式輪窯というやつは、窯を16個の窯をリング状に並べて、火を入れて焼いて、冷やして、取り出すというサイクルを、16個の窯で順番に連続してしまおうという画期的なもの。

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外壁には16か所にアーチ形の出入口を設けてあり、当時、粘土状態のレンガの出し入れをしていたところから、窯に入らせていただきました。

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窯内部は高さ2.8メートル、幅3.3メートル、平面がドーナツ形のトンネル状を成し、窯内は16室に分かれていますが、なんと、室間に隔壁はありません。風が一方向にしか吹かないので、風上の壁は新聞紙!だけで仕切れるんだそうです。信じられませんが、事実。

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1年間では輪窯1基当たり、約450万個の焼成能力があったそうです。焼成温度は約800-1000℃、燃料は粉炭が用いられ、いわきの常磐炭鉱から運ばれたそうです。実際には、レンガの位置や粉炭の燃え方等で、かなりの焼きムラはあったようで、焼きあがってから、等級を分別してから出荷していました。

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毎日粉炭1.5トンが消費されたそうです。15分毎に燃料である、窯上部にあけられた小さな穴から、粉炭を投入し、庫内は800-1000℃になったそうです。投入時には、火柱があがり、大変危険な作業だったらしい。

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内壁下方には16か所の窯それぞれに中央の煙突に通じる煙道を設けられ、この開け閉めで空気の流れを作ります。

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本来は、耐震性を持たせるためには、写真くらいの鉄骨で補強しないと、安全性が確保できないくらい、老朽化が進んでいます。

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窯が16個あるという証跡。窯番号16番です

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窯の天井の上部には幅約6メートルの床面がドーナツ形にめぐらされています。床面には無数に投炭孔が、空けられています(蓋がついている状態)。

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15分毎の投炭孔の開け閉めは、これも当然、人力。投炭時には火柱が上がるので、コツが必要だったらしい。

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燃料の運搬用のトロッコのレールが一周する形で敷設されており、粉炭の運搬に使われたらしい。かなり簡易がレールですね。

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中心部は、排煙塔です。

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各窯の排煙の空気量も、「ダンパー」と呼ばれる空気量調整バルブで調整します。何から何まで、人力もしくは自然の力を利用していて、まったく動力・電気が使われていなかったことに、驚きを禁じえません。

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当時、作られたレンガの中には、刻印が施されたものも残っています。こちらは「T」と「ホ」の字が判別できます。日本のお城でも、石垣に刻印をするというのは、全国の名城で見られますし。

<熊本城 城彩苑は、こちら>
http://www.mikito.biz/archives/49362062.html
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一方、レンガの自然劣化は止めようがありません。現代のレンガはいざ知らず、当時製造されたレンガは品質にムラがあることはやむを得ず、レンガに含まれる成分が、温度の上下、水分の透湿・乾燥を繰り返すことで、含まれる塩分等が表面に染み出してきて、最終的にはレンガそのものが、ポロポロと崩れ落ちてしまいます。これは自然の摂理で止めようがありません。それを補修するには、その周辺のレンガ全部を取り換える必要があることから、部分補修が難しいそうです。

今回は、産業遺産の保存、そしてそれを観光に活かすヘリテージツーリズムの参考として、視察させていただきました。貴重な産業遺産の保存の有用性に大きくシンパシーを感じつつ、一方、保存のイニシャルコストが5億円、そして維持ランニングコストが予見できないとなると、公的資金を投入することに対する入念な説明が必要になりますね。どこかに最適解があるのではないか。

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山玉浄水場

山玉浄水場は、主に勿来地区を給水区域とする浄水場です。いわき市には、平・上野原・泉・法田・山玉の5つの浄水場と、田人と遠野の簡易水道があり、給水普及率は97.06%(平成24年度末現在)。
http://bit.ly/2rHzrmI

この山玉浄水場は、旧勿来町上水道創設工事において昭和29年に建設され、昭和52年に回収されました。施設能力は45,000立方メートル/日で、鮫川水系四時川の表流水を取水しています。いわき最大の平浄水場の60,000立方メートル/日には及びませんが、大規模浄水場の一つです。給水区域は、勿来地区が中心ですが、その水は小名浜配水池を通じて、いわきニュータウンや若葉台にも運ばれています。

それにしても疑問は、いわき市の平以北には、平浄水場ひとつしかなく、北は久之浜まで、複数の配水池を経由して、20km先まで圧送して送っています。にもかかわらず、平以南には4つも浄水場があるということ。合併前に作った施設とはいえ、統廃合を進めてこなかったのは、残念です。

<平浄水場は、コチラ>
http://www.mikito.biz/archives/27926617.html
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いわき市水道局では、施設の効率的運営を目的として、民間の水道運営事業者に運営を委託しています。この事業者は、いわき市の複数の浄水場の管理運営をしています。

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表流水を使い、物質を沈殿させ、濾過し、殺菌して、配水するのは、どこの浄水場でも仕組みは同じです。

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四時川の表流水の取水地点は、民家にほど近いため、必ずしも透明な水ではありませんが、最終工程に入るときには、完全に透明な水になっています。個人的には、いわき市内の原水で一番水質が良いと思うのは上野原浄水場ですが、できあがった上水にそれほど違いが感じられないのは、浄水技術が優れているからなのでしょう。

<上野原浄水場の取水口は、コチラ>
http://www.mikito.biz/archives/45197880.html
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沈殿した物質は、沈殿に使用する活性炭を含むため、ドロドロとした黒いアスファルト?のような状態になります。これを天日で乾燥させ、体積を圧縮してから、産業廃棄物として埋め立てます。東日本大震災直後のコレは、放射性物質の基準値を超えるものとして埋め立てが認められず、黒いフレコンバッグに敷地内一時保管していた時期がありました。それは今でも敷地内にシートをかぶせて仮置きされたままですが、2年目以降からは、放射性物質が検出されなくなったため、震災前と変わらず、産業廃棄物として埋め立てています。

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上浄水場には定期的に、社会科見学で小学校の児童が訪れるそうです。このようなお礼の手紙は、双方にとって記憶に残って良いですね。

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おみやげに「いわきサンシャインウォーター」のペットボトルをいただきました。いわき市内では唯一、湧水を使用している根岸浄水場で作ったお水です。

<いわきサンシャインウォーターは、コチラ>
http://www.mikito.biz/archives/48061484.html

奨学金が日本を滅ぼす 大内裕和著

近年、大学生の間で奨学金利用者は急増しているそうです。背景には、学費の高騰とともに、親世代の収入低下によるこどもの学費負担があります。仮にこどもが奨学金を月12万円ずつ借り入れた場合、学部卒業時の返済額は、なんと600万円近くに(ぜひ、一度電卓を入れてみてください)。本の中には、大学時代に借りた奨学金がネックとなり、大学院進学を断念した学生、結婚時に相手方の両親に難色を示された学生の事例が紹介されています。奨学金という「借金」がその後の人生に大きな負の影響を及ぼしている事実。著者の提案のひとつが、給付型奨学金制度を充実させること。(高等教育を膨大な公費を投入して何でも無償化すればよいという暴論でなく)、高等教育を受けたいという熱意と持ち、学習実績を上げている学生に対する給付型奨学金制度は、十分実効性のある施策だと思います。

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私も大学生のときには4年間、日本育英会から毎月4万円の奨学金を借りて、卒業後、たしか10年間かけて毎月の給料から返済していました。たしか毎月2万円くらいの返済額だったと思います(完済済み)。当時の初任給は額面18万円で、社員寮費1万円や社会保険等を差し引かれて、14万円くらいの手取りだったので、2万円/月の返済は、(嬉しくはありませんが)なんとか支払える水準でした。この経験からすると、タイトルの「奨学金が日本を滅ぼす」は大げさかなと思っていました。

ところが!!!今の奨学金の制度や、大学の学費の水準は、私のいた20数年前とは、まったく異なる水準なのです。まず、奨学金の額。当時は1種(無利子)と2種(有利子)があり、自宅2万円、自宅外4万円と、定額かつ低額でした。なので最大借りても累計で200万円でしたが、今では、1種2種は同じですが、最大12万円/月、4年間累計で600万円にも及ぶのです!!!単純に将来の返済額は、私が借りていた3倍の水準、6万円/月にもなり、これは大学出たての初任給から支払うにはあまりに過酷すぎる、と思います。これは奨学金という名の、教育ローンといえるでしょう。

また学費の水準も、私のいた20数年前とは、まったく異なる水準なのです。当時、国立で30万円/年、私立で60万円/年(いずれも文系)が相場でした。今では、国立で約60万円/年、私立で90万円/年が平均です。学費を親が負担しきれず、奨学金を学費支払いに充てている、すなわち生活費まで十分な仕送りができていないということが推測できます。これは日本社会のGDPの停滞、労働生産性が低いこと、賃金の低水準等が要因であり、奨学金制度そのものの問題ではありませんが、学生にとっては、大学生を続けるために、バイトに明け暮れなくてはならないという切実な問題です。

そもそも当時は、日本育英会が運営主体でしたが、いまでは日本学生支援機構と組織変更されていて、取り立ても厳しいそうで、一定期間経過するとサービサーに債権譲渡され、さらに滞納が続くと、金融機関のブラックリストに載るとのこと。こうなるとクレジットカードが作れなくなり、社会生活に支障が来すことになる。そもそも、学生が将来を切り開くために学ぶための奨学金なのにもかかわらず、その返済のために、将来が拘束されてしまうというのは、本末転倒です。

著者の以下の提言は、まったくその通りだと思います。
・延滞金(ペナルティ5%)の廃止
・返済猶予期限の撤廃(払えない人は、時間が経っても払えない人)
・日本学生支援機構による運営面での改革(救済制度の運用面での拡充)
・所得連動型返還奨学金制度の導入(払えない所得水準の方は、一定期間後に返済免除する)
・人的保証の撤廃(親や兄弟に他人債務を負わせず、連鎖破産を防ぐ)
・無利子貸与奨学金の抜本的拡充(やはり奨学金に利子はふさわしくない)

著者は、学費についても定額化を提唱しており、上記の提言の財源も含めて、富裕税に課すとしています。しかし国立大学86校、私立大学600校、入学定員が全国で60万人近いと言われています。1学年60万人×4年間をすべて、無償化・定額化するのは現実的ではないでしょう。

鈴木酒造 長井蔵 磐城寿

さわきやさん主催の山形長井市の鈴木酒造酒蔵見学会ツアーに参加しました。鈴木酒造さんは、磐城寿(いわきことぶき)の銘柄名を主力として、浪江町の請戸地区にあった小規模な酒蔵です。もともとは、江戸末期に創業し、漁師の大漁を祝う「祝酒」として愛されていたらしい。しかし東日本大震災の津波で酒蔵のすべてを流されてしまいました(高さ3mほどの堤防をはさみ、目の前には太平洋が広がるという「日本一海岸に近い酒蔵」だったらしい・・・)。しかし、そこから再起!山形長井市で、廃業予定の酒蔵をまるごと再生して、「鈴木酒造 長井蔵」として再生したんです。これだけ聞いただけでも、なんという壮絶な、そして感動的な人生でしょう。

酒蔵の看板も、当然すべて流されてしまいましたが、その看板も復刻!

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酒蔵につるされる、杉玉・酒林(さかばやし)は、毎年赤井岳のスギの葉を集めてボール状にして制作するそうです。基本的には酒蔵自ら作りますが、震災後は、さわきやさんが自ら製作して鈴木酒造さんに毎年寄贈しているそうです。こういう地道なそして心の通じる関係性の構築が、販売・仕入れルートの強固さに直結するのでしょうね。
 
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オリジナルの半纏は少ない数しか作りませんが、当然さわきやさんはお持ちなわけです。

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この長井の酒蔵は、もともと東洋酒造という酒蔵で「忍ぶ川」という銘柄で販売していましたが、後継者不足で廃業を検討していたところ、東日本大震災発生、そして鈴木酒造さんからの運営提案があり、製造設備一式を鈴木酒造さんにお任せすることになったそうです。そうはいっても酒の製造方法には、かなりの相違があり、製造設備の多くは、経営が変わってからはほとんどが入れ替えになったそう。

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酒造りにはもっとも大事なもののひとつが蔵付きの「酵母」。これがその蔵のオリジナル性の決め手らしいです。本来、津波被害ですべて流されていたはずの酵母が、実は福島県の試験場に分析のため預けてあったのが残っていたそうです。その酵母を使って、震災のあった年の12月には「磐城壽」の銘柄で酒を送り出しました。

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家族経営(実質4人で酒の経営・製造・販売を行っているそうです)で、小ロットの酒を(真夏以外の季節)年中、ずっと作りつづけています。建物全体は温度調節しませんが、醸造する部屋(ずっと7-8度維持!肌寒い!)、麹を作る部屋(ずっと30℃維持!)は、エアコン・調湿器で、温度・湿度とも年中コントロールされていました。

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これが「もやし」。玄米に麹菌をつけて増やしたものです。試食させていただきましたが、玄米の香り+アルファで、強烈な香りや味覚は感じられませんでした。

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醸造する部屋は、ずっと7-8度維持されるため肌寒いです。人間の菌をできるだけ排除するために、マスク等着用します。

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熟成は、もと・添え・なか・とめ。そして発酵させ、その間毎日櫂入れをして(よく攪拌して)、30日間で完成。この完成したもろみを、次の工程で絞り出します。

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熟成中のタンクは、温めたり冷やしたり、一定の温度を保ちます。

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「舟」という機械で、酒を絞り出す機械です。2日間かけてゆっくり絞り出す。

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いろんな種類の「磐城寿」が勢ぞろい。東洋酒造の主要銘柄であった「一生幸福」も登場。

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酒をつくっているのは、地内に湧く井水です。長井のまちなかを流れる小川は、とても澄んでいます。川にしか自生しない梅花藻(ばいかも)を市街地の至る所で見ることが出来ます。この水の元となるのが、水源地であるブナ林に降った雪なんだそうです。

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福幸(ふっこう)ファームさんでは、ブナ林に降った雪を水源地とするお水で、酒米を作ろうとしています。酒も米も同じお水で作れば、そこのストーリーが生まれるということまで、考えての栽培です。聞けば、福幸ファームを運営されているのは、いわき市から避難されて、長井市で農業をされている方だそうです。これまた奇遇というか、ストーリーがありますね。 

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平成29年6月議会 一般質問3(マイナンバー制度における情報セキュリティ対策)

3. マイナンバー制度における情報セキュリティ対策について

黒字:吉田の発言・質問、青字:執行部からの答弁
<動画はコチラ>https://youtu.be/hEYgytMVxqw
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大きな質問の3つ目は、マイナンバー制度における情報セキュリティ対策についてです。マイナンバー制度は、国民一人一人に12桁の番号を付番し、活用することにより、国民にとって利便性の高い、公平・公正が社会を実現するための社会基盤として導入され、平成27年10月よりマイナンバーの通知、平成28年1月よりマイナンバーの利用が開始されており、本年7月には、国並びに地方公共団体等との間での情報連携が開始される予定となっております。
一方、世の中には個人情報の流出事件が多発しています。札幌市は、税額決定通知書の誤記載や誤配達など3件の事故により、マイナンバー含む個人情報の漏洩が発生したことを発表しています。同市によれば、2017年度の市民税、道民税の特別徴収税額決定通知書として、 3万9500件を送付したが、誤送付や誤配達など3件が発生し、8人分の氏名や住所、マイナンバー、所得や税額などが漏洩したそうです。
また2017年5月には人材派遣のスタッフサービスグループにおいて、内部の従業員が登録者に関する個人情報を持ち出し、外部へ流出していたことが判明しました。流出したのは、1万5368人分の登録者情報で、氏名や住所、電話番号、メールアドレスなどが含まれるそうです。
さらには2017年2月には大阪市において、市役所内の事務関連の廃棄書類を業者が収集車に積み込む際、強風に煽られ一部が飛散し一部未回収となった事故がありました。
さらに世の中を見渡せば、個人情報を含む携帯端末やノートPCの紛失、情報の入ったUSBメモリの紛失等の事件は、枚挙にいとまがないほど多発しています。
このような現状において、マイナンバー制度における情報セキュリティ対策は重要でありますので、以下、質問して参ります。

(1) 制度の概要について
まず初めに、改めてマイナンバー制度の概要について伺います。

(総務部長)
マイナンバー制度につきましては、これまで、社会保障、税、災害対策の各分野の業務において、国及び地方公共団体などが、それぞれ保有・管理していた個人の情報について、新たに、マイナンバーを国民一人ひとりに付番し、一元的に把握することにより、社会保障・税制度の効率性・透明性を高め、国民にとって利便性の高い公平・公正な社会を実現することを目的として、制度化されたものであります。
これにより、行政機関においては情報を一元的に把握することが可能となり、事務の簡素・効率化が図られること、また、国民においては申請手続きにおける添付資料の省略化により、負担軽減が図られることなどが、その効果として期待されているところであります。

(2) 行政機関等における利用について
次に、行政機関等においては、情報連携によりマイナンバーをどのように利用するのか伺います。

(総務部長)
マイナンバー制度におきましては、国並びに地方公共団体等との間で情報連携を行う「情報提供ネットワークシステム」の稼働が本年7月に予定されておりますが、情報連携にあたりましては、セキュリティを確保するため、マイナンバーを直接用いるのではなく、その代わりに個人を識別するものとして暗号化された「符号」を用いることにより必要な情報のやりとりを行うこととなっております。
さらに、情報連携を行う個人情報につきましては、一元管理するのではなく、各機関で管理していた個人情報は引き続き各機関が管理し、必要な情報を必要な時だけやりとりする分散管理の仕組みとするとともにシステムへのアクセスは限定された職員とするなどマイナンバーに係る情報連携は、国の管理のもとに適切に実施されることとなっております。

(3) 事業者における取扱いについて
次に、事業者においては、マイナンバーをどのように取り扱うのかうかがいます。

(総務部長)
事業者におきましては、従業員及びその扶養家族の税や社会保障の手続きでマイナンバーを取り扱うこととなりますが、その取得の際には、本人に利用目的を明示するとともに、なりすまし防止のため、厳格な本人確認を行うこととされております。
その上で、事業者は、給与支払報告書などの税の手続書類や、健康保険、雇用保険、年金等の社会保障の手続書類に、従業員等のマイナンバーを記載し、関係機関に提出することとなっております。
また、事業者においてマイナンバーを取り扱う祭は、漏えい、減失、毀損を防止するなど、マイナンバーの適切な管理のために必要なまた、事業者においてマイナンバーを取り扱う祭は、漏えい、減失、毀損を防止するなど、マイナンバーの適切な管理のために必要な措置を講じることとされております。

(4) 情報漏えいに対する罰則について
平成27年5月には、日本年金機構の個人情報の外部漏洩事件がありました。これは日本年金機構の職員の端末に対する外部からのウイルスメールによる不正アクセスにより、日本年金機構が保有している基礎年金番号や氏名、生年月日、住所を含む個人情報が125万件流出したものです。
そこで、マイナンバーを漏洩した場合や不正にマイナンバーを入手した場合の罰則など、様々な事案が考えられますが、その罰則規定はどのようになっているのか伺います。

(総務部長)
行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律における罰則について主なものを申し上げますと、個人番号利用事務等に従事する者が、正当な理由なく、特定個人情報ファイルを提供した場合は、4年以下の懲役または200万円以下の罰金または併科となっており、偽りその他不正な手段によいりマイナンバーカードを取得した場合は、6ヶ月以下の懲役または50万円以下の罰金などとなっております。
また、本法の規定により、業務に関して、個人が処罰される場合におきまして、該当個人が法人等の代表者である場合や、該当個人が法人等の指示に基づきこれらの違反行為を行った場合、若しくは、該当個人が単独の意思で違反行為を行った場合であっても、法人等が監督責任を怠っていたものと認められる場合などにおきましては、本法に定める罰則の一部について、当該法人等も罰則されるとする両罰規定が設けられているところでございます。

情報漏えいをした個人及び法人に対する罰則が強化されたことを確認できました。さらに、情報漏えいした企業に対しては、罰則以外にも社会的制裁があることから抑止力が働いているものと推察します。一方、個人が不正にマイナンバーを入手する行為自体も罰則の対象となるほか、不正に入手したマイナンバーを利用して詐欺等の犯罪行為をおかせば、通常の刑法に触れることはいうまでもありません。

(5) 個人情報のセキュリティ対策について
先ほど紹介した日本年金機構の個人情報の外部漏洩事件は、電子メールのウイルスが入った添付ファイルを開封したことにより、不正アクセスが行われ、情報が流出したものです。この事案に対しては、外部への情報流出を防止するため、全拠点でインターネットへの接続を遮断しているそうです。
そこで、本市における個人情報に対するセキュリティ対策はどのようにしているのか伺います。

(総務部長)
個人情報に関するセキュリティ対策につきましては、市情報セキュリティポリシーに基づき、これまでも対策に努めてきたところでありますが、人為的なミス、いわゆるヒューマンエラーを防止するための対策といたしましては、各種研修を実施するとともに、毎月発行している情報セキュリティレポートの中で具体的な留意事項等を周知しているほか、随時、注意喚起のための庁内通知を行うことなどを通じまして、市情報セキュリティポリシーの遵守と職員のセキュリティ意識の高揚を図っているところであります。
また、システム面につきましては、「情報提供ネットワークシステム」の稼働に合わせまして、都道府県単位で整備し、高度な情報セキュリティ対策を講じる「県セキュリティクラウド」へ参加するほか、二要素認証の導入及び「総合行政ネットワーク」いわゆるLGWAN接続系とインターネット接続系の分離を図り、更なるセキュリティの強化に努めているところでございます。

<答弁19>

本市のシステム上のセキュリティ対策は、理解しました。しかしさきほどご紹介した札幌市マイナンバー含む個人情報の誤送付や誤配達や、スタッフサービスグループの内部の従業員による個人情報の持ち出し、さらに大阪市役所内の事務関連の書類の飛散事故、個人情報を含む携帯端末やノートPCの紛失、情報の入ったUSBメモリの紛失等の事件は、システム上のセキュリティ対策では、防げません。このような、いわゆるヒューマンエラーによる情報漏洩は、システム上の対策の構築だけでは防げないのです。ヒューマンエラーが存在するという前提で、情報セキュリティ対策は考えなくてはなりません。複数の視点でのセキュリティ対策を十分に講じた上で、かつ「必ず情報は漏洩する」と前提でマイナンバー制度を運用していただくことを要望して、私の一般質問を終了いたします。ご静聴、誠にありがとうございました。

チーム白ピンク1

注)上記記載内容は、当方のメモをもとに作成したものです。正式な議事録は、いわき市議会HPの議事録検索システムから入手下さい。

平成29年6月議会 一般質問2(国民健康保険の都道府県単位化)

2. 国民健康保険の都道府県単位化について

黒字:吉田の発言・質問、青字:執行部からの答弁
<動画はコチラ>https://youtu.be/VzTwrZYE4F4
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大きな質問の2つ目は、国民健康保険の都道府県単位化についてであります。
国民健康保険事業は、国民皆保険制度の中核として、地域住民の医療の確保と、健康の保持・増進に、重要な役割を果たしております。これまでは市町村が、加入者の納める保険税を中心に、国や県の補助を得ながら、医療機関への支払いをすることで市の国保特別会計事業勘定の帳尻を、毎年合わせてきました。しかしながら一般企業が加入している社会保険とは異なり、市町村が運営する国民健康保険は、高齢者や低所得者、無職者などを多く抱えていることや、小規模な保険者が多数存在すること、使われているひとりあたり医療費が市町村単位で異なること、保険税率自体も市町村ごとに大きな格差があることなど、様々な課題を抱えています。このような中、国保制度の安定化を図る抜本的な改革が急務とされ、国は、平成27年5月に、「持続可能な医療保険制度を構築するための国民健康保険法等の一部を改正する法律」を公布しました。これにより平成30年度、すなわち来年度から都道府県と市町村が、共同で国民健康保険の運営を担い、都道府県が、財政運営の責任主体となります。
その目的は、県が安定的な財政運営に中心的な役割を担うことで、制度の安定化を図ることとしたものであり、これがいわゆる「国民健康保険の都道府県単位化」であります。
そこで、本県における、県統一化の方向性について伺うとともに、本市に与える影響について、確認して参りたいと思います。

(1) 県統一化の主な内容について
まず1点目は、県統一化の主な内容についてであります。
県の役割はどのようになるのかについて
はじめに、都道府県単位化により、県と市町村が、共同で国民健康保険の運営を担うこととされておりますが、県の役割はどのようになるのかについて、伺います。

(市民協働部長)
平成30年度以降の県の主な役割としましては、財政運営の責任主体となりますことから、県が、県内すべての保険給付費等を負担することになり、これにより、県は市町村ごとの国保事業費納付金を決定し、当該納付金を納付するために必要な市町村ごとの標準保険料率を算定し、示すこととなります。
また、県内統一的な国保の運営方針を策定し、事務の効率化、標準化、広域化を推進し、さらには、特定健診などの保健事業に対し、必要な助言や指導を行うこととなります。

市町村の役割はどのようになるのかについて
では次に市町村の役割はどのようになるのかについて、伺います。

(市民協働部長)
市町村の主な役割としましては、地域住民と身近な関係にありますことから、これまでと同様に、保険給付に関する各種届出や、減免申請などの窓口業務、被保険者証の発行などの資格管理を引き続き行うほか、被保険者の特性に応じた、きめ細かい健康づくりなどの保険事業を実施することとなります。
また、県が決定した国保事業費納付金を県に納付することとなりますが、当該納付金を納付するために必要な国民健康保険税については、保険税率が県内統一化されるまでの当面の間、県が示す標準保険料率を参考に、市町村が個々の事情に応じた国民健康保険税率を決定し、賦課・徴収することとなります。

国保事業費納付金について
では次に、市町村が県に対して納付することとなる国保事業費納付金について伺います。

(市民協働部長)
平成30年度以降、県内市町村の保険給付等に要する費用は、県が、その全額を負担いたしますが、その財源につきましては、国庫支出金、県の一般会計からの繰入金、市町村からの国保事業費納付金などで賄うこととなります。
議員お質しの納付金の額については、県が決定し、市町村から徴収することとされておりますが、その納付金の額の算定に当たりましては、市町村ごとの医療費水準を勘案して、県が決定するものであります。
なお、医療費水準が高い市町村ほど、納付金額が高くなると想定されており、市町村の医療環境などに応じた仕組みとされる見通しでございます。

標準保険料率について
では次に、国保事業費納付金を納付するために必要となる国民健康保険税収入に係る、標準保険料率について、伺います。

(市民協働部長)
標準保険料率とは、市町村が県に納付することとなる国保事業費納付金について、当該納付金を納付するに足りる標準的な国民健康保険税率として県が示すものであり、市町村独自の税率を検討する際に参考となるものでございます。
また、標準保険料率が導入された目的としましては、これまでの各市町村の国民健康保険税は、市町村によって、年齢構成や医療費水準に差があること、保険税の算定方式が異なること、赤字補てんのための法定外繰入を行っている市町村があるなど、様々な要因により差異が生じているため、他の市町村の保険税水準との差を一概に比較することが困難な状況にありますことから、県が標準的な算定方式により、市町村ごとの標準保険料率を示し、公表することで、住民負担の「見える化」を図るとともに、将来的な保険税率負担の平準化を進めることを目的に導入されたものであります。

都道府県単位化によって、県が国保の財政運営の責任主体となり、また、市町村は地域住民と身近な関係にある中、県の手足となって引き続き国保事業の運営にあたるという、それぞれの役割が見えてきました。
また標準保険料率は、県全体一律に福島県が算定するため、これまでのいわき市の保険税率と異なる可能性があるということがわかりました。
では、次に県内統一的な事務の効率化や標準化をどのように進めていくのかについて、確認して参りたいと思います。

(2) 県統一化の進捗状況について
2点目は、県統一化の進捗状況についてであります。
本県の統一化の進め方について
はじめに本県の統一化の進め方について、伺います。

(市民協働部長)
国民健康保険事業運営の県単位化については、平成30年度から実施されることとなりますが、保険税率や事務の県内統一化については、県内59市町村の国民健康保険事業の運営が、現在、市町村によって様々な状況にありますことから、県が中心となり、市町村と協議の上、段階的に進めるこことされているものであります。
県は、県と市町村の協議の場としまして、福島県市町村国保広域化等連携会議、いわゆる連携会議を設置し、また、実務的な検討を行う下部組織として、ワーキンググループと作業部会を設置し、昨年度より、県統一化についての協議・検討を行ってきているところであります。
なお、平成28年度の協議の実績といたしましては、連携会議は1回、ワーキンググループは8回、作業部会は6回、開催されております。

本県の統一化の協議内容について
では次に、本県の統一化の協議内容について、伺います。

(市民協働部長)
統一化の協議内容につきましては、国民健康保険税の賦課の在り方、国民健康保険税や一部負担金の減免基準、被保険者証のカード化や更新の時期、乳幼児医療や子ども医療などの医療機関等における窓口無料化の取扱い、健康づくりや疾病予防等の保健事業の取り組み方など、国民健康保険事業に係る全て協議の対象となっております。

本県の統一化の進捗状況について
では次に、本県の統一化の進捗状況について、伺います。

(市民協働部長)
現時点において、県内59市町村で統一化の意思統一が図られているのは、出産育児一時金と葬祭費の支給額の2つだけとなっております。
その他の事務につきましては、統一化に向けた協議を重ねておりますが、各市町村の国民健康保険を取り巻く環境が様々な状況にあり、それぞれの事情に応じた事業運営が行われていることから、意見の集約が図られていない状況にあります。
また、協議を進めていくにあたり、統一化までの具体的な期限や進捗のスケジュールを県が示していないことから、連携会議やワーキンググループでの協議において、県に対し、速やかに対応するよう強く要請しているところであります。
なお、平成30年度から実施される県単位化において、最低限決定しておかなければならない国保事業費納付金や標準保険料率の算定方法につきましては、本年末頃に示される予定であります。

平成30年度が始まるまで、もう1年を切っている現時点において、一部しか決まっていない状況に、驚きを禁じ得ません。税率の変更や、現時点でのいわき市が提供しているサービス内容から低下するおそれもあります。福島県庁には、もっと危機感を持って頑張ってもらうとともに、いわき市においては、福島県に対し今まで以上に強く意見を言っていただくことを切に願います。

(3) 県統一化による本市の影響について
3点目は、県統一化による本市への影響についてであります。

国民健康保険税率への影響について
はじめに、国保事業費納付金が導入されることや、市町村ごとに標準保険料率が示されるなど、県統一化による国民健康保険税率への影響について伺います。

(市民協働部長)
市町村の国民健康保険税率については、税率が県内統一化されるまでの当面の間、県が市町村の医療費水準を勘案して決定する国保事業費納付金の額に応じて、市町村が独自に設定するものでありますことから、その納付金の額によって影響があるものと考えております。
しかしながら、県は、現時点において、国保事業費納付金の算定方法を具体的に示していないことから、本市の国保事業費納付金の額を推計することは困難な状況にあるため、本市の国民健康保険税率への影響については不透明な状況でございます。
なお、本市の医療費水準につきましては、平成27年度以前の3年間の医療費水準が全国平均や、県平均を上回っている状況となっておりますことから、本市の国民健康保険税率については、少なくとも、現行税率と同程度の水準が求められるのではないかと想定しているところであります。

事務が統一化されることによる影響について
次に、県内統一的な事務については、段階的に実施されるようですが、そこで、事務が統一されることによる影響について伺います。

(市民協働部長)
事務の統一化につきましても、現時点では、一部の事務を除き決定していない状況にありますことから、被保険者への影響は、不透明な状況にあります。
このため、引き続き事務の統一化について協議を継続することとなりますが、本市が先進的に実施している被保険者と高齢化受給者証の一体化や、被保険者証のカード化、さらには、窓口での被保険者証の即日発行など、市民の利便性に配慮した事務が引き続き堅持されるよう、県や他市町村と協議して参りたいと考えております。

これまでの答弁から、平成30年度の都道府県単位化は、段階的に実施されるようでありますが、本県においては、その進捗状況が非常に遅れているといわざるを得ない状況にあります。
この遅れにより、県統一化による各市町村への影響が不透明な状況にあるため、当該影響を緩和するための施策が措置できない状況も事実であります。
また県統一化により事務の効率化が、その目的のひとつとしてうたわれていますが、答弁を聞く限り、いわき市の作業負担が、大きく軽減されるようには感じられません。
いずれにせよ、都道府県単位化の本来の目的である国保運営の県内統一化までの間、安定的な事業運営を継続することが何よりも重要であると考えますことから、福島県と市町村の協議の場において、事務の統一化を計画的に実施するとともに、いわき市においても、統一化の進捗状況などを被保険者に対して公表していくなど、「改革内容の見える化」を行うことも必要であると考えます。
都道府県単位化まで、すでに1年を切っておりますことから、本市が主張すべきことは強く主張し、本市の被保険者に与える影響が最小限となるよう努めていただくことを要望し、次の質問に移ります。

チーム椰子の葉1

注)上記記載内容は、当方のメモをもとに作成したものです。正式な議事録は、いわき市議会HPの議事録検索システムから入手下さい。
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